TWICEに影響されて韓国語勉強し始める奴wwww
この度自分は大きな決断をすることにした。
それはここまでTWICEや韓流アイドル、そして韓国文化にはまるならば、いっそのこと韓国語を真剣に勉強しようという事だ。
というよりも、もはや韓国語が必須であることを強く感じずにはいられない。
やはりどうしても「言葉の壁」というのは大きく、自分の好きなアイドルの本当の魅力を更に知ることには韓国語が必要であり、韓国人の考えていることや思っている事の間にはどうしても壁がある現実に気付く。
確かに字幕はあるし、音楽を聴いていれば言葉が分からなくとも楽しいは楽しい。
しかしそれで楽しめたのははまりたての最初の頃だけで、ここ最近初めてTWICEを見たときのような衝撃は徐々に自分の中で少なくなりつつある。
むしろどういったことを言っているのかわからないもどかしさのほうが日々大きくなり、もういっそのことこの壁を自力で突破しようと考えるようになった。
韓流アイドルはTWICEに限らず無数に動画があり、更に韓国のユーチューバーやネット文化を含めるとその範囲は膨大になる。
どれも非常に面白く、普段日本で見ている物と違った異文化の面白さがある。
ただ韓国の動画を見ているだけではもったいないので、リスニングの教材として耳で覚えながら勉強するという目的を追加すると一石二鳥になる。
そして翻訳されていないレアな情報も分かるようになるし、字幕だけでは伝わらないニュアンスや喋り方も理解できるようになる。
韓流アイドルは喋り方も面白く、この意味が分かれば更に面白いんだろうなと感じることが多い。
TWICEはまだ字幕付きの動画が多いが、OH MY GIRLやMOMOLANDとなってくるともはや字幕が無いのが当然であり韓国語はもはや必須科目だ。そのTWICEもよく探せば翻訳されず日本に伝わって来ていない物が数多く存在する。
日本語で日本人向けに話すことと、普段自然体の喋り方で話すことでも違ってくる。
韓国人の考えている事を本当に理解するにはやはり日本語だけでは壁を感じるのも現実であり、その壁が今の自分にとっては物凄く分厚いものに感じる。
近い事に親近感を覚えながらも、日本人と韓国人の間には、目に見えない壁のような物が存在することに徐々に気付くようになる。
そういった経緯もあり真の意味で自分の好きなアイドル、そして韓国の事を理解するには言葉の壁を超えることが必要になるという結論に至ったわけだ。
またこれからの人生計画において自分の好きなことを極めるというのは大事な事な時代になっている。
語学を勉強すること、そして他国の文化を知る事が好きな自分にとってK-POPで韓国語を勉強するというのはとても相性が良いのではないか。
好きなことをして将来のための勉強も同時にしている、これほど趣味として良いものも無い。
韓国語を覚えれば知れる範囲も増えるし、将来の活動の幅も広がる。
韓国人の友達もできるかもしれないし、旅行も自由度が高まる。
英検の韓国語版とも言える韓国語能力試験もいずれ受けてみたいし、そこで最高難易度の6級に合格するという大きな目標を持てばいつも以上に熱意をもってTWICEを楽しむことができる。
そして何より自分はなぜか韓国語の音感やハングルのデザイン、韓国の雰囲気自体が好きでなぜか魅せられている。
聞いていても見ていても面白いのが韓国語だ。
いつか韓国に行ってみたいという思いもあるし、かといってただ典型的な観光をするだけではつまらない。本当に現地に溶け込んだ旅行をしてみたいし、そもそも住んでみたいという思いもある。
ただ一時的に韓流アイドルが好きだったで終わってはもったいないし、何か残せるものとして語学スキルほど役立つものも無い。
韓国語能力試験6級に1年3ヶ月で合格した勉強法 (MyISBNデザインエッグ社)
語学というのは結局、好きな言葉を勉強するのが一番で韓流アイドルへの情熱を語学勉強熱に変換することだって出来る。
TWICEの日本人メンバーだって最初はぎこちないところからスタートしたけれど、今では韓国の番組に出演して溶け込み自然と話している。
覚えようと思えば言葉というのは誰でも覚えられるもので、ミナ、サナ、モモやツウィがそのことを証明している。
何より聞きながら覚えると文章で勉強したときのヒントにもなりやすい。
