elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

悲報:SMAPは完全に分裂し稲垣、草なぎ、香取の退所が確定

去年から世間を騒がせていたSMAP解散騒動は誰もが望んでいなかった結末を迎えた。理想はSMAPが再結成されることであり、現実的には5人全員がジャニーズ事務所に留まりそれぞれ個人の活動を充実させていくということが目標だった。

そして仮に退所するにしても木村拓哉だけが残り、4人がまとまって何かを始めることが最低限の願いだったのかもしれない。

 

しかし「これまでのような日々」は永遠に続くとは限らない。

現実にはSMAPとしての活動が再開することはなかった。4人一緒に何か活動をすることもなく事務所に忠誠を誓った木村拓哉とSMAP解散後も仕事に恵まれていた中居正広が契約を延長し、その恩恵から漏れた草なぎ剛、香取慎吾、稲垣吾郎の3人が退所することになった。

 

賛否両論はあるが一般論のイメージでいうところの「木村拓哉に裏切られた4人」という構図だったものが、まさか中居正広までジャニーズ側に付き添う事を決めたのだから芸能界というのはやはり"大人の事情"が支配する世の中なのだろう。

「裏切り者」である木村拓哉に対して「忠義に厚い男」というイメージで語られていた中居正広が、まさか木村拓哉と共にジャニーズ事務所に恭順するのだからこの現象は"複雑怪奇"である。

 

この状況と非常に似たことが歴史では起きたことがある。

今回はまるでドイツを率いるアドルフ・ヒトラーとソビエト連邦を率いるヨシフ・スターリンが独ソ不可侵条約を結んだ時と同じだ。全体主義と共産主義という相反する政治体制を掲げ互いに批判し合っており世界から犬猿の仲とされていたドイツとソ連が同盟を結んだように、今回木村拓哉と中居正広が"同盟"を結んだ。

 

当時の平沼内閣は「欧州情勢は複雑怪奇なり」とドイツとソビエトの接近に衝撃を受け総辞職することになるが、実は真に欧州情勢を理解している者ならば独ソが接近することは予想できたのである。

(ちなみにこの後ヒトラーとスターリンの二大巨頭は不可侵条約を破棄し互いを滅ぼしあう全面戦争を行い、独ソ戦は歴史上最大規模の惨事へと発展していくのだがそれが何かこれからの二人の暗示であるように思えてならない。)

 

それと同じで事務所に恩義を感じている木村拓哉がジャニーズに留まり、冠番組を多く抱える中居正広も同じく現状の立ち位置に留まることは大人の事情を理解している者ならば予想できたことなのかもしれない。

 

しかし自分はまさに当時の平沼総理と同じであり、この状況を複雑怪奇だと捉え衝撃を受けている。自分はまだ芸能界という物を理解していなかった、結局芸能界というのはこういった大人の事情やしがらみで動いている。

中居正広が"男気"を押し通して、稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛と共に新しいストーリーを始めるというのは少年漫画の中でしかありえないような子供じみた展開だったのだろう。

中居正広「仲間だろうが!」

こんなことは現実にはありえず、中居正広が木村拓哉やジャニーズ事務所についていくのである。

SMAP

芸能界の光と影を知り尽くす中居正広はこの状況でジャニーズ事務所残留を選んだ。

彼らに言わせれば「これが大人の決断」なのかもしれない

中居正広「SMAPの歌は好きだったがね、だが世界は歌のようにやさしくはない」

 

まるで少年のような心を持つ香取慎吾のような人に芸能界はあまりに惨たらしい世界だった。まるで戦国時代のように、まるで帝国主義の時代のように純粋なピュアな心を持つ人間はこの社会では損をする。

母親のように育ててくれたマネージャーに義理を感じ添い遂げようとした香取慎吾はまさに「損をしやすいタイプ」の典型例なのだろう。この社会は優しく義理のある人間に生きやすいようにはできていない。騙し合い裏切りあい、最後にその競争に勝ち抜いた者だけが生き残る。

人間は使えるか使えないかだけで相手を判断し、付き合う相手は利益で選ぶ、香取慎吾は40歳になってもそのことがわからなかったのかもしれない。インターネット上ですらそうなのだから芸能界がどういった世界なのかは推して図るべきなのだろう。

 

しかしその香取慎吾にもついてきてくれたような人がいた。

草なぎ剛である。

 

香取慎吾は「芸能界には草なぎしか友達がいない」と以前から語っていた。頑なに芸能人を信用してこなかった香取が唯一信用した芸能人が草なぎ剛だった。

今回その友情が証明されたことになる。

香取慎吾と草なぎ剛の間に合った信頼関係は本物だった。

いざという時にも裏切らない、そんな友人が香取慎吾には一人いた。それだけでもきっと幸せであり、芸能界やジャニーズ事務所という世界でそんなかけがえのない友人に出会えたことは唯一の救いかもしれない。

 

いや、もう一人いた。

稲垣吾郎、実は彼も男気溢れる人情家だった。

一番風見鶏に近いタイプだと思われていた稲垣吾郎が対処する仲間と命運を共にした。

 

彼ら三人の行方がどうなっていくのかは誰も知らない。

明日に向かって生きていくのさ、先の事なんて誰も知らない。

 

ジャニーズ事務所は根回しし彼らが活躍しにくい状況を作るだろう。

中居正広まで事務所に留まるともなれば残された3人にもはやこの逆境を打開する力はそれほど多くは無い。

本当に起きてほしくないことが起きてしまった。SMAPが自分の応援しているグループでないという人も、自分の応援しているグループに置き換えて考えて見るとその悲壮に共感できる。有力な2人のメンバーだけが事務所に残り、残りのメンバーは全員切り捨てられ芸能界の荒波に投棄される。

今SMAPやSMAPファンが直面しているのはそういった状況なのである。

なぜこんなことになってしまったのか、どの時点に戻ればやりなおせるのだろうか、そんなことを考えても答えは見つからない。

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