elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

ケンティーマン、わりとありな気がしてきた

先日のぐるナイゴチで、岡村さんがケンティーマンもありだという提案をしたというのが記事になっていて、ややケンティーロスから立ち直り始めている今日この頃。

そうやって一人の共演者として気にかけてもらえているというだけでまず嬉しいね。

 

その言葉だけでファンとしては報われた思いだ。

 

自分も最初ケンティーチャンマンで復活しないかなとネタでは思っていたけれど、流石にジャニーズが全身タイツはなぁと思ったしケンティーはそういうキャラじゃないと思っていた。

 

ただ、そういうキャラだったわ笑

 

ケンティーに全身タイツはキツイ→既にやってるぞ

実は過去に中島健人が全身タイツでロケをしていたことが話題になっていて、「そういやこれやってたわ。寿司の鬼ごっこみたいなのあったあった笑」と懐かしくなっている。

 

しかも白だからちょうど大悟チャンマンのが似合うという奇跡!

初登場の覆面の時に見破った人もいるし、全身タイツのも最初に気づいた人がいるし、世の中島担は凄い。

 

全然ケンティーそういうキャラだったじゃねぇか笑

おまけにケンティーのスタイルはむしろ全身タイツでこそ映えるというね。おそらく全身タイツが最も似合うジャニーズの一人だ。

もうこれから全身タイツキャラで行こう。ジャニーズにおける全身タイツに金字塔と成るべき。

 

あと個人的に思ったのがケンティーはこういうロケ形式が向いてる。

初耳学で時々ロケがあるけど、スタジオにいる時よりも自分はそっちが好きだ。

食材探しをノリノリでする姿は簡単に予想できる。

逆に矢部さんはそのやる気のなさが面白いという人もいると思うけど、基本不機嫌な事が多くて、あのコーナーがノリノリのケンティーマンになったらすごく面白そうだなと。

 

イッテQの手越祐也の例がわかりやすいけど、ロケであたおかっぷりを全力で発揮してる時が一番輝いているし面白い。

一時間ずっとあの調子でいるよりも、短時間のコーナーで濃縮した方が一般受けもしやすい。

実際、ケンティーいなくなって寂しいという意見の方が多いけれど、中にはナルシストのジャニがいなくなって良かったみたいな意見もあった。

 

いや、違う、中島健人はただのナルシストキャラじゃないんだ!

それを見せるためにも全身タイツはアリだと思う。

イヤイヤするのではなく、むしろケンティーは全身タイツ好きですから。

そういややってたなぁと今更知った自分を反省したい。

 

あとケンティーが負けると本当に可愛そうでクビが近づいてくる終盤は、悲壮感もあって見るのがキツかった人も多いだろう。

もうそういうプレッシャーとは関係なく、伸び伸びと食材探ししてる方が絶対良い。

そしてヤベチャンマンの時にダイゴチャンマンが来たみたいに、相方として風磨チャンマンも呼んだら面白そうだ。

つい最近全裸晒したばかりで、セクゾはもうジャニーズじゃないことをしまくっている。

ケンティーは風磨に負けていられないでしょ笑

そこで競い合うのがふまけんだ。

風磨があれだけ笑いを取ったなら全身タイツで対抗するしかない!

 

そもそもケンティーは澄ましたイケメンじゃなくて、頭おかしいキャラなのでNGは無いに等しい。

セクゾとしても今逆境で後がないので、もし実現したらかなり高いモチベーションでやってくれるはずだ。番組に対する思い入れも強いので喜んで全身タイツになってくれるだろう。

 

それに結構視聴者からの要望も多くて、ケンティーチャンマンやって欲しいというファンは多い。

羽鳥さんが「視聴者からの熱望に答えてこのたびケンティーマン誕生です!」みたいにならないかなぁと。

 

あと国分太一の後釜として、まだまだ若手のケンティーは早かったのかもしれない。ちょうどまっすーくらいが相応しいようにも思う。

そして優雅にスタジオで食べる増田君と、一生懸命食材取りに行くケンティーという構図もいい。

それでスタジオのまっすーが映像につっこみ入れてくれたら最高じゃないか。

ケンティーマンの誕生全力で待ってます!

