elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

もはやグアルディオラの指揮能力に疑いの余地はないよな

今シーズンのマンチェスター・シティはあまりにも凄すぎる。

「バルセロナ流のスタイルはイングランドでも通用すると証明できた」と語る指揮官グアルディオラはマンチェスター・シティをプレミアリーグを制覇可能なチームにまで育て上げることに成功した。

 

マンチェスター・ダービーに敗戦したジョゼ・モウリーニョは「優勝争いは多分終わった」と意気消沈し、不満の捌け口を審判の判定や不運にぶつける事しかできない。

 

もはや今シーズンを最後にグアルディオラの指揮能力に疑問符をつける人々は消え去るだろう。今まではバルセロナやバイエルン・ミュンヘンのような優勝が確約されているとも言えるチームでしか能力を証明できないと揶揄されてきたがこれでその疑問は過去のものになる。

 

モウリーニョ「ぐぬぬ、こうなったら頭髪批判で対抗するしかない」

グアルディオラ「俺はそのことを自虐ネタにしてるからノーダーメージ」

 

もはや彼のグアルディオラへの対抗手段はサッカー面以外にしか残されておらず、今回のマンチェスター・ダービーの後はシティの選手がいるロッカールームに乗り込み抗議をするという何とも後味の悪い往生際の悪さを晒している。

勝手も負けても後味が悪い指揮官だと言わざるを得ない。

 

モウリーニョと言えばたびたびこのような騒動を起こすことで知られている。

これまでも審判が帰路に着く時を狙って抗議しにいったり相手のコーチに目つぶし攻撃をしに行ったりと、プロレス的エンターテイメントとしては面白いことをしているが肝心のサッカーでは全く面白いところが無い。

もはやフットボールマネージャーとしては完全に時代遅れで攻撃のアイデアが皆無に近い。

とは言え個人的にはこのキャラクターも好きだったりする。

実際今季は2位だとしてもあのマンチェスター・ユナイテッドを2位に押し上げることができたという意味では評価できるところがある。それほどにここ最近のマンチェスター・ユナイテッドは低迷していたのでユナイテッドを立て直したという点だけを見れば今シーズンは必ずしも失敗とは言えない。

 

ただそれ以上に今季のグアルディオラがはまりすぎている。

実際昨シーズンも序盤はマンチェスター・シティは快進撃を続けておりペップ本人も語るように昨季からこのシーズンに花が咲くという兆候はあった。

バルセロナと違いカンテラ出身選手が少なくサッカーのスタイルを基本から浸透させる必要があるイングランドのクラブで時間がかかることは当然と言えば当然だった。

その上手く行っていないように見える時期にグアルディオラの指揮能力が疑問視されることは仕方がない事でもある。

 

実際はバルセロナでも選手の質だけで勝利を重ねたわけではなく、今でこそ世界最高のアンカーだと言われているセルヒオ・ブスケツなどもまだカンテラの選手でしかなかった。

「凄いチームを率いるだけ」というイメージで語られがちだが実は数々のアイデアの考案や大胆な決断が可能な指揮官であることは多くの有名選手からの賛辞にも表れている。

 

それにしても「グアルディオラVSモウリーニョ」という構図はバルセロナとレアル・マドリード時代の再現でもあり個人的に一番好きな監督のライバル構図だ。

某ベンゲルさん「モウリーニョのライバルはこの私だけだ」

遂にあの監督版クラシコがプレミアリーグを舞台にもう一度戻ってきた、そしてグアルディオラが勝つまでが再現されている。

 

バルサは首位、マンチェスター・シティも首位、セリエAではナポリが優勝争いという今シーズンは「攻撃的サッカー復権の季節」だと言えるかもしれない。

グアルディオラやバルサ流のスタイル、攻撃サッカーが再評価されるトレンドに今は来ているのではないだろうか。

一時「ポゼッションは終わった」というような風潮がありポゼッション信奉者としては寂しい思いをしていた時に、今シーズンはまた良いトレンドが生み出されていることにサッカーはまだ終わっていなかったという思いがある。

正直自分としてももうこの流れは来ないのではないかと諦めかけていただけにバルサが復活し、プレミアリーグではジョゼップ・グアルディオラ率いるチームが圧倒している現状に満足している。

 

カウンター正義、フィジカル正義ではサッカーに夢が見れなくなる。

シャビ先生がここで言いそうなこと

「フットボールは美しい競技であるべきなんだ、それを忘れてはいけないよ。ペップはそれをイングランドでも上手く証明しているね」

 

こういうとき饒舌になるシャビさんのインタビュー聞きたい、一時はカタールで「バルサ以外に何も面白くない」と言っていたシャビ・エルナンデスはプレミアリーグの舞台で快進撃を続けるかつての恩師に感銘を受けているはずだ。

 

