elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

ワイ、今日も元気よくTWICEのLIKEYを聞く

ここ最近の自分はTWICEの動画ばかり見て過ごしている。

特に何度も聴いているのがLIKEYという曲でyoutubeの再生回数は物凄いことになっているし、自分自身毎日聞いている。

それほど何度も聴きたくなるような要素がある上にテンションが上がる魅力がある。

インスタグラムをモチーフにしているというのも今の時代に合っていて斬新な魅力になっている。

 

韓国の音楽はメロディとして盛り上がることを重視して作られていて一つの曲の中にいろいろな見どころが隠されているところが面白い。

例えばこのLIKEYの中でも好きなパートやシーンは多くの意見が分かれると思う。

自分の場合一番好きなのはダヒョンとチェヨンのラップパートで「チャカマ チャカマ ヨラギ イジェア」の時のダヒョンが可愛すぎるので何度も見ている。本当にこの時のダヒョンは反則級に可愛い。

チェヨンの「チュンチュネー!」も可愛いし、言葉を覚えていなくても音で楽しめる魅力がある。

 

チャカマは日本語で「待って」という意味合いがあるらしいけれどもそんなことは関係なく、あまり意味を考えずにこの曲を自分は聴いている。

というのも自分はK-POPを聞く時あまり歌詞の意味を知らずにとにかく音が面白いから聞くことが多い。だから自分は日本語版を聞くことが少ない。

この曲でも「トゥグトゥグ」という音は中々日本語では再現しにくい。

韓国語がわかる人は例外として、分からないからこその面白さはがあるんじゃないかなと思う。

日本語であまり聞かないような音感もいいし、そもそも音としての聞こえの良さを重視されて作詞されているので韓国語の原音で聞いたほうが本来の魅力は分かる。

逆に音を覚え過ぎて意味を知ったときのほうが衝撃だったりするというのは韓流あるある。

 

見どころで言えばジヒョの後半のソロパートの部分はちょっと感動的なメロディが流れて神秘的に見えたり、モモのダンスのパートは本当にかっこいい。同じ日本人メンバーのサナとミナも結構いいシーンがあって、全員に見どころがあるのがこの曲の魅力だとも思う。

ミナの腕を横に広げるシーンも個人的に結構好きで多分この曲を象徴するパートかもしれない。

ジヒョのパートは普段のジヒョを見ていると違和感があるほどに神懸っていて、ステージに上がるとさすがプロは違うんだなと言うのがわかる。

LIKEYはカナダでロケをしているらしく建物が可愛いのも魅力の一つ。

 

LIKEY

MVはもちろんのこと音楽番組でのパフォーマンスはさらに可愛く、衣装も可愛かったりかっこ良かったりする。これぞアイドルという衣装というよりも普通に私生活でも来ても違和感がないようなスタイリッシュな衣装が多い。

 

曲全体としてジヒョのパートのように落ち着くシーンもあれば、モモのパートのようにリズミカルなダンスがあったりダヒョンとチェヨンのラップのパートもあるのでとにかく飽きが来ない。

一曲のパフォーマンスとして意識していろいろな仕掛けやパートがあるのは本当に面白く、中毒性のようなものもある。

 

K-POPの作り方として面白いのは音や映像だけで外国人にわかるように作られているという事で、実際LIKEYも「ライキライキ」「トゥトゥグ」の繰り返しが多い。

ライキ ラキラキ♪トゥグトゥグトゥグン♪で自然とメロディが浮かんでくる。

 

その一方で日本のJ-POPは歌詞の意味を結構重視しているという違いがある。

これはゲームにも同じことが言えて日本人はゲームでストーリーを重視するが外国人はゲームシステムを重視するという違いがある。

日本の音楽で「歌詞に感動した」とい人は結構多いけれども洋楽やK-POPはそこらへんをあまり重視せずメロディや響きの良さで作っていることが多い。

音楽では歌詞、そしてゲームではストーリーを重視する日本人というのはある意味しっかり聞いたりプレーしてるともいえるかもしれない。

 

ただそこを重視しすぎて海外受けする物が作れていないという事情はあるし、海外に受ける必要が無いともいえる。J-POPでどれだけいい曲も言葉がわからないのでその歌詞を理解してしみじみするというような文化は海外にはあまりない。

そう言う意味でTWICEの曲のほとんどが音の面白さやポーズの可愛さを中心に作られていて、確かに流行るのは分かる。

実際自分の場合歌詞の意味を分からずに聞いてるし、意味を知ったら逆に面白さが無くなるとさえ思っているので、TWICEの曲はその効果をうまく作ってるなという印象を受けた。

 

そんな難しい話はどうでもよくて、とにかくダヒョンとチェヨンのラップパートが好きすぎる!

