elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

日本サッカー新時代2018年への旅に出てた小林祐希がかっこよかった件

毎年、1年の始まりの時期に日本代表選手への取材をする「日本サッカー新時代~年への旅」シリーズ。自分はこの番組が大好きで毎年欠かさず見ている。

本田圭佑が「本田圭佑×本田圭佑=唯一無二」とか「ブラジルワールドカップは強豪全部倒して優勝します」「今年は勝負の年」といった番組はこの番組

結構おしゃれな雰囲気だったりかっこいい番組で見てる方もやる気が沸く内容。この番組見ると新年本格的に始まったなって思うし「自分もこの選手たちみたいにがんばろう」「数年後は凄いことになってるイメージを持とう」といういう感情になる。

一言で言えば意識高い系番組

褒め言葉で言わせてもらうけどめちゃくちゃ意識が高い

この1年しっかり気合い入れていこう!という感じになれる。

 

そして毎年大して成長せず結果を出せず、次の年のこの番組をみて1年がたったことを自覚しつつも「今年こそはマジで」というのが自分のここ数年のパターンになっている。同じことを繰り返すのが自分。そして本田も毎年「今年が勝負」と言っている恒例の番組。とにかくこの「2018年への旅」を見てちょっと考える必要があるなとは本当に思った。

選手たち本当に頑張っていて数年後のさらなる高みをイメージして成長しようとしているんだなというのを見せられると、やっぱ負けてられいなってなるね笑

そんな番組

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特によかったのが小林祐希

この番組でますます好きになった。

名波浩との対談形式で自然体で話していたのが凄く面白かった。あとやっぱかっこいいね。三代目にいそう感が半端ない。

原口元気をベンチから見てて守備も攻撃も凄いと思った。11人が90分間あれだけのことをやってなおかつ自分の良い部分を出していければ世界の競合に対抗できるクオリティはあるんじゃないか。もしそれができればワールドカップ優勝も無理な話ではない」みたいなこと言ってて久しぶりに日本代表にワクワクしてきた。

こういう奴だよこういう奴!って思った。自分が長らく求めてたのはこういう奴なんだよ!ブラジルワールドカップで惨敗したり本田が下降傾向にあって空虚だったところにまたおもろい奴が出てきた、と。

こういう奴がいないと盛り上がらないんだよなぁ。

それもただのビッグマウスじゃなくて結構自分の経験や分析に基づいた冷静な意見だったという印象を受けた。名波も「他の選手やチームのことを考えてる意見が多くて意外だった」っていってたしね。派手に見えてメンタル的に落ち着いてるし、ものすごく考えてると思う。オランダリーグでの話聞くけど結構若手を気遣ったりしてるらしいし、名波が言ってたジュビロ時代の話聞くと全然違うんだなと思った。

他には「代表に呼ばれていい経験をしようとかさらさら思ってない」「宇佐美と柴崎がスタメンだったら代表戦見ない」という感じのことも言ってたし、この前の日本代表戦の時も相当面白い発言多かったしね。これだよこれ~!

見かけ倒しじゃなくてプレーも実際良かったしああいうプレーは自分の好みのプレースタイルに近い。エジルが憧れというのもあって左利きのタッチは結構面白い。シュート力も体格もあるしプレーの面でも発言の面でも本田っぽいのは間違いない。

ただ右足が結構使えるのは本田を上回る可能性もあるかもしれない。もちろん完全に同じような選手ではないけど偽本田から本家本田を上回る小林祐希という存在になれるポテンシャルはありそう。というかそれぐらい目指してもらわないと日本代表も上に行けないしワールドカップももう来年だし真剣に考えていかないといけない時期に日本サッカー界そのものが来てる。

 

あと小林選手の文字のインタビューでは今まで見たことがあったけどもここまで長くテレビ番組で話してるのを見たことがなかったので「やっぱり面白いな」というのを確かめることができた。正直このギラギラ感はこのぐらいの年齢だったころの本田を彷彿とさせるものがある。こういうギラギラ感なんだよなぁ。この番組に出て勢いあったころの本田っぽくて懐かしい部分もあったしジュビロ磐田時代の不遇とかも本田のVVVフェンロの2部落ちみたいな感じで通じるものがあるし、もちろん本田に比べれば格落ち感はあるから偽本田って言われるのは仕方ない。本田も今叩かれてるけどこのぐらいの年で南アフリカワールドカップで2ゴール1アシストして一躍時の人になってたしチャンピオンズリーグで日本人初のベスト8も達成してた。