高橋朱里の韓国語上達が凄すぎる件

最近自分はロケットパンチに関心を持っていて、パンチTVというyoutubeの公式チャンネルをよく見ている。

まだグループが始まったばかりで、この黎明期感のような雰囲気を楽しんでいる。最近カムバも決まったので、今どのKPOP女性グループが穴場かというとロパンだ。

 

韓国の現地オンライン上でも最近ロケットパンチ関連の話題をよく見かけるし、日本人の高橋朱里がいるからとボイコットジャパンのような事がされるわけではなく、むしろ最も好感を持って受け入れられているのがたかじゅりだ。

 

なぜ高橋朱里がそこまで韓国で受け入れられているかというと、最年長というだけあって元々日本で長い経験を積んでいてシンプルに面白いということもあるし、プロデュース48で知られて以来韓国人向けの紹介動画も多くなっている。

そういった動画を見ると全盛期のAKB48はやっぱり魅力があったんだなと再確認する。

 

また唯一の日本人メンバーとして韓国人メンバーとも凄く良好な関係を築いていて、特にヨニとの姉組としてのコンビネーションは最高だ。ヨンヒ(実際にはヨニと発音)は韓国語で「概念がある」、つまり人格者だと評判で一番高橋朱里をサポートしてくれているし芸能界のキャリアが長い先輩を凄く尊重している。

上下関係が厳格な韓国人のアイドルは日本でのキャリアも決して軽視しない。

スポーツの世界だと日本から来た選手には海外の選手は基本舐めてかかるが、アイドルの世界でそんなことはない。

最年少のダヒョンも高橋朱里を最初見たときに「本物の芸能人のオーラ」を感じたと言っていたし、アイズワンでも宮脇咲良はそうメンバーから称されていた。

こういうところは韓国人の良いところだと自分は思う。

 

そんな高橋朱里、日本の古参AKBファンからは「韓国に行ってしまった」「もう興味ない」と叩かれているが、物凄く一生懸命やっているし、しっかり日本で培った魅力を発揮している。自分以外全員外国人のメンバーから慕われているのは、余程人格に優れていなければ難しい。

 

初期の頃は韓国語も拙く、アイズワン組に出遅れた時間差があった。

しかし彼女の学びたいという意欲、そして特にヨニがつきっきりで世話してくれるという優しさ、それがいつしか形になっていった。

もう今ではバラエティ番組もそつなくこなしている程だ。

最初は韓国人の中に1人日本人だと浮いてしまってハブられるのではないか、特に今は反日がキツイ時期ではないかと思っていたけれどそんなことはなかった。

 

日本でのキャリアはしっかりとリスペクトし、最年長オンニとして尊敬し、上手く溶け込めるように真摯にサポートし、共に努力する。

たかじゅりのコミュ力や、打ち解け合う溶け人間性、最年長としてので日本人らしい気遣いもあるとは思うけども、それを受け入れてくれる韓国人メンバーの反日とは無縁の懐の深さに感動した。

そして、日本人だから嫌いと言っている現地ファンも見たことがない。

単に日本人だからといって差別する人は本当にいないし、そういう発言をしていたらおかしな空気になる程だ。

とにかく高橋朱里は、日本人だという理由だけで悪口を行ってはいけない存在として認識されつつある。

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では、なぜ高橋朱里がこれほどまでに急速に韓国語能力を伸ばしたかについて考えたい。

正直、自分は韓国語を高橋朱里より長く勉強しているのだが、ものの見事に追い抜かれてしまった笑

 

やっぱり若い女の子は語学に向いていると思うし、それに仕事という緊急の必要性が加わると一気に伸びる。歌詞を完璧に発音まで覚えて、番組の受け答えまでしなければならない、宿舎は常に一緒。

こういう環境で上達しないわけがない!

