悲報:やっぱネイマール移籍しそう
この数週間ずっとネイマールの話題ばかりがサッカー界では取りざたされているが、移籍しそうになったり残りそうになったりと今もはっきりしない。
バルセロナの同僚ピケが「ネイマールは残る」とインスタグラムに上げて安心かと思いきや、それがただのピケの願望でしかなかったりネイマールが練習場で乱闘騒動を起こしてそれが移籍しやすい状況作りをしているのではないかと噂されたり、とにかく日に日に騒動は大きくなっている。
そんなネイマールの移籍騒動に右往左往している一人が自分でもある。
1:「ネイマールは正直必要ないから移籍してもいいよ」
2:「PSMユヴェントス戦見たけどやっぱすげぇな、コウチーニョも来るしやっぱ残ってくれ!南米のスター4人が連動するのは楽しみだぜ!」
3:「なんだよ結局移籍かよ、アディオス」
ネイマールに手のひらクルックルなのはもはや自分の中では恒例行事であり、移籍当初から常に評価をコロコロと変えてきている。
これで残留を決めて活躍すれば熱い手のひら返しをするが、現状は「もう出ていくならさっさとどっか行ってくれ」と思い始めている。
更にここ数日の出来事はもはやバルサ退団は不可避な状況に陥っており99%移籍とみて問題ないだろう。
マドリディスタ「悲報じゃなくて朗報だな」
レアル・マドリードがムンバッペを230億で獲得しようとしているときにバルセロナは遅々として補強が進まないどころか次のエースさえ退団しようとしている。
よく言われることだがブラジル人選手は南米の中でも特にお金で移籍する傾向があり、Jリーグでもそのような光景は多いため日本人にとっては身近な事でもある。
逆に言えばお金を優先するから世界中どのリーグでもプレーするともいえるため、サッカー新興国にとってはありがたい選手でもある。ブラジルの主要な輸出産目がサッカー選手でもある。
例えばメッシやロナウドのような超ワールドクラスの選手がパリ・サンジェルマンに移籍することは無いがお金さえ積めばネイマールは来てくれるのである。
パリ側からすればクラブのヒエラルキーを度外視してでも移籍を選ぶネイマールがありがたい存在に思えるだろう。
実際Jリーグもそんなブラジル人選手たちによって支えられており、日本人としては彼らの姿勢を批判することはできない。
また本当の貧困を生活したものでなければお金のありがたみはわからない。
ネイマールは幼少期に電気が止められロウソクで過ごすようなような生活をしており、富に対する執着が先進国基準では考えられない領域にある。
ピケが「タイトルを選ぶかお金を選ぶか」と言ったところで、ピケ自信もスペインでは比較的裕福なカタルーニャ地方出身者でありネイマールの体験を理解することができない。
Jリーグに数多くブラジル人に来てもらっている上に、世界的に見て貧しい生活を経験したことが無い大多数の日本人がネイマールを批判することはできないだろう。
非常に残念だが、それもまた彼の選択だ。
これから全盛期を迎える選手が既にお金で移籍を選ぶというのは、彼らにとってはサッカー以上のものがあるということの証左でもある。
更にPSGは力をつけているチームでもあり、実際カンプ・ノウの逆転劇が無ければ当のバルセロナが敗退していたチームでもある。その立役者であるネイマールが移籍すればむしろPSGのほうが戦力の面では上回るチームになる可能性すらあるだろう。
バルセロナ時代よりもボールが集まりPKもフリーキックも蹴り放題、既にUEFAチャンピオンズリーグもリーガ・エスパニョーラも制覇したからやり残したことは無い、特に未練も愛着も既にないのだろう。
イブラヒモビッチ以降決定的なスターが存在しないチームの新たな象徴になれる上に考えられないような大金まで得られるならば移籍しない理由は無い。
きっと今頃来シーズンに貰える金額を見て興奮を抑えきれていないはずだ。
入団したての頃のサッカー少年のような面影はもうない。