 

ただその肝心の本物の本田がだいぶ哀愁漂ってたよね。

この番組本田がメインだったはずなのに、今回は最後にちょこっとでてきただけ。カンボジアでちょっと話聞いただけのしょぼいインタビューなのに無理やり大げさにした感があって哀愁があった。

本田圭佑×根性=ワールドカップ出場」

「今まで積み重ねてきたものは結局根性」

「移籍先を探してる、オファーはあるけど断ってる。ただ高望みはしてない」

それをなんか昔みたいにかっこつけることもなくかといって面白いわけでもない感じで答えてて「本田こんなんだった?」とさえ思った。全盛期のトガってたころの本田圭佑感はなくなってた。表情とかも全盛期と全然違ってた。

「常にカメラで撮られてる状況を意識しないといけない」みたいな本田はどこへ行ってしまったのか。今シーズンのイタリアでのベンチ地獄でだいぶうちのめされた感はあった。発言のキレも衰えて「俺がメッシのドリブルはできないから、今の子供たちにドリブル教えたほうがいい」みたいなことも言ってたし。俺がメッシやロナウドみたいな得点取る選手目指してもええやん、って言ってた頃のキレとは全然違う。カンボジアのサッカーイベントでフリーキック決めたシーンもあったけど、実はあれ10回目でやっとはいったゴールなんだよなぁ。

今の本田圭佑はいろいろとヤバイ

「2016年の俺は20点。出場はしてないけどカップ戦の優勝に貢献したという意味で20点」とか言ってて悲しくなった。というか過去記事でも書いたけど俺も2016年は相当酷い年でむしろマイナス100点だったしね。バカにしてるわけじゃなくてその哀愁に共感できる部分があった。だからそれゆえに「2017年はマジで」っていう復活をかけた年。それは本田も自分も同じだと思う。

2016年の個人的な反省とか雑感 - elken’s blog

それ故になおのこと小林祐希がギラギラしててかっこよく見えたってのはある。全盛期のギラギラしてこの番組に出てた頃の本田さんっぽさがあって失ってた感情を取り戻せたというか、むしろ小林を見て刺激になった。イキイキして、ガツガツしててギラギラしてる。そんな野心たっぷりの小林はほんとかっこよかった。

やっぱこうじゃなきゃ駄目なんだよ。俺らみたいなこういう世代がこういう感じでギラギラしていかないとほんと日本も盛り上がっていかないんでね。

昭和とかそういうエネルギーが若者にいっぱいあったけど、平成でもできなくなくはない。こういう若者がギラギラする雰囲気ってのを日本全体に広めていけば中国にも追いつき返せるかもしれない。

サッカー界とか特に世界見据えてる若い世代が多いからなおのことギラギラしてるし、ジャニーズで自分が常日頃応援してるセクシーゾーンとかも「アジアNo1のグループになる」ってのを目指してるし、それくらいとにかくやっていかないといけない。そういうことを口にして目指す人が増えていくってのはやっぱり大事だと思う。

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とにかく24歳でもうすぐ25歳の選手がまだまだ全然若手のように本当に大きな将来を見据えているのは「10代じゃなくてもまだ全然これくらい野心持っていいんだな」って感覚にさせてくれる。10代はなおさら野心持っていい。サッカー界ってトップレベルを目指そうと思えば本当に残された時間が少ないから24で海外挑戦でオランダの中堅クラブはしょぼいみたいな批判も最初あった。

Jリーグでもそこまで圧倒的じゃなかったし、日本代表でもないし24でやっと海外挑戦の選手がオランダって懐疑する見方もあった。でもそれが行ってみればスタメンで試合に出まくって明らかに成長して積み重ねてきたものがここにきて開花してきて日本代表にも呼ばれるようになった。ヘーレンフェーンも順位見れば4位で1~3位はフェイエンールト、アヤックスPSVっていう有名クラブだから結構いい結果。オランダ1部というのも重要な部分。

