elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

Sexy Zone中島健人、初耳学で宇宙に思いを馳せる

先日の林先生の初耳学に出演した中島健人はその才能を発揮し輝いていた。ここ最近初耳学でも本来の中島健人のキャラの濃さが取り戻され、間違いなくその才能はかつての勢いを取り戻しつつある。

全体的に今回の初耳学でよかったのがかなり積極的な姿勢だったという事。ジャニーズをはじめとしたアイドルが普段一緒に活動をしているメンバーのいないこういったアウェーのバラティ番組で活躍しようと思ったら「積極性」というのは間違いなく必要になってくる。

これが若手アイドル界で一番上手いのが同じジャニーズの手越祐也や、HKT48の指原莉乃であり、とにかくアウェーで単独で出演したときでも実力や存在感を発揮できる能力がある。

そういった同世代のアイドルがあれほどの活躍をしている現状を踏まえたときに、ジャニーズも負けていられずアウェーでの積極的な姿勢ということは本人だけでなくグループにとっても重要だと言える。

 

そういう意味で最近Sexy Zoneはそれぞれの個人での出演で徐々に存在感を示しつつある。その中でも「林先生の初耳学」というメジャーな番組にレギュラーとして出演している中島健人はジャニーズやSexy Zoneのために個人での活躍というのも求められる立場にある。

ただ単なるバラエティでの出演ではなく世間が見ているため少し無理をしてても存在感を示さなければならない。Sexy Zone最年長としてその活躍は求められるし、中島健人ファンとしても「もっとできる」というぐらいに思っていたし、本来の中島健人はそのぐらいの才能や面白さがあるからもっと積極的にやってもいいとは思っていた。今アイドルに求められるのは「味方の支援の無い単独でのアウェーでの能力」にある。

アイドルだから大切にしてもらえる番組や、集団で出させてもらえる機会というのはそれほどめぐって来ずジャニーズやアイドル関係なし純粋にタレントとして個人で使えるメンバーをテレビ局側は求めている。

今アイドルに求められるのは一般の番組での活躍にある。

 

そういう中でここ最近の中島健人は本当に積極的な姿勢を見せていて「アウェーの試合でも果敢にシュートを打つ」という良さが凄く表れている。若手メンバーがこれから出世しようとしたときこういったギラギラさは必要で、手越や指原はとくにそのギラギラしたエゴの強さがある。

中島健人に求められるのはまさにその能力で、「キャラの濃さ」というのを押さえず、「ちょっと出過ぎ」というぐらいにやったほうがいい。

そこを遠慮して大人しくしていたら「その他大勢の誰でも変わりがいる人」にしかならない。

そういう意味で今回の初耳学は発言が他の出演者と重なったシーンでも自分の発言を優先したり、積極的に質問をしたり語ったりして凄く存在感を出せていた。

やっぱり普段の中島健人やこれまでの中島健人を見てきたファンなら「これがやっぱりケンティだよ」と思うような面白さがあった。セクチャンやらじらーで披露していたキャラの濃さが発揮できていた。

 

今回宇宙飛行士の山崎直子が初耳学の挑戦者として出演し「宇宙の香り」や「かつてNASAがありえないミスをした」という話を披露。

とくにそのシーンで中島健人は大活躍。本人が宇宙が好きなだけあって積極的に質問や発言をし共演者のハライチ澤部に「宇宙になると急にグイグイ来るな!笑」とツッコミを入れられていた。ここは本当に面白くて、いい感じのナルシストキャラになっていた。

 

かなり専門的な言葉を使い「何を言ってるんだろうな」という本人のキャラが現れていたし、「りゅうちぇる」というめちゃくちゃキャラの濃い共演者がいる中で決して存在感が消えてはいなかった。むしろりゅうちぇるのいい意味での空気の読まなさっぷりに刺激をもらっただろうしライバル心を掻き立てられたとも思う。

中島健人に求められている役割は「常識人」ではなく「キャラの濃い人」であり、人々は芸能界に少しばかりぶっ飛んだキャラを求めている。そういった濃いキャラクターがいくらでも存在する芸能界ではとにかくはずしてでもなんでもシュートをアウェーでもしっかり打つことが必要になる。りゅうちぇるはそういう意味でどんな環境でもガンガンシュートを打ちまくるエゴのあるストライカーで、それゆえに凄くいろんなテレビ番組で重宝されているし個人的にも凄く好きな芸能人の1人だ。

ジャニーズのタレントが有名なテレビ番組でライバル争いに対抗しようと思ったら次々と現れる有象無象のキャラの濃いタレントと真っ向から勝負をしなければならない。

 