もちろん現段階ではまだ優勝が決まっているわけではない。

しかし群雄割拠のプレミアリーグで優勝を実現した場合、更にチャンピオンズリーグをもう一度獲得した場合サッカーの歴史上最高の監督として語られる日が来るのではないか。

リヌス・ミケルスやヨハン・クライフも間違いなく名将ではあるが、21世紀に入ってからもうあまり改良の余地が無いと思われていたサッカーにここまで大きな革新をもたらしたという意味ではグアルディオラの功績は大きい。

サッカーというスポーツに完成形は無くまだ改革や発明の余地がある、そのことを21世紀に入ってから証明したジョゼップ・グアルディオラという指揮官はおそらく100年後のサッカー界で今以上に賛辞を受けているはずだ。

グアルディオラ総論 [ マルティ・ペラルナウ ]

 

山田涼介と中島健人の違いは何か考えてみる

自分の中だけの勝手な構図なのかもしれないけれども「山田涼介VS中島健人」という対になる構図が存在する。

ライバル争いや対立というわけではなく、むしろ中島健人は山田涼介に憧れてジャニーズ事務所に入所している立場ですらあるのでそんなバーサスという話ではなく純粋に比べてみる感じに近いかもしれない。

 

ただHey! Say! JUMPのエース格とSexy Zoneのエース格という意味ではどうしても比較される物で、この構図も自分は結構好きだったりする。

むしろ「もっと共演増えてくれよ」と思う程、自分はこの組み合わせが好きで、これぞジャニーズという王道感がある者同士の対決を見て見たくもある。

 

山田涼介も中島健人も二人ともサッカーが好きなので、あえて例えるならばジダンVSロナウジーニョのような関係せいかもしれない。

メッシとロナウドのようバチバチした争いではなく、むしろ両方華麗な選手としてフランス代表のジダンとブラジル代表のロナウジーニョはサッカーファンの間で好みが分かれた。

それと同じようにジャニーズファンの間でも山田涼介と中島健人の好みは分かれるように思う。

 

 

似たタイプの人というのは微妙な違いで意見が分かれるのが面白い。

まったく違ったタイプの選手を比較することは難しいが、似ているときは比較がしやすい。エジルとダビド・シルバ、スアレスとレヴァンドフスキというように似た比較の方が話としては面白いことがある。

また「東の滝沢秀明」に対し「西の渋谷すばる」と構図もあってジャニーズにはこういうのが結構文化が多いことがわかる。

 

そう言う意味で山田涼介派と中島健人派の意見の言い合いみたいなものを見てみたいとも思う。

山田涼介担当5人vs中島健人担当5人でディベートしたら滅茶苦茶盛り上がりそう笑

(日本の教育は堅苦しい事よりもこういう事をもっと取り入れればいいと思うんだよね)

 

とにかく2人は似てるようで似てないし、似ていないようで似ている部分がある。

ジダンとロナウジーニョが同じチームだったらという理想のように、山田涼介と中島健人のコラボを見てみたい。それでいえばまさに「修二と彰」でいうところの亀梨和也と山下智久がユニットを超えて共演するような例が実際に過去にはある。

 

修二と彰というのは今で言えばまさに山田涼介と中島健人が2人で組んで、ドラマの主演をするようなレベルに衝撃があった。

そりゃ流行って当然だしそれゆにえジャニーズが世の中のブームを席巻していた。まさに夢の競演、今のジャニーズの中でもっとジャニーズらしいトップの2人がコラボするのは是非とも見てみたい。

 

 

まずそんな2人の違い、実はサッカーのポジションにも表れている。

山田涼介=アタッカー、中島健人=ゴールキーパー

中島健人が元々ゴールキーパーだったというのはファンの間では有名な話で、ジャニーズJr時代の番組でもGKを務めている試合がある。

一方で山田涼介は元々湘南ベルマーレのジュニアユースに在籍していた時代もある。しかし「VS嵐」のキッキングスナイパーでは毎回活躍できず「もうその話するのやめてください」と本人は語っている。

とにかく2002日韓ワールドカップに憧れた世代がまさにこの2人でフォワードとゴールキーパーというイメージは結構納得のいく部分がある。

 

そして最大の違いは山田涼介がセンターなことに対して、中島健人は必ずしもセンターではないという事。

むしろセンターという比較では山田涼介と佐藤勝利という構図がこれまではあった。

ただ最近はSexy Zoneはこの構図にこだわっていないような印象を受けるし、そもそもHey! Say! JUMPも元々山田涼介のセンターから始まったわけではない。

 

ただ現状の立ち位置としてはセンターのイメージがある山田涼介と、サイドのイメージがある中島健人の違いがある。

サッカーでもセンターにエースを配置するパターンと、サイドにエースを配置するパターンの両方があるのでこれはHey! Say! JUMPとSexy Zoneというチームの違いともいえるかもしれない。

