elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

もしミナがAKBに入っていたら(仮想)

TWICEのいわゆる「ミサモ」の中で、自分が一番美人だと思っているのはミナだ。

というより、トゥワイス全体でもツウィと並んで実質ツートップといっても過言ではないくらいルックスのレベルが高い。

ミナのビジュアルはあまりにも過小評価されすぎている、と日頃自分は考えている。

事実上、韓国芸能界で活躍する日本人最高峰である。

 

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ヨクシ(やっぱり)、ミナだ!!!

ミナミナミナリ〜🤩

 

タンシヌン ノプ イェップダ(そなたは美しい)

 

この衣装なんかもう一昔前のAKB48っぽいというか、特にBeginnerの時っぽい。

当時のAKB全盛期時代にいたら神7確定レベルで華麗だろこれ笑

可愛いとかいうレベルを超えていて、真のレベルで華麗だ。

 

ここまでくるともはや自分はミナシン(ミナ信者)である。

ミナペンというよりミナシン

 

でもそれくらい、ミナはルックスも声も性格も最高水準にある。

乃木坂46にいてもおかしくないどころか余裕でセンターレベルだろう。

 

なおこのミナが日本のアイドルオーディションに落ちたという現実

落としたのマジでどこだ?笑

ちなみに日本のアイドルオーディションを受けたというのは実際ミナが直接語っている。

 

そこから様々な挫折を乗り越え努力して、TWICEとしてアイドル界のトップに上り詰めていく。

ミナリ、サランヘヨ

現在、意外な所で中国人と韓国人が喧嘩中

真夏の最後のエキシビジョンマッチとして、中国人と韓国人による熾烈な「中韓戦」が勃発している最中だ。

事の発端はというと、元韓流アイドルのイ・ヒョリが番組中に発した言葉に中国人が激怒して、彼女のインスタグラムに突撃している状況だ。

 

まずイ・ヒョリが誰なのかというとピンクルという、韓国の第一世代アイドルのメンバーで、日本で言えば初代モー娘。のようなイメージだ。

少女時代やWonder Girls、KARA、T-ARAが第2世代として現れ、TWICEやBLACKPINK、そしてITZYやNiziUの新世代が登場している。

つまりKPOPアイドルにおいてはレジェンドの母のような存在だ。

 

そのイ・ヒョリが何を言ったかというと、今やっているプロジェクトで世界にわかりやすい名前としてマオというニックネームがいいというような内容だ。

これに中国人が激怒

 

「なぜ無闇に毛沢東の名前を使うのか」

「我々が犬の名前に世宗大王の名前をつけるようなものだ」

 

まあ確かに中国人の言い分も分からなくはない。

別にバラエティのちょっとした企画で、中国進出というわけでもないのに唐突になぜマオなのか、という疑問はある。

ちなみに韓国語では中国人の名前は原音表記なので、毛沢東のことはマオと読む。

中国人にとっては国父のような存在なので、日本でも海外で天皇の名前が気安く使われるのはいい気がしないだろう。

また日本でもチンギス・ハンを漫画のギャグにしてしまい、朝青龍から怒られたこともあったのでデリケートな問題はどこにも存在する。

 

 

www.instagram.com

 

そして現在、その壮絶な争いの会場になっているのがここだ。

2週間以上前の投稿を最後に更新が行われていないが、リアルタイムで両国のネットユーザーが激しく戦っている。

韓国のニュースサイトで一週間前の記事を読んだら「コメントが4000件を超えている」とあったが、今なんと53万を超えている。

 

自分は韓国語が少しわかるので表面的に読んでいるが、「イ・ヒョリ姉さん、オンニ悪くないですよ」というコメントもあれば「笑えるのが中国人は韓国なんて取るに足らない国だと言っているのに韓国の芸能には真剣なところ」とか「チャンケ」というような蔑称も目立つ。

 

逆に中国人側も「南朝鮮」「棒子」といった漢字で読めるような恒例の悪口が多い。

「朝鮮出兵のときに助けてやったのに」と明の時代の話を持ち出すのも中韓戦の定番。

文化がない、全て中国か日本の真似、アメリカの子分、みたいな意見も多く、中国人が何に自尊心を感じているのかがわかる。

韓国人も負けずとコロナを撒きやがってと応戦する格好だ。

中国人の大国意識と韓国人の先進国意識がぶつかり合っている。

 

