elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

サッカーおばさん小柳ルミ子「ロナウドの決定力はチームメイトのおかげ」

先日のチャンピオンズリーグ決勝について芸能界屈指のバルセロニスタとして知られる小柳ルミ子が何か書いてるかなと思ったて見てみたら案の定その試合について書いていた。

もはやサッカーファンですら「この人サッカー見すぎでしょ」と思うぐらいサッカーばかり見ている小柳ルミ子のブログは芸能界の事などほとんど書かれておらず、もはやサッカーの事しか書いていない。

何かしらバルセロナ関係の試合や話題があったときはルミ子の反応を見ると楽しく、時としてサッカーファンの間でもそのブログが話題になることがある。

 

むしろ自分の場合バルセロナやメッシ切っ掛けで小柳ルミ子を知った立場であり、サッカーファンの間では「メッシおばさん」としてちょっとした名物になっている。

昭和芸能界では天地真理と二大巨頭のようなライバルだったという事もそれまでは知らなかったし「このメッシおばさんそんなすごかったの!?」というのが自分が抱いた感想である。

ブログの誕生日欄にも「誕生日1952年」とあり、この年代の女性がサッカーにこれだけはまっていることが嬉しいし日本がおばさんまで真剣にサッカーを語る国になりつつあることが素晴らしいなとも思う。

 

むしろサッカーファン歴で言えば確実に自分より先輩であり、ブログでも自分より内容のある記事を書いている。さすが年中サッカーを見ている「サッカーおばさん」である。

そして天地真理の現在の画像を見たとき小柳ルミ子のほうが10歳以上若く見えるため、「年中若い男追いかけて熱くなってると女性って若作りできるんだな」という実例のようにも思う。

小柳ルミ子「年中メッシ追いかけてると自然と若くなるわよ」

 

サッカーが根付いた国というのは商店街のおばちゃんがその国の代表や地元のクラブのスタメンを覚えててそれぞれがサッカー観を持っている。

もうすぐ65歳のおばさん「バルサエリクセン来てくれないかな、ハードワークできるSB補強しろ」

こういうところが世代を超えて楽しめるサッカーの面白さ。

個人的にもサッカーおばさんは見てて楽しいし「もっとサッカーおばさん増えてほしいな」とも思う。

ameblo.jp

そんな小柳ルミ子のCL決勝戦レアル・マドリードユベントスの感想はやはりバルセロナ絡みである。明らかにレアル・マドリードの優勝に対して悔しさが滲んでおり「おめでとう」という言葉も棒読みで書いているようにさえ見える。

まだ一応賛辞を送っているだけ人格ができており、自分のような人間になってくると一言さえもマドリーに対する賞賛の言葉を言う気にはならない。

彼らに言いたい言葉は一つ「白組は勝利至上主義のアンチフットボールで勝って楽しいか?」であり、どうせその内今回の2連覇さえ誰も話題にしなくなるだろう。クライフのドリームチームやペップバルサのように未来永劫語り継がれるような歴史的チームではなく、イノベーションやフィロソフィーに欠けた記録だけのチームである。

 

ヨハン・クライフ「人々が今も話題にするのは優勝した西ドイツではなく時計仕掛けのオレンジ、つまりオランダである。」

賢明かつ聡明な人々はただの数値に何も意味がないことを理解している。表面上の出来事など誰もすぐに話題にしなくなる。

レアル・マドリードはあくまで記録上の存在でしかなく美しい革新を成し遂げたチームではない。

そのレアル・マドリードがCL2連覇を成し遂げた「悪しき試合」を3回も見るルミ子の精神力は凄い。自分はもう二度と見たくもないため既に録画を削除している。仮にユベントス勝利していれば10回以上その映像を見たはずだが、この試合は結果だけ知れば十分なほどに価値もなく保存することなど単にHDD容量の無駄にしかならない。正義が打ちのめされる姿を3度も見れるルミ子はさすが芸能界の酸いも甘いも知り尽くしているのだろう。