 

あまりこういう話を具体的に話すのは適切ではないけれども、現在の知名度や活躍度合で言えば山田涼介の方が先を行っていることは間違いない。

中島健人が山田涼介より凄いとか勝ってほしいとか、そういうことを言いたいとは全然思ってなくて、いつまでも「山田君」という憧れを目指すケンティであって欲しいという思いがファンとしてはある。

 

中島健人ファンから見ても山田涼介はライバルとかそういうのでは全然なく、むしろ崇拝の対象といっても過言ではない。

ケンティがあれだけ山田涼介をリスペクトしているならばファンとしても当然同じ思いになる。

そもそも自分にとってそれ以前から山田涼介はかっこいい存在だというイメージがあったし間違いなく今の若手ジャニーズの中ではトップオブトップの存在であり、全ての憧憬を体現していると言っても大袈裟なことではない。

 

仮に中島健人が海外インタビュー風に山田涼介について語るならばこう答えるだろう。

「彼は僕にとって最高にリスペクトするべき存在だ。決して比較の対象ではないよ、ただ同じように語られるならばそれはもちろんうれしい事だね。なぜならば僕にとって最大の憧れだからさ」

 

 

今でもジャニーズJrのメンバーに憧れの先輩を聞くと「山田涼介」の名前は数多く登場する。履歴書を送ったきっかけも山田涼介だというメンバーは多い。

中島健人は今もそういった山田涼介に憧れる少年の中の一人だというぐらいに謙虚なところがあるし、その原点は絶対今も胸に秘めていると思う。

超えるとかそういう話ではなく、ファンとしてはその理想を応援したいなという考え方に近い。

 

そしてグループ自体もHey! Say! JUMPとSexy Zone、みたい語られる日が来てほしいとも思うしそもそもジャニーズ自体をリードして行ってほしいなという思いもある。

そういうグループ間の競争がこのジャニーズ文化自体を盛り上げてくれると思うし、それはお互いにとって良い関係だとも思う。

 

Sexy Zoneというグループとしても中島健人という個人メンバーとしても、今も眩くHey! Say! JUMPと山田涼介は輝いている。そんな憧れがあるからこそ、そこに追い付いて行こうとするところにもまた魅力が存在する。

ジャニーズの良さは一つの世界の中にグループにしても個人にしても本当にいろんな組み合わせがあるところにある。

その文化がにジャニーズの歴史を彩ってきたのであれば、この2人の構図にも密かに注目していきたいなと思う。

サッカーE1選手権 なでしこジャパンVS韓国代表の感想

一世を風靡したなでしこジャパンが新しく再スタートを切ろうとしている。

今回の東アジアE1選手権は高倉麻子監督の体制になってから初の公式戦のようで、それも日韓戦ともなれば3-2という形で勝てたことは非常に大きい。

 

澤穂希も語っていたように初戦で勝つことが大会にとっては非常に重要になる。

その後の戦い方や雰囲気も大きく変わる初戦をものにできたことは、この大会に限らず今後のなでしこジャパン女子サッカーそのものの未来にとってようやく明るい兆しになるかもしれない。

 

それだけ女子サッカーやなでしこジャパンが低迷期に入ってからは長い時間があった。中継や注目度も下がり、自分自身テレビで見る機会が徐々に減っていったのも正直な事情になる。

この前の親善試合スイス戦の時は見る機会があったので観戦していたけれども、内容自体は悪くなく確実に新しい体制を歩み始めているという印象を受けた。

 

しばらくの間なでしこジャパンが低迷期に合ったのは世代交代ができなかったことや、佐々木則夫時代から抜け出せないことにも理由がある。全てを把握しているわけではないが内紛状態にあったり、メンバー内での問題があってまとまれなかったりしているという話が聞こえてくる時期もあった。

もちろん佐々木則夫は素晴らしい監督であることは間違いない。

ただあまりにも上手く行き過ぎた時代の後というのは往々にして次の成功に継続していくことが難しくなる。

 

そんな難しい課題をようやく乗り越えることができたというのが今回の日韓戦の評価であり、本当に最後の岩渕真奈の一点があったかどうかで女子サッカー界のムード全体が違っていたといっても大げさではない。

 

また長谷川唯という新しいスターも登場してきている。

個人的にこの選手はルックスだけでなくサッカーセンスにも優れているので好きな選手だ。特にパスセンスが凄く、イマジネーションや創造性に長けているので見ていて面白い。

決してルックスだけで見ているわけではない(つまりルックスも見ている)

 