 

そして「女子は男子より外国語が上手くなりやすい」という理論にもちゃんと根拠がある。

まずそれ以外の教科は不得意なのになぜか現代文だけは得意な女子という存在を見たことがないだろうか。自分は高校時代真面目に勉強して現代文は極めたいと思っていたのだが、クラス随一のお馬鹿な女子がセンスだけで現代文を攻略していてそれだけは絶対に勝てなかった。あの時ほど才能を羨ましく感じたことはない。

本当にそれ以外は驚くほど酷い成績なのに現代文だけは異様に優れていたのだ。

自分が背伸びをして東大の赤本を読んでも新書を懸命に読んで読解力を鍛えても、授業の時は寝てるその女子に何も勝てない。あのとき自分は情けなく、才能とは残酷だと悟った。

 

これは個人的な事情だが、最近世間で有名な話題がある。

ユッキーナこと木下優樹菜のいわゆる匂わせ不倫投稿だ。

これに対する面白い面白いコメントで、なぜここまで手の込んだことを女性はするのかというものがあった。

 

それに対する答え「女は小学生の頃から交換日記でマウンティングを鍛えてるから、最近ネットでレスバトルを学んだ程度の俺らでは到底太刀打ちできるわけがない」

 

これには思わず納得した笑

そう、男は何も考えていないお馬鹿だ。

交換日記などしたことがないし、最近ではライングループで更に複雑になっている。

よく口喧嘩最強は女だと言われるが、うん確かにそうだ。はっきり言って口喧嘩で女に勝てる男などそうはいない笑

多分、男は究極のところフィジカルで決着をつけるというのが相場なのであまり口喧嘩を重視しない。逆に女性は口喧嘩こそ女の意地であって、男が思う腕の戦い並みに重きをおいている。

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つまり何が言いたいかというと、女の世界は言葉遣い一つで命運が大きく左右されるので、ここに対しては非常に繊細だし外国語を学ぶ時もそういう微細な部分に気づきやすい。要するに言語における解像度が高いのだ。

言葉遣いを上下関係以外でも間違ってはいけない女性と、そこまで考えていない男性ならばそれは前者のほうが向いている。

女性社会において言葉ほど重要なものはない。

だから非常に気をつける。

 

また男性の語学というのは基本地味で寂しいものだ。例えば今時分が勉強している韓国語でも、女性はなんだかキラキラしている笑

友達とキャピキャピいろんな流行りの場所に行って語学仲間も作って楽しそうだ。

逆に自分がどんな場所で韓国語を勉強しているかというと、社会のはぐれ者が集る韓国社会では異端とされている過激な所であって、そのおかげでやたらスラングばかり覚えてしまった。

ネットのような雰囲気があり、そこをもっと読みたいという原動力だ。

女子がキラキラKPOPや韓流のメイクやファッションを学んでいるときに、こちとら1人寂しく向こうの社会のはぐれ者たちに思いを馳せているわけですよ。

その結果一番好きな韓国語、それは「病身(ピョンシン)」であり、人には言わないが独り言で使うようになってしまった。

 

自分はものの見事にアイズワン組にも、高橋朱里にも追い越されたし、きっと竹内美宥にも追い越されるだろう。ミサモなど雲の上の存在だ。

ただ韓国語は面白い。

最近の韓流ブームで最新のスタイリッシュなトレンドを学んでいるイメージだが、自分の場合、歴史を学んだりより庶民的な文化を学んでいる。

朴正煕や全斗煥について調べて、軍事政権時代の韓国の雰囲気について思いを馳せたり金大中や盧武鉉をネタにする不謹慎さに爆笑したりするのも面白い。

コリアタウンでも流行りのチーズハットグに並ぶよりも、昔ながらの在日コリアンの方がやっている韓国料理屋でソジュ(焼酎)を飲むことの方が楽しい。

綺麗な部分だけ伝わってくる韓流ブームでより、現実にあった庶民的な文化が好きだから自分は韓国に惹かれている。韓国料理屋では必ずソジュを頼むし、なるべくチャミスルよりジョウンデーやチョウムチョロムを頼む。韓国人なのにIZ*ONEどころかTWICEやBLACKPINKさえ知らないこともある。

でも、時には李承晩時代を知っている人すらいて本当の歴史に触れることができる。

 

もちろんKPOPから学ぶことは多い。

最近TTやBANG BANG BANGの歌詞を改めて調べていて、ヨクシ(やっぱり)しっかりと歌詞を調べることは大事だなと再確認した。

例えばタチムは誓うで、誓うだけがタチプニゴルなんて最近ようやく知った。

言語とは色々なところから吸収していくもので本当に毎日発見が多い。

もし韓国で夢があるとするならば、それは華やかなものではない。

ただソジュを現地の庶民とハンジャン(一杯)交わしながら人生について語らいたい、そんな些細な人間付き合いなのだ。

西野サッカーボール「私のトリセツを読んでください」

この度はどうもいろんな球技の中から私を選んでくれてありがとう。

でも世界で一番モテるので必ずしもあなただけのものではないかもしれません。魅力的な私なので世界中のライバルが狙っています。

 

