elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

PO敗退で1部昇格を逃した柴崎岳の移籍先はどうなる?

スペインリーグ1部昇格を目指して行われていたプレーオフ決勝のテネリフェ対ヘタフェの第2戦が行われた。第一戦がホームで1-0だったものの、アウェーで1-3という結果に終わったテネリフェは悲願の昇格を果たすことができなかった。

柴崎岳としてはまたも寸前のところで栄光を取り逃した結果になるが、契約が半年だったため個人昇格を果たす可能性は残されている。

 

ファーストレグの成績は1-0で、アウェーゴールを与えなかったという点では良かったがホームで得点を重ねて余裕を保つことができるほどの数ではなかった。

次絶対勝たなければならないと覚悟を決めたチームがホームで団結したとき、その攻撃力を守りきることは難しい。

現実に「ヘタフェとは実力差があり過ぎた」「この結果は妥当」「この状況で一部に昇格しても難しい」といった感想が多く、この結果は納得のいく部分がある。

 

柴崎岳として悔しい点があるとするならばアシストを決めたにもかかわらず後半開始直後に交代を命じられたことであるが、その時点で1-3になっていたため監督はプランBに移行することを選んだのだろう。疲労が蓄積したこともあり、柴崎岳の挑戦はここで終わりを告げた。

 

しかし物語はまだここで終わったわけではなく、柴崎岳個人の去就問題がここから再燃することになる。プレーオフで行われた試合の3点に絡んだ柴崎に個人昇格のオファーが舞い込む可能性は大きく、リーガ・エスパニョーラ1部でその実力が通用すると判断されればトップリーグのチームに移籍することができる。

元々テネリフェへの移籍も半年間2部リーグを経験してスペインに慣れることが目的であり、チームとしての昇格は最優先事項ではなかった。元々柴崎岳本人がスペインで通用するかどうかさえ懐疑的な視線を送られていたのだから、このように実力を証明できたこと自体が既に及第点に達している。

テネリフェの昇格が果たせなかったことは絶望ではなく元々想定の範囲内であり、それゆえに半年契約でもあった。

 

ただその一方で果たしてこのまま個人昇格をすることが正解なのか、そしてそもそもオファーがあるかどうかも分からない。

せっかくこれだけテネリフェで絶対的な地位を築けているのだからあと1年昇格のために戦う事は出場機会やチームへの適応という事を考えたとき良い選択となるかもしれない。

ここから1部のチームに仮に移籍したとしても出場機会があるかどうかはわからない。「ワールドカップ1年前」という事を考えたとき、既に慣れ親しんでおりチームメイトとの関係も良好なこのCDテネリフェで着実に経験を積むことのほうが実はベターな選択なのではないか。

長期的な視野で見た場合目前の個人昇格を選ぶよりも、もう1年しっかり監督やチームメイトから信頼されているチームで出場を重ねるプランがあってもいい。

今回は半年間の契約だったためフルシーズンでは出場しておらず、来季もう一度2部で1年間戦い経験を積んでロシアワールドカップに行くという考え方もできる。

 

やはりスペインリーグ1部の新チームに移籍した場合、人間関係がどうなるかもわからず技術レベルで完全に通用するとも限らない。リーガ1部で散発的に出場してワールドカップメンバーにも選ばれないよりは、2部のテネリフェで絶対的な選手としての地位を確立してロシアに行く方が良いかもしれない。

柴崎岳

そして来年のワールドカップ本大会で活躍すれば、今すぐに個人昇格を目指すよりもよいオファーを受け取れる可能性がある。

今すぐに個人昇格を選ぶよりも、2部でのフルシーズンを通した活躍とワールドカップ本大会での活躍をアピールポイントにしたほうがより良いクラブに行けるのではないか。

その一方でそのロシア大会で活躍するために個人昇格を優先しそのクラブで実力を磨くという考え方もできる。2部での経験がこれ以上の成長をもたらすかどうかも未知数である。

 

どちらが選手として大きな成長をもたらすか、そのことをインテリジェンスにあふれた柴崎岳は誰よりも理解しているだろう。

柴崎岳本人がどういった決断をするかは本人ではないためわからないが、いずれにせよ今回のプレーオフの結果を受けて真剣に考えているに違いない。

柴崎がどういった決断をするのか、その行く末が明らかになるのはもう少し先のことになりそうだ。

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Sexy Zoneの冠番組はいつできるんだろう

ここ最近のSexy Zoneファンがやることと言えば、少年倶楽部を見て、らじらーを聞いて、シブ5時を見て、現場に行ける人は現場に行く、ただそれだけかもしれない。

中島健人ファンならば毎週日曜日の初耳学が楽しみだが、それ以外に具体的に何かすることがあるのかと言われれば特に大きなイベントは無い。

その他は有料の会員制サイトの情報であったり、雑誌の購入によってもたらされる情報に頼るしかない。当然ながらコンサートのような現場は誰でも行けるわけではない。

 

