elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

eスポーツは本気で自浄作用を働かせたほうがいい

自分が前々から主張してきたeスポーツは選手もファンも自浄作用が必要という理論がやはり残念な形で証明されてしまった。

だから言わんこっちゃない、と。

 

「eスポーツは若者に受け入れられて流行っている、認めない奴は老害!既存のリアルスポーツはオワコン!アスリートも棋士も遊んでるだけだ!」

ファンがこんな馬鹿げたことを大真面目に口荒く主張する可愛げのないイキり陰キャの集まりだから、そりゃ選手も企業に身をおいていながら容姿差別を公式の場で行うような連中ばかりなのだ。

こういう文化がもてはやされるというか、そういう人たちが集まるというか。

まさにファンがファンなら、選手も選手だ。

 

前にも書いたけど「僕達いい大人や陰キャのキッズ達が影でコソコソゲーム大会なんかに夢中になってます、恥ずかしいですよね」と自嘲気味に謙虚にやっていれば、もっと世間に受け入れられたかもしれない。昔ほどオタクを差別する時代でもないし、少なくとも嫌われたり炎上したりはしなかっただろう。

しかしたぬかなという元女性プロゲーマーの「170cmない男には人権がない発言」で、プロゲーマーってこんなやつばかりだと白昼に改めて晒されてしまった。もう一人解雇された男性ゲーマーもいる。いい大人がゲームなんかに人生かけても言動で全てチャラだ。ほんとゲームばっかしてて常識つけてこなかったやつらしい末路だと言える。

 

自分は同じゲーマーとしてゲームの普及や地位向上を願っているからこそ、匿名の場でもそう主張してきたが残念ながら聞き入れない連中ばかりで、案の定こうして大きな反発を招き、上がりかけていたゲーム界の評価は一夜にして転落した。

そりゃ日本でeスポーツなんて受け入れられないのも当然

eスポーツを神格化しているイキリオタクを見ていれば残念でもないし当然と言える。

 

現実逃避でゲームにのめり込むこと自体は悪くないし自分もやっている。

ただ、そうやって現実に対する反発をイキリという形で世間に発散すれば当然反発を招く。それくらいわかるべきだが、コミュ力に難があるのか想像がつかないのかもしれない。

 

ちなみにたぬかな氏の発言は「ショートマンはヒューマンライツを持っていない」と直接的な形で発信され、リアルに日本の恥となっている。

鉄拳というゲームはパキスタンでトップレベルの選手が現れるくらいアジア市場の可能性もあったが、南アジアあたりはまだ平均身長が160代なので相当残念がられるだろう。

一部の日本人女性がこのような発言をして非常に申し訳なくなる。

 

これは別に自分が170cm無いから不快なわけではない。もし仮にたぬかな氏の基準が175以下だとすれば自分も人権ないサイド行きだし、偶然身長だっただけでイケメンじゃないとかスタイルが良くないとか、髪がないとか、肌が綺麗じゃないとか、イケボじゃないと人権がないとか他の身体的要素である可能性もあったわけだ。

男性に対するルッキズムも女性に対するそれと同様に差別や蔑視として考えていかなければならないだろう。

 

日頃から暴言毒舌キャラで、そもそも誹謗中傷していた視聴者との身内のプロレス要素も無くはないのだろうが、それだけでは許されない時代だ。

別に低身長の男が好みじゃないとかはいくらでも思っていいし、男性にも女性に対する好みはあるだろう。低身長の男性アスリートやアイドル、俳優はかっこよくないなんてのは男性でも思うし好みは自由だ。

でもそれだから人権はないとまで言うのはアウトだし、それがわからない選手が育ってしまうのがeスポーツ界隈というわけだ。どの立場でアスリートや運動部は性格悪いと言っているのかeスポ陰キャは。同じ陰キャとしてとても恥ずかしい。

 

まあサッカーもつい最近レイシストやDV加害者が見つかったようなお世辞にも民度が高い競技ではないし、そういう過激なイキったノリがeスポーツの見どころになっている側面もないわけではないだろう。

 

しかし新興競技として「世間はもっと受け入れろ、認めろ」という立場のeスポーツがこれでは先行きは明るくない。

 