モモのダンスも見れば見るほどクオリティが高いし、ジョンヨンもかっこいいしとにかく9人の魅力が本当に生きている。

そんな誰一人無駄ではなく輝いているのがこの曲最大の見どころかもしれない。

【TWICE 2018年公式カレンダー FIRST LOVE】 TWICE 2018 SEASON’S GREETINGS

 

防弾少年団「ヨロヨロヨロヤwwwヨロヨロヤwww」

韓国のHIPHOPグループとして名を馳せている防弾少年団BTS)は聞いてみると、とても面白い曲が多い。

さすがヒプホップだけあって野心的な曲が多く、アイドルというよりもアーティストというイメージに近い。

K-POPアイドルが人気と言っても、むしろ防弾少年団はアイドルというよりもHIPHOPグループとして人気を博していると言ったほうが良いような印象を受ける。

 

そんな防弾少年団を象徴している曲が『Go Go』だと言えるだろう。

このGo Goはサビの部分で文字通り「ヨロヨロヨロヤ ヨロヨロヨロヤ」と繰り返すが、このヨロとは「YOLO」を意味する。

英語に言い換えればYou Only Live Onceとなる。

つまり人生は一度だけ生きる=人生は一度きりということだ。

 

そして韓国では「YOLO族」という言葉が流行っており、一度きりの生き方をするという考え方が今とても流行っている。

韓国というのは日本でも良く知られているように学歴社会、そして競争社会だ。そんな過酷な競争社会に対して当然ながら反発する人々も存在し、無意味な競争など辞めて今日が楽しければいいだろうという生き方をする層も登場する。

 

まさにそれが「ヨロ族」であり、そんな人生一度きりな内容を歌ったのが防弾少年団のGo Goなのだと言える。

 

Yolo yolo yolo yo
Yolo yolo yo
탕진잼 탕진잼 탕진잼

 

ヨロヨロヨロヤ ヨロヨロヤ

タンジンジェ タンジンジェ タンジジェーン

 

この탕진잼(タンジンジェム)というのは日本語で最も近い意味を当てはめるとするならば「大人買い」という意味合いに近いかもしれない。

「使い果たすのは楽しい」というニュアンスで翻訳されることが多いが、安い物を浪費してお金持ちになった気分になるという感覚に近い。本当はお金に困っているが、安い物をいっぱい買って何か発散した気分になるというイメージだ。

탕진(タンジン):浪費

잼(ジェム):面白い

 

防弾少年団

このGo Goという曲はとにかく何かをしたくてたまらないが、現実にはそうさせてくれないという若者の衝動ともどかしさを上手く表している曲であるように思う。

お金は無いが遠くに旅に出たいという衝動感に駆られるし、上手い物を食べたいし、喜びに癒されたい。

しかしそれが中々叶わない欲求不満に苛まれる、その何とも言えない鬱憤がこの歌詞に現れている。

やりたいことはやまやまだが中々上手く行かない、仕方ないから今日稼いだ分だけ一時的な快楽に浪費して酒に溺れる日々は楽しいぜという内容だ。

洋楽のHipHopミュージックはこれまで何度もこういった内容が歌われてきたが、アジアの音楽でこういった歌詞が注目されたことはそれほど多くは無かった。

K-POPはこれまでアイドルとしての曲が日本でも人気を博してきたが、防弾少年団は一味違う。

あくまで防弾少年団はアイドルではなく、ヒップホップのアーティストといった立ち位置にある。だからこそ斬新であり、新鮮に響く。

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自分はYOLO族に近い生き方をしており、今日しかないという生き方をしているときがある。未来を考えることに疲れ、遠い未来を考える事の無意味さに気付く。