つまりSexy Zoneは現場に行くファンや積極的に投資するファンにとっては今非常に面白いジャニーズのアイドルグループである一方で、現場に行かないタイプのファンにとってはあまりにも情報提供量が少なすぎるグループになっている。

 

まるで昔のアニメファンがほとんど放送されているアニメがなく東京の人は深夜アニメを数多く見ているのに、地方在住の人は情報がそれほど多く入ってこなかった事と似ている。ジャニーズ事務所関連のグループは今の現代には珍しいぐらいに情報やコンテンツへの敷居が高い。

その結果動画サイトやSNSを駆使した情報提供数の多い他のアイドルや芸能人に固定客が寄っているという現実もある。

 

この状況で必要なのはやはり全国区の冠番組であり、末端のライト層のファンが楽しめるような環境が求められる。

現在Sexy Zoneにはそういった冠番組がローカル放送や衛星放送すら存在しない。かろうじてファンが楽しめているのは個々のメンバーが出演する番組であったりラジオ番組であり、仕方がないためセクシーゾーンチャンネルの過去映像を見るしかない。

 

"セクチャン"を見ながら「あの頃は楽しかったなぁ」と懐古したり「この頃こんな面白いことをしていたんだ」と楽しむのが限度であり、その過去映像すらスマートフォンでは誰もが好きなだけ快適に動画を見られるというわけではない。

少年倶楽部も実はBS放送であり誰もが見れるというわけではない。

 

Sexy Zoneというのは10代の女性ファンが多く、全員がパソコンを日常的に使える環境にあるというわけではない。

スマートフォンの通信制限内で見れるものと、お小遣いの範囲内で変える雑誌を情報の供給源としているのではないだろうか。

 

つまり有料サイトに登録することを10代のセクガル全員ができているわけではないし、BSの受信環境がなければ少年倶楽部も見れないし、動画サイトも一般的なスマホではそれほど快適に視聴することができず、通信制限と日々相談しているファンが多い。

セクシーゾーンというアイドルは10代の女子がメインファンであるにも関わらず、10代の女子ファンにとっては敷居が高いアイドルとなっている。とても大切なファンであるにもかかわらず彼女らにとっては情報を得ることが難しい現実がある。

現場コンサートやイベントに行けるファンも実は全体で見たとき少数派であり、地方在住の女子ファンにとっては応援することが大変なアイドルがSexy Zoneでもある。

 

そう考えたときに全国区の共通情報としてやはり「冠番組」というのはSexy Zoneの将来、そしてファンのことを考えたときにも必要だと自分は思う。

これだけいろんなグループや個人による情報配信が増えている現代でジャニーズ事務所が情報への敷居を高くして、冠番組すら作っていないというのは非常に厳しいのではないか。

 

校則でバイトはできず限られたお小遣いでどの雑誌を買おうか悩んでいて、スマホの通信制限と相談している地方在住の子も同じセクガルには変わりない。

そういった子も同じセクガルであって、現場に行ける環境にある子と応援したい気持ちには変わりはないんじゃないかなと自分は思う。そういった本当のファンを区別しちゃいけないと思うし、このグループが好きな事には変わりはない。

そういうファンは実は多い、そのファンの事を事務所は大切にしてほしい。

 

Sexy Zoneはジャニーズの中で特に応援する環境に格差があり、そういうファンのためにも全国区の冠番組は必要なのではないかなと思う。せっかく10代のファンがこれだけ多いセクシーゾーンなのだからジャニーズ事務所は彼女らの事を大切にしてあげてほしい。

とにかく一週間に一度全国誰でも見られる番組があってほしいなと思うし、Sexy Zoneファンの日課が一つ増えてほしいのが切実な思いがある。

全国、全世界のセクガルが「セクシーゾーン好きでよかった」と思える日が来てほしいなと思うしガールでもない自分もいつかそんな日が来ることを楽しみにしている。

 

その一方でもしかしたら情報量が少ないこの今をいつか懐かしむときが来るかもしれない。

らじらーを聞いて昔のセクチャンを見ていた時期を、セクシーゾーンが大きくなったとき「あの頃から見ていたんだよなぁ」と懐かしむときも訪れるかもしれない。

それはとてもうれしい事であって、「今ではどのメンバーもジャニーズファン以外の人も知っていて、全国区の番組に出てるけど昔はそうじゃなかった」と思える日が来るなら幸せなことだなと思う。

「中島健人が初耳学に出てるぐらいしかなかったんだよなぁ」とか「松島聡がラジオの大喜利コーナーで全然勝てなくて菊池風磨にいじられてた頃なんだよなぁ」という日々が、ある日急に懐かしくなる日々がやってくるかもしれない。

