嵐メンバーの絶妙な距離感や仲の良さが好きな奴www
嵐がなんだかんだでこれだけ人気で、不遇な時代があったにもかかわらず最終的にはジャニーズ1,2番目の人気グループになったのは紛れもない事実である。今では圧倒的人気を誇りチケットはほとんど取れないとされる嵐も昔はCDがなかなか売れなかったり後輩グループの勢いに押される時代があった。
それにもかかわらず今ではこの年代のジャニーズでグループとして唯一生き残り、昔からのファンだけでなく老若男女とわず幅広いファン層を持ち、紅白では何度も司会を担当、それぞれのメンバーの名前や個性も広く浸透しており「嵐の中でだれが一番好きか」ということが国民的な話題としても成り立つようになっている。
そこまで深く語れなくともなんとなくあのメンバーが好きかどうかぐらいはジャニーズにそこまで興味がない人でも語ることができる。
こういった嵐の人気の要因は何と言ってもグループの仲の良さだろう。嵐メンバーのグループとしてのワチャワチャ感は番組の魅力としても現れており個人のファンだけでなくグループそのもののファンや5人全員が出演する冠番組のファンという人が多い。
今の時代アイドルグループというのはメンバー間の仲の良さや全員で出演するテレビ番組、そしてメンバー間エピソードやコンビネーションなどが重要視される時代になっている。
そう言ったとき5人というバランスは絶妙でそれぞれの個性が程よく目立っているともいえるし、逆に言えばちょうどよく抑えられていて目立ちすぎないともいえる。こういう絶妙な距離感やバランスがまさに嵐の魅力ともいえる。
大野智はリーダーすぎないリーダー像を確立し、二宮和也は独自の司会能力やコメント能力の高さを披露、松本潤もバラエティ番組で魅せる積極的な姿は面白く、相葉雅紀の絶妙な親近感、そして櫻井翔の実はいじられ役としての面白さがある。
とにかく5人そろったときに嵐の魅力は最大限にされる。
しかし決してベタベタしすぎているというわけでもない。メンバー全員が30を超えた今、若手グループのように全員ベタベタして仲の良いアピールをしていたらちょっと違和感があるため実は仲が良いと言われつつも程よく距離感があるエピソードが多い。
実はそれぞれの家の住所を知らなかったり言ったことが無かったりプライベートではそれほど日々交流が無かったりもする。これは学校や職場で仲の良い人が実は家に行ったりプライベートでは交流が無かったりする事と似ているだろう。
案外そういう関係は多い物で、学校や職場では物凄く気が合い話すのにいざプライベート出会おうとしたらおかしな感じがして結局合わず長年ずっとそのままというケースは多い。しかしそれは決して不仲説ではなく、いい年齢になったらそういうことはあるという絶妙な距離感や信頼関係が存在する。
程よい距離感はそういうものだというちょうどよさがあり、それゆえに分裂したり解散をしたりすることもない。お互いそれなりに仲良くしている方が得であり運命共同体という大人の認識もあるし、逆言えば決して大人の認識や計算だけでない姿も垣間見える。「嵐は解散するだろうか」という人もいるが、それぞれが絶妙にその損得を理解していたりなんかだんだでメンバー愛はあったりする。
なんだかんだでハワイでデビュー会見を行ったときの運命もあるのだろう。櫻井翔が語っているように決してもともと気の合うメンバーや一緒にいたメンバーが1つのグループになったわけではない。若いころは少し対立することもあったようだ。しかしその中で折り合いを見つけこの5人でこれから活動していくんだなという事を徐々に受け入れ、不遇時代も活動を続けてきたから今がある。
そういった昔からの切っても切れないような縁があり、絶妙にお互いを認識し合っている姿は魅力的だ。決して学生のノリだけで付き合っているわけでもなければ、大人のドライな関係だけというわけでもない。
そんななんだかんだでグループを続けている5人の関係はアイドルやジャニーズに限らず理想的な関係ともいえる。これからもそんな嵐の活躍を楽しみにしていきたいと思う。