そんな人々にとって今日しかないという生き方を歌うこの曲はとても頼もしく聞こえる。明日の事は明日になってから後悔すればいい、とにかく今日はお酒を飲んで楽しもうじゃないか、そんな即自的な生き方があってもいい。

現代人は将来についてあまりにも考えすぎているのかもしれない。

あまり頭が良くないので明後日以降の事はよくわからない、そんな考え方でも人生はよいのだ。

 

辛くなった時は「ヨロヨロヨロヤ ヨロヨロヤ」と言おう。

防弾少年団のこの曲を思い出して、今日と明日を適当に生きればいつか人生は開いていくだろう。

悲報:アーセナルさん、監督という聖域がどうしても切れない

もうすっかりプレミアリーグの中堅クラブに落ちぶれてしまっているのがアーセナルだ。どうせ順位は低いだろうがもはや調べる気にもならず、一応プレミアの強豪だった日々がもう遠い過去のように思えてくる。

 

マンチェスター・ユナイテッドは今季順位だけは立て直しつつあるが、アーセナルはもはや暗黒期に本格的に突入しようとしている。

なぜこうなったかといえば戦犯はもちろんあの監督だろう、そうアーセン・ベンゲルだ。

これまでも散々早く解任しろと騒がれていたが一向にその座から降りようとしない。さすがに昨シーズン、チャンピオンズリーグ出場権を獲り逃した時これで解任されるだろうと思いきや何食わぬ顔で今季も指揮している。

このクラブに未来は無いと愛想を尽かしてアレクシス・サンチェスやメスト・エジルもクラブを出て行こうとしている。今後名選手がこのクラブにやって来る可能性はさらに低くなるだろう。

今季のアーセナルはチャンピオンズリーグに誰かいないよなと嘲笑の対象にされており、完全にかつての威厳を失っている。

 

ワイバルセロナサポ「アドバイスがあるとするならば監督の解任こそが最大の補強だ」

アーセナルサポ「そんなことは分かってる!」

 

もう誰もがベンゲルこそが真の聖域だとわかっているのになぜか切られない。アーセナルサポーターの誰一人もはやベンゲル擁護してなくて草も生えないですよ。

一瞬アッレグリ就任の噂があったが結局はCL出場権逃したのにベンゲルが居座る始末だからさすがネタクラブと言われるだけある。

グーナーの方々「これがプレミアの笑いやで」

 

選手個人が聖域となるクラブはよく見かけるが、監督が聖域になっているクラブはあまり見たことが無い。監督の交代が相次ぐ現代サッカー界においてここまでの長期政権はレアになっている。

 

逆に同じく凋落しているACミランは監督を変え過ぎてて「OB監督ガチャ」と揶揄されている。すぐ監督を変えるミランと、一向に変えないアーセナルがお互いを見習えばちょうどよくなるのではないだろうか。

いっそのことベンゲルがACミラン、ガットゥーゾがアーセナルの監督に就任したほうがかえって上手く行くのではないかとすら錯覚するレベルにある。

 

ベンゲル

アーセナルとしても「伝説の無敗優勝」の功労者であり、長らく少ない予算で切り盛りしてCL出場権だけは獲得するという芸当をやってのけてきたベンゲルには恩義があるのかもしれない。

日本でも名古屋グランパス時代を知るファンは多く、ベンゲル人気は不思議と根強い。

ただそんな古参ファンですら幻影から目覚めるほどに最近のベンゲルは衰えを隠すことができていない。

サラリーが高いことも含め、そう簡単に他のクラブが雇えるわけでもないのが難しいところだ。

 

日本人の夢としては代表監督に就任してほしいという願望もある。

「ベンゲルJAPAN」は見てみたいが、今ではむしろ避けたがる人の方が多いだろうか。いつかフランス代表監督をやるか、それとも引退して解説者になるのか、それともまだまだ「やめへんで~」とアーセナルに居続けるのか。

 

晩節を汚しているという表現はあまり使いたくないが、かつてのキャリアが華やかだったがゆえに夢や思い出を壊してほしくないというファンも多いだろう。

「Wenger out」というのはこれ以上惨めな姿を見せないでくれという言葉の裏返しでもある。

 

