elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

ソン・フンミンのかっこよすぎる人種差別対処法

単純なやり方だ。

ただ未開な欧州の底辺層相手にハットトリックしてスーパーミドルをぶち込んで再教育してやるだけである。

シンプルイズベストの体現者

神 興 民

 

未だに人種差別的な行為をするクラブは、一流には程遠い三流ばかりなのでアジア人選手のトップレベルであれば実力をもってして軽々と調理可能

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そもそも白人がアジア人に対して劣等感や恐怖心を抱くのは黄禍論の頃からの伝統であり、学力や財力、人口規模で自分たちの利権が脅かされているから来るものである。だから懸命にアジア人の人権だけは無視している。

 

既にアジアに頭を下げてこび売って、どうか我らのサッカーを見てください、買って下さいと時差をアジアに合わせている伝統を失った連中こそ西欧の奴らだ。

イギリスの一世紀以上に及ぶサッカーの文化を、あっさりと金のために売り払う浅い魂胆

ここ最近、サッカーがどれだけ底辺で民度の低い醜いスポーツであるかが日本でも知られ始めている。

 

自分は別に民度に期待していないし、時にはそれ以上に愛があるからこの競技を肯定しているがやはりキツイ要素はある。

最近であればデンベレグリーズマンの日本人スタッフ蔑視騒動だ。

 

そしてそれでようやくアジア人差別が問題視されるかと思いきや、古橋亮吾がセルティックで活躍した途端、亡霊のように「犬肉ソング」が蘇った。

 

しかも犬食揶揄はかつては応援として歌われていたが、今回はライバルチームのサポーターが釣り目ジェスチャーとともに明らかに敵意を持ってやっている。絶対に相容れない因縁の相手が、ポリコレや人権意識が厳しい時代にやったことこそ釣り目が単なる親しみを込めた行為ではないという証左だ。レンジャーズのサポーターはわかってやっている。

 

何も明るい話題がないレンジャーズがやっかみで、イギリスでバズっている新星スターである古橋を煽り、セルティックは厳重に対応

この対応でセルティックに惚れる笑

セルティックサポーターも日本人選手に心を掴まれ世界的にスコティッシュ系の子孫が熱狂、そしてセルティックレイシズム対応に日本人も胸を打たれるという相愛

 

中村俊輔というアイコンも伝承されている。

レンジャーズサポーターにとっては日本人選手はまさにトラウマ、巡洋艦レパルスと戦艦プリンス・オブ・ウェールズを撃沈されたぐらいの衝撃だ。マレー沖海戦はイギリス首相チャーチル最もショックを受けた戦いの一つだと伝えられている。

 

こうした屈辱の歴史が続き、アジア人選手と海外サッカーの戦いはここ最近やっと始まったばかりなのだが、その開戦の狼煙を挙げたとも言える選手がいる。

ソン・フンミンだ。

明確に実力、影響力、行動でアジア人差別に抵抗運動を開始したアジア人フットボーラーはソンが初だと言っても過言ではない。

 

例えばミルウォール戦、犬肉人種差別野次を受けながら序盤ブーイングによって調子の悪いプレーをするがハットトリック、ワンアシストと大活躍

教養のないたかが弱小クラブのやっかみを実力で処分

youtu.be

 

そしてウェストハムの「アジア人は無断複製のDVDを売っている」という伝統的な野次であるDVDチャントには超絶ミドルシュートをお見舞い、「黙れパフォーマンス」を決める。

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世界最高リーグでここまで堂々と抗議し、実力があるので聞いてもらえる東洋人選手はかつて見たことがない。

 

ひろゆきみたいに多くの日本人が「あれは差別じゃないから、気にしてません(涙目)」と逃げの姿勢でいるからこそソニーはかっこよく映るわけだ。

アジア人差別問題は、外国人がアジア人を理解してやっと始まるという以前に、アジア人がまず事態の本質を理解しなければ始まらない。

自分がなぜソン・フンミンを敬愛するかわかってもらえただろうか?

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多くの日本人はこれまで「先進国日本人は他のアジア人と区別されている」「日本人は縄文系で二重が多いから一重細目の中国人や韓国人とは違う」「そもそも日本人はコピーしないし犬肉なんて食べないから民度が違う」「日本語は中国語や韓国語とは響きが違って穏やかで美しい」「他のアジア人より堀が深くて肌が白い」という通説を信じてきた。

 

同じ韓国のレジェンドであるパク・チソンでさえ「ケコギ応援歌を聞けば元気が出る」「聞き慣れているので、歌われなければ寂しい」と傍観姿勢をとっていて、今このときのスタンスが問題になっている。

そのため韓国でパク・チソンのあだ名の一つに「ケコギソン(犬肉ソン)」というものがあるほどだ。

中村俊輔に至っては完全に黙認で何も語らなかった。当時アジア人選手は抗議をしている余裕もなかったので差別を甘んじて受け入れるしかない状況に置かれていたからだ。

 

長谷部誠はツリ目ジェスチャーに対してそれはいけないことだと同僚に抗議していたと語っているように、徐々に日本人も声を上げ始めてはいる。

ようやくアジア人差別が認識されるようになった結果、今回の古橋亮吾の件は迅速に対応された。レイシズム問題というのはこういう積み重ねが重要で、ひろゆきてきな名誉外国人に対しても、自国民から自浄作用を働かせなければならない。

 

韓国人も日本の好意的なイメージで恩恵を受けているように、日本人も韓国のおかげで得することはあるし、もちろんお互いに損することはあるは仕方がないことだ。だからこそいい加減、自分はアジア人同士で喧嘩しあっているときでは無いなとつくづく思う。

 

人種差別というのは日本人がかつて被害者であるところから大義を掲げて失敗して、その後自分たちだけ成功したトピックであり、時には加害者でもあってきたのであまり表立って話したくないタブーではある。

ただ、それはもう古い認識と感覚だ。BTSソン・フンミンも素直にかっこいい、ここから始まるのかなと。少なくとも自分はソン・フンミンのかっこよさに心から感動している。