まず基本優しくしてくれないと振り向きません。優しさが一番大事ですのでソフトな扱いを心がけてください。

でも優しいだけじゃ誰かのところに行ってしまうので時には押しの強さも必要です。特にイーブンな場合では思いの強さが勝つことが多いです。

 

急に不機嫌になることがあります。

予想外の動きをして、イライラしたり怒ったりすることがあるかもしれません。

でもそれはあなたが女心をわかっていないだけなのでもっと勉強してね。

そしたら時々あなたに合わせてあげるわ。

そんな私が好きなんでしょう。

一緒にいて楽しいと私もあなたとしか起こせない奇跡を起こせます。

 

何をやってもうまく行かない日があります。

気が向かないのでそんな日は中々振り向きません。

でもそんな時ほど懲りずに一生懸命追いかけてください。

 

小さな変化にも気づいてあげましょう。

空気の入り具合やピッチと相性も大事です。

それに私を好きになったところで幸せになるとは限りません。

いろんな嫌なこともあるかもしれません。

でもどんな理不尽なときでも諦めない姿に惹かれることもあります。

 

ずっとポゼッションしてるからといって自分のものだと勘違いしないでね。

優しさに飽きると、一瞬のカウンターに心奪われるときも多々あります。

勝手な私でごめんね。

 

それにあなたは気づかない微妙な所に傷つくこともあります。

優しいつもりでいても、ちょっとした加減に敏感に気づきます。こういう繊細な所も面倒がらずに可愛がってあげましょう。手を抜いていいと思っているところを一番大事にしてくれなきゃ駄目です。

 

もしこんなワガママで自分勝手な私が嫌になったら、良かった試合や、初めて私と出会った頃を頃を思い返してね

 

これからもどうぞよろしくね

こんな私だけど笑って接してね

あなたが不器用で一生懸命やってる所もわかってるから。

それに過ごす時間が多い程思いは強くなります。時にはテクニックより情熱が勝つこともあります。

何だかんだで諦めない人が好きな永久保証の私だから

 

 

先程FIFAでふざけた失点をしまくる試合があってあまりにも嫌になった。

過酷な理不尽位耐えるメンタルスポーツといっても過言ではない

ただ冷静に考えて自分はボールに対する愛も優しさも、駆け引きも足りてないのではないかと考えるようになった。

上手く行くときは自分がボールに、愛情を持って接しているし、言うことを聞いてくれないときは何もかもが欠けている。

これは現実のサッカーでもゲームの試合でも同じだと思う。

ボールは女性や猫と同じで基本勝手に見えるが、それはこっちがわかっていないからだ。

そしてそんな理不尽な存在がどれだけ勝手でもやっぱり自分の所に来て欲しい。

 

どんなに翻弄されようと結局ボールを求めてやまないのがフットボーラーであって、これ程までに世界中の男を狂わす存在があるのか。

世界3大美女だというが、実質サッカーボールがワントップだ。

現在進行形で男を惑わせる存在であり、絶世の美女である。

どれだけ嫌になっても勝手だが可愛い女だと思えば、散々な思いをしても結局離れられない。

サッカーが好きな人間の心理はそういうものだ。

どれだけ嫌になっても、もう見ないしやらないと言ったところで、またこの世界に戻ってくる。

 

原始的な競技であるがゆえに、人間の本質をよく表している。

サッカーを欠陥競技だと言う人もいるし嫌な部分は多い。

ただそんな理性も関係なくなるほど惹きつける魅力が大きい。その魅力は人生の本質とも似ている。

嫌な時ほど良さも分かるものだ。

なぜこれほどムカつくのに辞められないのか、それはきっと真の魅力を知っているからだろう。

静岡学園、24年ぶりの高校サッカー選手権優勝決定!