むしろ日本人の外国語の勉強というのは書籍でするものだという印象が強いかもしれないが、実はリスニングや会話能力のほうが大事な時代になろうとしている。
教科書的な形式ばった言葉はもちろん基礎ではあるけれども、日本人の学習方法はあまりにもそこを重視しすぎてきた。
だからこそもっと楽しく自然体に学ぶことが大事なのかもしれない。
その意味で実はアイドルを見て学ぶというのはより自然な言葉を学べるし、素早い聞き取り能力や現場での対応力も鍛えられる。
TWICEの9人はある意味韓国語を勉強したい人にとって最高の専属教師とも言える。
TWICEがついていてくれるのだから決して不可能じゃないし、むしろ最高の先生のために勉強するというやる気だって持つことができる。
韓流アイドルを見ていると、何を言っているかわからないから、何を言っているか知りたいという感情に変わる時期がやって来る。
そんな時が訪れたら、きっとそれは本格的に勉強を開始する時期が来たという事なのかもしれない。
TWICEのナヨンはお酒を飲むと凄いらしい
元々高いテンションの人が多い韓国人がお酒を飲めばさらに凄いことになるが、どうやらTWICEのナヨンもその1人のようだ。
むしろナヨンの場合お酒飲んでいなくても十分ハイテンションなのでもはやその姿は想像すらつかない。
「サナは私がお酒を飲んだらとても面白くなると言っていた」とナヨン本人は語っており、お酒好きとしてはちょっと親近感がわいたというか、どんな感じで飲むのか興味が湧いた。
サナから自分の姿を教えてもらったという事は、もしかして本人は飲んでいるときの記憶が無い可能性もあるのではないか笑
自分は韓国とお酒の文化について関心があり、TWICEに興味を持ち始める前からちょくちょく韓国のお酒事情を調べていたことがある。
日本人もお酒を良く飲むというイメージがあるけれども、韓国人の飲み方は日本人が想像している以上でちょっと最初は引いてしまうぐらいに凄い。
実際にお酒の消費量にも表れていて、韓国だけアジアの中でヨーロッパ並みに飲んでいるというデータも存在する。実質アジアのアイルランドと言っても過言ではない程アルコール大国だ。
韓国人がお酒を飲んでいるモッパン動画を見ると、一言で言うと「昭和の体育会系」の飲み方が今も残っているという印象を受ける。
そして爆弾酒(焼酎や洋酒とビールを合成して作るお酒)をガチで作って本当にハイペースで飲む文化が存在する。最初は文面だけで爆弾酒の存在を知っていたが、実際に動画などで見てみるとかなり衝撃的である。
TWICEのナヨンは確実に爆弾酒を造るタイプだろう笑、日本人メンバーも最初は困惑したに違いない。バリバリの韓国人タイプのナヨンはお酒もやはり凄いようで、実際飲む量も秘密にするほど多いようだ。
ここにジョンヨンが入ってくるとお得意のいたずらでいつの間にか追加で注いで更に飲ませようとして来る姿が思い浮かぶ。
韓国の価値観では食事は皆でする物であり、お酒はたくさん飲んだほうが面白いという文化が存在する。罰ゲームで飲ませるような体育会系の文化も根強く、お酒好きの自分でも韓国人と飲むのはなかなか大変そうだと見ていて思う事がある。
ただイルベ民のような友達がいたらマイペースに飲めそうなので、イルベ民と韓国のアイドルトークをしながら飲めたら結構楽しそうだ。
また韓国のお酒と言えばマッコリのイメージがあるが、実際には焼酎(ソジュ)のほうが広く庶民的に飲まれている。
韓国の映画やドラマでも緑の瓶に入ったソジュをグラスに注いで飲むシーンをよく見かけることができる。
ちょうどナヨンがファンからもらって喜んでいるのがこのソジュで、韓国のコンビニではこの瓶が本当に良く売られている。日本でもJINROとしてローカライズされて販売されているのを良く見かけるが、韓国では更に小さな瓶で売られていてフルーツ風味の味付けがされているものなどバリエーションに富んでいる。
自分の憧れは韓国の焼肉屋でこのソジュを飲むことか、GS25という韓国のコンビニのイートインスペースで飲むことである。
ちなみに逆に日本旅行が好きな韓国人の間で流行っているのが「ほろよい」らしく、もし韓国に行く機会があればお土産としても喜ばれるかもしれない。
またナヨンさんといえば「着飾らない人間味」のようなものがある。
