elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

中島健人は堂本光一から王位を継承できるか?

Sexy Zone中島健人と言えばまさに典型的な王子様キャラでアイドルの中のアイドルといっても過言ではない存在だ。今新世代の王子様キャラと言えばまさに中島健人でありラブホリ王子とも言われている。そしてその中島健人の王子様キャラを認める存在として、誰もが認める王子様キャラの先輩がいる。

そう堂本光一だ。KinKi Kidsの偉大なレジェンドでありまさにジャニーズにおける王子様キャラのパイオニア的存在ともいえるジャニーズ屈指の王子様キャラだ。

実は光一君は中島健人とプライベートでも交友がありたびたび中島健人に対する発言も行っていてケンティーオタの間ではかなり好感度の高い先輩ジャニーズである。

中島健人本人も彼を非常にリスペクトとしており、ファンとしても「堂本光一君のようなジャニーズ屈指のレジェンドに名前を出していただけるなんて!」と頭が下がる思いである。ケンティファンは自然と光一君ファンになっていく。自分自身前から堂本光一さんは好きだったけど、中島健人きっかけで更に好きになったし改めて偉大な事務所の先輩の凄さに気付かされた。

そんな光一君、その王子様キャラの継承者として最近ちょくちょく中島健人の名前を出しておりMyojoの3月号では王子キャラ対談という企画まで行っている。ついに「王位継承の時か!?」とケンティニスタの間ではささやかれているがはたして本当にその後継者は務まるのか・・・?そこで中島健人ファン、そして王子様キャラファンとして中島健人の現状及び、王子様キャラとは何か、更にその継承は可能なのか?というテーマについて語っていきたい。

 

まず基本的な認識として自分はケンティのことをものすごく好きでこのブログでも滅茶苦茶語っているけども現実認識としては光一君のようなレジェンドには遠く及ばないなとは思ってる。ケンティがよくないということじゃなくて光一君がすごすぎる!

レジェンドレエンド&レジェンド

ジャニーズ史上に残る王子様の光一君の王位を継承するというのはまだ荷が重い!それぐらい堂本光一という方は偉大な存在。硝子の少年やフラワーという誰もが知っている曲をヒットさせ、今もなお少年倶楽部で後輩ジャニーズに歌い継がれてジャニーズの象徴ともいえるレジェンド。ジャニーズファンでない人でもその名前を知っているし曲も知っている。

 

その偉大な堂本光一と比べてしまうとどうしても中島健人はその領域に現状たどり着けていない。どうしても「ジャニーズファンだけが好き」感がまだあるし、ジャニーズファンしか知らない現状というのもまだあるのも現実。

王子様=中島健人だねって思う人は最近のジャニーズに詳しい人だけで、世間的にはまだよくわからない若手ジャニーズの1人とか「佐藤勝利ともう1人のほうのイケメン」「セクシーセクシーいってる人」「新しい手越」「林先生の初耳学に出てるジャニーズ」「紅白の時になんかナルシストっぽいこと言ってた人」みたいな認識でしかない。

ジャニオタの常識は世間の常識ではない、それを自分は中島健人の知名度を見て思ったし、本人自身も雑誌のインタビューを読むと認識しているらしくて世間に自分の存在を広めていきたいと語っている。

 

正直中島健人とか超有名人だろって思ってたけど意外と知らない人が多くて、堂本光一君のような圧倒的知名度はやっぱりまだないというのが現状。

「ジャニーズはKAT-TUNまでしか顔と名前が一致しない」「嵐より後は小粒」これが世間のリアルな認識だから中島健人クラスでも世間からすれば無名のジャニタレや最近のよくわからない若手ジャニーズでしかない現実がある。そもそもSexy Zoneは地上波の出演がそれほど多くないというのもあってなかなかキャラクターを知ってもらえる機会がない。