 

ボスニア・ヘルツェゴビナで出たときはそのプレースタイルとか結構批判する人が多かった。後半に出てきたのにザックジャパン時代の遅攻っぽいことをしてサッカー玄人的な人からは批判されてた。これも多分オランダ移籍当初に叩いてた人たちと同じ人たちだと思う。今の日本サッカーファンって本田アレルギーになってて少しでも本田っぽい要素あると拒絶反応する感じにはなってきてる部分がある。

ただその次のオマーン戦ではいいプレーをしてゴールを決めて日本のボランチボランチ小林結構いいねみたいな風潮になって風向きが変わってきた印象がある。

最初はほんと口だけで目立とうとしてる感があったけどそれには実力と明確なビジョンに裏付けされていたんだなというのを証明しつつある。もうすぐ25歳の選手だけど、数年後もしかしたらあるかもしれないよね。ロシアワールドカップで活躍して「なんだこの選手は!」ってなって一気にビッグクラブに行くってイメージも持ってそう笑

柴崎岳クラブワールドカップで活躍したし俺ら世代、逆襲の時来はじめてるんちゃう?

乗るしかない、このビッグウェーブに。

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自分も最近バイト解雇されたって言ってたけど最近ちょっと「新しい移籍先」探してる状態なんでね。それによって新しい人生が見えてくるかもしれない。その先のビジョンも勿論考えてる。

サッカーで考えれば27,8歳が全盛期でその頃にレアル・マドリードいければいいとかバルセロナとか、シティとかユーヴェとかそういうビッグクラブ行ければ理想があるけどそんな感じでスキル磨いて政令指定都市あたりでいい暮らしできればいいなというビジョンは今のところある。東京=レアル・マドリード、大阪=バルセロナ、札幌=ユヴェントス、名古屋=マンチェスターとか。

小林ももしかしたらそんなことを考えてるかもしれない。

そう考えるともう自分なんてJ2とかもはやJ3みたいなもんだけどね。いやもはやJ3ですらない。とにかく小林だってちょっと前までJ2だったわけだしそういうビジョンは持ってやっていかないといけないというのはある。自分の場合出戻りした立場だけど、やっぱりその時はまだ実力不足だったしもう一度戻りたい。

パリ・サンジェルマンで通用しなくて3部リーグからやり直しみたいな感じ。

もっと大きな街でもいい。でも都会は暮らしていこうと思ったらとにかく金がかかる。なんでもあるけど金が無きゃ何もできない。それゆえにやっぱり実力が必要。挫折を味わった人間は強いみたいなことを本田がよく言ってたけど、これをどう逆襲のエネルギーにできてるか。

それはともかくこのビッグウェーブおじさん、チリ代表ビダルに似すぎでしょ笑

コパアメリカ優勝おめでとうございます!って目の前にいたら言うよ。

 

あと大迫勇也とかもギラギラしてたね。「ゴールとりたい」「得点に拘りたい」とにかく最近この言葉が多いし、高校サッカーで得点王になった血が騒いでるね。

清武と「ここで結果出さなきゃ俺らヤベェな」って言ってサウジアラビア戦の試合に入ったってエピソードよかったなぁ。大迫、原口かがなりキテる、小林、柴崎が目覚め始めてる、日本代表結構面白くなってきたね。まだちょっと一般層にヒットするほどの大スターは出てきてないけどサッカー知ってる人間ならスター不足を悲観するような状況ではない。2018年ロシアワールドカップ次第だよねほんと。ここでブレイクすれば一気に日本サッカーが積み重ねてきたものが開花する。今の状況はブレイク前夜みたいな状況という感じがする。

とにかくロシア次第。まさに2018年への旅。これで天国と地獄が決まる。二度もワールドカップで惨敗続いたら日本のサッカーは本当に呆れられて相手にされなくなる。

それは絶対にさせないってするほんと究極の状況。南アフリカの時と状況とか雰囲気は似てるかもしれない。前回大会で負けて、暗黒期突入で現状も成績振るわずにいるけども、本田や長友が頭角を現し始めてきた時期。

負けたら終わりの崖っぷち

その2018年に向けていよいよ2017年が本格始動し始めた。 

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