同じディスりの文化があるフリースタイルラップバトルなんかは、お薬やる人が出てきてラッパーってそんなもんでしょというのはあるけど、eスポーツにそんなかっこいいイメージはない。

ただでさえチースポーツと言われてチー牛や陰キャが多いと思われてるのだから、せめて大人しく謙虚に可愛げのある存在になれよと。

鉄オタもだけど、最下層の趣味なんだからせめてイキらず無害な存在としてコツコツ地道にイメージ向上を図っていくべきところだろうに。

ジャニオタや野球ファンのように単にイメージが悪いというのは、それでも成り立つから良いのだ。

 

問題はeスポーツはバカにされてるという意味でイメージが悪いところだ。

その上、世間に認めろとイキる有様だ。身なりを整えないのに、自分をキモがるなと言っている陰キャがいたらどう思うだろうか。

身なり整えずにいても自分はキモいと思われてもしゃあないっすよね、というスタンスであればまだ良いが、eスポーツファンは俺をかっこいいと思えと強要してくるようなものだ。

俺たちキモいオタクっすよねという自虐路線でやっていくのであれば問題はないし、きもがられるだけでそこまで反発されないだろう。

鉄オタとeスポーツファンはキモい上に世間に迷惑をかけているから問題になる。この違いだ。そして新興コンテンツ程ちょっと認められると自分たちが最先端だとイキり始める。撮り鉄は撮れない鉄だの訳のわからないことを言い出すし、eスポーツオタは認めないやつを老害だとのたまわる。

 

それに若者人気といっても子どもが下品なものや幼稚なもの、過激なものを好むような人気は誇れるものではないしスポーツとして市民権を得ることはない。

例えば若い女性が多いジャンルは多少イメージが悪くても世間は女性人気を美化してくれるので良いが、どう考えたってeスポーツは世間から風当たりの強い男の陰キャが多いジャンルだ。よってイメージ管理には一層気をつけなければならない。

お前らが不良のスポーツだと言ってるスケートボードは勝者も敗者もなく称え合う素晴らしい雰囲気があるが、eスポーツときたら煽り合いが日常だ。

身体的要素で差別されることがあってはならないが、eスポーツは差別されるべくして差別される言動をしている。

 

人気スポーツとしての地位を得ることが目標で、eスポーツを馬鹿にされないことを望んでいるのであればこのような態度ではいけない。

どのジャンルにもヤバいやつはいるが、ゲームはやばいやつしかいないのが問題だ。

ヤバイやつもいる、と選手もファンもヤバいやつしかいないとでは大きな違いがあるが、eスポーツに対するちょっとした批判にもキレる陰キャはここがわかっていない。お前らみたいにしたくないからゲームをやらせたないねん親御さんは笑

 

別に馬鹿にされてもいいし、本当はスポーツなんて無理に言わなくていいたかがゲームで、俺たちはアングラでいい、というスタンスに戻るのであれば現状の民度の低い状態でもいい。というかゲーマーの多くはこういう考え方ではないか。

一部に叩かれたときに顔真っ赤になって認めないやつは老害だ!とイキりだすやつがいるから疎まれる。

 

昔は動物園なゲームほど過激で狂っていて面白いという風潮はあったし「俺たちは日陰でコソコソゲームしときたい社会不適合者で、きもがられても別にいい」という古き良きオタクに戻るのであればそれでいい。今の自浄作用が効いていない状態で、認めろだの批判するなだのとイキるから問題になって嫌われている。

 

ゲームってどうしても気が荒くなるものだから難しいのはわかる。ただ問題をよく起こして厳しい目で見られて、イメージ最下層の趣味であるのも現実だ。

このまま、またゲーム脳の恐怖だと世間に差別される冬の時代に戻りたいのかと。ゲーマーは差別発言をするやばいやつばかりで、ゲームを子どもにやらせたり配信動画を見せたりするのは良くないと思われる時代になるかもしれない。自分は親がゲームに良いイメージ持っていなかったのでそう思われる辛さはよくわかっている。

 

eスポーツはもっと地位を高めて批判されたくないなら身なり(=民度)を整えろ、身なり整えないんだったら批判されることには寛容になれ、それだけの話だ。世間の反応は何も間違っていない。

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