これは前の他の記事で書いた事だけど決して今のジャニーズが実力的に劣っているわけじゃない。中島健人も勿論凄いしそこに関しては自分は誰よりも認めてるかもしれない。ケンティは凄い、それは間違いないし最近のジャニーズも十分に凄い素質を兼ね備えている。

その一方現代では娯楽があふれて皆がテレビ番組を見るという時代じゃなくなったし競争相手が増えたので昔よりジャニーズの若手がブレイクしにくくなったという構造がある。世間的なジャニーズの大きなブレイクとしては青春アミーゴの修二と彰が最後だったかもしれない。そう意味でどうしても今の時代の若手ジャニーズは不利な時代背景がある。その上Sexy Zoneの地上波出演は少ない。ジャニーズ公式サイトでSexy Zoneの出演予定を調べたことがある人ならわかるけど「シブ5時」ぐらいしかないときも当たり前にある。冠番組がないから、シングル発売の時にたまにMステ等の音楽番組に出て基本はシブ5時ぐらいしかなくて、ファンは雑誌かラジオ、そしてBSの少年倶楽部で情報を得るしかないという状況が続いている。

つまりジャニーズに興味がない人が何気なくテレビを見ていてもSexy Zoneを目にする機会というのはほとんどなくてどうしてもどうしても「ジャニオタしか知らない感」というのが世の中のリアルな認識になっている現実がある。

ジャニーズのホーム内でいくら頑張ってもその頑張りはジャニーズファンの内部でしか知られなくてかつての先輩のような高い一般知名度は得られない、そういうリアルな認識を中島健人は間違いなく持ってる。彼にはそういうインテリジェンスがあるので現実認識が間違いなくできている。だからたまに地上波の番組に出たとき体を張って物真似をするしなんとか爪痕をSexy Zoneのためにも残そうとしている。

中島健人が芸人ばりに物真似するのはアイドル的な事だけでは世間に認識してもらえないというリアルな認識があるからだと個人的には思う。

キャラがあればバラエティにも使ってもらえる、そういうことを彼は凄く認識してるしそれがグループ全体の為にもなるという思いもあるはず。セクシーゾーンのために彼は凄く体を張っていて何とか爪痕を残そうとしている。「セクシーセクシー」連呼するのもギャグで言ってるわけじゃなくてグループの為にやってるという隠れた思いがある。今の時代いろんなアイドルが溢れすぎていて並大抵のキャラじゃ認識してもらえない、滅茶苦茶濃いぐらいのキャラじゃないと認めてもらえない。そのことをこの人は真剣に認識してる。

そしてそのことを認識している同じジャニーズの先輩が実は存在する。 

そう、NEWSの手越祐也である。今NEWSといえば手越というぐらいの認識になっていて世間的な一般知名度として唯一NEWSで手越だけが認識されている。

もう今の時代世間ってそれほどジャニーズに興味なくてバラエティで体張ってる面白ジャニーズにしか興味を持たなくなってる現実もある。その中で手越はイッテQなどのバラエティで懸命に体を張ってNEWSの仲間のために強烈なキャラを売って活動している。手越さんはああ見えて実は最高に仲間想いだし最強に努力家。モテるために血のにじむような努力を重ねてきたし、NEWSの端っこから成り上がった生粋の努力家。そしてジャニーズやNEWSという存在にものすごく思い入れがあるからイッテQでやるような過酷なロケも文句を言わずやる。「ジャニーズで唯一NG無し」と言われる手越しさんは本当に熱い男。

 

しかも手越祐也、王子様キャラであり堂本光一の後釜を狙っているという噂もある。まさに中島健人のライバルのような存在であり手本となるような存在。そう中島健人が堂本光一から王位を継承する最大のライバルこそがまさに手越祐也なのである。

実は2人とも前々からキャラが似ていると言われているしファン層重なってなくはない。というか自分自身がケンティだけでなくテゴさんも好きなので結構兼任ファンは多いはず。「似てるように見えて似てない、しかし似てないように見えて似てる」これが2人の関係性である。

堂本光一「俺ら3人でMCも含めて共演すれば凄いことになりそう」

こう雑誌で語っていたように光一君が手越&中島というのを後継者の候補として視野に入れていることは間違いない。ある意味兄の手越祐也と弟中島健人による後継者争いというのがこのジャニーズ王子様家系で繰り広げられている。

チャラ王子テゴにゃんvsラブホリ王子ケンティ

この熱い後継者争いが今繰り広げられているのだ!