それで言うと個人的に一番推している田中陽子の姿が見当たらないのは少し寂しい。

ただ現状の代表で田中陽子と猶本光のポジションがあるかと言われれば基本的な4-4-2だとボランチの宇津木瑠美阪口夢穂が盤石だという印象を受ける。

この2人はやはりフィジカルが非常に強く、特に宇津木の力は欠かせない。一時なでしこが内部分裂時期にあった頃は宇津木の不在時期とも重なり、精神的にも欠かせないと言われていたほどの存在である。

 

まだ東アジアの大会で相手が韓国代表や中国代表だからボランチの重要性がイメージしにくいが、本来なでしこジャパンの競争相手はドイツ、アメリカ、フランス、ブラジルだと考えなければならない。

今更2011年のドイツワールドカップや2012年のロンドンオリンピックは上手く行き過ぎていただけで本来はその位置ではないと言っても誰も納得はしないだろう。

やはりなでしこジャパンがコンテンツとして注目され続けるためには優勝を目指すチームになる必要がある。

仮に田中陽子や猶本光がこのチームに入ってくるとなればフォワード1枚を削りトップ下を作るしかないないが、フォワードにも有力株が数多く存在するのでそれもまた難しいのが悩みどころだ。

 

ファンが多い選手という意味では鮫島彩が今も代表に現役というのは、"お買いものドリブル"が人気を博したころからファンの人にとっても嬉しいのではないだろうか。

それにしてもドイツW杯からもうかなりの時が過ぎたなと改めて感じる。リオ五輪に出場できなかったこともこの空白期間の原因かもしれない。

遠い未来のように思えた東京五輪も、いまのなでしこジャパンにとっては現実的かつ最大の目標で多くの選手がその場所を目指している。

まだ東アジアE1選手権は2試合が残されているので、またなでしこジャパンが新しい花を咲かせられるかを期待しながら見ていきたいと思う。

 

ところで最近TWICEにはまっている自分は韓国代表に気になる選手がいた。

TWICEメンバーみたいな選手いるかなと思いながらサッカー以外の部分も注目して見ていた。

特に韓国の10番をつけていたイ・ミナは本当に綺麗になったと驚かずにはいられない。

 

中村憲剛の大学時代の先輩として知られるパンサー尾形は地味にサッカー関連の出演が多い、その尾形が深夜にひっそりとやっていた「蹴旅~サカたび~」という短期間の番組を見ていた人はいるだろうか。

この東アジアE1選手権を前に近隣諸国を探るというテーマで1回の放送が10分ほどの誰も見ていないような番組をやっていた。

 

そこに実はイ・ミナが出演していて本当に礼儀正しい子だったし韓国サッカーの現状を語っていた姿を自分は知っている。日本の女子サッカーよりも日の当たらない環境で頑張っているイ・ミナ選手がこの試合負けた時本当に悔しそうにしていた姿には胸を打たれた。

更にプレースタイルも華麗で、あまり支援の多くない韓国女子サッカー界からこういった選手が育ったのは凄い。ドリブルのボールタッチやパスセンスにしても見ていて面白いのでこれからまたどこかの舞台で見たいという印象に残った。

キ・ソンヨンもいればパク・チソンもいるように韓国人選手というだけで判断するのはちょっと違うのかなとも思う。

 

しかしそこまで言っておきながら自分がこの試合一番惹かれたのは左サイドバックを務めていたチャン・スルギ選手である。キャプテンではなくもう一人茶髪の選手がいて個人的にルックスに注目して見ていた。

TWICEでもダヒョンが好きな自分にとっては正直タイプだと白状しなければならない。

ルックス対決の"裏日韓戦"という意味では長谷川唯と岩渕真奈もいたので引き分け、しかし猶本光というエースを温存していたのでやはりサッカーと同様なでしこの勝利!笑

 

さて中国代表(台湾代表とは異なるが)にツウィのような選手はいるだろうか。

そんな別の見方で楽しめるのも女子サッカーの魅力だ。

そしてこれが自分がイケメン目的でサッカーを見る女性ファンを批判できない最大の理由である。

移民系選手が上手く適応しているサッカーの代表チームはどこ?

サッカーと移民の関係はこのスポーツを語る時には欠かせない重要なテーマである。

サッカーに人種は関係ないと言われるが、歴史においてその国の代表やクラブで活躍してきた移民系選手を上げれば枚挙にいとまがない。

 

今の時代むしろ移民系選手が少ない代表チームのほうが少なく、人種や国籍の定義が曖昧になりつつある時代に自然人類学的な意味での「人種」による統一性をスポーツに求める事はレアケースになって来ている。

 

それでも例えばスペイン代表やイタリア代表は他の欧州代表と比較した場合に移民系選手は少なく、北欧や東欧に行けばよりその"純血度"は高くなる。

また日本代表も近年はいわゆる大和民族系の日本人選手が多く、帰化選手は現在のところ代表にほとんど選ばれていない。

日本代表の名物と言っていいのかはわからないが、ブラジル系の帰化選手が代表のトレードマークだった時代は実際に存在する。

しかし李忠成とハーフナーがワントップのポジションを争っていた時代も過ぎ、現在はドイツ系日本人の酒井高徳が選出されている程度であり国際的に比較した場合自国出身選手の割合が非常に高い。