「マリウス葉のワンミニッツトーキングが聞きたいな」と思う日が来るかもしれないし、佐藤勝利がメンバーの濃すぎるトークを的確にさばいていた日々が唐突にノスタルジーを感じさせるかもしれない。

 

「冠番組ができたらいいな」と思いつつも、仮に冠番組ができたとしてセクチャンやらじらーのようになるとは限らない。

もしかしたら「これじゃない感」があるかもしれないし、本当にいい冠番組ができると限らない。限られたファンだけが見て、メンバーが自由にやってた頃の方がメンバー個人の本当の面白さが発揮されていたと思う日が来るかもしれない。

 

「本当に見たいのはこういう番組じゃなかったんだよなぁ」という番組になる可能性がないわけではないし、情報が少ない中でコアなファンだけが楽しんでいた時代が突然懐かしく感じることもきっとあるだろう。

 

それでもその時に「昔の方が良かった」と思うのではなく、メンバーが今この環境でできる限りのことをやって、前を向こうとしているんだということを認められるようなファンでありたいなと思う。

一番うれしいのはSexy Zoneが大きくなって、グループとしても個人としてもいろんな番組に出て話題にされる事だと思う、そしてセクシーゾーンの未来も悲観してない。

いずれにせよ言えることは、どんなことがあっても自分はこのグループのファンであることであり、これまで一番見ていて楽しいと思えるグループは間違いなくセクシーゾーン、それ以外にない。

自分にとっては間違いなく史上最高に面白いといえるのがSexy Zoneだなと思う。

2026年ワールドカップはどこで開催したら面白くなりそうだろうか

2026年に開催される予定のワールドカップと言えば参加国数が48か国に拡大されてから行われる最初の大会であり、開催地はどこになるかという事で注目を集めている。

ちなみに来年の2018年はロシアであり2022年はカタールとなっているが、カタールに関しては最近の国交断絶問題によって開催そのものが危ぶまれる事態になっている。

カタールの場合は元々酷暑の問題が指摘されており、更に闇の取引があったのではないかという疑惑が再燃し、まず2022年のFIFAワールドカップの開催地が変更される可能性がある。

 

そういったまだ不透明な複雑な事情の中で2026FIFAワールドカップについて話すことは少し早すぎる部分もあるが、既に開催地については議論され始めている。

 

例えばアメリカ、カナダ、メキシコが既に共同開催に名乗りを上げており、最近ではチリが南米地域における共同開催を示唆している。

年々FIFAワールドカップの規模が拡大するにつれて単独での開催は難しくなっているが、48か国への出場枠拡大はその決定打となり今後は"共同開催"がトレンドとなっていくだろう。

もう今後一か国による単独開催は大会の規模を考えたとき不可能であり、アメリカ、カナダ、メキシコのように明確に共同開催を目指し始めている国々も存在する。

ワールドカップが世界最大級の「メガイベント」だと考えた場合、共催自体は複数の地域で盛り上がることのできるメリットがあり、一か国に問題があった場合のリスクの分散できる。

例えば今回の2018ロシアワールドカップはロシア自体の経済が開催が決まったときに比べて低迷しており、複数の国で開催を予定していれば大会前の盛り上がりも違っていたはずである。

ワールドカップ

サッカーファンとして一番望んでいることはとにかく大会を盛り上げてくれることであり、「最大級のお祭り」としての側面を求めている。BRICsの一員として経済成長が期待されていたロシアが派手な大会を開いてくれるのではないかと期待していたら、経済制裁が行われこれほど盛り下がる結果になるとは思ってもいなかった。こういった寂しいことはもう起きてほしくはない。スポーツ観戦を楽しみたいファンは政治的な事情の巻き添えにはなりたくない。

 

そういうことを防ぐためにも今後複数の国でまとまって盛り上げていこうとする事は重要であり、個人的にはアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国開催に期待を寄せずにはいられない。アメリカは既に四大スポーツに迫る勢いでサッカー人気が高まってきており、毎年欧州屈指のビッグクラブを招待したプレーシーズン大会を開いて非常に盛り上がっている。

カナダは直近に女子サッカーのワールドカップを開催しその潜在能力を示した、そしてメキシコは過去2大会を開催している実績があり生活にサッカーが溶け込んでいるほどサッカーに熱い国もである。この3か国による開催は非常に大きな盛り上がりを呼ぶことになるかもしれない。

 

また今回チリが構想している南米共同開催はコパ・アメリカを拡大した雰囲気が楽しめそうであり、アルゼンチンやウルグアイが参加するならば面白そうである。コパ・アメリカを楽しんでいるサッカーファンとしては南米開催の雰囲気が好きなため、この共催にも期待を寄せたい。