中島健人はキャラの濃さでも決して負けてないし、その領域になって世間的に「面白いジャニーズ」とし認められて欲しいという思いもある。

世間的には「なんだこのキザなかっこつけた喋り方をする奴は」というようなこの番組では示せているし、Sexy Zoneやジャニーズに詳しくない人が見たら「めちゃくちゃかっこつけた喋り方をするナルシストだなぁ」ぐらいに思われているかもしれない。でもそれが凄く良いことで、それが興味を持つきっかけにもなったりする。

自分自身も中島健人のそういうナルシストキャラで興味を持った立場でもあり、ガンガンそういうキャラを出して行ってほしいなと思う。

そう考えたときに今回の初耳学は存在感を示せていたし、「宇宙に興味があるかっこつけた喋り方をするジャニーズ」という存在感は間違いなくあった。

 

そして実はここに裏話があって実はこの放送前の3月25日のラジオで「先日宇宙飛行士と話した」という事を語っている。「宇宙飛行士と話した」って中島健人の人脈どうなってんだよ!と思っていたけどそれは実は初耳学で共演した山崎直子さんだった。

ラジオの文字おこし をするとその内容は結構面白い。

まず読者からのコーナーで「健人君の未知の領域でみてみたいものは何ですか」というような内容の質問が寄せられることからスタートする。

 

菊池風磨「未知の領域だけどこんなんやってみたいなのありますか」

中島健人「未知の領域だけどこんなんやってみたい・・・うん、そうだな、わかった40光年先いきたい」

 

菊池「またなんかすごい・・・なんでですかそれは?」

中島「実は最近もう一つの恒星が見つかったんですよ。ニュースでやってたよね。」

菊池「やってましたね」

 

中島「7つのプラネッツがあるんだよねそこに。そして地球に似てる属性の奴が3つあるんだよね。この間宇宙飛行士の人と話して、そこにやっぱりいるかもしれないんだって!」

菊池「お~」

中島「人かどうかはわからない。もしかしたら本当に漫画みたいなうにゃうにゃみたいなかもしれないけど、とにかくもしかしたらいる!そして40光年先なら通信手段はあって、今電波は送ってるらしいんだって。その通信には40年かかって往復で80年かかるから帰ってきたらお爺ちゃんなんだけど。」

菊池「たしかに」

光年:理論上もっとも速いとされる光が1年で到達する距離

プラネット:惑星の事。英語の発音こだわる中島さんはあえて複数形で発音する。

 

中島「だから行けるならほんとに200年ぐらいなんだよね。でも火星はいけるらしいんだけどね、9年後に」 

菊池「お、いっすね。いってみたいなぁ宇宙とか。俺からすると未知の領域といえば5,6年前にやってたけど髪型を短くするとか、短くなくても新しい髪型を見てみたい。」

 

中島「俺の?短い髪型いいんだよね、やってみたいけどね。タイミングみて坊主でも面白そうだしね。」

菊池「坊主はちょっと行き過じゃない?笑 会社NGきますよ。」

中島「それはありそう笑」

菊池「役がはまれば行けそうですけどね。ウィンウィンですよ。」

中島「やってみたいですね、涼しそうじゃん笑」

菊池「そういう髪型の変化、見てみたいですけどね ということでセクシークレットークのコーナーでした。」

そもそもこの回のらじらーはふまけんの魅力が凝縮されていてファンの間でも大きく話題になった回だった。その宇宙の話の裏側が実は初耳学だったというのは聞いていた人は「それのことだったんだ!」と思ったに違いない。

ちなみに中島健人が質問に答える場面では風磨の優しい一面という問いに「すべての所に気を配れるところ。MCでも分け隔てなく5人の話を振ってくれて一人一人の情報を出してくれる。」と答え菊池風磨は「ありがとうございます、てれやす!」と語っていたのも見どころ。

そして中島健人はロマンチスト的なところがあり、宇宙や美しい世界への思いを馳せるキャラでもある。セクシーゾーンの君とMilkey wayという曲ではまさに宇宙の果てにある神秘的な世界観を歌っており、この曲ももしかしたら中島健人の宇宙への憧憬を掻き立てていたのかもしれない。

「輝くMilkey way 夢を浮かべて さぁ永遠を探しにゆこう」という歌詞も、ピアノを弾きながら歌う時の中島健人はまさにその神秘的な情景に入り込んだような歌い方をしている。

なかなかジャニーズでも宇宙キャラというメンバーは少ないし、天体やプラネット、星の世界に憧憬を抱くジャニーズというのも浪漫があって面白いかもしれない。花言葉キャラに加えて天体や星座のキャラになるのも自然現象を愛するジャニーズといういい個性になるの可能性がある。

今回の初耳学、本当に宇宙が好きという情熱が伝わってきたし、今後君とMilky wayを披露する時はそういう思いも想像してみるともっといい曲に聞こえてくるのではないかとも思った。そしてそもそもジャニーズタレントとしてこの番組で存在感を高めつつあるというのもファンとしてはうれしい要素。これからもこの活躍を続けて言ってほしいなと願いたい。