アーセン・ベンゲルといえばまだ獲得していないタイトルにビッグイヤーがある。

流石にもう今のベンゲルがチャンピオンズリーグ優勝を狙えるチームで指揮するのは難しいしその能力も既に存在しないだろう。狙えるビッグタイトルがあるとするならばやはり代表を指揮してのワールドカップだろう。

今では「お笑い監督」といった扱いをされているがワールドカップを獲得すれば評価が大きく変わるはずだ。いっそのこと早めにクラブの指揮から引退してナショナルチームの指揮に専念すればワールドカップも夢ではない。

ロシアワールドカップ後にフランス代表監督に就任すればちょうどレ・ブルーの全盛期とも重なる。

これ以上晩節を汚さず潔く勇退すればまだチャンスはありますよベンゲルさん、そんな甘い言葉をささやく以外にこの監督をエミレーツスタジアムから遠ざける方法はなさそうだ。

洗顔の習慣がオトコの肌を変える

日本代表VSブラジル代表 ハリルジャパンは世界に通用したか?

実は今回2017年11月10日のブラジル代表戦はハリルホジッチ就任以降最初の強豪国相手の試合だった。

そういえばハリルジャパンになってから強豪国とやった記憶がないと思って調べたところ、やはりブラジルワールドカップ以降の強豪国との試合はほとんどアギーレ時代に集中していた。

実質今回が初めて世界の強豪相手にそのハリルスタイルを試す試合だったと見ることができる。

いつメンとばかり戦っていたアジア予選も終わり、ようやく強豪国相手に現時点での実力がテストされることになった。

 

見ていて楽しいサッカーよりもワールドカップ本戦で強豪国に勝つスタイルを追求してきたハリルジャパンにはたして世界に通用する要素があったのか。

 

まず今回の大前提として今のブラジル代表は世界最強の集団だという事、アルゼンチンが苦戦しチリが落選した激戦区の南米予選を楽々勝ち抜きロシアワールドカップに世界最速で出場を決めたチームだ。

そんなセレソンことブラジル代表に3-1という結果はそこまで悲観することではないと見ることもできる。むしろ槙野のゴールで1点取れたことはポジティブ、浅野のビッグチャンスが決まっていれば3-2で終えられた可能性もある。

 

更にサッカーにイフがあるとするならば冒頭のPK判定でいきなり流れが悪くなってしまったことで計画が狂ってしまったのもアンラッキーだった。

ワールドカップではこういうことが起きてしまうといういい準備にもなったし、ここから立て直す必要があるという"課題"は見つかった。

マルセロのゴールもPKを川島が止めた後の流れで決まったものだとすればカイジの班長ではないがノーカンで、その2ゴールを除外すれば流れの中から本当に決められたのはジェズズの1ゴールのみ。

そして浅野が岡崎だったら決めていたので2ゴール、実質前回の予想通り2-1で日本代表の勝ちである。(もちろん本気で言っているわけではない)

 

後半に至っては現実的に1-0で勝利しているため、強引にポジティブに考えるならばそこまで悪い試合だったわけではない。相手が現在世界最強のブラジル代表ともなればなおさらだ。

 

とまぁ、無理やり好意的に捉えれば絶望するほどの試合ではなかったけども素直に「ブラジル人サッカーうめぇ、向こう100年勝てないな・・・」と思った試合だった。

 

もう今後ブラジル代表と試合する時はホーム&アウェー形式にして2nd legは野球で対決することにしたらどうだろうか。

ルールはサッカーと同じメンバーから選ぶものとする。

野球ならクリロナでさえ投げ方が変になるから楽勝や、ネイマールもまともにバットに当てられないやろ(白目)

逆に日本代表選手ならば野球経験はそれなりにありそうだし勝てる!