 

とにかくサッカーが好きな国や経済成長の見込みがある国、設備が整っている国、人口が多く観客動員数が多く見込める国などが理想であり、単独で満たせないのであれば共同開催で満たす方向は良いトレントだと言える。

ワールドカップ史上唯一の共同開催は2002年の日韓ワールドカップだが、これは非常に問題があり「W杯共催」のイメージは悪くなっている背景はある。

関係の良くない国同士で開催した場合、後に遺恨を残すことが証明されてしまったため、なるべく関係の良い国同士で開催をすることが望まれる。

 

例えば共催ならばスペインとポルトガルの共同開催は個人的に期待したい組み合わせだが、この2カ国にW杯開催の経済体力があるかは未知数である。しかし世界トップクラスのサッカー強豪国同士であり、2カ国の関係も友好的で世界的に有名なスタジアム設備もそろっている。決勝の試合がサンチャゴ・ベルナベウやカンプ・ノウで開催されれば非常に見ごたえのある試合になるだろう。

サッカーファンの中で最も人気がありそうなのはこのスペインとポルトガルの組み合わせかもしれない。この2カ国は経済停滞を乗り切るためにサッカーに特化した政策を行ったほうが良いのではないか、そう思うほどスペインとポルトガルには素晴らしいサッカー文化がある。

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次に北欧地域、スカンジナビア地域での開催は夏の開催という事を考えたとき程よい気候であり、カタールでの開催で問題視されている酷暑問題を回避できるという利点がある。また非常に先進的な地域であり、観戦に訪れるサポーターにとっては非常に過ごしやすい。

問題があるとすればその物価の高さと、それほどサッカーが盛んな地域ではないため設備が充実しているかどうかで比較した場合、欧州強豪国と比べた場合見劣りする部分がある。しかしスウェーデンは過去にワールドカップを開催した歴史があり、基本的に欧州ならばほとんどの国においてサッカー施設は充実しているため大きな心配は必要ないだろう。

 

似たような共催でいえばベルギー、オランダ、ルクセンブルクのベネルクス三国共催というのも面白そうではあるが、もはや2026年以降のFIFAワールドカップではスカンジナビア地域やベネルクス地域ですら難しく現実的にはユーロの開催が目標となる。

 

そして共催ではなく単独開催と考えたとき中国は有効な選択肢になるだろう。

同じ地域で連続開催はできないため早くても2030年になり、中国政府自体も開催を目指しているが個人的には好意的に見ている部分がある。

中国が今非常に発展していることは周知の事実であり、日本で言えば人口1000万以上の都市が中国全土に存在する。

日本で考えれば東京や大阪レベルの都市がいくつもあるようなものであり、規模や派手さというものを考えたときに非常に面白い大会になりそうだと考えられる。

中国人の性格上、イベントを派手にしたがる傾向があり、また現在中国のサッカー熱は非常に高い。ロシアのようの淡々と事務的に開催するぐらいであれば、熱狂的に盛り上げてくれそうな中国に期待したいと自分は思っている。

 

更に人口で考えたとき観客動員数も数多く見込めそうであり、都市の設備も日本人のイメージ以上に整備されつつある。世界の5分の1の人口であり華僑も含めれば更に人口は増大する。そう考えたときインターネット上の盛況も経済効果も大きく期待できるため「サッカーで盛り上がる」ということを考えたとき批判する理由はないだろう。

数少ない単独開催を出来る国であり、個人的には単独開催であることを願っている。

韓国が日本、中国、韓国、北朝鮮の北東アジア4カ国による開催を持ちかけているが、ただでさえ日韓共催の問題がある上に、中韓関係まで悪化しているこのご時世では中国単独開催の方が綺麗にまとまるのではないだろうか。この4カ国で開催した場合戦時問題に発展することは必至だろう。

サッカーファンとしては余計な政治問題に発展して欲しくなく純粋にサッカーを楽しみたいため、仮にアジアで開催するのであれば中国による単独開催を期待したい。

 

また東京五輪の成功次第では再び日本にワールドカップ開催のチャンスが巡ってくるかもしれない。

日本での開催を考えるのであれば個人的には台湾と共催を推したい。野球のWBCになったときいつも近隣諸国とは問題が起きているが、台湾とは楽しく過ごせている印象があり大会のクリーンさでは日台共催が日本人にとって最も面白く組み合わせの一つである。

サッカーファンとしてWBCで最も羨ましいのが台湾と盛り上がれている事であり、サッカーでそういう平和や友好が訪れるならば楽しみでもある。「たまには近隣諸国と楽しくサッカーをしたい」というのが日本人の本音かもしれない。

 