つい先程高校サッカー選手権の決勝が終了し、静岡学園の優勝で幕を閉じた。何でも静岡勢としても24年ぶりの全国制覇らしく、ついにサッカー王国に優勝旗が帰ってきたことになる。

まず試合内容が2点ビハインドから、3点を奪い逆転という劇的な展開という最高に見ていて面白い試合だった事に加え、技術のレベルも高く非常に見応えがあった事に驚かされた。

 

今回の試合、自分は断然静岡応援で見ており大正義青森山田に立ち向かう姿に感情移入して観戦していた。静岡出身というわけでもないのだが、とにかく反青森山田というスタンスで応援しており恐らくそういう視聴者も多かったのではないだろうか。

 

またセットプレーの青森と、テクニック重視の静岡という対象的な構図も今回の見どころで、自分は後者のスタイルを好む。高校サッカーにおける青森山田のやり方は批判も多くあり、勝利至上主義と大正義補強というレアルマドリードのようなチームにバルセロナが勝ったというような構図になる。

 

実際青森山田は地元民からすると、強いのは知ってるというくらいの受け止め方しかされていないらしく、そういったところも魅力的ではない。

 

逆に今回の静岡学園は、予選から盛り上がるサッカー所で愛されており、自分はそういった文化が気風が好きだ。今までサッカー王国と言われていたわりに結果が伴っていなかった、しかしこれで名実ともに返り咲いたという意味は大きい。

更に言えば数日前の女子サッカーも藤枝順心が優勝しているので、アベック優勝ということになる。自分はそちらも見ていたのだが、しばらく静岡県民は誇って良いだろう笑

静岡の皆さん、おめでとう!

 

実際サッカーに対する貢献度は計り知れないので、サッカーファンの間で静岡は一目置かれている。もうサッカー王国ではないという声も上がっていたが、今回の優勝で古豪復活を印象づけた。

オールドファンにとっても、最近のファンにとってもやはり静岡が強くなくては面白くないし、日本のブラジルであってほしい。

都市国家の文化が根強い欧州発祥の競技だけあって、サッカーはそういった地域色も強いことが魅力の一つなのだから。

 

そしてもちろん試合のクオリティは両校ともに素晴らしかった。

当然青森山田もだ。

去年は檀崎とバスケス・バイロンの両翼が見事で、高校サッカーもまだユースに対抗できるなと思わせてくれた。なんとバスケス・バイロンは今月チリに旅立ったばかりということで、そういった選手権出身選手の新しい未来も見どころだ。実際この決勝でもJリーグに内定している選手は数名出場しており、プロ野球と甲子園のような関係も失われていない。

ユース全盛の時代だが、やはり選手権勢にも期待するのがサッカーファンの心理だと思う。

むしろユースの発展に対抗するように、高校サッカーもプロの育成期間としてハイレベル化しつつあると言ったほうが適切かもしれない。

一昔前は高校サッカーは時代とともに役目を終えていくのではないかと言われていたが、そんな事にはならず独自の進化を遂げている。

 

その独自の発展という意味では、青森山田の潔いセットプレーで多用されたロングスロー連打は正直面白かった。あの飛距離といい、ただのスローウィンなのにコーナーキック並みの雰囲気になる光景は迫力があった。

またこれは女子についても言えるのだが、学生スポーツはプレーが止まらずとにかく純粋にひたむきな所も魅力だと改めて教えてもらった。それでいて、アマチュアとは思えないほど技術や戦術の部分でも洗練されてきている。

 

真剣にサッカーを見る人にとってはわざわざ見るものではないという認識はもう古い。高校サッカーはむしろ復活しつつあるし、確実に進歩している。ユースに淘汰され、アマチュア精神や青春の雰囲気を楽しむものだという役割に移行するものだと思われていたらそうではなかった。これはかなり不思議な現象だと言える。

令和になり静岡に覇権が戻った。

新時代に新しい始まり方をした高校サッカー選手権、来年も楽しみだ。

イブラヒモビッチのミラン復帰弾かっこよすぎだろ

さっそく神が魅せた。

イブラヒモビッチACミラン復帰早々、たった2試合目でゴールを叩き込み勝者のメンタリティーを沈む名門に吹き込んだ。

 

正直ワイミラニスタ、今度こそ期待してええんか?