 

前半はそんなことを考えざるを得ない程圧倒的に実力を見せつけられもはや現実逃避に走っていた。あれでコウチーニョやパウリーニョが出場しておらずガチメンではなかったのだからもはやその差は絶望出来ですらあった程だ。

相手の攻撃では随所でワンツーを遊びのように決められる、こちらの攻撃はことごとく読まれている、シュートと言えるシュートも無い、何もかもが通用しない展開だった。

 

マルセロのスーパーミドルやテクニックはブラジルではサイドバックを一番上手い人がやると言われるだけあって圧巻、これが長友が言っていた「世界一のサイドバック」なのかとも感じた。

 

個人的に2点目マルセロのミドルシュートは悪夢の再来である。

なぜならば昨シーズンレアル・マドリードとバルセロナがギリギリの優勝争いを繰り広げているときに、セビージャ戦のアディショナルタイムで決めたゴールに似ていたからだ。

「あのセビージャ戦でレアル・マドリードが負けていればもしかしたら昨季もバルサが優勝していたのに!」と今でも悔しいゴールだったことを覚えている。

レアル・マドリードサポーター目線では救世主のゴール、しかも利き足ではない右足で決めている。紛れもなくこの陽気なブラジル人は今世界最高のサイドバックの一人だ。

 

ただそんなブラジル代表に朝貢するだけの得点自動販売機になると思いきや後半は立て直すことになる。

これは意外と単純な理由で結局例のブラジル恐怖症が発症して慣れるのに45分かかったというのが真相なのではないだろうか。

視聴者の立場としても前半は普段良く知らないトルコリーグにいるようなブラジル代表選手が日本陣内でボールを持つだけでも怖かったほどに迫力があった。

 

ただこれも慣れる物で後半からは落ち着いてみることができた、選手の立場ならなおさらそのことを感じるだろう。案外こういうメンタル面というのはスポーツに大きく作用する。

 

「後半面白かった」という意見は多く、個人的にも前半からこれができていればよかったのにと思いながら見ていた。まだどうしてもブラジル相手には特殊な感情抜きでは戦えないのがサポーターを含めて日本サッカーなのかもしれない。

 

後半はブラジルがこれ以上点を重ねる必要が無くパス回しに徹していたという要素はもちろんあるし控えの選手のテストだったという意味合いも強い。

ベストメンバーで本気で後半獲りに来るブラジルはこんなものではない、ワールドカップ本戦ではあり得ない展開だったことは事実だろう。

 

ただそれでも後半は過度にブラジルをリスペクトしすぎることなく戦えていて実際浅野のビッグチャンスが生まれた。

また乾貴士はスタートから出場する姿が見たかった、もはや普段レアル・マドリードやバルセロナと対戦しているため今更緊張する物でもないのかもしれない。

 

逆に原口元気は期待していたほどの動きはできていなかったことに加えシミュレーション行為でイエローカードを貰ってしまった。ネイマールのダイブ行為を批判することはできない、なぜなら原口元気も原口マールだったからだ。

 

杉本健勇は高さがかなり期待できるという印象を受けた。オフサイドにはなったもののあのヘディングシュートの時の跳躍力は全盛期のクリスティアーノ・ロナウド並に飛んでいた、ロングボールも競り勝っていたため後半の放り込み要員としては面白い。

 

サイドバックの2人、つまり長友佑都と酒井宏樹はそこそこ通用していたような印象を受けた。とくに酒井宏樹はさすがマルセイユでやっているだけあってネイマールとの対戦経験も生きていた。

 

興味深かったのは今回導入されたビデオ判定、これには賛否両論ある。

端的に言ってやはり長く見ていてダレる、そして流れが止まってしまう。

 

しかしネイマールが酒井宏樹を隠れて叩いていたシーンが審判の目にも明らかになりネイマールはイエローカードを貰う事になる。

あの判定でだいぶ溜飲が下がった人は多いのではないだろうか。実は乾貴士に対してもバルセロナ時代試合中に叩いており、隠れて悪いことをする癖がネイマールにはある。今後こういうプレーが減少するのであればビデオ判定は必要な物だと認識されるようになるだろう。

醜い部分も含めてサッカーではあるけれどもネイマールのようなマリーシアを嫌っている人も多いのは事実だ。

 

実際この試合相当数の日本人がネイマールのことを嫌いになったのではないだろうか。

バルセロナ退団以降「パリで勝手に頑張って」と思ってまぁ気にはかけていた。少なくとも失敗を願うことはしなかった。

バルセロナファン目線では一応MSN時代の楽しかった思い出もあるしCL制覇の功労者でもあるから思い入れはある。ネイマールが左サイドでボールを持ってドリブルする姿や転がる姿はもう親の顔より見た光景なぐらい見てきた。

