現在自分が今シーズンから推し始めているトッテナム・ホットスパー、上位に踏みとどまるための天王山でもあるシティ戦で大敗北を喫し現在プレミアリーグ9位
CL出場権どころかEL圏内ですらない。
一時期首位だったチームがまさかボトムハーフ(順位表の下半分)が見えてくる順位にいるとは・・・
今季から自分はスパーズサポーターになっているのだがその経緯が人間性を疑われるレベルで酷い。
もともと自分は海外サッカーを本格的に見始めた頃の推しチームがマンチェスター・シティだった。ちょうど大学に入って一人暮らしを初めて、時間も増えBSも映るようになって、まだ強くなりかけの頃のシティに惹かれた。
バロテッリ、アグエロ、テベス、ジェコ、ダビド・シルバ、ミルナー、コンパニ、マンチーニ、そんな時代だ。
その前年の受験シーズン、泊まったビジネスホテルで中継されていたのもシティだった。
それ以前からもちろんサッカーは好きだったのだが、南ア以降本田圭佑の影響もありより好きになった。高校時代からのめりはじめた。
そして大学時代、そのシティがいよいよ数十年ぶりにプレミアリーグを制するときが来た。今でもあのときの感動は懐かしい。最初の一人暮らしのときの懐かしい甘美な日々。シティの快進撃を見ていれば楽しかった。
「俺が応援し始めたシーズンに優勝した」
そんなことさえ思っていた。
更にその後やってきた監督、ペップ・グアルディオラ
この時期にシティは更に進化する。革新的なメソッドにより元からあった華麗なサッカーに磨きがかかる。グアルディオラといえば、自分のもう一つの推しクラブであるバルセロナの元監督だ。自分がそもそもシティを好きになったのは当時華麗なポゼッションサッカーをしており、特にダビド・シルバとジェコに魅せられたからだ。
しかし、いくら経ってもビッグイヤーのタイトルが訪れないことにマンネリを感じ始めた自分はいつしかシティの話題を追うことを辞め始めた。
プレミアリーグだけでは潤沢な資金力で暴れるが、国外に出ると静かになる。そういった姿に本当に美しいサッカーを見いだせなくなっていた。
だからその「思い出」さえも裏切った。
寄りにも寄って、ペップの宿敵でもあるモウリーニョ率いるトッテナムに。
そしてソン・フンミンに熱中していることもあり、今季から心をスパーズに捧げることにした。
ごめんなさい、ペップ様、僕をシティに戻してくれないでしょうか?
と、言いたいところだがもう自分はこれからもスパーズでいくよ。なんかここはここでファンの雰囲気とか居心地がいい。なんとも勝てないところが、それもサポは受け入れて耐えてて自虐的なところもあるというか。
苦難を愛するクラブは今の自分に合う。
あとただでさえメガクラブのバルサを推してて、プレミアではシティだったらただこだわりも無いグローリーハンターのように思われる。むしろ中堅クラブを応援する楽しみに目覚めているというか。
これ、何事もなかったかのようにシティに戻ったらそれこそアスラン・ザラでしょ笑
アスラン行為はしたくない!あんなクズと一緒にされたくないね。
心に決めたからにはスパーズで行く。
プレミアチームの時はFIFAでもずっと使ってて愛着も湧いてきたし、このチームは結構面白い。
でも、これで今季のシティがCL制覇したら逆神にも程があるというかサッカーセンスなさすぎということになる。まぁでもそういう悲哀もいい。
とりあえず影山優佳のリーズ・ユナイテッドとアーセナル(笑)には勝った。これだけが自尊心の拠り所だ。
いや、リーズはそもそも昇格チームだということを考えればむしろ上手くやってるので影山の予想は悪くない。
まさか今季不調に見えてついにオワコンになったと思われていたシティが怒涛の連勝で上がってくるとは思わなかった。
やはり常に現代サッカーを研究してるグアルディオラと、もはや化石だと言われて久しいモウの違いだ。
リーグ優勝とフミニの得点王に夢を見ていた頃がクリムスミダ!!!(懐かしいです)
人生何事も仕切り直し、ここから逆襲は始まる。