しかしこれは間違いなく大陸からの抗議がある上に、台湾自体がサッカー熱が高くないという事情もある。サッカーチャイニーズタイペイ代表はアジア最終予選に勝ちあがったことがない。

台湾としても国際的なイベントを開きたいという悲願があるが「台湾代表」としてスポーツ大会に参加することすらできず、現実的には不可能である。台湾はその名前すら使うことができずスポーツの国際大会開催からは孤立している。

遠い未来外交問題が解決したときに"本物の共催"として日台共催が実現できれば素晴らしい大会になるだろう。

 

またあまりにも離れた距離という問題さえなければ実は日本とオーストラリアの共同開催も相性自体は良い。両国ともAFCに所属している上にワールドカップ本大会レベルの国であり、単独での開催は難しいが共催ならば互いに補足し合える部分がある。

日豪はもう少し距離が近ければ間違いなく共催を目指している関係ではあるが、選手やサポーターの移動負担を考えたとき北半球から南半球への移動は厳しい。赤道をまたげば季節や温度、湿度まで大きく変わってしまうため選手への負担があまりにも大きすぎる。

日本としてはちょうど良い共催相手がおらず、それならば観戦しに行きやすい東南アジアやアセアン地域で共催して貰ったほうが後腐れなく追われるかもしれない。

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そのほかの候補としてはサッカー熱が高く政府もサッカーを支援している新興国のトルコアフリカ地域での共同開催も面白いかもしれない。

トルコは今後サッカー強豪国として本格的に地位を確立する可能性が高い国であり、国民のサッカー熱も高く経済成長も見込める。二大会連続同大陸開催は不可能なため2030年に中国と争う可能性は高い。その一方で隣国はシリアであることを考えると不安視する声もあるだろう。

アフリカの大会は不安視されていた南アフリカ大会が無事成功をおさめたため、今後再び開催される可能性はあり、アフリカ自体のサッカー熱も非常に高い。またこれから経済発展を遂げる国も非常に多くFIFAが重視していても不思議ではない。

欧州から観戦しに行きやすいように北アフリカ地域で開催が行われれば観客動員数は高くなりそうだが、やはり酷暑や治安の問題は存在する。

 

いずれにせよこのような地域での開催はまず2022年カタールワールドカップが一つの参考例になるだろう。

資源が豊富で経済が潤っている国でワールドカップを開催すれば本当に大会が盛り上がるのかどうなるのか、治安や酷暑の問題はどう回避するのか、その試金石ともなるのがカタールワールドカップである。

 

サッカーがよりワールドワイドなスポーツになっていく時代に、21世紀のサッカー文化はこれまでとは違う急速な発展を迎える。ワールドカップを開催することの意義はこれまで以上に大きくなり、大会の規模自体も拡大している。

今後このスポーツ大会がどのように発展していくのか、そして開催国や周辺地域の文化や社会にどのような影響をもたらすのか様々な観点でFIFAワールドカップについて考えることが必要になってくるだろう。

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一喜一憂しない柴崎岳のメンタルは日本代表に必要になる

その男はクラブの命運や自分の人生さえ左右するゴールを、まるで練習で決めただけであるかのように反応した。

 

スペインのカナリア諸島に本拠地を置くCDテネリフェで奮闘する柴崎岳はこの日、クラブの1部昇格を目指すプレーオフに挑んでいた。3位から6位までのチームの中で1チームだけがプリメーラディビシオン、すなわちスペインリーグの1部への昇格を決めるこのシステムにおいて柴崎岳は過酷な生存競争に挑んでいる。

 

「プリメーラ」として羨望の眼差しを集めるリーガ・エスパニョーラの1部は2部で昇格を争うチームにとってその到達が悲願だと考えられている。たどり着けばFCバルセロナやレアル・マドリードのような世界トップクラスのスターを要するチームと試合をすることができ、それ以外のチームも非常にレベルが高くサッカー選手なら誰もが憧れる世界である。

テネリフェというクラブにとっても、そして柴崎岳にとってもこのデッドレースはその場所へたどり着くための命運を左右する重要な試合続きであり、テネリフェはプレーオフ進出権を獲得しプリメーラ昇格のチャンスを維持している。

 

そのプレーオフの一戦において柴崎岳は決勝進出を決める値千金のゴールを決め、今現在カナリア諸島の小さなクラブは熱狂の渦に包まれている。

日本でもこの報道は大きく話題になり柴崎岳の「大舞台」における強さがクラブワールドカップ以来再び証明される形になった。

 

第一戦を0-1でカディス相手に落としていたテネリフェは第二戦において確実に勝利が必要だった。スペイン2部のチーム同士が残された一つの椅子を奪い合うこの過酷な争奪戦はまさにサッカーの難しさを凝縮したような試合が続く。