ロナウド「なぜ消すんだい?僕らはいい試合をしたじゃないか」

 

そして小柳ルミ子が日ごろから敵視するロナウドに対してはその決定力を認めながらも「チームメイトのお膳立てに助けられてるだけ」とチクりと物申す。

ちなみにかつてのメッシの決定力もイニエスタやシャビのパスのおかげであり、現在はスアレスネイマールがマークを分散してるのおかげというのはバルセロニスタの前では禁句である。

 

バルサ関係者と言えば一言余計な言葉が多く、先日も元バルセロナ所属のロナルド・クーマングアルディオラ時代のバルセロナとは比較にならない」と発言している。

歴史的な背景もありマドリードに対して異様な対抗心のあるバルセロナはこういった一言多い関係者が非常に多い。カタルーニャ地方はカスティージャ地方に侵略され今も独立できていない歴史がある。そんなカタルーニャ出身のシャビ・エルナンデスレアル・マドリードに対して「口撃」する光景は日常茶飯事である。

そしてそういったバルサ関係者を見習って日本のバルセロナファンも全力で完腐脳芸を全力でやるというのが務めであり、宗教上の理由でレアル・マドリードを応援してはいけないルールが存在する。

FCバルセロナのホームスタジアム「カンプ・ノウ」にかけて一部の人々が「完腐脳」と揶揄するのだが、彼らはきっとフットボールというスポーツをまるで理解していないのだろう。

 

ある意味日本人がバルセロナレアル・マドリードの論争に盛り上がるのは、アップル社VSウィンドウズ社で争ってる論争に近いかもしれない。どちらともアメリカの会社だが、日本だけでなく世界でもMacWindowsで争ってる人がいて両者共に強いこだわりを持っている。サッカーも同じでどちらともスペインのチームであり当事者ではない世界中の人々がどちらが偉大なチームかということやそのスタイルの違いについて論争する。

世界規模の壮大な「きのこたけのこ論争」や「ゲームハード論争」にも近く、人間というのはこういった争いを刺激として求めている生き物でもある。

小柳ルミ子自身もかつて天地真理とライバル争いをしたあの時代に何か自分を重ねている部分があるのかもしれない。

 

ちなみに芸能界でいえばジャニーズでもスペインサッカー好きは多い。

サッカー好きが多いジャニーズの中でも更にリーガ・エスパニョーラは人気で、実際薮宏太に至ってはWOWOWクラシコ特番にも出演するレベルである。

薮宏太→レアル・マドリード

中島健人レアル・マドリード

松本潤バルセロナ

松田元太→バルセロナ

 

小柳ルミ子だけでなくジャニーズまでをも魅了する、それがリーガエスパニョーラでありそのエキゾチックな雰囲気やハイレベルな競争は世界中のサッカーファンを虜にする。

小柳ルミ子の例のブログ記事でも最後スペインサッカーのレベルの高さを賞賛して締めていたが、結局なんだかんだでこの2チームがライバル争いを続けていることは良い競争にもなりエキサイティングなエンターテイメントを発信している。

 

メッシもロナウドがいなければ成長できなかったと語り、ロナウドもまたメッシとのライバル争いが自分を高みに導いたと語っている。

そしてクラブレベルでもレアル・マドリードFCバルセロナは高め合ってきた。

ジャニーズ的に言えばレアル・マドリードバルセロナシンメであり、Sexy Zoneの「GAME」という曲の世界観に近い。

中島健人菊池風磨が高め合うように「俺とオマエこれでライバル 明日も明後日もライバル」な関係であり「こんな熱いGame二度と出会えないよ」というのはエル・クラシコの事なのかもしれない。こういったバチバチした関係がお互いを高みに高める、その中で人々は「どっち派」について語ることで盛り上がる。

バルセロナレアル・マドリードリオネル・メッシクリスティアーノ・ロナウド、皆さんはどちら派はだろうか。

そして願わくばどちらにも興味なかった人が「どちらかと言えばこっちの方が好きかな」という好みを見つけてくれたら嬉しいなと思う。