堂本光一「あかん、俺の後継者変な奴しかおらん・・・」

 

正直中島健人ファンとしては光一君どころか手越さんも当然超格上の存在だと思っていて中島健人が問答無用で一番という盲目的なファンではない。現実的な認識として世間的な知名度では圧倒的に負けてる。そこを乗り越えなければ王位継承は間違いなく不可能。そんな簡単にできる軽い物じゃない。

堂本光一「及川ミッチーから『王子は君に受け継ぐよ』って言われたワケですから。」

そもそもその王位というのも及川光博から受け継いだという背景がある。この地位って伝統ある物なので簡単に継承しちゃいけないし「格」というものが必要になってくる。

及川光博→堂本光一→??? 

及川さんから続くこの伝統を継承しようと思えばそれの役目は重い。いわば王子系譜の三代目就任のようなもので非常に重要な存在。

簡単に「光一君に王子様キャラもらった!」って言うわけにいかない地位。

今の中島さんの現状で及川さん、光一君のあとに継承しても「誰?」感はまだちょっとある。2人が凄すぎるから。及川さんと光一君は認めてくれてるけども、世間がまだ認めない。

そこを「ユー今すぐ継承しちゃいなyo!」って言うのはちょっと早いし、中島健人ファンとしてもまだそれを言える段階じゃないかなとは思う。さすがにこの2人から継承する王位は重い。そんなにおこがましくないし2人を絶対的にリスペクトしている。その重要性を理解しているしそこはむしろ中島健人ファンが一番認識してるかもしれない。「ちょっとまだ早いかな」というのはある。やっぱりまだ世間に2人と比べたらそれほどイメージが浸透していないし「王子様と言えばSexy Zone中島健人」と言われる領域には達してない。

ただこれは決してケンティの実力を否定してるわけじゃないし絶対自分はその地位を継承してほしいなと思ってるし間違いなく三代目に相応しいその実力がある。三代目はケンティだとファンとして当然信じてる。それをいろんな人が認めるレベルになってほしいなと思うし、それが認められたとき中島健人の理想とする領域にたどり着いたと言えるかもしれない。彼は本当に理想や哲学と美学を追求する芯の通った存在。

 

ちなみに中島健人本人としてはどう思っているのかというと必ずしも正統派王子様ではないと認識している模様。やっぱ本人はトンチキキャラであるという事を認識していた!笑

めちゃくちゃ正統派王子なのかと思いきや実はぶっ飛んだ面白キャラなのがケンティ師匠。そういう部分でも手越先輩と似てるしライバルになってくる。

>「全然自分は100%王子なんて思ってないんで。正直ズレてる部分もあるし(笑)」

>「俺、何言ってんすかね(笑)」

ただそれでいいと思うし、ケンティは今の道を突っ走ってほしい。中島健人が訳の分からないことを言ってるのがファンの楽しみだからめちゃくちゃなぶっ飛んだキャラやって「新しい手越」と言われるぐらいにバラエティに進出して行ってその時に手越先輩と競い合って後継者争いに勝つことが理想。

テゴさんも好きだし中島ケンティも好きだし、こうやって王子様キャラが競い合ってジャニーズが盛り上がってくれるのが一番の理想。自分は王子様キャラのファンなので手越VS中島で盛り上がる若手ジャニーズ界をもっと見たい。それで二人が競い合って進化してくれれば一番。クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシもお互いがいなきゃ進歩しなかったという事を認めている。王子様キャラ界のロナウドが手越祐也ならば王子様キャラ界のメッシは中島健人。ちなみに2人とも大のサッカー好き。うん、やっぱり似てるじゃん笑