 

ただ未だにあんなことまだ続けているんだなというのは少しがっかり。

「まるで成長してない・・・」と思いながらコロコロ転がり大袈裟に痛がる姿を見ていた。

パリ・サンジェルマンでもカバーニと揉めて問題を起こしているし早速バルサ復帰かマドリーへの禁断の移籍が噂されている。

サントス時代も隠れてチームメイトをいじめてカメラに撮られてるとわかった途端止めに入って善人を演じたり、バルサに入団してきた新人選手を殴りにかかったりこういうことばっかりやっているのがネイマールの正体でもある。

 

なんというかネイマールは小者っぽい、ずる賢い小悪人といった感じだ。

イブラヒモビッチが「俺は確かに悪いがワルは堂々とやる、人だって蹴るし殴るが気に入らないならお前も殴り返せ。それに弱い奴より強い奴を狙う」というスタイルならば、ネイマールは酒井宏樹や乾貴士にやったようにバレないところで仕返しされない時に悪いことをする感じがある。

イブラレベルになるともはやそれが個性になるけども、ネイマールはどうしても小物っぽいためこういう所を嫌う人が多いのは理解できる。

もうバルセロナ在籍選手でもないし擁護する必要もないから日本に多いバルセロナサポからも見放されていて、もはや擁護している人はほとんどいないだろう。PSGファンですら謙虚なカバーニに対して尊大に振る舞う姿や特別待遇に辟易しているのではないか。

 

イブラヒモビッチ→格闘家と言われても納得がいくオニェウと骨折するまでガチ喧嘩

ネイマール→新入りのチームメイトや下っ端、大人しいアジア人を狙う

イブラがジャイアンならネイマールはスネオ、そんな印象だ。

 

それでもバルセロナ時代はなんだかんだで見ていて楽しい選手だったから好きな選手の一人だった。決して今も嫌いな選手ではない。

バルセロナ時代のネイマール見ていた時の自分

「対戦相手イッライラでワロタ、もっと時間稼げ、よっしゃPKゲット!」

今のネイマールを見ている自分

「はよ起きろや、このダイブ野郎!」

 

仮にバルサがPSGとCLで対戦するか、レアル・マドリードに移籍して同じことをバルサ相手にやったら手のひらを返したようにネイマールを叩くだろう。

カンプ・ノウで転げまわればフィーゴ以来2人目の豚の頭を投げられる選手になってもおかしくはない。

 

手のひら返しといえば最近少しずつ本田圭佑が再評価され始めている。

本田ほど手のひら返しをされたアスリートは日本のスポーツ史全体で見てもそれほど多くは無いはずだ。

手首がねじ切れてもおかしくない程誰もが手のひらクルックル、この試合を見て自分自身「本田ー!!はやくきてくれーっ!」と感じた。

 

なんか本田成分が足りない、結局やっぱ本田必要という印象を受けた試合だったとも言える。結局本田さんなんだよなぁ、というのがもう何年も続いている。なお本田が出場した過去のブラジル戦もしっかり負けている模様

 

わりとガチで本田の復帰はあり得るというか、実質ワールドカップメンバーに当確しているからハリルが別の選手を試すために今回招集は見送られたのではないか。

実際この試合を見た限りでは長谷部、井手口、山口の中盤で行くなら本田を中盤に入れても良いし久保と浅野もやはり右サイドの選手としては物足りない。

現実として右サイドで強豪国相手に突破力と得点力を最も発揮できる日本人選手は本田圭佑な気はする。武藤嘉紀のサイド起用も試してみて欲しくはあるけども、本田圭佑は瞬間的スピードが無いことで突破力が無いというイメージで語られすぎているように思う。

酒井宏樹というワールドクラスのサイドバックを活用する能力も本田にはある、酒井の能力を引き出すためにもかつてアバーテにアシストを量産させた本田圭佑は必要なのではないか。

 

