これが今年のバロンドール候補のスタッツである。濃い色の部分がその選手が最も優れている数値なのだが、ゴール数と出場試合数以外はリオネル・メッシがレヴァンドフスキとベンゼマを抑えて圧倒的首位
ただ単に「今年メッシが一番サッカーが上手くて活躍したから与えられただけでしかない」、それが今年のバロンドールだ。
客観的事実に基づく純然たる最高の選手を決める賞であり、同じ選手だけでなくこの選手にも与えてほしいというような私情による考え方こそファン投票人気賞的(今年で言えばレヴァンドフスキ)なのではないだろうか。
ロウム教徒式理論によるとただの人気投票とのことらしいが、彼らは宗教信者と同等の存在なので客観的なデータを重視せず不都合な事実を否定する。
これらの理論はすぐ反論されるので「サッカーがつまらなくなった」だの、「バロンドールはおかしくなってメッシしか取れない無理ゲー」、「ただの南米票(メッシが南米人気に頼るしかなかった時期などない)」、「どちらもいい選手なのになぜ叩きあうのか、二人がいる時代に感謝しよう(困ったとき中立を気取るのは高確率でロナウドファン)」だのお決まりの捨て台詞を吐いて去っていくのが恒例だ。
そしてしきりにスナイデルを持ち出すが不参加をちらつかせ謎の投票延長(実質再投票)でリベリーから強奪した年のことは絶対に触れない。
ロナウド批判はまさに事実陳列罪である。
また時にはフォワード至上主義だと主張するがモドリッチが受賞したばかりだしファン・ダイクも取りかけた。ただ否定しようが無いぐらいそのシーズンのメッシの個人スタッツが凄まじかったので個人賞であるバロンドールの理念に従い授与されただけである。
これは2位のファン・ダイク自身も認めている。記者投票の結果とやらでファン・ダイクに与えるのであればリベリーにも与えられるので結局同じ差だ。
バロンドール数で並んでいたときは誰よりもその権威を重視していたし、代表歴代最多ゴールやインスタフォロワー数のアピールなど本音では誰よりも数字と人気に執着
仕方がないので「メッシはにわか人気が高い選手」とすっぱい葡萄理論に走るがにわかで無くとも明らかにメッシを支持する(参考に自分が一番好きな海外選手はメッシではなくシャビである)
何よりロナウド自身がバロンドールは自分にとってノーベル賞と重視しているが、ファンが本人の最大の反対者であるという。まさに物量だけは多い世界最悪のファンダム
にわか人気はむしろ実力が衰えているにも関わらずサッカー面以外で人気を集めているクリスティアーノ・ロナウドだというのが真実である。
ユナイテッドサポにさえカズのような客寄せパンダ扱いされ、サッリには「ロナウドファンはクラブではなく個人が好き」だと評される。
それでも信者が「渡り歩く(クラブをめちゃくちゃにして回る)ロナウドはかっこいい」と個人崇拝スタート
世界中のありとあらゆる名選手、有識者、ファーガソン以外の監督:にわか
日本の5ちゃんねる、韓国のDCインサイドロナウドギャラリー、ロナウドのインスタコメ欄に生息するあらゆる外国人の素人サッカー専門家達:誰よりもサッカーに詳しいインテリ
ロウム教徒式理論によるとこうらしい。
分析による評価をするのが専門家(メッシ評価)であって、印象で判断するのがにわか(ロナウド評価)であるはずなのだが、精神勝利が得意なとある勢力にはメッシがにわか受け専門選手というなぜか逆にされる。
まあ専門誌でも今年はレヴァンドフスキであるべきだの、メッシはリーグ・アンで活躍できないだの馬鹿げたことを書いてすぐ事実に反論される底質なものもあったが。
(ロナウド信者、怒りのAVドール賞設立)
「ロナウドはチームを勝たせる選手という"感じ"がある」
うん、マンチェスター・ユナイテッド弱体化、10連覇ユベントスをついに王者陥落、アヤックス、リヨン、ポルト相手にVAR無しだと敗退
プレミアのスターが揃う歴史上最強世代のポルトガルでユーロ光速脱落、ワールドカップ予選敗退の危機
参考に、シャビ就任まで杜撰な体制でボロボロだった事が判明したクーマンバルサを一人で国王杯優勝にまでキャリーしていたのがメッシであり、調べてみるとスペインやポルトガル中堅クラブ所属の無名選手軍団アルゼンチンを南米選手権優勝まで引き連れた。
クアドラード「怒らないでください、あなたは規範になるべきです」
勝たせる選手ではなく味方選手の攻撃ポイントを吸収し"勝たせてもらう選手"であるというのがファクトである。
ところで真の人気投票とは会員登録をすれば10票自動的に貰えて、その後は課金で投票権を得られるAKB総選挙みたいなドバイドール賞(ロナウド最多受賞)のことではないでしょうか?