elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

太田和彦「観光地に行くことばかりが旅ではない」

太田和彦のふらり旅』という番組で毎度、太田先生が締めに話をして夜の街に去っていくのだが、その一節で「皆さん、観光地ばかりが旅ではないですね。自分の住んでいるところから少し離れたところに日帰りでゆっくりとその街を楽しむ。その街の居酒屋で一杯やる。これが本当の旅の楽しみですね」とおっしゃっていた。

 

まさにこの境地こそ至高。

何気ない街に良さがある。

先日、有吉弘行櫻井翔の番組にSnow Manがゲストで来ていて、ラウールが散歩の趣味をクイズ企画でやっていた。

自分も何気ない街の散策が大好きで、とにかく歩く日は歩く。スマホ無しでノープランで行き過ぎて、帰ってこれず真冬に野宿したこともあるほどだ笑

その時は色んな人に道を聞いて帰ってこれたが、意外と皆さん自分がいるところや働いているところの土地勘がない人が多く皆ただ自宅と職場や学校を行き来しているだけの人が多いようだ。

スマホの電池切れで苦戦したこともある笑

こういった極端な話はともかく、ノープランでなんとなく知らない観光地でもない街に行って地元に根付いた入りにくい居酒屋を訪れると懐かしい思い出になる。

この時は、深夜までやっていて薄暗く狭いけど遅くまで賑わっている居酒屋で赤貝のお造りを食べたのだが安くて3皿は注文した。お酒はひれ酒だ。

櫻井翔が貝料理、赤貝好きで幼少期ラッコ兄弟と言われていたエピソードがあって大人になっても芋焼酎でチビチビ食べているとそれこそ夜会(番組)で語っていたけど、自分も同じくらいラッコで、その太田和彦も貝料理愛を毎度語っている。

太田和彦櫻井翔、そして自分といいセンスのある人間は貝に行き着く(一人場違い)

 

Sexy Zone佐藤勝利がまさにそういう趣味の持ち主で今よりもっと若い頃からおじさん達が多いような個人の居酒屋に一人で行くというタイプで、そもどもまず料理好きだ。

ラウールはまだ二十歳になっていないが、まあそのうち目覚めるだろう笑

散策好きで居酒屋定食屋を好まない人間はいない。

RPGでいえばダンジョンを彷徨ったあとの回復ポイントだからね居酒屋は。

火を見て落ち着くではないがなんとなく光が煌々としていて人のぬくもりがありそうなとこに人間は安心して惹かれるわけだ。

 

若いジャニーズのメンバーでも、SNSで見栄えがいい場所ではなく何気ない雰囲気の良さがある場所に行くわけだ。自分も彼らと同じぐらいの年齢から知らない町や個人のお店に訪れてゆったりとした時間を過ごすということをやってきたがただ観光地の定番に行くなんかより余程満足度が高い。

しかもそういう場所っておじさんおばさんが歓迎してくれるというのもある。無論、品のない騒がしい若者みたいな感じで行けば迷惑だが佐藤勝利がそんな場で雰囲気を壊すようなタイプでないことは想像がつくだろう。

ラウール君は新宿二丁目のアングラバーが居心地良さそうかな笑

 

とにかくにも太田和彦吉田類といい、こういう番組は雰囲気のいい作りで好きだし実際一人で居酒屋を訪れるとそういう場所が待っている。

観光地だけが旅ではないし、決めずに入ることが思いがけぬ出会いがあり面白い。評判いい店もその日の客層に楽しさが左右されたり常連で固まっていたり予約が取れなかったりする。居酒屋究極のところタイミングが全て、見つけたとき入るかどうか。そこはいらずに次見つけた店がいいときもあるし、どっちの道を選ぶか、どこの駅で降りるか、その時の飲み具合による気分でも決まる。そういう意味で居酒屋との出会いは人生の旅そのものなのだ。