言われてみれば20代で女子に人気ある俳優や男性アイドルの結婚ってここ最近ほとんどなくて、わりとマジ「なんとかロス」を初めて経験という女性陣は多そうだ。
例えば一昔前ましゃロスという言葉が流行語になったけど、ゆうて福山雅治とかもういいおっさんだったし多分「そういうのっておばちゃんの話でしょ」とどこか他人事の話だったのではないだろうか。
例えば中村倫也とかガチ恋勢多そうな若手人気俳優だけど、結婚はまだ先だろうしそもそも結婚する頃ぐらいにはファン自身が既婚者になっていてもおかしくはない。
ぱっと浮かぶのは嵐の二宮和也は相手も相手だけにロス勢は多いけど、ニノもだいぶおっさんだ。
これまで「まだこの俳優は砦として残ってるわ!」みたいなのっていい年したおじさん達でいつ結婚しても不思議じゃないし、その結婚にショック受ける年齢層の女性はそういうことに慣れてて同じく慣れてて慰め会える同世代も多いと思われる。
まあ20代女性なんて余裕でモテて恋愛できるし、時間的猶予もあってそこまで悲壮感もないので単なるショックぐらい感覚なのか、それともいよいよ自分にもおばさん達の話題だと思ってたロスが忍び寄ってきたという焦りが勝るのか。
例えば若手ジャニーズってほぼ結婚はないと保証(?)されてるし、若手俳優もまだ早い。
男がショックと感じるのは例えば浜辺美波のように初めて彼氏が発覚したパターンで、女優や女性アイドルが結婚の年齢ぐらいになると過去に恋愛説は既にあるし女性の場合行き遅れにならないようにもう結婚させてやれよという感覚になる。
何だったら未婚高齢おばさんになられる方がキツイというか、成婚したとき安心まである。
ガッキーの結婚とかも大半の男性はふざけて縦になるわとか言ってるだけで、安心感のほうが強い。
自分のように「人妻になった方が色気が合っていいおじさん」という無敵のモードになっていればなおさらだ。
婚期逃したおっさんの情けなさや惨めさはまだ面白いものの、女性の場合イジれないシャレにならない感がどうしても強い。
クリスマスケーキで言えば金がなくて買えなかった貧しい人と、売れなくて腐った不味いケーキじゃ後者の方がそりゃやっぱ可愛そうなわけだ。
金がなくて買えないのと、不味そうに見えて誰も買わなく売れなかったケーキとじゃそりゃ違う。
おっさん「金なくて今年ケーキ買えなかったんすよw」
→お前貧乏だなぁ、ケチだなぁw
おばさん「一生懸命ケーキ作ったけど不味そうだったみたいで売れませんでした...」
→お、おぅ
恋愛は女に好きにならせて男が許しを得る難易度が高い、結婚は男に重大な決断をさせるほど魅力的になる女の難易度が高い。
女にとって結婚できないということは、男が彼女作れないぐらい惨めな事なのである。
女性は恋愛では基本売り手市場だが、結婚の年齢になって本当の価値が試される。女性にとって彼氏がいるは普通のことだが旦那がいるとなると、男にとって彼女がいるぐらいのステータスとなる。
そう考えると本当に女性のプライドが試されるのは結婚の時だ。
しかも相手によって同じ結婚でも意味が違うし、結婚したからと言って上手くいくわけではない。
男の人生とは女を惚れさせる難易度との戦いであり、女の人生とは男に結婚を決断させる難易度との戦いである(俺名言)
どうなんだろうね、菅田将暉のファン層ぐらいの年齢だったらまだ恋愛も結婚も余裕なので悲壮感がないのか、初めてだからこそ結婚を実感させられてショックなのか。
10代や20代前半だったらすぐ彼ピッピでも作れるので言うほどノーダメで余裕、アラサー女子だったら作ろうと思っても寄ってくるのは若い子狙いの婚活おじさんばかりで私が求めてるのはそんなんじゃないわよ😭感があるのか笑