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それを高みの見物で観戦する日本人と台湾人の構図

香港の周庭とタイのリサも呼んでじっくり見物しよう

口喧嘩最強ナヨンを宇宙少女の中国人メンバー3人が取り囲んで喧嘩しているようなものだと思えばいい(ちなみに韓国人女性と中国人女性は普通に物理的に喧嘩するらしい)

 


TWICE - Saturday Night (Son Dam bi) + U-Go-Girl (Lee Hyori) Special Stage M COUNTDOWN 160317 EP.465

 

 

イ・ヒョリといえば「U-Go-Girl」が有名で、このようにTWICEもカバーしているし韓流アイドルのKPOPでもよく使われている代表曲だ。

 

正直、中国人と韓国人の争い、見てる分には他人事としていくらでも勝手にやっといてくれというのが日本人の感覚ではないだろうか。日本人も嫌韓が激しいとはいえわざわざ直接やり取りはしないし、自国で日本人同士で中国と韓国の悪口書いて終わりである。

彼らの外に対するエネルギーは凄いし、逆に台湾人が海外で争ってる光景も少ないので大人しい日本人と台湾人が、喧嘩っ早い中国人と韓国人の争いを見物するというのはある意味穏やかだ。

 

大体、韓国人といえば「インスタテロ」で有名で、韓国人同士でさえ「またクッポン(無条件愛国主義)の子が外国人にキムチの辛い味を味わわせに行ってるね」と呆れている光景は多い。

ここ最近だけでもサナ、クリスティアーノ・ロナウド、パレホが攻撃されている笑

自分たちがインスタテロをされたときは、「自分がすればロマンス、他人がすれば不倫」というネロナンブル根性と鍋根性(ネンビクンソン)という二重性を発動させる。

やはりイルベで学んだことは間違っていなかった

 

ja.m.wikipedia.org

 

ちなみに中国人VS韓国人の争いは戦前から既に恒例イベントである。

用水路の使い方で揉めて、日帝時代、中国に強く出られるようになった韓国人が中国人を度々襲撃していたのだ。歴史には被害もあるが加害もある。

「韓国人のキムチのメウンマ(辛い味)を喰らえ」と言っていたら、それ以上にもっと辛い四川料理の味で再教育されるいつものパターンだ。韓国料理の辛い自慢は四川料理からすれば子供レベルである笑

そういえば「キムチすら中国が輸出しないと食べられない国」という中国人のコメントもあった。

 

反日に振り切って中国の方に行くと思ったらまた勝手に揉めだすのが風物詩というか、数年前のTHAAD配備の時にもみた光景で、もう勝手にやれと笑

疲れたよ、というのが日本人の対韓感情だろう。

 

まあ中国人も大国気取るならもうちょっと大人になれとは思う。

こちとら首相の写真や国旗を何度燃やされてきたか笑

黄色い熊さんの画像を遮断したり対応が小者っぽいところといい、そういうところがまだ大国じゃないんだよなぁ。

アメリカさんとかもっと世界中で燃やされたり、お宅のところの子飼いの北朝鮮なんか大統領の写真やら模型を子供が叩くおもちゃにしてるレベルなのに。アメリカがヤンキーゴーホームとか言われたみたいなそんなことで怒ってるところみたことない笑

 

メンタルは大国になりきれていない国と、自分がやるときは気にしないけどやられたらめちゃくちゃ怒る自尊心に敏感な国の血みどろの争い

本来、日本は嫌中や嫌韓にマジになる国じゃないんだよ。

今でこそマジになってる人多いけど、本来こういうスタンスでまったり見るものよ。

菊池風磨さん、もう完全に全裸芸人になる

本日の番組表チェックしてて大爆笑したわ

なんだ「帰ってきた全裸ジャニーズ!」っておい笑

▼セクゾ菊池風磨の水着が泳いでいると…ってなんやねんこれさぁ

 

あたかも待望されているような書き方、嫌いじゃない

今夜楽しみすぎるぜこれ、絶対見ますわこれ

 

ジャニーズ史上初と言っても過言ではないかもしれないドッキリ番組での全裸を晒して以降、その噂が定着していたとはいえ、こうして再度使われるとはやるね風磨

 

