おかんの友達の独身女性が想像以上にやばかった話
自分の母の友人に「名物」とも言える未婚女性がいる。
数年前から婚活の話を聞いているのだが一向に成就しない方である。
結構定期的に寄せられるこの人の話が面白く、なおかつその人にも会って話したことがあるので自分自身その人は応援している。
母が50代で、その婚活女性は40代後半だ。職場で同僚だったようだが今では別々、そして時折女子会や電話をしている仲である。
見た目は、それぞれの知り合いや身内同士集合の飲み会ということで数年前に一度ちょっと会ったぐらいなのだが、同年代に比べるとやや若いしルックスも悪くはないというレベル。ただ特段美人ではないし昔モテまくったわけではない。
よく独身女性にありがちな猫を飼い始めるタイプで、ペットショップで一目惚れで出会ったパターンだ。オスの猫を息子のように溺愛している。自分も一度見に行きたいと思っているが時代が時代だけに断念している。
母からの電話やメッセージなどによるとその溺愛っぷりが面白いのだが、普段は結構キツめの喋り方をするし声のトーンが大きい。
そして彼女がこの度マッチングアプリを始めたようである。
まぁ大手のところで軽い出会いでもなければ結婚前提の真剣度の高いところというわけでもない中間の玉石混交のところだ。自分はマッチングアプリはやらないが、マッチングアプリの話題は好きなので、そこかというのは分かる。
この人の面白いところは会った当初から結婚や出会いを求めているにも関わらず、年々男に対する要求が高くなっているところだ。
40代後半でもマッチングアプリであればいいねはきて、最年少は18歳から来たらしく20代ともメッセージのやり取りをしているということ。ただ一応恋愛対象は30歳からということ。身長は平均以上、そして驚くことに年収は600万以上が希望ということ。
oh...
年収400万以下はいいねが来ても見る気もないらしい。
いや女性だからそのスペックでいいねが来るだけマシで、もうその年齢だと同じくらいの年収同士支え合っていくとか、自分より年収の少ない年下の男を育てるとか、あるいはもう年下狙いのお爺ちゃん狙うとかそういう割り切りが必要な時期だろうと思うのだが、この人「乙女おばさん」なのである。
以前年下の男子と付き合っていたとき「急に男を出してタメ語で馴れ馴れしくなった」とか「仕事を辞めたときに奢ってくれなくなった」という器の狭い理由で別れている。
男からすれば自分がまだ安定しないとき年上女性らしい包容力で「こういうときは私が出すよ、でも出世払いでよろしくね」みたいな女性の方がときめくし恩を大事にする。男は単純なのでその優しさに報いるためにこれまで以上に努力する。
高齢婚活女性最大の勘違いは実際相談所でよく言われるフレーズとして「私は年下でもいいんです」という言葉。
いや、それむしろ男が「年上でもいい」と言うことであって女性が男性に対して「年下でもいい」ってかなり失礼な台詞だ。男性が年上を好きなのってかなり特殊な理由だ。
かといって恋愛上級者というわけでもなく明らかに既婚者っぽい人と付き合い、かまってもらえない、全然家に呼んでくれないと不満を言い喧嘩で自然消滅している。そうやって女性の貴重な一年を無駄にしつつ、私は結婚よりまだ恋愛寄り、と先日程話していたらしい。
職種は、女性が多くよく「この仕事の女性は性格がキツい」と言われるジャンルで独身生活には十分で子なし希望だ。子供は年齢もあり諦めている。
まぁ自分が偉そうに批判する立場ではないとはいえ、そこまで意欲があって行動力もあるのであればもうちょっとだけ現実見ればすぐうまく行きそうだと思うだけにもったいない。あくまで自分も母もその人のことは好きなので、もう早く恋愛成就、そして結婚を見たいと思っている。
自分が男性で40代で相手の女性が10代20代だったら正直中卒やニート、短時間のフリーターでも良いと思うが40代女性ってそういうところ無いよなぁとは思う。あくまで恋愛市場で優遇されていたときの感覚というか。むしろ年下男に奢るくらいの男女平等が求められる。
自分は子供欲しいと思わないが、世の男性の多くにとって子供を諦めるというのはかなりの決断である。特に中年未婚ハイスペ男性は流石に本能的に子孫残したいという欲が芽生えてくるのでかなり子供を欲しがっている。
そういう人は当然20代女性を調べてアプローチするわけだ。婚活女性が望む普通の同世代は殆どが年下希望で探している現実がある。
その子供を諦めるという決断をしてまでアラフォー女性やアラフィフ女性を求めるとしたら、優しさや性欲の強さしかない。
おばさんは欲求不満で本能が子供作れと子宮を刺激するので性欲が強く淫乱だ、というテンプレ的なイメージがあるわけだ。
男が好きなのは枯れたおばさんではなく「どエロイおばさん」だ。
実際自分の身内の同世代でも年上と結婚した人はいるし、ある時居酒屋で二組連続女性が年上パターンのカップルと夫婦に会ったことがある。自分は女性が年上カップル見ると、この嫁や彼女めちゃくちゃ性欲凄いんだろうなぁと見ている笑
その女性はそういうところが無いのよ。
「こういう男きもいわぁ」みたいに20年前の感覚で値踏みしている感じが伝わってくるので、おばさんの魅力を求めているいいね押す人はそりゃフェードアウトしていくよなぁと。まぁ自分もそういうやり取りが得意ではないので、共感しないわけでもないし応援しているけど。
というかマッチングアプリ始めた女性あるあるで、自分は人気だと思ってしまうのよなぁ。登録したばかりの女性だったらとりあえず誰でもいいね押すというのがマッチングアプリあるあるらしい。女性の方が数が少ないのでおばさんでもある程度受け身でモテる。ただ、そうやって適当によってくる男性は質も動機も悪いのだ。
相談所に登録すればこちらはお金出しているので手厚いサポートをしてくれると勘違いする。いや、成婚せずにいてくれた方がずっと会費払ってくれるので手間もかからずいいわけだ。世界的に見ても受け身で自分から行動できない女性が多い日本って婚活業者やマッチングアプリ業者からすれば格好の市場だ。
その問題の女性は既に「マッチングアプリはそんないいものじゃない」と愚痴り始めているのだが、「いいねの質が低い」という話ばかりで今のところ自分がしにいってるという積極的な行動はない。
自分から行動しなければなにもないというのは男が20代で気づくことだが、女性は30代でも結構気づかないほど受け身だ。
ちなみに男から見て絶対NGの「年齢より若く見えます」「遊んでいそうと言われますが真面目です」みたいなプロフィールにしているらしい笑
40代だったら週イチで鳥○族行きますとか、そういう方が親近感持てるしそういう現実的な話もお互いいい大人でしやすい。まぁヨガやディズニー好きと書いてないだけマシだが。
もうほんとその人に自分自身には一切役立たない相席スタート・山﨑ケイのコラムかさよなら婚活の動画でも見てもらいたいよ笑
女性も女性で「世の男はこれで勉強しろ」みたいなの好きというかむしろ女性ほどやたらそういうのを布教しようとするけど、男からすると「これを見てくれれば世の女性は困らんのになぁ」というのはある。こういうのはむしろ積極的に相互理解のために共有しあうべきだ。マッチングアプリなんてむしろ男性の方がヤバい登録者多いらしいのでお互い直していくべき。その方がお互い候補が増えていいじゃない笑
