elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

焼き鳥屋行きたさに自分で作るの巻

牛肉より鶏肉は安いということは自炊したことがなくとも常識だが、これはそっくり焼肉屋焼鳥屋の関係にも当てはまる。

 

焼き鳥屋「焼肉より安くて焼酎や日本酒と合います、レバ刺し食えなくなった焼肉屋と違い鳥刺しあります、わざわざ自分で焼かずとも焼いてくれます、カウンターで一人で入りやすいです。場合によっては店主と一対一で話しながら楽しめます」

 

もうこいつ一人で酒飲みたいおっさんやおばはんにとって神だろうと笑

自分は焼肉屋にちょくちょく行っているけどコスパの悪さにも気づく。結局自分のような呑兵衛な人間はお酒がメインで肉はメインではない。

焼き肉って部位によってはめちゃくちゃ高い上に意外と日本酒や焼酎と合わないんすよ。

 

ひろゆき理論「ビールはどんなに高くても常識範囲内の値段に収まって高くても一万とかなんすよ。だから百万とかいくワインとかよりマウントなくてコスパいいなってw」

 

これの肉verではないが、焼肉ってもう高級店がいくらでもあってテレビ番組でも高級焼き肉とか特集されまくっているわけだ。焼き肉は酒で言えばワインやウイスキーのように上にキリがなく無限のマウント論争に飲み込まれる。すごい焼肉屋に行ったことがないと即座にマウンティングされる怖い場所だ。

 

とこりが安価な庶民のイメージのある鶏肉だと精々どんな高くても庶民の給料ぐらいで最高級が食えるわけっすよ。ビールが程々の値段でまあ高級品行ける並みに。

しかもそこらのスーパーで買う安い鶏肉でもわりと美味しく食べられるという実践例をこれから語る。

 

そんなかんな橋本環奈(おじさんギャグ)で焼き肉より安い焼き鳥に行こうとも思ったが、まずその金もなく家でじっくり飲みたいし食べたいので自分で作ることにした。

しかもめちゃくちゃ適当な調理の範囲内だ。

買ってきたのは胸肉と皮肉だけ。

焼鳥屋でムネとカワだけで最低限、お酒は飲めるという理論だ。

 

「ずぼら焼鳥」なのでわざわざ竹串は用意しないしグリルや、まして七輪で炭火を炊きもしないでフライパン調理だ。

皮だけのパックはめちゃくちゃ安いし、胸肉のブロックを買ってきても革はどうせついてくる。それを自分が普段、お酒を飲みながらどれくらいの形でつまみにしているかという大きさで切ればいいかというぐらいに好みで切る。

この下処理が一番時間がかかるところで、切れ味の良い包丁があると楽だ。特に普段、刺身や野菜ばかり切っていたせいか、皮を切るのには刺身包丁でも苦労したレベルで技術か力がいる。

ただあくまでも「適当焼き鳥」がコンセプトなので、遠赤外線がどうたらみたいな自宅用装置はいらない。

自分が作ったのは3種類

1.塩

2.特製ダレ

3.炭火焼き風味ダレ

 

まず①の塩だがこれはシンプルだ。

意外と市販のスーパーで塩の焼き鳥が売っておらずタレばかりで困る。

これは適当に塩を焼いているときにものすごく少量でパラパラと撒くだけでいい。自分の場合料理用に使うまぶしやすい物を使っている。

 

次に②の特製ダレだがこれが一番手軽に揃えられる。

醤油、サラダ油、料理酒、みりん、さとう、という調味料から合成できる。

醤油をベースで、あとはちょびちょび気持ちちょっといれる程度でいい。

 

最後に③という手段だがそもそも焼き鳥用タレは焼肉タレや生姜焼きタレなどのコーナーに普通に売ってある。

特におすすめなのが「炭火焼きダレ」だ。自分はこの味付けが一番好きでまさか売っていると思わなかったが、本当にあって「もしかして市販の炭火焼き風味で売っているのって全部これで作っているんじゃないか」とさえ思った。おそらくイカスミなど原料でドロっとした素材で炭火っぽい黒づいた焼け目を着色料で再現してあとは香料を使っているが、それで気分がそれっぽいのでそれでいい。実際に炭火で焼いていなくとも炭火感はあるといえいばある。

ただ普通の焼き鳥のタレも売られていてもっと安い。

 

意外と家で焼き肉をやろうと思えば余裕ということ。

ただそれは炭火ではないし串刺しでもない。

炭火も串刺しも無論、家ではできないことはない。だからフライパンで焼くのだ。なんだったらちょっと上を行きたければホットプレートで自宅焼き肉っぽく切った鶏肉を焼いて焦げ付く前にちょっと焼き鳥ダレを絡めて再度焼き直すだけでもいい。

 

あとはネギを準備しておくこと。味がくどいときにネギがあるとこれだけで中和されるし、実質的なネギマも再現できる。

最後に焼き加減が要(かなめ)である。

そもそも焼き鳥は箸でちびちび食べるのであればどうせ串から抜くので最初から串無しで焼いていいわけだ。

 

この適当焼き鳥はなるべく低コスパでお店の焼き鳥を再現することが目的なので「誤魔化し」が隠しテクニックとなる。それはシンプル、ちゃんと焦げ目をつけてから仕上げにタレだか塩だかを微量にからめること。ネギと鶏肉は同時投入で構わない。あとは作り置いて、その時の食欲に合わせビュッフェ形式で小皿に取り分け電子レンジで温めるだけ。3種類を小皿にその時だけまとめている。

 

これで酒代と原価の肉代だけ持ってくればあとは手間賃の数百円だけでいいよ、と友人を格安焼き鳥に誘えるだろう。そして自分自身この自宅焼き鳥という創作を更に酒飲みとして改造しようと思っている。