その重要局面で柴崎岳はゴールを決め、この柴崎のゴールを守りきり1-0にしたテネリフェはトータルスコアがドローの場合2部リーグの成績を重視するというルールによって決勝進出を決めた。

 

この勝利はテネリフェの選手にとって次なる望みを繋いだ奇跡の勝利であり、ロッカールームの熱狂の様子も伝えられている。

 

しかしこの狂騒を「まだ喜ぶような段階ではない」という雰囲気で見つめる男がいる。

ゴールを決めた当事者、そう柴崎岳だ。

そもそも勝利が最低条件として求められるこの重要な第二戦目を前にして「プレッシャーは感じていないし落ち着いている」と語っていたのが"レアル・マドリードを追いつめた男"である。

柴崎岳

まるで柴崎は彼自身のプレースタイルと同じように、全てを俯瞰して見ることができている。

彼は決して一喜一憂しない。

良いときもあれば悪いときもある、サッカーだけでなく人生全般において共通するその不変の真理を本能として心得ている。

サッカーというのは最も一喜一憂が危険なスポーツの一つだ。

束の間のゴールや勝利に喜べば次の瞬間には奈落の底に突き落とされている。逆に涙を流した後に、喜びを爆発させるような勝利が訪れることもある。

芝の上をボールが行き来し飛び交うこの空間ではあらゆることが移ろいゆく。そんなサッカーというものの本質を、柴崎岳の研ぎ澄まされた冷静なメンタルは理解している。青森山田のサッカー部時代にそんなことは嫌という程経験したのだろう。

 

それゆえに柴崎岳は簡単な事では喜ばず、喜んだとしてもすぐに我に返る。

「まだ何が起こるかわからない、試合終了の笛が吹かれるまでは何かが起こり得る」ということを自分に言い聞かせるかのように冷静な振る舞いをする。感情を最大限に表現するラテン諸国の人々からすればその姿は異質にも映るが、彼は実力を証明することによって徐々にその地位を築きつつありチームメイトからも認められ始めている。

 

試合が終了したとしてもそのシーズン全体としてどうなるかはわからない。より俯瞰して長期的に見るならば、このプレーオフ決勝進出もまだ喜ぶものではない。

決勝で対戦するヘタフェに敗戦すればその勝利が全て無に帰す。

柴崎岳はおそらくこれまでの努力が簡単に水泡のように消えてしまう事を経験したことがあるのだろう。これまで真剣に積み重ねてきたものが簡単に消えてしまい、虚無感だけが支配するような空間を体験したような冷徹さにも似たようなものを感じさせる。

 

事実、柴崎岳は青森山田時代の高校サッカー選手権において決勝で勝利を逃すという事を味わっている。

最後逃せば何の意味もなくなる、その原体験があるから今回の勝利に一喜一憂しないのだろう。

人は一度虚空に包まれるような敗戦を経験しなければ成長しない。

その敗戦からどう立ち直れるかがその人間の今後を左右する。

本当の重要な一戦とは何か、そのことを知っている柴崎岳は決して安易な局面で一喜一憂しない。

そして時に冷徹にさえ見えるほどの落ち着きを持つ柴崎岳の力はいずれ日本代表に必要とされる時期が来るだろう。

「サッカーにはそういう時間もある」と冷静に構えられる気概を持った柴崎は、重要な試合での勝負弱さが指摘される現在のサッカー日本代表においてラストピースとなるかもしれない。練習の時や特に意味もない試合では良いパフォーマンスを発揮する選手が多い日本代表において、大舞台に強い柴崎岳のような選手はその雰囲気すらも変えてしまうメンタリティがある。

 

日本人選手が上手い事はもう分かった、ボールの扱い方は世界的に見ても遜色はない。

しかし中田英寿が指摘したようにサッカーは練習で使える技術の上手さを競う競技ではない。重要なことはその練習で使える技術を本番に発揮できるか否かである。

楽しく乗れている試合の時に上手いのは日本代表レベルの選手なら当たり前、ワールドカップに出場する国の代表に求められるのは楽しくない嫌な試合をしている時に調子の良い練習の時に発揮できる才能や技術、そしてメンタルである。

 

柴崎岳はまるで練習であるかのように本番でゴールを決めた、そして練習であるかのように振る舞った。日本代表や日本人選手に欠けている本番の勝負強さのようなものが柴崎岳にはある。

そのメンタルや振る舞いが研ぎ澄まされたのは青森山田高校、そして鹿島アントラーズだろう。

柴崎の中で決勝で山梨学院とレアル・マドリードに負けたことは間違いなく重要な経験になっている。クラブワールドカップの世紀の一戦においてレアル・マドリードに鹿島アントラーズの一員として臨んだ柴崎岳は、そのスペインのチームが押されている時間帯の時の"不気味な冷静さ"を目の当たりにしている。クリスティアーノ・ロナウドやセルヒオ・ラモス、モドリッチがあの時何をしていたか、同じピッチに立っていた柴崎岳は目撃していた。