マンUアーセナルがまだ羨ましく見えるほど地獄に沈んでいるミラニスタとして今度こそ最後の賭けですねん。

四十路前のロートル選手にガチで期待しているとなったら、おそらく今首位にいる同じ街の青と黒の方々は嘲笑するかもしれない。だが彼らを一瞬で論破できる事例がある。

サネッティ、はい論破

むしろインテリスタ程、ベテランの価値をわかっているだろうし、まあそもそもミラノの2大クラブは比較的仲がいいのでむしろ名門の復活を望んでいるかもしれない。イタリアとしてはミラノダービーより、ナショナルダービーであるインテルユベントスの方が激しく、青と赤の戦いは交流戦に近い意味合いがある。

 

そもそもトゥルタク老人選手に頼るのはセリエA全体の気風であって、実際イブラのおっさんにカツ入れられた頼りないゆとり選手の方が情けないのは事実だ。イタリアもゆとり化していているんだろうね。

というか全世界的にゆとり化していて、最近プリンスの方のボアテングもイマドキの若手はプレステばかりしていて野心がないと苦言を呈する有様だ。海外版ゆとり叩きと言いたいところだが、実際問題これまでのミランはふがいなかった。

そしてイブラヒモビッチ復帰で本当に見違えるようになった。

 

イブラの発言を聞くと「助けに来た」「より凶悪になって戻ってきた」「このチームは自身が足りていない」などと本気で語っているのが伝わってくる。38歳のおっさんがこんなにガチになっているのに対して、これまでの若手の温さ、緩さはゆとりと言われても仕方がない。世界的に深刻な20代の自信欠如で、アラフォーにカツを入れられる始末は情けないと思いつつも逆に世界共通でもある。

 

イブラの場合、ゴール以外のプレーでも、ターゲットになるポストプレーの落としでかなりチャンスメイクをしているし余裕でまだセリエAの選手をフィジカルで制圧しているのだから恐ろしい。覇王、侵略者、破壊者、カリスマ、キング、ゴッド、モンスター、いや、そんな普通名詞など必要ない。ズラタンの一言で済む。

彼はズラタンであり、なぜならズラタンだからだ。

これ以上の説明がいるか?笑

 

逆に、チームを助けに来たと言いながら監督が解任されたらすぐに辞めたあの御方と比較される。

もう東京五輪まで一試合も無駄にするわけにはいかないのに、イラン問題で世界平和を唱えたり、オーストラリアの火災で変顔チャレンジに参加しつつも変顔自体はしていないとか。

本田ファンとしてはスルツキ辞めたとしても、何とかフィテッセでプレーし続けて欲しかったし東京五輪代表に選ばれてほしいと今でも思っている。見たいのはサッカー選手としてのプレーだ。それがうまく行った上での発言ならば説得力があるし、とにかくピッチ上のホンダが見たい。

 

本さん「もう俺のキャリアなんてどうでもええねん。東京五輪とか個人の小さな夢や。やけどな、世界の平和と自然はそんなもんやないんや」

これはバーロー映画の服部並みに圧倒的主人公感

 

BLACKPINKロゼ「私のオーストラリアを助けて!」

本さん「わかっとるわ、ワイとてメルボルンで戦った過去があるさかい」

アジアのインフルエンサーの2人が今オーストラリアに向かっている、これが世界が動いてるってことかよッ!

もうそろそろWe are the world for Australiaが出てきそうなノリである。

 

最後ふざけたとけど、自分は思う。

本田圭佑のことをミランの10番としては駄目だったとわざわざ持ち出して批判せずにはいられない人もいるし、コアラリーグに落ちぶれたと叩いていた人もいた。でも、実際焼け苦しむコアラを見て、そのコアラのためにオーストラリアでの選手経験があるからこそ本田はここまで本気になっている。だから本田がAリーガーだったというキャリアは無駄にはならなかったのではないか。

 

話は強引に戻るものの、とにかくイブラの帰還というのは戦術としても大きな役割を果たすということは間違いない。それどころかチーム全体に対する影響だけでなく、アッレグリ監督の復帰の噂もあり、後にイブラ復帰というのは相当に大きな影響があったと評価されることになるかもしれない。

 

他のクラブを愛している人々はミランが哀れな悪あがきをしていると高みの見物をしているかもしれない。でもロッソネロはこのどん底からこそ復活するだろうし、もしそのきっかけになるのであればイブラヒモビッチの存在は、後世において本物の神として評価される事になる。