elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

春の猫のブラッシングしたら軽く綿あめぐらい取れた件

猫は夏と冬の前に模様替えと言ってもいい換毛期という時期がある。

正直この換毛期を舐めていた。

以前家族で猫を飼ったことがあるので体毛の散り方はわかっていたつもりだった。ただ今は自分に一番懐いている猫でそれまでなかった距離感だ。

 

自分が横になっているときによく顔の隣に寄ってくるのでいつもどおり撫でていたら、おかしいことに気づいた。

こんなに抜け毛でるのか、と。

なんか最近いつもより毛が出るねぇ、と思った。

撫でていて気づくのだが明らかにいつもより毛が抜ける。試しに毛だけつまんでみると、ごっそり抜ける。それでちょっとこれは本格的にグルーミングしないとなと思ったわけだ。

 

たしかに最近ちょっとふっくらしてたし、暖かくなってきてぐったりしていることが増えた。

サイズ感もちょっと大きいなぐらいだ。

これはすべて冬に生えた毛のせいで、グルーミングしたらちょっと小さくなった。

 

元々生後一年ほどでやってきたのでそれからの成長もあったのだろうが冬の間はやたら大きく感じられた。成長の割に巨大化してねぇかと笑

これでちょっと元に痩せた感じがする。

 

まず使ったのはこういうブラシだ。形状的に刃が毛に逆らったカミソリのような感じで針金っぽいものがついている。

これをちょっと使ってみたら、まぁ取れるわ取れるわ。あっと今にブラシに毛が溜まって、それを取ってまたブラッシング

f:id:elken:20210601213157j:plain

ただ、嫌がるというほどではないがずっとやらせてくれない。ただこの子の場合、一度去るがこちらが立って呼びかければまた鳴きながら寄ってくる。そしてまたブラッシングして、逃げられてというループだ笑

そしてゴロゴロ言いながら、ドテッとお腹を出して甘えてくる。そういう時がお腹の毛を削ぐチャンスだ。

 

猫の個性にもよる。

自分のとこの場合呼びかけたらすぐ来るし、横になっていたらやってくるようなぐらい信頼関係はある。ただ抱っこは苦手で、もう自分も無理にそれはしないようにしている。元々相当臆病のビビリだったのでよくここまで来たものだ笑

だから爪切りも難しくてあぐら組んだときに股に座ってくるのでその時にちょっとずつ「これ爪切りだよ、怖くないよ」と言い聞かせながら切るパターンだ。

 

爪切りにしてもブラシにしてもまずにおいを確かめさせて安心させるプロセスが必要だ。それでもまだ慣れてくれないが笑

顔を舐めてくるぐらいベタベタに懐いてくれるのだが、慣れない動きや急な動きには弱くて、もうこれはもうそういう性格だと思っている。

そこが可愛いよもちろん。空気読んで横でじっとしていることも多い。

 

世の中には獣医で切ってもらわないといけないくらい苦手な子もいる。逆にめちゃくちゃ簡単に切らさせてくれる子もいるし、猫の性格は本当に千差万別だ。

f:id:elken:20210601213058j:plain

そしてこのブラシ、痛そうに思えるが逆さに持つとかなり使いやすいことに気づいた。カミソリと一緒で毛に逆らうとカミソリ負けではないがちょっと猫の肌に荒い。それを逆さに使うと猫も嫌がらないし、そうすれば強めにガッツリ押し付けるぐらいでもいい。ゴッソリ削ぎ取るイメージだ。

その結果がこの綿あめだ笑

 

短毛の雑種だから野生でも普通に生きているしよく毛づくろいしてるだろと舐めていた。こんな綿あめレベルで取れるのであればちゃんと飼い主が手入れするべきだったと反省。

猫って毛玉は実は一年に一度ぐらいしか吐かないし、毛玉ケア用の餌があれば草もいらない。本当に時々包丁葉っぱ的な物を取ってくればいいし、素人感覚で取ると猫にとって良くない場合もある。よって毛づくろい自体は大丈夫なのだが、これぐらいの量となるとちょっと負担だなと思うわけだ。人間も自分の髪を食って問題ないけど、猫の場合一日ずっとだ。

 

飼い猫の寿命が野良猫より長いのはもしかしたらブラッシングもあるかもしれない。猫の毛艶は猫自身の手入れと飼い主の世話との合作だ。愛猫自慢じゃないけど自分が直感と実際に会って選んだだけあって、毛並みきれいだと思っていた。任せとけばいいじゃないかと。

それがここまで取れるとは。人間ですら綿あめだと思うレベルなので猫にとって相当な量だ。これがどこまで自然に抜けるか、そのままにしておくと室内では熱中症のリスクもある(猫は砂漠出身なので暑さに強いが)

 

ノルウェジャンとか本当に安い値段で売っていて最初自分も飼おうと思ったけど、長毛種はマジでやばい。

服やファッションにこだわり強い人はだめ。

人を呼ぶための掃除というよりも、猫がおかしなものを食べないための掃除が増える。これも一切床のものに興味を示さない賢い猫だといいのだが笑

自分も掃除は一度ハマりだすとずっとやっていたいぐらい好きではあるけど、長毛種は本当に毎日掃除したいぐらいの人でないと飼えない。掃除ガチ勢で好きぐらいくらいまめでないと長毛種は飼ってあげちゃいけない。

f:id:elken:20210601213607j:plain

猫は基本お互いまめで気遣いしあえて、程よく鈍感な部分も持ち合わている程よい距離感である。

トリミングしたところ緑眼のこんなシュッとした横顔イケメンになりました。