ガンダムといえばモノアイ派かツインアイ派に分かれるけど自分はモノアイ派で、ザクやグフのような一つ目メカの方が好きだ。あの悪役感や不気味な雰囲気はガンダムを知らない頃でもプラモコーナーを見たときにはワクワクして何か凄そうだなと思ったしガンダムを知らないのにガンプラを買ったこともある。モノアイの魅力はあの不気味な雰囲気でありモノアイ好きはそういう悪役感がたまらなく好きな人が多いに違いない
今でもそういうモノアイのプラモの箱を見ると子供の頃に憧れたモノアイの怪しげな雰囲気が懐かしくなる。このパッケージイラストを怖いと思ったことが懐かしいなぁと。今の子供たちはそういったガンダムの敵メカの魅力に気づくことがあるのだろうか。
そもそも自分は生粋の悪役や敵陣営好きの人間で必ず悪役の方に惹かれる。何かアニメや漫画を見ても悪役側の雰囲気がかっこいいと思ったりしてたし悪役とまでは言わなくてもライバルキャラとして出てくるようなキャラクターの魅力に取りつかれていた。
正統派ではなくどこか厨二病的でトガッた感じが魅力的で必ずそういうキャラが好きになっていた。悪役感や不気味な感じ、正統派や正義っぽくない異色な感じは自分が重要視する美学の一つ。
そして当然ながらガンダムでもそういうモノアイの不気味な雰囲気がかっこよく、好きなモビルスーツにもそういうメカが多い。
実際ガンダムを見てもモノアイメカが出てくるとガンダムだなという感じがするしガンダムシリーズの象徴と言ってもいいような存在。ザクはガンダムと並んで有名だし、こういう敵がやられ役になったり時々活躍したりするのが魅力。たいてい敵陣営としてえがかれるので、モノアイメカが襲ってくるシーンはかなり怖い。当時の民間人の視点で見ればこのモノアイが非常に恐ろしく見えたんだなと想像したりするのもガンダムの面白さ。
また少しローテクっぽくてガンダム陣営に比べて遅れていたりするのも魅力。そういう量産機の面白さもやかっこよさもガンダムの見どころの一つ。ガンダムファンの中にも初めて見たときから量産機の方が好きだったというファンは一定多数いるもので、劇中の中での1つの工業製品として兵器っぽさがたまらないという人も多い。それでいてモノアイ系になると不気味な雰囲気も付加される。
はまればはまるほどそういった魅力に取りつかれるし、ガンダムを知らない時でもどこかプラモコーナーなどで見かけたときは不思議な魅力がある。
思えばガンダムに興味を持つ前から、ザクとかグフのモノアイ系だけは好きだった。
ガンダム作品自体には興味なかったけど食玩やプラモのザクとかには興味があったのが懐かしい。その食玩を買ってもらったことが個人的な懐古だし、ザクを知らないのにザクにはまっていた。この緑のロボットは何か凄いメカなんだなというのが子供の時の思い出でその食玩を組み立てたことが懐かしい。
厨二病要素が豊富なガンダムの敵勢力。1stはザクで大量に攻めてくるジオンが魅力だしガンダムSEEDではジンやディンなどを駆使して初期の攻勢を成功させたザフト、そしてガンダム00では人類革新連盟がローテク感のあるティエレンを使っていたりする。何とかガンダムを倒そうと集団で襲ってくる感や、ローテク感、そして初期は強かったという伝説、更にその陣営の中ではエリートの機体だということを想像したり初期開発した軍事技術者などを想像すると更に面白い。軍事製品、工業製品としての魅力、そして悪役としての恐ろしげな雰囲気。この陣営はなぜモノアイを採用したんだろうなというのを想像するのも楽しい。
モノアイといえばガンダムの象徴にもなっているし様式美でもある。次はどんなモノアイで来るかという事が楽しみだし、逆にモノアイじゃなかったときもそのデザインの工夫が魅力だったりもする。これからもガンダムの魅力の1つとして続いて行ってほしいなと思うし、次どんなモノアイメカが出てくるかというワクワク感もガンダムの面白さの一つであるように思う。