はたして中島健人は王子様キャラとして本当にメッシになれるのだろうか。及川光博というペレ、ディエゴ・マラドーナとしての堂本光一が継承してきた王位をリオネル・メッシとして中島健人は引き継げるのか。

王子様キャラの歴史に並び立つ存在にラブホリ王子こと中島健人はなれるのか?まだ現状世間はこの青年の存在をそれほど認識していない。しかし才能は間違いなくメッシクラスの領域にある。メッシも最初はマラドーナ2世やただの後継者候補の1人と言われていたが、今はメッシ1世になった。マラドーナやペレを変えて歴史上最高のサッカー選手という評価さえもある。

中島健人も現状では初代にも二代目にも遠く及ばないが、その才能があればもしかしたら偉大な2人を超えられるかもしれない。自分は間違いなくそれができると信じている。

そしてジャニーズ雑誌最大手のMyojo3月号で堂本光一は中島健人と王位継承というテーマで対談を果たしている。これはいわばジャニーズ界のマラドーナ×メッシの対談のようなものであり間違いなくジャニーズの歴史に残る奇跡的な対談と言える。

その対談で堂本光一はこう語っている。

「SHOCKが20周年を迎えるときに王位を継承させる可能性もある、その時は20年分の経験を一ヶ月で健人に詰め込む」

 SHOCKとは堂本光一が長年やってきた舞台でありその舞台ももうすぐ20周年を迎える。なんと光一君はその20周年の節目について触れ、そして中島健人についても言及したのだ。

その対談において彼は継承者候補の後輩にこうアドバイスする。

「失敗してもいい。かっこ悪いところを見せてもいい」

中島健人はアイドルとして徹底的にその立場を貫いているがレジェンドの先輩には彼の姿が完璧を求めすぎているように映ったようだ。

光一「稽古場でも失敗を見せるのが好きじゃないでしょ?」

健人「そうですね。好きじゃないです」

光一「それ辞めた方が良いと思うよ。稽古場は思いっきり失敗するための場所だから。失敗していいというわけじゃないけど失敗は必要。そこから大きくなれるから。」

ただ単なる先輩と後輩の関係ならば踏み込んだアドバイスはしないだろうし「辞めた方が良い」というガチアドバイスはしない。しかし光一君は健人の才能を見込んで本気で自分の経験を伝えようとしている。中島健人の練習の場でさえ完璧に拘ろうとするスタイルに「そこは失敗してもいいよ」と伝えてくれた光一君。正直な話ファンとしてもあまりにも健人が無理をしすぎているのではないかと思っている部分があった。

そもそもこれだけ素晴らしい対談をしてくれたことにセクシーサンキュー!という思いが込み上げてくるし改めてKinKi Kids堂本光一という偉大なレジェンドの凄さを再認識することができた。そしてなにより光一君のその言葉はケンティ本人にとってすごく響いたと思う。

「失敗してもいい」そういう言葉は良く聞くけど本当に偉大なレジェンドからそういわれると意味が全然違ってくる。失敗してもいいというのは言葉としてはわかってるけどもいざ失敗したときにやはり人間は落ち込むしその言葉を信じられなくなる。でも今まで伝説を作ってきた先輩がそう言ってくれると「本当に失敗してもいいんだな」と説得力があって心から信じられるし頑張ろうと思える。

その言葉を中島健人本人がどうとらえたかはわからない。しかしその対談を読む限り凄く心に響いているという印象を持った。この歴史的な対談を果たしたことによってこれからSexy Zone中島健人という男が次のステップに飛躍できるか、そして本当に三代目としてその王位継承を果たすことができるか。これからの彼の活躍に期待せずにはいられない。