 

また韓国代表は日本以上に彼らの純血性を求める傾向があり「代表は自国に正当な血統を持つ選手で構成されるべきだ」という考えが根強い。

例えば李忠成は韓国代表の練習に参加したとき、チームの選手から疎外的な言葉をかけられたという。韓国の場合自国内の地域差についても非常に拘る傾向があり、外国人選手の帰化は非常に難しくなっている。かつてソ連時代のウズベキスタン系の選手がキーパーとして帰化する可能性があったががそれも実現することは無かった。

 

逆にアジアで移民系選手が多く在籍しているのはオーストラリアであり人種の多様性が広い。

有名な選手で言えばサモア人にルーツを持つケーヒルが長年代表の顔であり続け、他のメンバーを見てもユーゴスラビア系にルーツを持つ選手が多いことがわかる。

 

欧州に話を戻すならば近年特にフランス代表は移民系選手の台頭によって栄華を極めている。

例えばポール・ポグバはフランス国籍だけでなくギニアの国籍を持ち、エンゴロ・カンテはマリの国籍を持つ。二重国籍が普及している欧州の国においてもはやこれは見慣れた光景だと言える。

イタリア系フランス人のミシェル・プラティニが"将軍"だった頃のフランス代表を第一次移民系選手の隆盛期だとすれば、アルジェリア系フランス人のジダンや西インド諸島にルーツを持つティエリ・アンリがいた頃が第二の黄金期でありフランスサッカーのアカデミー教育は賞賛を集めていた。

そして現在が第三の隆盛期であり、フランス旧植民地系の地域にルーツを持つ選手がむしろ半数以上を占めている。

 

日本人の視点からすれば「アフリカ系の選手が多い」という印象があるが、もはやフランスという国家はアメリカと同様に移民国家になることを選択したためアフリカ系フランス人もその歴史において立派なフランス共和国の構成員となっている。

例えばアメリカのバスケットボール代表を見てアフリカ系アメリカ人の選手が多いことに違和感を持たないように、もはやフランスサッカー代表に黒人系選手が多いことに違和感はない。

その一方でフランス国内ではラグビー代表人気も台頭しており、彼らの中にも一定数は古き良きフランス人像を求める層が存在するようである。

これはアメリカの白人層が白人系選手が主役のポジションで活躍しやすいアメリカンフットボールを好む理由と似ているかもしれない。

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一方でドイツ代表はフランス代表と比較した場合、人種的な割合がやや違っていて日本人がイメージするような伝統的なドイツ人選手の割合は高い傾向にある。

それでもイタリアやスペインに比べると移民系選手が多いのは事実だがいわゆるゲルマン民族系ドイツ人は主力を成している。

またドイツの場合選手層が厚く、仮にゲルマン民族系ドイツ人だけでチームを作った場合でも優勝候補に挙げられるだろう。

これはフランス代表が仮にフランク系やガリア系フランス人(こういった定義が民俗学的に正しいのかはわからないが)だけでチームを作り上げようとした場合実力が数段落ちる事とは対極にある。

 

つまり移民系選手が在籍しているがFIFAの規定が大きく変更された場合でも実力を維持できるドイツ代表と、移民系選手無しでは大きく戦力が下がるフランス代表という違いがある。

ドイツ代表はメスト・エジル、ボアテング、ケディラがチームを離れた場合でも先祖代々までドイツ人だと証明できる出自の選手だけで十分な代表を作れる可能性は高い。

こういった定義を持ち出すこと自体ナンセンスかもしれないが、祖父母の代までフランス人だと証明できるフランス人選手で国際的に活躍している選手はドイツのそれと比較した場合やや少ない印象を受ける。

 

そもそもフランス代表だけでなくフランスの歴史自体、古くから移民とは切っても切れない関係にある。自由、平等、博愛を認めればそれはフランス人だという価値観が彼らにはあるのだ。

移民系選手が多いのはフランスの形そのものだと言っても過言ではなく、それがフランスなのである。

 

しかし同じく植民地を多く保有してきた歴史があり世界政策を行っていたイギリスのイングランド代表はフランスと大きく事情が異なる。

近年イングランド代表は間違いなく過去に比べて移民系の選手が増えているが、彼らが上手く適応しているかと言えば疑問符が付く。

イングランドにおけるフットボールとは庶民や労働者階級のスポーツであり、より"土着"のサッカー文化が存在する。

イングランドが最も成功した1966年のワールドカップ優勝の頃の代表は今の代表以上にイングランド系イングランド人の割合が高かった。

そこまで遡らなくともベッカム、ランパード、ジェラード、スコールズ、ジョン・テリーらの時代にはほとんど移民系選手が見当たらなかった。

 

