elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

少女時代の「Into the new world」という神曲

今も韓国のガールズグループにカバー曲として歌い継がれているのが「また巡り合った世界」や「In to the new world」の名で知られるタシマンナンセゲだ。

韓国のソウルにある百貨店「新世界」もローマ字でSHINSEGAEと書かれており、この曲と合わせて自分は「セゲ」が世界を意味する韓国語だと覚えた。

 

この少女時代のIn to the new worldは曲としても本当にいいメロディと歌詞で、未だにSNSDの中で一番好きな曲だ。

2007年にリリースされた曲なのでもう10年の時を超えたK-POP屈指の名曲として愛されている。むしろこの曲を聴いて育った世代が今の新しいガールズグループになっているほどであり、その影響力は大きい。

 

日本でこの曲の知名度が韓国に比べて低いのは、最近のダンスミュージックとしてのK-POPに比べて外国人にわかりにくいからかもしれない。

例えば「Gee」のような同じ言葉を繰り返すタイプの曲はリズムが良く、韓国語がわからなくてもすぐに真似ができる上に日本語でもリリースされている。

 

一方このタシマンナンセゲは歌詞がほぼ韓国語であり、外国人には魅力が伝わりにくい。例えば日本語だけの歌詞だと日本語がわからない人には難しい事と似ている。

ただこういった純粋なその国の言葉で歌われる曲が自分は好きで、韓国語の音感は面白いと思いながら聞いている。

「シッソソゲソ マヌピリョオプソ」

「サラヘノイヌ キミデロ クリョハ トンヘマ イワク」

「イセサンスゲソ ハンボッテェヌン すぐにチェあにょん」

「スマヌアイスヲナギスゲ キミハンビッチチョージャガー」

 

いろいろ聞こえ方はある物の、ちょくちょく日本語に空耳として置き換えられる歌詞があり「キダリ島」「アイスをなげすて」と良くわからない言葉に変換できる。

 

そうして意味も分からず聞いているのだが、なんども聴きたくなるほどメロディが良く謎の感動感を覚える。むしろしっかりした歌詞を知って「本当はこんなこと歌っていたのか」と驚いた程だ。

「キダリ島」の意味は今でもわからないがとにかく自分は空耳で覚えている。

一昔前は韓国の曲を空耳で面白フラッシュにすることは多かったがが最近は無いので少し寂しい。例えばイ・アユミのキューティーハニーは一昔前ネットでかなり話題になった。

 

少女時代のデビュー曲『少女時代』にしても「オリダゴ ノリジマラヨ」などサビを韓国語で歌う曲は後々海外デビューを視野に入れ始めると徐々に少なくなっていく。

日本でガールズグループの韓流が知名度を得ていく以前の、韓国らしい雰囲気が残っている曲がIn to the new worldの魅力にもなっているかもしれない。

個人的には日本語で歌うよりも原曲の方が好きなタイプなので、今もタシマンナンセゲが一番好きな曲になっている。

 

またこの曲が良いのはとにかく振り付けが良い事、そして少女時代自身のスキルが非常に高いと言うところにある。

この曲のあの振り付けはとにかくスタイリッシュで、途中に入るヒョヨンのダンスパートもかなりかっこいい。可愛いだけではなくむしろかっこいいのがこの曲の魅力でもある。そしてユリがヒョヨンのダンスにコラボして来ると、これは個人的に一番好きな組み合わせだ。

 

改めてこの曲を見て思うのが、少女時代の個人個人のスキルレベルの高さにある。

この振り付けは本当に難しく9人とも身体能力が非常に高く、練習を数多く積んでいる。そして平均身長も非常に高く、韓国の他のガールズグループと比べても抜きん出ている。

よくこのIn to the new worldを韓国のアイドルが音楽番組の企画なのでカバーしていても、どうしても本家少女時代の華麗さには及ばない。

今のTWICEなどを見てもだんだん韓国のガールズユニットでも重視される傾向が変わりつつあり、少女時代の9人が揃ったのは奇跡のような時間だったと語られる日が来るかもしれない。

あれほどスキルや身体能力が高く、スタイルの良い9人が揃う事は今後もしかしたら訪れないのではないかと、全盛期の少女時代を見ていて感じる。

そう言ったことに思いを馳せながら「また巡り合った世界」を聞くと、またとてもいい曲に思えてくる。少女時代にまた巡り合う日が訪れることを願わずにはいられない。

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