先日ゲーマーのトッモとラインで「Eスポーツの上手さをどう世間に伝えるか」という議論をしていた。
結局「ゲームのキャラが強いんだろ論」から逃れられない難問ではある。
自分が強キャラ使っていると、そのキャラの能力だと思われてしまうしお互い同じレベルを使っていても、現実では弱そうな奴がゲームの力を借りているだけにしか見えないという。
キャラの力を借りれるというのも逆に現実のスポーツにはない魅力で利点ではあるが。
女性の場合、女性配信者として、普通より上手ければそれなりにもてはやされていた時代があった。
上手いというか女性というだけで。今ではVtuberがその役割を担っているので、女性配信者も結構厳しくなってきている。
その上、超大手の女性芸能人まで配信を始めている。
自分はよっぽど有名人でもない限り、女性配信者という存在に癒やしや憩いの場を求めない。
その時間で自分のプレーを磨く。
ただ、自分もプレーをそうして磨いてるつもりだけど果たしてゲーム文化に貢献できているのかなと言う疑問はある。
実況動画とかゲーム動画を今後投稿して上げるつもりはないし、自分がやっているタイトルの需要もそれほどだなというのはわかる。
かといってゲーム実況のための興味のない人気ゲームをやるつもりもない。
女性配信者みたいにビジネスと割り切って流行りのゲームやれば群がってくる人がいるわけでもないでしょ自分
だからテキストで語るのが自分のスタイルだと思っている。
自分自身、古き良き大昔の動画さえ無い時代のゲームレビューに憧れてるのかなぁと
それはともかくEAという超大手が発売してるFIFAというサッカーゲームは、世界的にもビッグタイトルで自分もこのゲームしかやっていないというくらいプレーしてる。
スポゲーの場合そもそも「現実の試合見た方が面白い」という更に別の事情もある。
そうなのよ、サッカーゲームって別にサッカー見りゃいいわけよ笑
そのスポーツが好きだからそのゲームもしたいというメリットも同時にある。
そこで思ったのが現状の最適解として、皆でワイワイ大人数プレーする「パーティーゲーム」的な使い方が一番楽しそうだと有吉ぃぃeeeee!という番組を見ていて思ったよ。
そもそも昔ウイイレが受けていたのはそういう使い方をしていたからだ。
サッカーゲームは、サッカー自体のルールが簡単で弱い方にも見せ場がある。手加減やバランス調整次第でもいい感じの試合になりやすい。格ゲーのように初心者は何もできずあっという間に終わっているゲームと違い、何かとポカやミスが起こりやすく、一切プレーできないわけではない。
まして有吉ジャパンのように「芸能人11人対CPU」というのは一番わかりやすい。
一点という分かりやすい重みがあるので、チームとしての一体感は出しやすいというのがゲームでも同じ。
有吉ぃぃeeeee!という番組は優しくて、公式で過去の放送を投稿してくれている。
柱谷、名波、岡野、中澤、巻、丸山桂里奈という日本サッカーの大物も出演。それらはすべてユーチューブで視聴可能
出演者は音声のみに加工されているものの、ゲーム実況なので問題ないし、むしろいろいろなトークが面白い。
更におそらく番組のスタッフが結構なサッカー好きで、選曲が見事。
今回の日向坂メンバー出演回も、この曲使うとは懐かしいというのが多かった。
影山優佳、いや影山選手がサッカーに対して大きく関わっていることはもちろん存じ上げている。
全体としてそこまで笑いを取るとかではなく、とにかく純粋に試合に真剣に取り組みセンスのあるパスを出しまくっていた印象だ。
公式ブログで「ウイイレ配信やりたい」と書いていたのは読んだことがあるけどFIFAでも上手かった。
一緒に来てた丹生ちゃんという子は、ゴール後のリプレー飛ばす芸というサカゲー初心者がやりがちなミスしてて笑ったので覚えた。
あざといっちゃあざといけど、そもそも影ちゃんも普段の番組とか見てみるとサッカーに来るときはよそ行き仕様であざといなと驚いたけど笑
その丹生ちゃんはフォートナイトだとほんと凄いらしくて現代女子って感じがするね。自分の時代はギリまだ、女子がゲームのルールわかるだけで凄かった時代
こういう「集団プレー対CPU」というのはFIFAの到達点かもしれない。
直接対決するとこのゲーム絶対仲が悪くなるゲームだから。プロ選手でもコントローラー投げるレベルなんだよなぁ。
もしくはネットでプロクラブというモードで仲間集めるのがいい。
実際「一緒にプロクラブやってくれるチームメイトはいい人が多い」という書き込みも見たことがある。
ただ自分はやろうとは思わない。
こういうのは芸能人とか本当に仲のいい身内同士でワイワイとボイスチャットしてるから面白いけど、サッカーって基本キレ合うスポーツだからなぁ笑
自分が怒られたり不快な態度取られるのも怖いけど、自分がそれを相手にしかねないという恐怖もある。
他人に怒ってるというより自分の駄目さにキレてるというのは抑えられないときもある。
そして、それが相手に勘違いされることもある。それくらいレベルの高い試合をするといろいろなミスが付きまとうし、サッカーゲームというのはそれだけ感情が高ぶる。
オンラインゲームでも言えるけどガチ身内と同じチームでやってると喜びも共有し合い、愚痴も共感しあい、お互いに寛容になれる。
逆に仲良くても対戦するとよくない。笑える対戦もあるけど。
こういうワチャワチャした雰囲気は理想ではあるけど、そう簡単ではないから、結局ぼっちプレーにいきつく自分がいる。
だからこそ、相手がCPUというのは余興としてちょうどいい。
ただ自分が更にルール作るなら「謝ること禁止」というルール作りたい。
すみませんとかごめんとか言ってる時間がもったいないし、罪悪感を感じてる数秒でムードも戦術も瓦解する。その悪しき雰囲気が伝染すると、もう即興のチームでは修復不可能
本当にレアル・マドリードのように勝者のメンタリティーがあって何年も同じチームでやってるならば、ガツガツと言い合うことも大事だ。
ただ、昨日今日始めたような、たかがゲームで謝る習慣つけてしまうと芸能人同士の上下関係とはいえよくない。
「次行こう」みたいな掛け声がいいかもね
サッカーゲームというのは一度ミスすると萎縮してミスしやすくなる。そのためミスに罪悪感を感じるのは、自分だけでなく味方の次のミスを連鎖的に誘発させることになる。
全員が「ミスは日常」と共有し合いカバーすることが共通認識となっていなければならない。
いじれる間柄でさり気なく苦言を呈するとかはいいけど、恒常的に謝罪が飛び交う空間はよくない。
絶対自分もミスして謝るときが来てしまうスポーツでありゲームだから。
誰もが不完全の人間で「ミス前提」という大原則あってこそ上手く行く。
FIFAというのは自分の寛容さを養うメンタルトレーニングなのである。
ミスは生きていればある、という図太さが必須だ。
そう割り切らなければこの「クソゲーFIFA」は理不尽ことが多すぎるから笑
あえて言おう、FIFAはクソゲーであると。
そのクソゲーを連日プレーしている自分はクソ人間であり影山ちゃんようこそ。というかむしろ自分より先輩かもしれない。本物のサッカーも含めて全ては不条理
これは怒りやイライラという感情に抵抗力をつけて菩薩になるための修行のゲームである。
だからこそFIFAで冷静に黙々とプレーしていた彼女は素晴らしいと言わざるを得ない。