elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

岩橋玄樹のキンプリ復帰はいつごろになるだろうか

既に多くの人の話題になっているように、岩橋玄樹がパニック障害の治療に専念するため活動休止を発表した。

あまりにも急すぎる事で、すんなりと状況を受け止めきれない人の方が多いだろうし、自分自身も正直何が本当の事なのかわからない。

 

今年つい最近デビューして、いろいろな過程を経てようやく6人で紅白出場かという直前にメンバーが休止を発表するという展開に誰も付いていけないだろう。

天使の尻尾や天使の涙とテレビで明るく語っていたほんのちょっと前の姿からすると、パニック障害だということは想像がつくはずもなかった。

 

それゆえにうがった斜に構えた見方をする人も少なくは無い。

「途中で辞めるならデビューしなければよかったのに」という心無い意見や「実は多い隠したいことがあり事務所が療養という事にしている」なんていう陰謀論まで出始めており、苦労している本人のことを思うと本当に可愛そうになる。

ただ大多数のファンはKing & Princeへの復帰を時間をかけても待つというスタンスのほうが大半だ。実際パニック障害というのは個人差もあっていつごろ元気になるかというのは判断が難しいようで、明確な時期というのは当然わからない。

 

ちなみにKinKi Kidsの堂本剛が過去に復帰を果たしたり、芸能界ではIKKOも「焦らずゆっくりと」と経験者としてエールを送っているので絶望的なわけではない。

岩橋玄樹の場合は小さいころからずっと抱えていたらしいけれども、パニック障害は「ストレスの溜まりやすい環境にいると発症しやすい」らしくデビュー後の環境の激変も症状に拍車をかけたのではないか。

 

アイドルのコンディションの問題は決して珍しい物ではなく、例えばOH MY GIRLというガールズアイドルグループでも拒食症で辞めて行ったメンバーがいるし、何より応援している人の身体上の問題というのは見ていてとてもつらいものがある。

自分自身、一番それを感じたのはサッカーの本田圭佑で、こういう時ファンは見守る以外の事が出来ないという無力感にも襲われる。

 

また日本ではまだメンタル面の症状に対して理解が不十分なところがあり、れっきとした脳機能の問題という認識があまり周知されていない現状がある。

逆に言えば医学的な問題として治療に専念すれば治る通常の症状と同じで、そこに変な偏見を持つことは好ましくない。

 

パニック障害だいう字面を見て大袈裟にとらえるよりも、もっとごく普通に有り触れた療養だという受け止め方をした方が本人も戻ってきやすいはずだ。

無理に活動を続けていくよりも、休むべき時には休むという風潮になるべきだと思うし、当然のことがながら芸能人も一人の人間だ。

 

そしてもう誰もが思っているように、ジャニーズというのは本当に何が起こるかわからず、順調にいかないことも含めてジャニーズだなという考え方も必要だと最近つくづく思う。別の言い方をすればそういった苦労や困難を乗り越えていく過程も含めて応援する意義になるというか、どのグループも絶対何かしらある。

まるで苦労が無い順風満帆なグループなどジャニーズには一つもないといっても過言ではないし、自分が応援するグループ以外の苦労もわかってこそジャニーズファンだとも思う。

 

岩橋玄樹担当の人は多分「セクバでやってた頃の元気ないわちが懐かしいなぁ」とか「Mr.Princeで神宮寺勇太と岸優太と一緒にやってた頃が楽しそうだった」と思うかもしれないけど、今回の事を乗り越えて復活する岩橋玄樹を地道に待つしかない。

神宮寺勇太が岩橋の復帰を願う思いに匹敵するぐらいの強さも必要になるかもしれない。

こういうジャニーズは簡単に別メンバーを補充するという文化でもなく、休止という事はその席はまだ岩橋君のために残されているという事を意味する。

キンプリが今後長く活躍するためにも岩橋玄樹の存在は必要なはずだ。

時期は問わないけど本人にその意思があるなら絶対に復帰してほしいし、その時は最高に歓迎するという姿勢で待ち望みたい。