elken’s blog

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大変残念なことにレアル・マドリードの優勝が決まりました

今季最終節までもつれ込んだリーガ・エスパニョーラの優勝争いはレアル・マドリードの優勝によって幕を閉じた。

バルセロナファンとしては最終節で勝ち点が並び直接対決の成績でバルセロナが逆転優勝を果たすというストーリーを思い描いていたのだが案の定レアル・マドリードが優勝し一言で言えば残念である。

そもそもレアル・マドリードがマラガに敗戦して、バルセロナがエイバルに勝利するというストーリーに無理があったのだ。

 

降格にも欧州への大会への出場権争いも関わっていない中位のマラガが、是が非でも数年ぶりの優勝のために勝ち点1以上を取りに来るレアル・マドリードに無理に勝とうとする理由などなかった。

モチベーションが決定的に違う上に、そもそもマラガサイドにも負けたほうがいい理由があった。

それはイスコの移籍時の契約にレアル・マドリードが優勝した際に1億払うという契約が含まれており、無理にレアル・マドリードを倒しても何の得もない上にむしろ1億を得るチャンスを失う状況だったのだ。

 

この状況でマラガの選手も必死にレアル・マドリードに勝とうとは思わないだろうし、逆にレアル・マドリードは絶対に優勝したいというモチベーションがあった。マラガはそれとなく負けようとしていたのである。

バルセロニスタ「負けてもらう1億円で食う飯は美味いか?」

マラガニスタ「美味いぞ」

開始数分で失点するあたりやる気がない、それどころか内心1億円もらえると安堵していただろう。その上対バルセロナでは勝利しているのだからタチが悪い。しかもバルセロナ相手にゴールを決めたのが元バルセロナのサンドロであり、マドリー相手には決めないのである。

 

しかもこの試合でバルセロナ八百長をしているのではないかといういわれのない批判を受けている。なぜかエイバルが先制2ゴールした後にバルセロナの謎の力が発動したかのように言われているのである。

おそらく白いユニフォームを着たアンチフットボールの方々がここぞとばかりにハードワークしているのだろう。

この試合乾貴士目的で見ていた人もおり、「ヤオサ」みたいなことを言う人が更に増えている。それを言うならば先日のレアル・マドリード対セルタ戦でも疑惑の判定はいくつもあった。そもそもクラブワールドカップでの露骨な「ヤオリー」をやらかしたのはこの白い集団の方である。

バルセロナだけが言われなき批判を受けるのは非常に残念極まりない。

レアル・マドリードが今季露骨にスペイン政府の不思議な力によって優遇されていたことは周知の事実である。

???「バルセロナへの批判は全てアンチフットボール

 

とはいえ、乾貴士の2ゴールは見事でバルサ優勝しなかったとはいえうれしいニュースである。どうせマラガが負ける事になっていたのだからバルサが勝っても意味がないしエイバルがジャイアントキリングを起こしていても良かったかもしれない。

むしろ乾貴士のゴラッソでバルサに勝利するという展開も見たかった。

そうすれば日本人選手のリーガエスパニョーラでの伝説的な活躍としてスペインで語り継がれることになっていたかもしれないし、「2ゴールで勝った」のと「負けた試合で2ゴール決めていた」では後世の評価も全然違ってくる。

どうせマラガのせいでバルサが勝っても意味なかったのだから乾貴士が伝説を残したほうがよかったようにも思う。日本人が2ゴールを先制して最終的に2-4で負けるというのはクラブワールドカップレアル・マドリードVS鹿島アントラーズ戦でも見た懐かしい光景である。

 

ただそれもでも乾貴士のこの2ゴールが美しいことに変わりはない。

つい最近「ゴールを決めない選手」として自虐していたがまさかあのFCバルセロナに2ゴールをカンプ・ノウで決めるとは本人が一番驚いているのではないだろうか。

岡崎もこの前凄いゴールを決めていたし、本田もFK決めて、香川もCLで決めて、大迫もまたEL行きのゴールを決めてここ最近海外組が復活しているのはうれしいニュースだ。

 

とにかくレアル・マドリードの優勝自体は大変残念な結果となったが、大体予想もついていたし案の定ということで受け入れるしかない。

そして乾貴士の素晴らしいゴールが見れたことは残念な最終節唯一の華である。

あとはハメス・ロドリゲスとモラタが事実上マドリディスタへの別れを告げるともとれる拍手をしたということが話題になっている。噂ではハメスがマンチェスター・ユナイテッドの行くのではないかと予想されていて、マドリードは「新10番」の獲得を模索しているとも言われている。

シーズンは終わったが、これからまだ面白そうなニュースが続きそうだ。

バルセロナも何らかの補強を行い、来シーズンはまた違ったライバル争いが期待できそうである、どうなるか様子を見てみよう。

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