最後に優勝し栄光を勝ち取るチームや選手のメンタリティを間近くで見たことは精神的に大きな影響を与えたのだろう。それが今回のプレーオフ決勝進出をかけた試合における反応の要因になっているのではないか。

 

「決勝で対戦する相手」の基準が柴崎岳の中ではすでに山梨学院からレアル・マドリードになっている。

テネリフェの選手の中でもレアル・マドリードとの決勝戦に挑んだ選手は柴崎岳だけあり、白い巨人に本気で勝とうとしているメンタリティを持った選手はサッカーの本場スペインですらそれほど多くは無い。いや、レアル・マドリードの恐ろしさを熟知しているが故にそういった思いを持とうとすらしていないのかもしれない。

ある意味でよそ者や異分子である柴崎岳だから「ここで満足していてはリーガ1部では戦えない」という考えを持つ事ができており、その雰囲気を彼らに伝えようとしている部分もあるのではないか。

 

そしてそのメンタリティは再び日本代表に呼ばれたとき大きな影響力を持つはずだ。

万が一にもワールドカップ決勝に進んだ時どう試合に挑むか、そのことを本気で考え想定できているのは日本人サッカー選手の中でもしかしたら柴崎岳だけかもしれない。

ブラジルワールドカップの惨敗によってワールドカップに対して大きなことを口にしてはいけないという雰囲気になっているが、虎視耽々とその一瞬を待ち構えている準備しているのが柴崎岳なのだろう。

その時がやってくる確率は少なくても、その時のために準備しているかどうかでは大きく異なる。

 

サッカーというスポーツは元々それほどチャンスが多くやってくるようなスポーツではなく、ゴールもそれほど多くは無い。

わずかなチャンスの中でどれだけ狙うかということを競う世界であり、ほんの一試合や一瞬のためにあらゆる準備をしなければならない。

サッカーにおいてチャンスが少ないのは当たり前であり、そもそもチャンスが必ずやってくる保証はない。そのためには90分や120分の時間で試合を俯瞰的に見つめ、「サッカーには様々な時間帯がある」と一喜一憂せずにいられるプレイヤーが必要となる。その世界において求められるのは極限の状況下で獲物を仕留めることができる狩人だ。柴崎岳はもはやその領域を熟知し、その為に備えつつある。

2018年にいよいよロシアワールドカップが始まろうとしている。

もしかしたらそのサプライズ選考は、寡黙でそして誰よりも冷静なこの青森県出身の青年かもしれない。

 

フットボールサミット第34回 柴崎岳

本番に強くなる! ~演奏者の必勝メンタルトレーニング~

SMAP退所騒動で、中居正広の「人質説」が浮上

SMAP解散騒動は様々な憶測を呼び、世間で大きな話題として取り上げられたが度々新説が登場することが恒例となっている。

例えば謝罪会見の時木村拓哉が不自然に日付や時間を確認していることから「タイムリープ説」が唱えられ、木村拓哉がSMAP解散を阻止するために時空を行き来しているのではないかと密かにささやかれていた。

 

木村拓哉「駄目だ、何度繰り返しても草なぎがやらかしてしまう・・・!」

そんなネタが一部で話題になったが、結局キムタクの"タイムリープ"も虚しくSMAPは解散することになってしまった。いや今我々が住んでいる時空は「木村拓哉がSMAP解散を阻止できなかった世界」であり、もしかしたら違う時間軸にはSMAP解散を阻止することができた並行世界があるのかもしれない。

 

そして残念ながら解散を阻止できなかったこの時間軸では次なる展開が起きようとしている。

既に多くの場所で報じられている通り、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の退所が決定し物議を醸している。そんな中、これまで解散派の急先鋒だと考えられてきた中居正広が残留を表明、この新たな展開に世間が衝撃を受けている。

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自分自身この展開で思ったことはまさに「中居正広がここにきて裏切った」という事であり、世間一般でもそう扱われている傾向にある。

草なぎ、稲垣、香取→レギュラーすべて捨ててでもやめる

中居→レギュラー多いからやめない

そういう見方が多く、「中居ってそういう人だったのか」とこれまでのイメージと違う決断をしたことに世の中は驚きを隠せていない。

 

これまで中居正広といえば"裏切り者"木村拓哉に対抗する人情に篤い男として、世間的な人気を博してきた。

木村拓哉がいくら映画を宣伝しても誰も興味を持たず、本当に世間で評価されているのは中居正広だというような風潮があった。

 