翌日酷い目にあった激辛は再挑戦できなかったが全裸ドッキリは再挑戦させられる男

たった一度のドッキリ出演という過ちによりジャニーズ人生を狂わされた(切り開いた)男

 

として伝説に残るだろう笑

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今夜の自分の番組表忙しい

「帰ってきた全裸ジャニーズ」というワードセンスがとにかく秀逸すぎる

詳細見ていると水着が泳いでいると消えるドッキリっぽい。

何度見ても面白いわこれ

 

帰ってきた全裸ジャニーズ!の破壊力よ

 

もうこれで菊池風磨さんの扱いは世間的におでん君に似てて赤西のモノマネしてて、最近は全裸芸人という、結構いい感じのキャラじゃないか。

赤西物真似の時代も、時代的に仕方ないというか自分でさえ未だに憧れているんだから、あんまりイジらないであげて頼むわ笑

誰しもそういう時期があるじゃない、そして憧れって永遠じゃない。少年の夢をイジるのは大罪ですよ、ほんとに。

それが今、こうして時代に適応してるわけだよ

 

とりあえず、風磨さん帰ってくるみたいなので今宵を待ちましょう(どこから?)

メッシが愛想を尽かしたバルサ地獄のスタメンがこちら

今世界を騒がせているメッシ移籍説に伴い、困難から逃げるのかという批判がされたり、もうメッシはオワコンで時代は終わったという事まで騒がれている。

自分自身も、ここ数年のメッシに懐疑的であった。

 

ただ、ここ一旦冷静になって考えてみよう。

例の8対2のバイエルン戦、バルサ目線なら2:8のスタメンだ。

 

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地獄も地獄だろこんなん笑

今冷静に見て酷すぎる。

ブラジルワールドカップのドイツ戦の時のブラジル代表並みに酷いメンバーだ。

 

まずサイドがゼロ、まともに攻撃の起点になれるウィンガーがいない。

 

スアレス→メッシと同じ運動量で、かつては行っていた駆け引きをしない、ワンタッチでの捌きをことごとくミスし、ポストプレーは不可能。メッシのお友達枠。この試合に関してはよく動いていたが、もう限界

ビダル→ファイターでありバルサに欠けている強度とメンタリティがあるものの、技術はバルサ基準ではない。

ブスケツ→とろいだけのロートル

デヨング→バルセロナの練習量が少なく、生温いため自主練をする優秀な若手だが、起用法が間違っているため本領発揮には程遠い。

セルジ・ロベルト→いつまでもカンテラ上がりの若手のような認識だが、実際はもうすぐ三十路。結局どの役割が相応しいかどの監督も見つけることができずにここまで来てしまった。流れが崩れた2失点目の戦犯

セメド→身体能力だけはアウベス以上だが、サイドバックに必要なその他何もかもが欠けている。無事戦犯に

 

ディフェンスラインに関しては割愛するとしてメッシが絡む周りの選手らがこのクオリティである。

メッシばかり運動量が少ないお散歩野郎だと批判されているが、こいつらと一緒にやるのも相当キツくないかと。

多少はメッシに同情する余地があるし可愛そうになってくる。

 

そりゃ愛想つかしてマンチェスター・シティに行こうとするわよ笑

まずデ・ブライネがいる、ダビド・シルバは退団するもののベウナウト・シウバやマフレズ、新加入のフェラン・トーレス、スターリング、そしてアグエロがいる。

まともなウィンガーもパサーも誰一人としていないバルサからすると天国だ。

 

こんな酷い試合になるのであれば、潔くデヨングとビダルのドブレピボーテにして左をファティ、右をグリーズマンの両サイドにして特攻した方がまだマシだった。それで美しく散るならここまで世界中のクレは怒っていないだろう。

メッシとスアレスを縦関係にして、ファティとグリーズマンが動いてくれればもう少し得点が入ったのではないか。

明らかに守備的で保守的な中盤であの大量失点は擁護不可能だ。

負けることを恐れて守りに入って大敗北するという一番ダサいパターンである。

この中盤でメッシになんとかしてくださいという攻撃は無理がありすぎる、最初から破綻していた。メッシとスアレスがまだ20代後半であればミラクルを起こせたかもしれないが、今の二人には厳しかった。

 