いや、もともと入団した時からすでに移籍が成立すればお金が入ってくるような契約をしておりそれが問題になったこともあった。バルセロナにも実はお金のためにやってきたのだ。メッシと最高のチームでプレーしたいからというのは真っ赤な嘘で、仮にサントスがネイマール大金を払うことができればそもそも欧州にすら行っていないだろう。
バルセロニスタ「バルサを裏切って得た大金でパリの街並みを見ながら食う飯は美味いか?」
ネイマールjr「美味いに決まってるだろ」
この状況でバルセロナのファンが望むことは2つだ。
・移籍するなら早く行く事
・次の補強を早急に決める事
とくに補強に関してはネイマールがどうでもよくなるぐらいの選手を期待したい。
「そういえばあんなブラジル人選手が一瞬いたな」と思うぐらいのスペシャルな選手が移籍してくれば"ネイマールショック"もどこかへ吹き飛ぶだろう。
中島健人、埼玉県秩父市でちょっとゆるいロケをする
今更ながらここさけ関連で中島健人が出演した「パワースポットを巡りたがっているんだ。秩父開運ツアー」を見たけども、これが凄くいい意味でゆるくて面白かった!と書きたがっているんだ。
ついに公開された実写版「心が叫びたがっているんだ。」の舞台設定が埼玉県秩父市らしく、映画もここで撮影されている。
そんな秩父で、ここさけ出演メンバーと一緒にロケをした番組が今回のパワースポットを巡りたがっているんだという一回きりの番組になる。
結構自然体な中島健人が見れて、今後こういうちょっとした小旅行的なゆるいロケもまた見たいなと思った。
しかも最後ちょっと感動的に終わって、地味ながらと言っては失礼かもしれないが個人的には凄く好きな雰囲気だった。
日本の何気ないローカルな日常風景の中でロケをするのっていいなと思ったし、またこういう一回きりの旅番組っぽい感じのロケも見てみたい。
今回一番の見どころは全国区放送ではなかったからいい意味で緊張が取れてて自然体の中島健人が見れたという事。
メジャーな表舞台では見られないゆるい雰囲気の中島健人も見られて、少し大都会の街並みから離れた場所の空気がそうさせたのかもしれない。
そして今回ここさけメンバーの3人と一緒のロケだったことで自然体な雰囲気が出せてたとも思う。
芳根京子、石井杏奈、寛一郎ら共演者との和気あいあいとした雰囲気は映画撮影の現場楽しかったんだろうなということが伝わってきた。
中島健人自身「楽しい撮影現場にしようと心掛けていた」と語っていて、E-girlsの石井杏奈の「このメンバーなら悪く言われないだろうなと思った」という言葉にもその雰囲気が現れていたように感じた。
正直最初この映画の製作が発表されたとき自分は「この人たちだれ?」と思ったけど、今は全員好きな自分がいる。
そもそも論でいえば「心が叫びたがっているんだ。」自体知らなかった。
その共演者では寛一郎のテレビ慣れしてない感じも良いし、女子2人の雰囲気も凄く良いなと思う。
「寛一郎、最近までほぼ一般人だったでしょ笑」ってぐらいの素人の雰囲気があって、天然な感じはいいし髪長いころが別人過ぎて面白い。
ロケ移動中のバスの中で手相を占うシーンがあってそこでも寛一郎とのエピソードが披露されたりSexy Zoneの松島聡が嫉妬してもおかしくないような話も結構面白かった。
寛一郎と松島聡が中島健人を取り合う展開くるー!?というぐらいに新しい"中島健人チルドレン"がジャニーズ以外からも出現して来ている。
とにかく共演者とも楽しそうで中島健人経由でこの3人好きになったし、影ながら応援していきたいなと思う。
E-girlsもamiしか知らなかったけど、これからは「石井杏奈知ってるよ」と言えるし、実は芳根京子も知らなかったレベルに自分は芸能界に疎い。
そんな自分が、こんな面白い人たちがいるんだと知れたのは「ここさけ」きっかけでもあるし原作にも興味持ち始めてる自分がいる。実写化好きじゃないという人もいるけど、自分はSexy Zone中島健人経由で過去出演作品の原作には興味を持っていて、実写化きっかけで見たいと思う事は結構多い。
更に言えば今回の埼玉県秩父市ロケで聖地巡礼面白そうだなとも思った。