しかしここにきて中居正広が残りの3人を見捨てて自分も残留派に加わるのだから、まるで手のひらを返したように世間の評価が一変しているというのが現在の状況になる。

「もう捕鯨は木村より中居に不信感抱いてそう」、そんなことさえも囁かれている。

 

その状況でこういったオーソドックスな見方とは違う新説も浮上している。

それが「中居正広人質説」である。

つまり中居正広はジャニーズ事務所の慰留に応じる代わりに、本当に出て行こうとしている草なぎ剛、香取慎吾、稲垣吾郎のこれからの活動を保証することを求めたのではないかという説だ。

 

中居正広「わかったよ、事務所にはとどまる。俺もいろんな利害関係を抱えてるからな。その代り、草なぎ、香取、稲垣のことは自由にさせてやってくれ。あいつらは本当に退所したがってるんだ。俺が事務所に留まる代わりに3人のこれからの活動に介入しないでほしい。それにキスマイのこともあるしな。」

 

実はジャニーズ事務所の人質となることで仲間を助けたのではないか、今そんな説も浮上してきている。中居正広はもはや個人の枠組みを超えた存在となっており、様々な芸能界の関わりを持っている。中居正広が自分の考えで対処すれば迷惑を被る人や路頭に迷う人も出てくる。

あくまで今回中居正広がジャニーズ事務所に留まったのは彼らの為なのではないかとも考えられている。

例えばキスマイは中居正広がいなくなるともっとも困るグループであり、ジャニーズの後輩にとっても中居正広の存在は大きい。

またもはやジャニーズ自体が世間で広く人気を持つタレントの不在状況に陥っており中居正広がジャニーズだからかろうじてその一般イメージや人気が保たれている部分もある。

 

ジャニーズ事務所側としても中居正広にまで退所されたら大きくダメージを受ける、そして中居としてもジャニーズの後輩には思い入れがある。実は今回の残留は「男気残留」だったのではないか、そういう説さえも浮上している。

木村拓哉に続く裏切りなのか、それとも様々な人を守るために犠牲になったのか。

その答えは中居本人のみが知る。

 

結局すべて憶測に過ぎず真相は闇の中だが、一つだけ言えることがあるとするならばやはりSMAPというグループの影響力は大きいということだろう。

今のジャニーズグループでこれだけジャニーズファン以外の人々にも話題にされるグループはなかなか存在しない。

よく「最近のジャニーズは小粒化した」と言われる。

ジャニーズファンとしては「そんなことはないよ、ただ今の時代娯楽が増えたからみんなそれぞれ自分に合った趣味やコンテンツに時間を使うようになったんだ」と擁護したい部分もある。むしろこれだけ文化が多様化した時代に依然としてこれだけ人気を集めるジャニーズは凄いとも思っている。メディア統制ができず、他のアイドルグループが乱立する時代にまだ根強い人気を誇っている。

 

その一方で昭和の激動を駆け抜けてきたSMAPというグループはアイドルやジャニーズを超えた凄味があった。これからジャニーズでも平成育ち、平成生まれ、21世紀生まれというのが当たり前になっていく時代にこれだけのグループがあったことの重みというのは大きいし、 今後彼らのようなグループがもう一度現れるかと言えば未知数な部分がある。

スポーツでも同じことが言われるが黎明期や情報発信力が少ない時代に登場した人はキャラが濃い。自分自身はむしろゆとりの権化のような存在であり、自分がその世代だから美化しているというわけではないが、最近そういった「昔は凄かった」的な意見に納得のいく部分はあるとも思うようになってきている。

 

そういう激動の世代の人たちだから一般知名度も高いキャラクターが現れたという要因はあるかもしれない。今のジャニーズは少し内輪向けに特化した部分があるの事実であり、実際「最近のジャニーズはよくわからない」と言われるほど内輪の知識と世間の印象の間は大きなギャップが存在する。

自分はそういった最近のジャニーズの方が好きな傾向にある一方で、物足りないと思う事もある。

今が悪いというよりも、「今のメンバーが好きだからもっと凄くなって欲しい」というポジティブな考えであり、むしろ「最近のジャニーズはよくわからない」という人たちの手のひらを返させて欲しいとすら思っている。

 

相変わらずSMAP解散の話が話題になりメンバーの名前や個性もいろんな人が把握している、そんなグループが次に現代から登場することはあるのか。

そんなことをこの騒動を見ていて思った。

インターネットが発達しグローバル化やアジアの発展が進んだ現代、むしろ最近のジャニーズのほうが世界的にビッグになれる可能性もある。

「SMAPを超える事」は決して不可能ではない。

SMAP超克の時代、そんなジャニーズの栄光の時代がもう一度やってくるかどうかは"最近のジャニーズ"に懸っている。