2020年も残りわずかとなって、いよいよ嵐活動休止の実感が迫ってきた。いろんな嵐関連の番組で特番や特集やってラストスパートに入ったなと。
本当にガチで休止なのが未だに信じられないというか、なんかまだ半年ぐらいありそうな感覚で永遠にいるというか、気づいたらあと一週間もなく今夜はクリスマスイブにVS嵐最終回だ。
今宵はそれを見ながら愛猫と野郎同士クリスマスイブを過ごす予定だ。
もう5人の嵐は二度とこういう形では見られない最後かもしれない。VS嵐は相葉雅紀主演でリメイクされるらしいけど、5人ではわからない。
ということで今年はVS嵐にする。
先々週の特番も見たし、この番組の歴史長いなと。
たった10年前には昼間枠だったらしいけど、もっと長くやってるイメージだった。
こう言ってはなんだけど、嵐ってコロナ禍をよく乗り切ったよなぁと。そこは称賛されるべき。今年は嵐ラストイヤーで盛大に行こうとしてたのにまさかの五輪まで延期。
でも逆にそのおかげでいろいろと嵐らしい嵐が見られたというのもある。
コンサートスケジュールがありえないぐらい詰められてたし、これはこれでよかったのかなと。きっと思い出にはなる一年で、そこに嵐があった。例年より嵐はお茶の間のそばにあるイメージだった。こういう情勢だからこそ嵐で、盛り上がるというより落ち着いた。それが嵐らしい。例えばしやがれで大野智が芸人ヒロシとやってたような無人島キャンプとか無かったはずだ。別番組などでも、初期のリモートでやってる工夫とか結構面白かったのが懐かしい。
個人的に元号の平成が終わるときより、なんか今年の節目感はある。
元号って終わるといってもなにか具体的になくなるかといえば時代と日常は続いていくけど、もうすぐ当たり前にあった5人の嵐がない。
これは例えば音楽番組に嵐が楽曲歌わないみたいに具体的な形で現れる。まあもとからソロ活動は多いので、むしろ個々人は活動量が増えそうではあるので新時代と言えるかもしれない。
楽曲や音楽番組、5人での番組の収録やコンサートというスケジュールがなくなるので、逆にそれでは不可能だった個人のロケとかもあるかもしれない。
とはいえ、それこそまさに嵐だからすげぇ無くなった感あるのか、むしろ来年から別の形で個々のメンバーを見かけて更に日常に溶け込むのかはわからない。
SMAPとかむしろキムタクはやたら見かけるようになった程だ。
嵐は超盤石だと思ってたところからここ3年で急にどんどんここまで来た感がある。二宮和也の結婚が大反対されてたのでさえ実はコロナ前だ。それぞれ結構ファンから反発されることが色々あって、でもそれがまあそれはそれで深みも出たような印象だ。
やっぱり3年前くらいまでのアイドル性を維持してこれからも続けるというのは無理だっただろうし、これも一つの終着地点でなんだかんだ世間もファンも自然に受け入れたようにさえ思う。既成事実化したというか、その後世間でもっと色々ありすぎた。特に今年は笑
むしろSMAPより個々のキャラが薄いというイメージが、それぞれ濃くなって単体で色々活動しそうな深みがついたと思えば雨降って地固まるといった言葉が似合う。
嵐ファンやジャニーズファンのアイドルだったものが、世間の嵐になった。
もう3,4年前ぐらいまでの「嵐が大学生集団に見える」という人もいなくなって、もう今普通におっさんタレントとしてより一層定着したようにさえ思う。
櫻井翔とかも一昔前は「女子大生が彼氏にしたいハイスペ芸能人」みたいなので圧倒的に1位で女性受けのイメージあったけど、今一位は取れなそう。逆にそれがいい。特番で昔の櫻井見たけどほんとシュッとしててイケメンだと驚いた(もちろん今もかっこいいけども)
おっさん化して普通の男なところも世間に見えるようになり、いい意味でアイドル扱いされなくなったのが良かったと思う。
一昔前のアラシックが騒いでるときは何が国民的アイドルだよと思う人も多かったけど、今は結構寂しいと思う人も多いはずだ。
そこらのおじさんが、嵐が休止することを寂しがるのは3年前の時点より今だ。
3年前とか人によってはまだ20代がいるイメージだったけど、流石に今は嵐に20代がいると思ってる人はほとんど居ない。
そういう深みのことを言いたいわけだ。
名残惜しさや寂しさもありつつ、ワチャワチャした嵐の見納めとして今夜はまずVS嵐SP4時間をしっかり見たい。