つまりイングランド代表における移民系選手の存在感が増してきたのはごく最近の事である。そして今の所その新しい時代のイングランド代表が大きな成功をおさめた例は少ない。

しかしここ最近事情は変化しつつあり、例えばアンダー世代のイングランド代表は確実に結果を収めつつある。イングランド代表は変革の最中にあり、今後フランス代表やドイツ代表のように上手く移民系選手が適応していき歴史を作っていく時代になっていくのではないか。

サッカーグラフィックアートパネル デビッド・ベッカム イングランド代表2002年大会 木製ポスター

 

またオランダ代表の場合は「移民系選手が活躍していた」という過去形になる。

かつてフリットやライカールト、セードルフに代表されるように移民系選手がサッカーの歴史において活躍し始めた最初の成功例がオランダ代表である。そんなオランダ代表が近年は振るわず、更にチームの顔となるような移民系選手の存在も目立たなくなってきている。

オランダ代表と言えば移民系選手というイメージが近年は変わりつつあり、オランダサッカーの一つの時代が終わったことは2018年ロシアワールドカップの欧州予選に敗退したことが証明している。

オランダサッカーの歴史を作ってきたのが移民系選手であることは疑いの余地がない、今後彼らがどう新しい時代に向き合っていくのかは歴史が証明することになるだろう。

 

むしろそういった移民系選手の活躍の代名詞という意味ではベルギー代表にその覇権が映っている。現在ベルギーは最も移民系選手の台頭によって躍進した国であり、飛躍的に実力を向上させることに成功した。本来の国力や競争力を考えれば最も成功している例の一つと考えても良いのではないだろうか。

しかし選手層は充実していても国際的にはまだ大きな成功を収めることができておらず、違う出自にルーツを持つ選手が一つのチームとして活躍するにはまだ時間を要する。

次回のワールドカップやユーロにおける活躍まで判断を待たなければならないのがベルギー代表の現在位置だ。

 

ポルトガル代表もフランスやオランダ程ではないが伝統的に移民系の選手が活躍している。具体例としてはポルトガル代表のレジェンドでありクリスティアーノ・ロナウド登場以前は最多得点記録を持っていたエウゼビオが代表格だ。

ここ最近でもナニ、デコ、ペペなどポルトガルの旧植民地にルーツを持つ選手は多い。

 

しかし同じくイベリア半島でありかつて植民地を保有していたスペイン代表の歴史は、やや他の欧州の事情と異なる。

近年ならばブラジルにルーツがあるマルコス・セナが有名なぐらいで、国内に豊富な選手層を持つスペイン代表は移民系選手に活路を見出してきた歴史がそれほど多くは無い。

スペインの場合はむしろ元から多民族国家であるためカスティージャ、バスク、アンダルシア、カタルーニャなどの連合チームだと考えれば民族の多様性はあるが、例えばアルゼンチン出身のリオネル・メッシがスペイン代表を選択するようなケースは実現した例が少ない。

ダビド・シルバの例は日本で考えれば酒井高徳がいるのようなもので、基本的には今の欧州で最も自国に古くからルーツを持つ選手の割合が高い部類に入る。

 

ここで一旦欧州における代表の違いを整理したい。

 

ドイツ代表:移民系選手は近年増えているが自国に古くからルーツのある選手も数多く、更に代表としても成功している。

フランス代表:移民系選手が最も多く更に成功しているが、自国にルーツを持つ選手が少なく人種によって選ぶスポーツが分かれている。

スペイン代表:移民系選手は非常に少ないが成功している。

イタリア代表:移民系選手が少なく、更に低迷期に入り始めている。

オランダ代表:移民系選手は存在するがかつてほどの存在感は無く低迷し始めている。

イングランド代表:移民系選手が増え始めていることに加え、新しい世代が大きな可能性を秘めている。

ベルギー代表:移民系選手の台頭により近年躍進しているが、まだチームとしての結果には不足している。

ポルトガル代表:移民系選手がは最近少なくなり始めているが代表としては上向きにある。

 

南米地域の代表に関しては移民の定義が非常に難しいので考察が複雑になる。

例えばブラジルやアルゼンチン、コロンビア、チリは間違いなく移民国家であり、自然人類学における人種的な多様性は非常に強い。

しかしそれらの移民はサッカーが近代において地位を築き、ワールドカップという大会が開催される以前の移民である場合が多い。

南米のほとんどの国は確かに移民国家ではあるが移民政策が行われてからかなり時間が経っており、それはワールドカップという大会が作られる以前にまで遡る。

サッカーが近代スポーツとして確立される頃には既に国民や国家として構成されていること南米には多い。1930年に第一回ワールドカップが開催される頃には既にその国のアイデンティティが形成されていた。

