elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

ジャニオタが同担拒否をする理由判明する

ぼっち・ざ・ろっく!という男女ともに人気があるアニメがあるらしく、男性絵師が巨乳に描いて(これ自体は原作通りだが明らかにいやらしく性的な絵柄で)、女性ファンが「検索避けをしろ」と怒って炎上したという話らしい。

それで女性オタクが「男性オタクとは文化が違う」というまずはまとめ内容。

 

「男性オタクは創作物で嫌いなものに対する寛容度や耐性が高く、見ない権利はあっても見せる権利を邪魔しない。でも女性オタクは嫌なものを見ると半日引きずる」

いやあ、これは本当にわかる。

男から見るとエロ関連は性癖の対象外であっても全部「ギャハハw」と下ネタ耐性めっちゃ高いんだけど、女性がそうじゃなく、自分の求めない性に対して苦手意識があるのももちろんわかる。

究極のところ自分はBLネタさえも笑えるし、最近はとある高齢女性声優(田村ゆ○り)を扱ったエロネタを偶然見てしまい、いやぁ〜キツイっすと思いながらも笑った。

 

自分ももちろん男性ながら「生理的にキツイ」と思うジャンルはいくらでもあるし、二次創作とは別にキツイと思うこともあるけどそういうのって日常茶飯事過ぎて自分自身の耐性の問題なんだよなこれ。

男性オタクは「いやぁ〜キツイっす精神」がある。

www.anige-sokuhouvip.com

 

もちろん女性が見たくないものを見せるなという権利はあると思うし、自分もわりと女性的センスがあるのでわからなくはない。

ただ究極のところ、最後まで女性オタクの考えには共感はできても同意することはできないなと。

 

そしてよくあるジャニーズの同担拒否理論は、このまとめで貼られていた画像で謎が解けた。

自分は一番好きなアイドルが男女合わせてもSexy Zoneだけれども、ジャニオタ界隈をよく知るからこそ女性オタクの特徴もある程度はわかっている。

ただ同担拒否謎が完全に解けたし、同時にこれは性別の違いすぎて理解できないとも思った。

 

自分は最初、よく海外ネタである「男は着ている服が一緒だとよぉブラザーと仲良くなるが、女は着ている服が同じだとマウントで狂う」程度のものだと思っていた。

でも実際は産む性と産ませる性の違いだった。

アイドルにしろアニメにしろこういうのにハマる女性オタク層はある意味「典型的な女脳、女性趣味、女性型趣味嗜好」な人たちで、これは同じく萌えアニメ若い女性アイドル、Vtuberにはまる男性オタクが「典型的な女性趣味に理解を示さない男脳な男性たち」の逆バージョンなのと同じだ。

男女同じオタクでも最も異性趣味に理解がない典型的な男脳と女脳な層に分断されるわけだ。

 

そのまとめでは我々男は「エロが無きゃコンテンツを楽しめない性」とさえ言われている。

いや、ちょっと待ってくれ自分はプリキュア好きだった時期があるけど女の子の憧れやかっこよさに共感はしても性的には見なかった。

そしてジャニーズのことを当然男性という立場なので性的には一切見ていないけど、別にBL売りとかに文句言わないぞと。

昔、キンプリ初期は神宮寺勇太岩橋玄樹がじぐいわで、俗に言う「腐売り」と言われてたけど、自分はそれこそこういうの面白いなと思うぐらいで嫌悪感はないし、気持ち悪いと思ったとしても先に笑いが来てしまう。

「その妄想すげぇな」っていう笑

エロ関連って発想がイカれてて、自分の性癖と合わなくてもなんか笑えるのが男性の下ネタ耐性だ。これが女性の場合は受け入れられない。男は多神教多民族国家だが、女は一神教単一民族で異教徒多民族に対する寛容性が無くお互い隔離されていたい。

性に対して潔癖とも言える。

 

ただぼっち・ざ・ろっく!を調べてみると作品の雰囲気的に「さすがにこういうのをエロにするのはなぁ」というのも元プリキュア好きとしてわかる。描くなとは全然思わないし、だからこそ女性オタクは検索避けをしろといいたいのだろうが。。。

ただ目にしてもなんとも思わないのが男オタクの耐性、逆に言えば鈍感さなのだろう。

アメリカの学者か誰かが言っていたが究極のところ「ポルノにならないものは無い」わけだ。あらゆるものはポルノになり得る。

anond.hatelabo.jp

女性オタクからだと自分はまだ見当違いなことを考察しているかもしれないがとにかくこの元となった投稿での「男性オタクは嫌いなものに対する耐性が強い」、これだけはまさにそう。

逆に言えば男性オタクは女性の繊細さに配慮しなければならないのかというと、それは難しいよなぁと。

男は自分の欲望を思う存分出すけど、利害が衝突するとき以外は相手の邪魔もしない。

女性はそもそも遵法意識が高いので最初から気を使うし、嫌いなものに対する生理的嫌悪感が敏感なのだろう。

 

女性のBL作家が女性向けのときは治安が悪かったが男向けのエロ漫画に転向したら治安良すぎてワロタみたいな話は最近も見たけど、男はスポーツに関しては戦争だけどポルノに関しては平和的理事会なのですよ。

自分が相容れない性癖でも、その性癖自体に笑ってしまう下ネタに対する寛容性というか、同じほかの男の馬鹿な性癖に男の性欲に狂う哀れさを自分のこととして共感してそこまで強くは言えないわけだ。それに現代男性たちは性に対して非常に抑圧されているのでこれ以上配慮配慮と言われればそれこそ耐えられない。

 

うーん、本当にそうで、だから邪魔もできない。。。

こういう性癖の変態いるんだなとしか思わない。お互い様だよなぁそこは。というか、嫌というより「お前はそんな性癖なのかよw」っていう、理解できなくとも男の性欲に狂う馬鹿さという前提には共感できる。

これが男が嫌いなものに対する耐性が高い理由かもしれない。

だからといって女性に男性と同じことを求めることは難しいし、女性の繊細さを男性も理解する必要があるとは思う。

 

逆に女性は、男性も気を使えたら気を使うけど、男性が気を使うことが前提だと期待してはいけないという認識でいるべきなのかもしれない。そして女性の非寛容さが、その女性エロ漫画家がいうように創作界隈をギスギスしたものにしている可能性も留意しなければならないだろう。

 

男性はもっと気を使え、女性はもうちょっとおおらかに、これがちょっとでも歩み寄れれば。まあそれができようができまいが、男女ともに結局ルックスやスペックで決まるからと諦観でそれをやらなくなり、ますます遠ざかって自分の領域に閉じこもり異性に対する共感力や理解力を失っていくのだろうけども。

 

男性オタクも男性オタクでやっぱり認識を改めてなんでもかんでも空気を読まず性的にすればするほど面白いという幼稚な風潮に自浄作用を働かせていくべきだろうし、別に多少性的なイラストが目につくくらいもうちょっと女性オタクサイドも寛容になればと思うけど、自分にせっかく性的な価値がある時間を性に非寛容で潔癖で繊細な神経質で過ごして理解ある彼くんを待っている内に失い、気づいた時には遅いのよなぁと。