紅白歌合戦に出場したときに控室に飾っていたみかんを食べたくて貰って行ったというエピソードは今でも面白く、渡辺直美が「このパターン初めて」と言ったのはTWICEファンの年末の良き思い出だ。
中でも印象に残ってるのがTWICE TVのシンガポール編で、焼き鳥らしきものを食べていた時のこの姿が個人的にはツボだ。
カメラに映ってることを意識してなくて完全にどこかの居酒屋にいるおじさんになっている姿が面白くてたまらなかった。ノーメイクの状態で日本の居酒屋でこうやって焼き鳥を食べてたらいくらONCEでも気付かず素通りするだろう笑
こんな感じで一人酒してるナヨンさんを思い浮かべると、その飾らない人間味の良さにも気づく。
サナがナヨンは飲むと面白いと言うのもこうした姿を見るとうなずける。
更にナヨンと言えば物真似や愛嬌パフォーマンスも得意なので、飲んだらこういうことばかりやるんだろうなという姿も想像できる。
最近お酒が好きな女性芸能人も増えてきているので、いつかの"韓国代表"として日本の居酒屋巡りロケに参加して、その凄さを披露してくれる時が待ち遠しい。
パリ・サンジェルマンとかいうあと一歩何かが足りないクラブ
サッカーの強化策というのは一朝一夕に実現できるものではない、まさにローマは1日にして成らずだ。
その意味ではまさにパリ・サンジェルマンが典型例であり、どうしてもメガクラブにはあと一歩及ばない。
現時点ではまだホームでのセカンドレグの試合が残されているが、ファーストレグをレアル・マドリード相手に落とし今季もUEFAチャンピオンズリーグ敗退が危ぶまれている。
かつてベスト16敗退芸を売りにしていたアーセナルの後継者になってしまうのか、いまいち勝者のメンタリティのようなものが足りない。
「格」と言ってしまえば抽象的だがメガクラブのメンタリティのようなものをまだパリ・サンジェルマンは手にすることができず、つい最近オイルマネーで強化されたばかりのクラブに留まっている。
これは偏差値と同じような物で勉強すればある程度の領域には達することができるが、高くなれなるほど伸びにくくなり伸び悩みが発生する。
現実には確かに進歩しているのだが、急に強化したときに比べるとスピード感がなくなり長い停滞期に入ったように思えてくる。
これはマンチェスター・シティとも共通している問題だが、両クラブはあと5,6年この路線を続ければ目に見えた効果が表れ始めるかもしれない。
出来ればフランスのバイエルン・ミュンヘンのようになることが理想だが、まだパリの象徴として完全に受け入れられているとは言い難い。
パリ・サンジェルマンがその名前のようにお洒落なイメージとして定着し始めたのはここ最近の話であり、イブラヒモビッチが来てからビッグクラブ扱いされ始めるようになった。
かつて本田圭佑にその移籍の噂があった時「PSGはビッグクラブではない」と口にしたことが当時の立ち位置を表している。
似た様な問題で言えばアトレティコ・マドリードも今日のような地位は無く、チャンピオンズリーグ優勝を二度に渡り決勝で逃したことでメガクラブになりきる機会を失ってしまった。
試合が始まる前の予想では今季のレアル・マドリードには難なく勝てるという見方が多かったが勝ちきれず、昨シーズンはファーストレグでバルセロナ相手に圧倒的に有利だったがセカンドレグで大逆転を演じられることになった。
普段リーグアンで厳しい試合をそれほど経験していないからこそ大舞台に対する強さが育まれていないのがパリの弱点だろう。
その勝負弱さがこういった場面で露呈してしまうのだ。
今後パリの命運を左右するのはまずセカンドレグで逆転できるかどうか、これはクラブの象徴になるべきネイマールの去就にも影響してくる。既にレアル・マドリード移籍の噂が随所で囁かれており、命運を共にできるかどうかは不透明になりつつある。
レアル・マドリードにおけるロナウド、バルセロナにおけるメッシになるはずのネイマールが退団することになれば、パリの壮大な計画また振り出しに戻ることになってしまう。
そう考えるとクラブの方針を理解し長年在籍したズラタン・イブラヒモビッチは良心的だったとも言える。
またディ・マリアもバルセロナへの移籍を示唆する発言をしており、選手から一時的な腰掛けのためのクラブだと思われている側面があるのも現実だ。
更に言えばオイルマネーへの依存というのも実は非常に危うい。