 

ただそんな人種混合が基本の南米の国々でもやはり最初は人種でスポーツが決まっていたようである。

例えば元々南米におけるサッカーは白人のスポーツであり、ブラジルではペレが活躍するまではアフリカ系にルーツを持つ選手の活躍の場所は無かったと言われている。ペレ自身もサッカーにおける差別を受けたことがあると告白しており、昔のブラジルではアフリカ系選手がサッカーをすることが難しかった時代がある。

 

ペレが南米におけるアフリカ系選手の歴史や待遇を変えたと言っても過言ではなく、それゆえにもっとも偉大なアスリートの一人として数えられている。

ジーコが台頭する頃にはむしろ「白いペレ」と言われたほどに、ブラジルサッカー代名詞となっていった。そして今では黒人系選手の存在は完全に受け入れられており、数々のレジェンド選手がかつて南米で低い立場として扱われていた有色人種から登場している。

 

似た様な例で言えば元々バスケットボールにおいてもアメリカでは黒人系選手に対しての風当たりが強かった時代がある。

ほとんどの近代スポーツが元々白人のために作られ、白人によって世界に広まったためそこに有色人種が割って入るには時間を要しているケースが多い。

 

一方でアルゼンチン代表は黒人系の選手がこれまで活躍してきた歴史が無い。

なぜならばアルゼンチンは元々近代において白人国家を目指していた時期があり、アフリカ系の選手は国外に移住させられたという歴史があるからだ。南米におけるアフリカ系人種の割合が最も少ない国の一つがアルゼンチンであり、この割合に注目して南米のサッカーを見てみるのも面白いかもしれない。

 

そういった歴史的背景を持つアルゼンチン人には自分たちは白人であるというアイデンティティが今も根強い。そのためそれが人種差別行為を誘発してしまうことがあるのは少し悲しい事であり、これからこういった問題の解決に向かう事を期待したい。

アルゼンチンと南米の最大の違いは黒人選手の有無だと言えそうだが、いずれにせよどちらも元々は移民国家であることに違いは無い。

 

そのため「移民系選手によって成功したサッカーの代表チーム」を上げるのならばブラジルとアルゼンチンが最有力候補になる。

しかしサッカーのワールドカップが開催される頃には既に移民国家だったこの2つの国を挙げることはやや趣旨と異なる。

 

新しく現代に入って移民選手が台頭してきたという定義で考えるならば、やはり欧州の国から選出する方が良いかもしれない。

そう考えると最初の大きな成功例という意味ではオランダ代表、そして現在ではドイツ代表とフランス代表と言えるのではないだろうか。

そしてバランスが取れているという言い方が適切なのかはわからないが、古くから自国にルーツを持つ選手新世代の移民系選手の両方を上手く育成することができ、それが社会の広域に置いて受け入れられている意味ではドイツ代表が現代における最大の成功例だと言える。

 

ただし移民系選手のみの質の高さを見ればフランス代表の軍配が上がるだろう。

これはアフリカに植民地を多く保有していたフランスが有利な事が作用している。

ドイツ代表の場合どちらかと言えば旧植民地出身者というよりも戦後の移住労働者にルーツを持つ選手が多い。例えばトルコ人とポーランド人は現在のドイツ社会、とりわけサッカーにおいて大きな役割を担っている。

戦後西ドイツにおけるライン川の奇跡と呼ばれることもある高度経済成長期にトルコから多くの移住労働者がやってきた歴史があり、その世代の子孫が例えばメスト・エジルやイルカイ・ギュンドアンのような選手である。

 

また移民系選手について考察するならばその出自がスポーツに与える影響も考えなければならない。

例えばイギリスにはパキスタン系の移民が多く、音楽グループOne Directionにかつて在籍していたゼインはパキスタン系イギリス人である。

しかしイングランドフットボール界においてパキスタン系やインド系の選手はほとんど見当たらない。これはパキスタンやインドのような南アジアに置いてはクリケットが盛んであり、彼らがサッカーとはあまり縁がないことも関係している。

今後もしかしたらドイツ代表におけるトルコ系選手のように、イングランド代表においてパキスタン系選手が登場する可能性はもちろん否定できない。 

 

それがイギリスや世界の移民社会にどのような影響を与えるのか、そういった領域にまで思考を及ばせていくとやはりサッカーにはスポーツの領域には留まらない多様な要素が存在することがわかる。 