二宮ファンといっても、若い子だと流石に本気で恋愛対象や結婚対象というわけではないだろう。好きなアイドルがムカつく女と結婚したぐらいで。
でも菅田将暉は年齢が若いファンにとってリアルなんよ。実際結構友人が落ち込んでいるみたいな話が多いようだ。
女性の一番いい時期にハイスペ男子にべた惚れされて結婚申し込まれたとか少女漫画の世界過ぎて(参考に小松菜奈は中島主演『黒崎くんの言いなりになんてならない』という少女漫画原作の実写化でヒロインを演じている。というか自分にとってこの作品のイメージ)
「結婚ロスとかおばさんが言ってることでしょ。ましゃロス(笑)」と5年前思っていた20代女子にとってはまさに寝耳に水だ。
言われなくても初婚年齢過ぎてるorもうすぐだって気付いてるし、地元の友達から散々そんな報告聞いてるわよ😡と思うだろう。
アラフォーのイケメン俳優やジャニーズ好きな20代女性ファンも当然いるだろうけど、この場合自分との結婚というイメージではなくもっと年上という憧れだ。
ただ菅田将暉は男性の初婚年齢的にもちょうど20代女子が結婚を申し込まれてもおかしくない年齢だということになる。
結婚に対する真剣度というか認識の重さは男女で違う。
20代の男性は結婚相談所で一番モテる年齢ではなく「まず普通に恋愛してきなさい」とアドバイスされる年齢であるけど、女性の場合最も需要があって後には二度とやってこないモテの一番のチャンスだ。
男がスペック次第で取り返せる差だとすれば、女にとって時間は重い。
例えば25歳年収250万の男性が35歳年収600万に進化すれば余裕でモテ度は上がるが、女性が同じ努力をしても250万25歳時代のほうが圧倒的にモテる。
女性の若さの威力というのはゲームに例えると、最初めちゃくちゃ強い武器だが使うごとに威力が落ちていくタイプだ。
いきなり強い武器を序盤から使えるが、その性能は武器の名前の横についてるプラスいくらかの数字で加算されているだけで一回使うたびにそのプラスが落ちていく。使い切ればなんてこと無い普通の性能に戻る。
しかもこの高い性能は、生理というメンタルが不安定になる副作用ありきで装備されているので威力が下がれば残るのは副作用だけということになる。
最近整理に対する理解を深めタブー視しないようにするという動きがあり自分も月経に関する番組特集を見たりするが中々、女性というのはピーキーな特性のキャラであるように思う。
女性というキャラでの攻略を考えるのであれば20代のうちか30前半のうちに勝ち切るのが定石だ。
小松菜奈は昔の写真を見ても生まれたときからずっと超絶美少女でチアリーディング部でもセンターになって、高校サッカーの応援でも素人時代に中継に映されるなどスクールカースト上位街道、憧れだった芸能人を自分から狙うほど肉食系で若い時十分に青春を謳歌し遊ぶ、そして25で若手トップの俳優に結婚を申し込ませたという完璧すぎる攻略だ。
若妻、若い奥さんと言われて称賛されるし、未婚、離婚、年の差婚、晩婚の女性芸能人全方面にマウントを取れる驚異的なポジションを手に入れたことになる。菅田将暉はいつでも奥さんに仕事をやめていいという内容も発言しており専業主婦路線も可能。しかも小松菜奈は同性の女性人気もめっちゃ高い憧れの顔だし、男に媚びるタイプでもない。
男で星野源に勝てるやついないレベルで、もう女で小松菜奈に勝てるやついない領域に一気に上り詰めたと言っても過言ではない。
そして、一つ言えることがある。
若手女優やアイドルが早くいい相手と結婚する事を競い合えば「人妻になった方が色気があるおじさん」としてはこの流れ大歓迎ということである。
ああ、女神よ、小松菜奈