例えばリーガ・エスパニョーラのマラガは一時的にオイルマネーで強化されていた時期があったが、出資者が飽きてしまいスペインの新たなビッグクラブとして台頭する夢は叶わなかった。
オイルマネーによる強化がこのまま続くかどうかというのも確実ではなく、それが途切れるまでにクラブのブランドを確立できるかどうかが重要になるのではないだろうか。
仮にネイマールが退団することになれば新たなる象徴としてパウロ・ディバラのような次世代スターに白羽の矢を立てる可能性はあるだろう。
上手く行きはじめたように思えるネイマールとの冒険もここにきて雲行きが怪しくなってきた。
セカンドレグでの逆転を果たし苦難を乗り切ることができればそれは大きなブレイクスルーになる。更に当初の予定通りネイマールを真のクラブの象徴にすることができれば、一流クラブの会員になることができはずだ。
しかしPSGが花の都パリに相応しいメガクラブになるにはまだ様々な困難が待ち受けている。
稲垣吾郎さん、ジャニーズ辞めて結構楽しそう
正確には辞めたというよりも"辞めさせられた"のだが、いずれにせよ憑き物がとれたように楽しそうにしている稲垣吾郎を見て安心するファンは多い。
ネットを使いこなせてるのが稲垣吾郎で、ネットで暴走するのが草なぎ剛である。
稲垣吾郎はもしかしたらSNSに向いているのかもしれない。
それほどに楽しんで使っている印象を受けるし、こうやって身近に情報を感じられるというのは良い面もある。それどころかもう今の時代はそれが一番必要な時代にもなって来ている。
更に元SMAPの3人がネットに進出して以降、ジャニーズのネット進出も加速化してきたので良い化学反応が起きたと言えなくもない。
また本人たちもこうしてネットで思い思いに活動できて精神的にはむしろ楽になったようにも見える。芸能界はいろんなプレッシャーもあるので稲垣吾郎のような優しい人には辛かったこともあるのかもしれない。
自分はSMAPで一番稲垣吾郎が好きだったこともあり、退所後の活動は今も気になる。
趣味が面白い人だからこそ自分のやりたいことを自由に追求できるインターネットというのは、もしかしたら稲垣吾郎にとってはベストな場所になる可能性がある。
ネットだから出来るようなマニアックな番組をもっとできれば絶対面白そうだ。
更にテレビでも最近はオールフリーのCMが始まっている。
そののCMを見て「生きてる!」というのはちょっと意味深に感じるのは考えすぎかもしれないけれども、とにかく活き活きして楽しそうなので安心した。
普通にテレビを見ていて流れて順調に言ってるなと嬉しくもなった。芸能界から消えないでほしいという思いはSMAPの活動に勇気づけられた人すべてに共通している。
ところでなぜ草なぎ剛はこのCMでハブられているのか?ノンアルだから何の問題も無いはずだ。
あとゴロウちゃん髭結構似合うというね笑
稲垣さんが元々イケメンなのは当然として、香取慎吾も疲れがとれたのか容姿が復活しているように見える。
何か良くわからない賞も受賞してるし、とにかく楽しそうだ。
そして前述のようにジャニーズ事務所側としても所属タレントのネットでの写真利用を解禁して、新しい時代に向かいつつある。
チケットの当選方式が結構アナログで以前からジャニーズファンから苦言を呈されていたが、そういうところもこれから変わってくるのかもしれない。
個人的にはMVをyoutubeの公式チャンネルで解禁すれば凄いことになりそうだなとは思うけれども、それはさすがに難しいだろうか。
韓流の再生数が凄いのを見ているとジャニーズも負けてられないなとも思うし、今の時代ネットの影響力は凄まじいとも感じる。
実際新しい地図でAmebaTVに3人が出演したときの視聴者数は凄かったとも聞く。
それがジャニーズ事務所サイドのライバル心を刺激して今に至るというわけではあるけども、今後どうなっていくのかはまだ未知数だ。
外国人が見る手段というのは動画サイトに限られているし、韓流の場合はもはや音楽番組までも公式チャンネルに出演映像を上げている時代になっている。
事務所側とテレビ局側の関係もあるのでそう簡単にはいかないけれども、もっとネットで簡単にジャニーズが見れるようになっていけば魅力ももっと広く伝わっていくかもしれない。
そして徐々にその方向に向かいつつある気配も感じる。