そしてサッカーというスポーツそのものがそのように多様ならば、必然的に代表というカテゴリーにおいても多様性が発生することになる。

今後サッカーと移民の関係における多様性はどのような方向に向かっていくのか、そういった角度でこのスポーツについて考えていくことも一つの楽しみなのではないだろうか。

急募:日本代表がレヴァンドフスキさんを止める方法

ロシアで開催されるワールドカップの組み合わせ抽選の結果、日本代表が対戦する相手が決まり対戦国の分析が進んでいる。

日本代表が最も警戒するべき相手は欧州予選を勝ち上がりポッド1として日本と同居するポーランド代表だろう。

南米のコロンビアは厳しい、アフリカのセネガルもコートジボワールの事があったので警戒する必要があることはわかっている。

 

しかしポーランドは一昔前まで欧州の中堅国だったこともあり、どこか日本代表ならば勝てるという油断が生じている可能性がある。

日本代表は欧州相手に善戦できるという風潮があり、そては確かに事実ではある。

自分自身の考えとしても正直なところ「ポッド1でポーランドが来たのは他の欧州強豪国を引くよりもラッキー」と思ったことは否定できない。

 

そんなポーランドのエースと言えばやはりロベルト・レヴァンドフスキだ。

ポーランドの歴史において音楽家のショパンの次に有名な存在だと言っても過言ではないだろう。

 

そしてレヴァンドフスキは決してショパンのような華麗な作曲家ではない、彼が生み出すのは無慈悲なまでの「ゴール」という結果だ。

ショパンは美しい旋律を奏でるが、レヴァンドフスキはまるで全てを破壊しつくすかのようにゴールを量産する。ショパンの名曲『革命』の言葉とそのダイナミックな音色をあらわすかのようにこのバイエルン・ミュンヘンを牽引するセンターフォワードはストライカーの歴史に革命を起こしている。

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この冷徹極まりない無慈悲なゴールハンターのプレーを見て改めて感じることがある、彼のゴールパターンは実に多彩であるという事だ。これだけ対策すれば封じることができるという程わかりやすいスタイルが存在しない。

想定外の方法でゴールを決めてくることがあるので対応するディフェンダーにはあらゆるプレーを止めるクオリティが求められる。

 

例えば同じバイエルン・ミュンヘンのアリエン・ロッベンならば大体右サイドからカットインを仕掛けてくるというイメージを持つ事ができる。

トマス・ミュラーもエリア内では確かにストライカーとして優れているが個人で打開する能力はワールドクラスの選手を比較した場合それほど高くない。

 

レヴァンドフスキの場合この2つの能力を兼ね備えている。

彼を目標として掲げる日本代表の大迫勇也は「あらゆるパターンで点が取れる」と評しているが、個人の打開力に加えてチーム合わせる能力も高い。

お膳立てを確実に仕留めるだけでなくポストプレーでチームメイトの活躍を促すことも可能としている。

 

更に特筆するべきなのはそのゴールラッシュの継続能力にある。

レヴァンドフスキが世界的なストライカーとして台頭して以降、ほとんどゴールから見離された時期というのを経験していない。どのような選手もいわゆる"ケチャップ"が詰まる時期が存在しゴールから遠ざかる時期があるが、レヴァンドフスキに関しては深刻なノーゴール期間が話題になったことが殆ど存在しない。

バイエルン・ミュンヘンが試合に負けることを期待して見たことがある人ならば経験したことがあるだろう、「どれだけ期待しても結局レヴァンドフスキが決めてくる」ということを。

レヴァンドフスキ

つまり日本代表戦の時だけ都合よく不調に陥ってくれることを期待してよい選手ではないのだ。

日本戦でも間違いなく活躍するという前提で対策を考えたほうが良いことは間違いない。どれだけ偉大な選手であってもゴールを決めれない試合がある、しかしレヴァンドフスキに関してはその姿がイメージできない。

機械のように冷徹に淡々とゴールを重ねていく安定した得点能力がある。

更に日本代表は有名選手がきっちり活躍するという傾向があり、これまでのワールドカップを思い返してみても名の知れた選手がしっかりとゴールを決めている。

このワールドクラスのストライカーが猛威を振るう事は想像に難くない。

 

レヴァンドフスキと言えばこれまでに数々の伝説を作り上げている。

・レアル・マドリード相手に一試合で4ゴール

・9分で5ゴールを決めギネス世界記録を樹立

・欧州予選で16ゴールを決め世界最多記録を更新

 

レアル・マドリードに4ゴールを一試合で決め、10分以内に5ゴールを決める選手を日本代表のディフェンダー陣とキーパーで止める事は現実的に考えて不可能に近い。

そもそも止める方法が確立しているならば今ごろレヴァンドフスキはノーゴールに悩まされているだろう、しかし彼は相変わらずゴールを決め欧州予選で16ゴールを決めるという前人未到の記録を打ち立てた。

ここは止める方法というよりも、日本代表が彼らの得点を上回るという事を目指す他ないのではないか。

必要以上に悲観的になる必要はないが、ポーランド相手に失点するという前提で試合運びを計画する必要がありそうだ。