本田は常に"逆算"していて多分ロシアワールドカップで活躍する計画を今メキシコの地で練っている最中だ。

「ワールドカップは直近1年間が全てだと言っても過言ではない」と語っていたけども、その逆算でメキシコのパチューカを考えに考えて選んで入団した。

30過ぎてからドリブル力向上に取り組んで有言実行する本田△(久しぶりにこのフレーズ)

???「アイツJAPAN復活は正解じゃないフシュー」

 

総評

欲を言えば冒頭のPK献上無しで見たかった試合、あれが無ければ展開は違っていた。

ただサッカーの世界ではこういうハプニングが起きてしまうのも事実で後悔はできない、特に数試合しかないワールドカップ本戦でこういうことが無いように修正する必要がある。

2回もPKを取られればゲームプランは完全に崩壊してしまう、南米に対するリスペクトや恐怖意識がハリルジャパンにもあることが分かったという意味ではいい収穫だった。本戦までに何回か南米の国と試合を組んで慣れていくことが求められる。

皮肉ではなく「課題が見つかった」という言葉が的確な試合だった。

 

スターティングメンバーの選考に関してはスタート時点では正解だった。

結局すべてが結果論で後から批判することは簡単、あの時点では守備的な中盤の3人に加えて原口のサイド起用というディフェンス重視の考え方をしつつ久保裕也の得点力にかろうじて光を見出すというハリルホジッチ監督の意図は理解できる。

相手が現時点で世界最強のブラジル代表という意味では間違った布陣だとは思えない。

ただ実際に試してみて原口と久保の両サイドが世界の強豪相手に渡り合えるかどうかには疑問符が付くような試合だったことは否めない。ベルギー戦どう修正して来るかは見どころ。

 

そしてとにかく今回ハリル体制になって以降初めての本格的な強豪国との試合で、それがしかもブラジル代表だったという点では「こうなるのは仕方ない」ということを代表ファンとしては考えたい。

これで単純に今の日本代表は駄目と判断してハリル解任論をヒートアップさせるようではいくらなんでも早すぎるし、もう少し強豪国との試合があればよかったという意味では協会のマッチメイクの問題にも発展する。アギーレが途中で解任されたという事情によってハリル体制に時間が無かった事も考慮に入れたい。

 

そして何と言ってもブラジル代表は凄い。

欧州サッカーファンにとっては日本代表の選手よりも常日頃から見ているという選手ばかりで、本気を出されていたら6-0行ってたかもしれないほどに実力差があった。

正確に言えば日本が弱いと言うよりもブラジルが強すぎる。

少し前まで決定的なセンターフォワード不在でジエゴ・コスタがブラジル代表を選んでいればとさえ言われていたのにガブリエル・ジェズズという選手が現れて、カゼミロという選手が世界最高のボランチにまで成長したことで弱点が皆無に近くなった。

欧州最強はコンフェデレーションズカップを3軍で制覇したドイツ代表だろうか、ロシアワールドカップではドイツVSブラジルという2002の再現が起きるかもしれない。

 

最後にちょっとだけ思ったのが南米の国がここまで苦手ならば本格的にコパ・アメリカに参戦したほうが良いのではないかという事。

ワールドカップ直後という強化にもならない中途半端な時期にアジアカップに参加するよりは、アジアカップを辞退してコパ・アメリカに本気で参加するということはできないのだろうか。次優勝したら殿堂入りという事にして南米対策のためにコパアメリカに注力したほうが長期的な強化策になるはずだ。

アジアの国は予選で何度も戦うのだからわざわざアジアカップにまで出場する必要があるのはかは疑問だ。

そしてあまりにも南米に慣れていなさすぎるというのは真剣に考えなければならない問題だと今回のブラジル戦を見て感じた。

次はベルギー戦、ここ数年欧州に大敗した試合はほとんど存在しないため対等に渡り合う展開を期待したい。

TWICETVのシンガポール編が好きな奴wwwww

TWICETVといえばメンバーの普段の一面が垣間見れる神番組だ。

いろんな場所に行ったり、いろんなものを食べたりする姿やメンバー同士が仲良さそうに過ごす姿は見ていて面白い。

華やかなステージ上のTWICEメンバーも、普段は普通の女の子なんだというのが良くわかる面白い番組である。

 