もし現在でもメッシを最大限に活躍させたいのであれば周囲のサポートは必要だ。

ゼロトップとしてペナルティエリア内でのプレーに専念させとにかくいいパスをチーム全体で送るということに徹すれば30ゴールは軽く超えるだろう。

 

バルサの選手であり続けてほしいという思いもあるが、今のバルサにその環境を揃えられないという現実も見えている。

今後高確率で見ることのできない才能であることを考えれば、最先端の環境でどういうプレーをするかということの興味を優先したい。

またバルサにとってもクラブ以上の存在は改革の阻害要因になっている。

ここが別れどきなのではないかと残念ながら思わずにはいられない。

バルサ以上にサッカーという競技そのものが好きな身としては、純粋にフットボールの限界がどこにあるのかという実験や開拓を見てみたい。

 

もしメッシがバルサ以外でプレーしたら、という永遠の謎を残すべきではない。神話には科学が入る必要がある。

しかしその実現にはこれから長い泥沼の交渉劇が待ち受けているだろう。

初めてコクリコ坂からを見て感動した

先日、金曜ロードショーで放送された『コクリコ坂から』というジブリ映画を見た。

流石にもう有名どころを放送し尽くしたのか、マイナーなものまで地上波で見られるようになっているのだろうか。

 

このコクリコ坂からという作品は、の概要はというと2011年上映であり、長澤まさみと岡田准一を起用している。

舞台は東京五輪前の港町横浜で、いわゆる青春物語だ。

 

ただ、正直自分はこの作品を知らなかった。

あまりジブリの話題で取り上げられることもないし、2011年当時話題になっていた記憶がない。長澤まさみと岡田准一ならばかなり豪華なキャスティングだし、風間俊介や香川照之まで出ている。

更に声優としては、主要キャラを努めている白石晴香が調べてみると、若手声優として数多くのキャラを演じている。

 

それにも関わらず覚えがない。

今こうしてみると過小評価されすぎていて、今回の再放送で再評価されても不思議ではない。自分が無知なのかもしれないがなぜこれほどの作品が話題にされず埋もれてきたのか不思議で仕方ない。それぐらい衝撃的で美しい作品だった。正直、自分内ジブリ映画ランキング上位に入るほどで、自分好みだ。

ここから自分は長々と語りますよ(最後に一部ネタバレ有り)

 

まず自分が海が好きだからというのもあるけど、ジブリ自体海や港町のシーンが鉄板だ。夏になるとジブリの音楽聞きたくなる症候群に駆られるので、海の見える街なんかを聞いたりね笑

 

もうこの時点で「俺得」開始!

とにかく自分はこういう丘から見えるような海の景色が好きなんだな。それはなぜかといえば、自分もここまで綺麗ではないけど海が近いところに住んだことがあるのでその情緒が懐かしいからだ。

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もうね、この時代、戦後昭和の懐かしい日本の雰囲気が好きな人にとって見ればめちゃくちゃ好みのシーン出まくり。

「上を向いて歩こう」という音楽が使われていることに驚いたし、とにかく一つ一つのシーンがめちゃくちゃ書き込まれている。懐かしい昭和の景色堪能という目的だけで見てもいいぐらいだ。やっぱ流石、ジブリ、金と労力かかってるわ笑

 

昭和の飲み屋街の町並みや、岡田准一キャラの親父が家でくつろいで酒飲んでいるシーン、そして高校生が普通にウイスキーをすすめられるシーンなど見応え豊富(もしかしたらカットされてるシーンかも)

 

時代検証が忠実で、今から見ると倫理観やコンプライアンスに合わないシーンはあるものの、それもまたいい。

校庭で普通に生徒が焼き物する時代ね。自分の頃はギリギリ、教師が火を扱って焼却炉が小学校低学年ぐらいまでは置かれていた時代だ。

高校の頃は当然もう無い。

 

そして思ったのがこの頃の高校生、大人すぎだろと笑

というか昭和全般に言えることだけど、ほんと大人っぽいと思う。

ティックトックで喜んでいる今の高校生どころか、自分のようなゆとり世代ですらだいぶ子供っぽく過ごしたと思う。ちょっと上の世代のギャル文化ですら大人びいて見えた。

 

