elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

スポーツ観戦の中毒性はアニメアイドルに勝る

自分が最近見ているアニメは鬼滅の刃の刀鍛冶の里編だけで、それも大河どうする家康と合わせて日曜夜の楽しみというぐらいで、そこまで四六時中調べるというものでもない。

 

20代前半までの若い時にアニメにハマれば画像やイラスト集めをしたり掲示板を専門スレ、キャラ個人スレまでチェックした物だが今はそうではない。

アイドルも同様で当時は一日中動画を見漁っていた。

 

ところでスポーツ観戦に関しては誇張抜きで過去形ではなく今も毎日もはや生活の一部で暇さえあればサッカーの事情について調べている。

自分が応援するFCバルセロナというクラブ以外にも他クラブの状況などが気になるのでアニメで言えば複数作品を見ている状況だ。

アニメや漫画、アイドルで考えたら「いやぁもうその情熱ねぇわ笑」というレベルである。

思うにスポーツ観戦の中毒性はアニメや漫画が超えられない壁の先にある。特にいい年した成人男性にとっては。本質的にアニメやアイドルは"女こども用のワーキャーコンテンツ"だというのは自分がよく言っていることだ。

 

自分はガキの頃は「オタク文化は素晴らしい、オタクやアニメを馬鹿にするな!オタク文化はもっと普及すべきだ!」という高い志を持った典型的なイキリ陰キャオタクキッズだったが今思えばアニメやアイドルはやっぱ女や子どもがはしゃぐためのものだな、いい年した大人の男がまともに見るものでは無いなと思っている。

 

逆にスポーツ観戦こそ万国共通の男の素養であり教養、いや魂だ。

幼い頃はちびまる子のヒロシみたいに野球ばっか見ているおっさんなんて好きじゃなかったが、今自分はそれがサッカーになっているし相撲やプロレスなんかにハマる人達の気持ちもわかる。自分はサッカーの次にボクシングなど格闘技にも関心がある。

 

何だったらサカ豚(サッカーファンの蔑称)なので野球はそこまで好きじゃないが、野球の事情に興味がないわけでは無い。少なくとも流行りのアニメよりは余程関心があるし好きな野球選手もいる。萌え系の絵柄でしかコンテンツを発見できないオタクは気づかないかもしれないが、何事も歴史が続いているコンテンツは何かしら奥が深いのだ。

 

自分はジャニーズなど男性アイドルと女性アイドルどちらも好きではあるが、ここにも違いがある。

自分が思うに女性アイドルは熱中できる期間が本当に限られていて短い。

男性アイドルより流行のサイクルが早いというのはもちろん、女性アイドルや女優達自身が25歳も目前になってくると卒業したり恋愛解禁したりするのでどうしても若いグループやメンバーに移行せざるを得ないという構造がある。また女性自体もどうしても加齢でルックスやキラキラ感などの魅力が衰えていくし勢いもなくなっていく。

かと言って次から次にそんな新しく知識を取り入れていく情熱はない。

 

例えばスポーツで贔屓の球団に新しい選手が来れば毎年楽しみでその選手を知ろうと思うが女性アイドルの場合、まずスポーツでいえばグループごと新しく見つけなければならないようなものだ。

 

男性アイドルであればジャニーズはKPOP以上に寿命が長くわりかしおっさんになっても人気が維持できているが、妙齢の女性ファンは「やっと色気がある年になってきた」とむしろ年齢を楽しめるだろう。

自分の友人の母は「嵐より若いグループは男としては見られない」と言っていたし、おばさんファンからすればむしろ歳を取ってほしくさえある。

 

なにわ男子を好きな女性は「この年齢で全員止まってくれ」とはそこまで考えないだろう。

ただ、男性ファンはなにわ男子ぐらいのガールグループがいたら「ここから一日も歳を取らないでくれ」と考える。

道枝駿佑は今の可愛い感じが良いという思いもある反面、もっと男らしく色気がついてきた数年後を見たいと考えている女性は多いはずだ。同世代のファンであれば同じ年齢を重ねていきたいと思うだろう。

 

逆に自分はTWICEに関して数年前から情熱はないし、最近はLDHのLucky2というグループにちょっとだけハマっているがそれ程熱心ではない。

Sexy Zoneはどんどんおっさんになっていく中島健人が楽しみでさえあるけど、別に女性アイドルにそういう大人の色気みたいなのを求めてはいないわけだ。

 

そもそもアイドル文化自体がそういう20歳前後のキラキラ感を眺める物だ。世代交代が早い韓流だとBTSのジョングクさえ昔みたいな少年感が無くなっただの言われる。

 

スポーツ観戦だと35歳のリオネル・メッシが初のワールドカップを遂に成し遂げたという感動ストーリーがある。正直、アイドルでここまでの感嘆は得られない。壮大な物語に一つ区切りがついたような感覚だ。

 

嵐の活動休止はインパクトがあったが女性アイドルでこのレベルの活動期間は難しい。

齋藤飛鳥は24で卒業、橋本環奈は24で恋愛公認だ。かと言ってもっと若いアイドルが自分よりいい生活してると何でそんなものをわざわざ応援しているのか、というより金の出処が怪しく感じるようになり応援に熱中できなくなってしまって「あ、これがオタ卒のサインなんだな」と悟った。まあ元々何度も公演に行くとかグッズを買うみたいな事はしてこなかったが。

 