そんなTWICETVの中でも自分が特に好きなのはシンガポール編で、この企画を見てシンガポールに行きたくなったほどだ。

アニメやドラマの回でもその時の話が一番好きという意見が分かれるように、TWICETVの中でも意見が分かれる。

シンガポール回が良いのは食べるシーンが多い事と、メンバーの面白さが存分に発揮されているところにある。

 

そしてこのシンガポール編の最大の魅力は全員がほぼすっぴんに近いナチュラルメイクで撮影してるところかもしれない。

特にナヨンはガチですっぴんすぎて最初もはやだれかわからないレベルにある笑

ダヒョンが「姉さん、ほんとにすっぴんですね」といってナヨンが笑うシーンは個人的に好きなシーンの一つだ。

ナヨンのすっぴん顔がこのシンガポール編の面白さを絶妙な物にしているように思う。

 

お互いミッションをやろうとする中で、ミッションが書かれた紙を取り合うという展開もある。ツウィが鞄の中に入れてるミッションがひそかに獲られたり、ダヒョンがジョンヨンに中々返してもらえなかったり、ミナがしっかり服の中に入れてがっちりガードしていたり、それぞれの性格が表れているところも面白い。

 

TWICETV

個人的にこの回で一番好きな組み合わせはダヒョンとモモがチーム分けで一緒になっていて、絡みが多いところにある。

モモとダヒョンの組み合わせが一番多く見れるのがこのシンガポール編の最大の魅力かもしれない。

 

更にシンガポールのユニバーサル・スタジオで謎の飲み物をジヒョとジョンヨンが買っていたり、モモが中々高いところにあるぬいぐるみを獲れなかったりするシーン見どころの一つ。

シンガポールのユニバーサル・スタジオに行った気になれるという意味では旅番組的な側面も持つ。

TWICETVのシンガポール編を見るだけで旅行した気になれる!

 

シンガポールでいえばスーパーマーケットも日本とよく似ていて、刺身が置いてあるシーンにモモが「サシミ」と反応したところは印象に残っている。

スーパーの時で言えば、ジヒョとジョンヨンがハロウィンの仮面でメンバーを驚かそうといたずらするシーンは爆笑物だ。

 

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またメンバーの髪型やファッションなども見どころの一つで、この時のサナは大阪人感MAXなのが親近感の持てるところでもある。

ファッションも髪型も「ザ大阪人」という雰囲気があって不思議な安心感を覚えた自分がいる。全体的にみんな素の良さが出ていて新しい発見がある。

 

食べるシーンの多さで言えばレストラン、アイスクリームショップ、打ち上げでの食事などこれまた豊富にそろっている。

最初のレストランのシーンでチェヨンがメニューにキムチチゲがある事を発見したとき、ナヨンとジョンヨンがすぐに食べようとしたシーンを見て韓国人って本当にキムチ好きなんだなと知った。

TWICEの食事シーンは日本人、韓国人、台湾人、それぞれの違いが微妙に出るのでそうった文化の違いを楽しむこともできるのが面白い。

 

最後らへんにあるオリジナルノートを作るシーンも結構好きで印象に残ってる

ダヒョンが豆腐の白に合わせて白を選ぶとか、ノートに書く言葉を何にするかという時にジョンヨンがモモは「BBクリーム パッパッパ」が良いんじゃないかとかそういうネタがあるところも楽しかったなぁと見終わってから思う。

 

シンガポールに行ったわけでもないのになぜか自分も懐かしくなる。

そういう意味では最後の打ち上げのシーンで円卓で食事をするシーンも見ていて楽しかったし、ホテルに戻ってスーパーで買ってきたものを食べるところも良かった。

 

モモとダヒョンがチップスを食べ比べしたり、ガウン姿で夜景見るシーンはこのシンガポール編のハイライトかもしれない。

そして最後の最後で夜に遊園地のライトアップを見に行ってミナがバレリーナとしての実力を披露したり、みんな感動的になっていたりするエンディングも最高だったし思わず見ている人も感動してしまう。

 

芸能人やアイドルが自然体の魅力で旅行をしている姿は見ていて楽しい、それがTWICETVの一番の面白さであり魅力の理由なのだとこのシンガポール編をみて改めて感じた。

次はどんなところに行くのか楽しみにせずにはいられない。