この物語のストーリーはカルチェラタンという古い建築物を守る内容なのだけれど、そこに出てくる様々な文化系の部活や、学生の集会などは今では考えられない。

体験したことのない昭和を美化するのも不自然だが、昔の学生の教養レベル高けぇなと思う。これは別にコクリコ坂だけを見て思ったことではなく、いろんな当時の学生の手記など書籍化された物を読んで思ったからである。

 

更にこの時代、恐らく中卒後就職というのもありふれていた時代なので、高校生というのが今のありふれた大学ぐらいのレベルだったのかもしれない。

いずれにせよ、当時の学生の熱気をフィクションではあるものの感じた。新聞を自分達で出版して、カルチェラタン取り壊し反対運動を盛り上げていく過程も情熱的だった。ガリ版に興味を持つというのがコクリコ坂ファンあるあるらしい。

 

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今年は特に夏の思い出が少ない状況なので、こうした美しいジブリ作品を見ると夏を補完できる笑

素直に自分はこういう青春いいなあと思った。長澤まさみがお使いに行かないといけないところで、坂道の時に岡田准一が自転車で送ってくれるシーンなんて男女どっちとも憧れるパターンでしょ。

コロッケさり気なく2個頼んで、あげて、そのあと直ぐ去っていくシーンかっこよすぎ。

 

この坂道の二人乗りシーンの躍動感と最後の三輪自動車のシーン、崖の上のポニョで見たような車のアクションっぽくてジブリイズムを濃厚に感じられた。

ああ、ジブリだなぁっていう

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この走るシーンも好きすぎた。

 

作画は2011年水準なので、現代的でありながら懐かしい。

というか、よく2011年にこの題材を上映しようと思ったのが凄い。

原作はあるらしいけど正直題材としては万人受けするものではないし、自分が子供の頃だったらつまらないと思っているだろう笑

ジブリ特有の不思議なファンタジーの世界観ではないし、猫バスモロみたいな動物ややラピュタやナウシカのような宮崎駿的メカも出てこない。

 

確かにこれは隠れた名作という立ち位置が相応しい。

まあわけもわからずに見た昔舞台の映像が大人になっても懐かしくなることもあるのだが。子供の頃に見た戦後昭和の激動や動乱を描いた再現ドラマとか妙に懐かしい。

 

昭和うぜぇとかダセェとか思ってたけど、いつの間にやら幻想を感じるようになったもんね笑

そういう自分からすると今話題のトトロのサツキは児童労働だのなんだの文句つけてる人って、もう昔が題材の創作物総じて楽しめないんだろうなぁと思った。

いや、それはあなたが男だから女性の苦労がわからないんだと思われるかもしれない。

ただあの頃って男らしさが重視されて、このコクリコ坂からでも「男どもは危険な作業をしろ」みたいな台詞が出てくるわけですよ。

男も男で、男であることを求められて厳しいことがある。

とにかく男女ともにこんな青春タイムスリップしてみたいなぁと思える作品だと感じた。

 

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ところで、この風間俊介キャラ、今だったら結構人気出そうだと思った。

こいつ何気にいいよなぁ

スタイルもいいし、学園長的な感じのエリートなんだけど普通に優し目の紳士キャラ。

岡田准一とのコンビもよかったし、長澤まさみの妹とくっついて欲しいと思った(ノマカプ脳)

 

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そして、みんな大好きジブリ構図

なんかこのアングルどっかで見たことあるわ〜という笑

 

ネタバレになるけど家族の真実を知って兄妹かと思いきや、兄妹ではありませんでしたというハッピーエンドも良かった。

お互い好きなんだけど兄妹だと発覚して普通の友達に戻るけど、やっぱり兄妹ではなかったという。

 

演技に関して言えば岡田准一は違和感無さすぎ、そして長澤まさみの声は合っていた。自分も昔はアニメの声優に芸能人使うなという勢力だったけど、やっぱ一流の俳優や女優は凄い。

長澤まさみじゃないとこのヒロインの魅力は出せないし、今の声優がやると現代的すぎて昭和舞台という雰囲気が出せなかったと思う。

 

総評

地味ながら名作、むしろジブリ要素満載

商業主義と無縁にジブリの好みを趣味全開で作って、後々の風立ちぬなどにつながってきそうな作品

随所にジブリ的な美的要素があり、映像美だけでも楽しすぎた。昭和懐古の雰囲気に思いを馳せたい人はぜひ一度オススメ、個人的にも好みで最高だった。