女性アイドル自体が加齢で魅力を失うか、熱愛、結婚か卒業かでそもそもアイドルで無くなる時期が早いのでそんなに女性アイドル応援は熱量が続かず、本来は自分自身も若いいっときの楽しみなのだろう。

いや、指原莉乃峯岸みなみみたいに同世代を生きた初期の頃から知っている奴らが今こういうことをしていて頑張っているんだなと言うのを見るのは感慨深くもあるし刺激を受けることもある。ただ異性として彼女らを応援しているものでもなく、そこはきっぱり引退した渡辺麻友の幻想で十分だ。

 

韓国のニュージーンスを見ると可愛いなとか曲いいな、とは思うけどもうそこまでも没入できないし限られた自分の熱量はやっぱサッカーに使いたいわけだ。結局、お酒を飲ん昔が懐かしくなれば少女時代やKARA、AKB48の昔の映像を見ていることが多い。

 

そもそも猫を飼うと女子アイドルめっちゃ可愛い!というより自分の愛猫が可愛いという事が優先になってくる笑

異性のアイドルや配信者に大金を使っている人はネコを買うとびっくりするぐらい落ち着くだろう。

アイドルの映像見る時間より猫と遊んでいたいようになるからだ。「この子達も所詮うちの子よりは可愛くない」となってしまう。可愛い生き物を見たいという欲求が全部猫に盗られるので、女性アイドル見る暇や動機が無くなった。性的に見たいときは女性アイドルとは違うものを見るのでわざわざ女性アイドルを見る必要性が無くなってしまった(ちなみに自分の愛猫はオスである)

 

女の子の可愛さを鑑賞するだけだったら猫でいいし、猫はこっちのこと好きだけどアイドルはこっちのことを好きじゃない。アイドルには他の男がいるが猫には自分しか飼い主がいない。

アイドルがファンサ終わって真顔になる顔はよく写ってるけど本性が現れていて怖すぎる、ああいうのを見ると熱中できない。

かと言って女性アイドルはスポーツ選手みたいに男として能力が尊敬できる高い能力を持っているというわけでもない。

歌もダンスもプロには到底及ばないレベルでそのルックスさえも衣装や演出、スタイリストという裏方の作品だ。

 

同性の男性アイドルはそれこそスポーツ選手と同じように尊敬する部分も多いが(自分は中島健人を尊敬している)、あくまで可愛いとか綺麗という対象の女性アイドルにそんな感情は無い。そしてそういうリスペクトの感情を抱くようなメンバーは逆に異性としてはそこまで魅力的ではない。

リーダーとしてこの女性メンバーの人格は素晴らしいと思いつつも異性としての好みや推しではないんだよなと一致しない。

これは女性の女性アイドルファンだと違う感情だろう。

女性が男性をかっこいいや恋愛感情を抱くときそこには尊敬の念があるが、男性が女性を可愛いと思うときそこに尊敬は無い。天海祐希をかっこいい女性として尊敬する男性は多くても恋愛感情とは一切一致しない。

 

漫画やアニメであれば自分は鬼滅の刃であれば冨岡義勇に共感することもあり、面白いから櫻井孝宏の復帰は嬉しいと思っているし童磨も毎度楽しみだ。アニメや漫画キャラでさえ男性キャラ中心の楽しみ方になっている。

単に鬼滅にそこまでそそられる女子キャラがいないのと、別にそういう萌えキャラ目的でアニメを見ようと思わなくなった。

 

サッカーだと憧れもプレースタイルも自分の理想を具現化したような三笘薫という存在がいるので三笘を見ているときが一番楽しい。スポーツの試合はやってみなければわからない上に、数年単位の長期戦を戦い見応えがある。

アニメは一週間に30分しかないので、週末に90分を数試合見るサッカーのようなじっくり感がない。

お酒を飲みながらなんかだとあっという間だ。歴史ドキュメントや居酒屋番組が余程ボリューム感もある。

 

しかもアニメは終わればまた次の自分好みのコンテンツを見るけられるとは限らないが、スポーツは好きな球団や選手を見つければずっと追っていられるので自ずと知識や思い入れも深くなりここが「中毒性」というわけだ。

 

いつまでもアニメやアイドル好きであればそれでいいのだが、そういったある種、幼稚でいい歳すれば飽きが来るようなコンテンツに熱が冷めて次に情熱を傾けるところが見つからないという人ほど、やはり男はスポーツ観戦と相場が決まっている。これだけ巨大なファン数の規模があるということはそれだけ奥が深い。

 

男のオタクでスポーツ趣味と兼任している人は結構SNSでも見かけるが、オタク気質とそれだけ相性が良いのである。スポーツ観戦興味ないタイプのオタクがもったいないのはそれが理由だ。まあスポーツ以外にも底が深い沼コンテンツはいくらでもあるので、そういうのを見つけている人は口を揃えて言うだろう、アニメやアイドルは本当の意味で深みがないな、と。もはや人ですらない物に対するオタク的偏愛みたいなものが余程面白かったりするわけだ。アニメキャラよりも現実の歴史上人物が余程掘り下げがい、研究しがいがあり奥深いしスポーツの場合それがまさにリアルタイムでストーリーが進行していく現役選手だ。過去のレジェンドも歴史の偉大な存在だ。

こういった文化や中毒性と奥深さという意味でスポーツ観戦の中毒性は異次元の領域にある。