これは自分が少女時代で一番好きな2007年の少女時代という曲のステージミックス版である。
改めて当時の映像を見返してみると気づくことがある。
・ダンススキルが高いし全員揃っている
・音楽番組ではそれぞれ衣装や髪型が違う
この2点が絶対的に大きく日本の女性アイドルと違う点である。
自分が当時、AKB48が会いたかったと全員制服で歌っていたときより、偶然ネットで見つけた日本デビュー前の少女時代を好きになったのは衣装のオシャレさとメンバーの個性にあった。
更に今だからこそ気づくがKPOPの強みである揃ったダンスはゼロ年代には既に完成されていた。
全員黒髪で同じ髪型というのは日本のおっさんやオタク受けは確かにいいかもしれないがやつまらないというか面白くなく、女性からもウケが悪い。KPOPは少数精鋭でそれぞれアレンジ、振り付け、メイクがいつもメンバーごとに個性的なことがめちゃくちゃ面白いというのは間違いなくあるだろう。
自分はこの少女時代の『少女時代』という曲で本当に日本デビュー以前から好きになったし今でもテヨン好きで、次点でユリ好きである。
そして今改めて見ると防弾少年団に繋がる綺麗に揃ったダンスがこの頃からある。
しかもこの少女時代という曲自体が、実は昔の韓国歌謡を現代アレンジしたもので当時の韓国人の胸を打ったどころか普通にかっけぇのよ今聞いても。2000年代に中学生だった自分がかっけぇと思って今でも好きなのがこの曲だ。
そして当時は意識していなかったけどダンスの揃い具合エグくて日本や世界で受け入れられる下地は既にもうあったんだろうなと。
東方神起は受け入れられていたけど、韓国の女性グループはまだまだ傍流マイナーだった時代だ。韓国のアイドル=後進国のダサい日本のパクリだったイメージだったけど、実は韓国は1990年代からわりとハイレベルなことをやっていたという伏線があったわけだ。