更にお互い共存する形で良い方向に向かって行けば、ファンとしても対立することが減っていくはずだ。むしろネットを舞台に良い競争が起きれば両方にとってもウィンウィンの関係というか、新しい時代のきっかけにもなる。
とにかく何より稲垣吾郎がこうして楽しそうにしている姿はファンにとっても一番嬉しい姿だ。
渡辺麻友ってマジでAKB48卒業しちゃったんだな・・・
AKB48を卒業した渡辺麻友の初の公の大舞台は、大阪府の阪急うめだに開店したジョルジオ・アルマーニのオープニングセレモニーとなった。
本人いわく卒業後1か月も表舞台に出ていなく緊張したということらしいが、むしろ渡辺の場合、思う存分に引きこもり生活を満喫できたので久しぶりに我に返ったという感覚なのではないだろうか。
それにしてもインタビューを聞いていると渡辺麻友の喋り方は相変わらず面白い。
オタクが頑張って話してる感があって好感が持てるというか、あれだけ芸能生活をしておきながら未だに人前で話すときにぎこちない感じはあんま変わってないなと安心する。
AKB48というグループでスポットライトを浴びていたはずなのに、今ではすっかり場末の地下アイドルのようなオーラになっていて、むしろこれが渡辺麻友の本当の姿だったのかなとも感じる。
彼女の本質は埼玉出身の冴えないオタクであり、AKB48という華やかな舞台でそれこそまさに「アイドル」という偶像を担ってきた存在だ。
よくここまで上り詰めてきたと思うのと同時に、卒業後のマイペースな活動で今までのアイドルというベールに包まれていた時には出せなかった素の魅力にも期待したいとも思う。
こうやって卒業後の渡辺麻友を見た時、あれほど輝いていた「まゆゆ」はなんだったのかと思う事が無いわけではない。卒業してみれば案外普通の埼玉女子であって、冷静に見てみればかつて幻想を抱いていたほどのアイドルではないことにも気づく。
全盛期のAKB48補正があったからこそ、渡辺麻友はそれこそCGのように見えていた。今でも「シンクロときめき」や、「軟体恋愛クラゲっ娘」、「夕日のいじわる」のような名曲は懐かしく、そしてまるで架空の幻想の日々のように感じる。
本当に渡辺麻友というアイドルがこのように存在していた期間があったのかと今になっては思う程、それは遠い過去の出来事のようであり、今と昔では全てが違う。
一体あの日々は本当に実在したのだろうかと詩的な言葉が湧きあがってくる。
だからこそあの日々、つまり渡辺麻友がアイドルであった日々はある意味で美化され、今もなお輝かしい幻想的な期間のように感じるのかもしれない。
こうしてAKB48卒業後に、1人の渡辺麻友としての活動をしている姿を見ると卒業したという現実の実感が今更ながら押し寄せてくる。
終わった時代とこれから始まる時代があるならば、どうしても人は過去に幻想を抱きがちだが、新しい未来への希望を失うってはいけない。
そんな渡辺麻友は彼女が常日頃から憧れだったミュージカル舞台に挑戦するらしく、「アメリ」という劇の主役を担当するようだ。
アイドル出身者というのは実は、一般的なドラマの女優よりも、こういった舞台や劇場型の演技の方が得意な可能性はある。自然な演技が求められるドラマよりも、舞台向けの演技のほうがアイドル出身者には適正があるのかもしれない。
これまで自分は渡辺麻友の女優志望は本人の希望に反して、適正はないと主張してきたが、舞台という彼女の美学に一致する場所があるのであればその未来について明るい兆しを見出すことは容易だ。
渡辺麻友本人自体がある時から熱烈な宝塚歌劇団のファンになったこともあり、いっそのことこういった本人が美学を追求できる世界に邁進していくことの方が理想的な未来が待っているのではないか。
今回のジョルジオアルマーニのセレモニーで着用したピンクの衣装は宝塚の花組カラーを意識しているらしく、渡辺の宝塚愛は本物だ。
渡辺麻友が宝塚の「箱押し」になったというのは自分がジャニーズの事務所担になった経緯と似てるかもしれない。自分と同性ゆえにその追求する美学の世界観がわかることも時として存在する、だからこそ夢に思い描く「きらびやかな世界」への憧憬は今もなお持ち続けているはずだ。
美意識や美学への独自のこだわりが強い渡辺麻友ならば、むしろ本人の感性に従うままに、自由に新しい世界観を創造しはじめるのは卒業後のこれからの時代でありであり日々なのかもしれない。