中島健人経由で「ここさけ」や秩父、そして他の共演者が好きになったという自分みたいな人が他にもいればそれって地味ながら素晴らしい事なんじゃないかなとも思う。
特に行きたいのが「旧秩父橋」でこのロケでも最後にケンティが自転車で去っていくシーンはシュールだった。
「ここに拓実の自転車がある!」といってそのままガチで帰ってこなかった展開は面白かった。
スケジュールに飽きが無い時こんな感じで途中離脱するんだなぁ、っていうテレビの裏側を見せる緩い感じも良かったし、芳根京子が途中の神社から出演したのも今思えばスケジュールの関係だったんだなと思う。
そんな旧秩父橋といえば、ここさけが発表されたときにネット上で出回った最初のロケ画像もここだったのが懐かしいし「40日間苦楽を共にした仲間」と言われててあれもう40日前の事かと思うと時が経つのは早い。
あとは映画内のお祭りのシーンで撮影を行った神社に来た時、4人が「うわぁ懐かしい」って言ったシーンも別に自分がその撮影に参加したわけでもなければまだ映画も見てないのにぐっと来たものがあった。
とにかく秩父の雰囲気がいいなと思ったし、中島健人自身もいつか10年後ぐらいに懐かしんでプライベートで訪れることもあるんじゃないかなと思う。
あとこのロケで面白かったのが移動中のバス内での手相占いのシーンで中島健人の性格が見事手相に現れていたという事。その結果つけられたあだ名が以前どこかで見たようなものだったのは、これからシリーズ化していく可能性も秘めている。
普段の言動がいろいろヤバスティックパイナポーなせいですよ、これは完全に笑
特に中島健人の誕生日が海外ではゾウの日だったというときのラジオは、めちゃくちゃ爆笑して個人的な神回。
そんなかんやでいろいろあったこの番組は物凄く評判になるというわけではないけど、落ち着いた良い雰囲気でこういうちょっとしたロケをもっと今後見られたらいいなと感じた。
「俺こんなロケしたなぁ」って本人もいつか懐かしくなると思うし、「こんな番組あったなぁ」と知る人ぞ知る番組として語り継がれていってほしいなと思う。
そして最後途中離脱したと思いきや、「あの人からメッセージ」と再登場したシーンは爽やかだった。
番組全体として思ったのがやっぱりジャニーズはこういうゆるいロケすると結構素の魅力でるなぁということ。たまには息抜き的な感じでこういう番組への出演があってもいいし、ファンとしてもそういう番組をのんびり見るというのは楽しかったりする。
意外とこういうそれほど多くの人が知らないような企画への出演で本人の隠れた魅力が出てると言う事は多い。
またこんな番組が見たいなと思った。
バルサはコウチーニョを獲得して何がしたいのか?
ブラジル代表コウチーニョのバルセロナ移籍の可能性が大きく取りざたされている。ネイマール移籍報道に加えて、次はコウチーニョ移籍騒動がバルセロナ界隈のトピックとなっている。
どうやら100億を上回る移籍金を投じで本気で獲得を目指しているらしく、移籍が成立する可能性は非常に高いとされている。
リヴァプール側は今やチームの象徴となりつつあるコウチーニョを留めたい意向だが、本人の意思とバルサ側の本気度によっては認めざるを得ない状況になるかもしれない。
この移籍には主に背景として2つの事情が存在する。
・マルコ・ヴェラッティの獲得難航
・ネイマールが退団する可能性
まずイタリア代表マルコ・ヴェラッティに関してはPSG側が非常に強硬な態度を取っており、本人の意思に反してこの移籍は難局に突入している。
正直は話で言えばバルセロナもバルセロニスタもやや諦めムードにもなっており、次なるターゲットを探しているのが現状だ。
次に最近非常に話題となっているネイマールjr退団の可能性であり、今回は無事残留の方向に向かっているが1,2年後同じような状況を維持できるとは限らない。バルセロナにおける不穏分子になる可能性も否定できないネイマールに今後クラブの命運を託し続ける事はリスキーな事である。
そのため多くのポジションでプレーできる上にネイマールの代役も務められるコウチーニョに白羽の矢が立ったというのが大きな流れになる。
更にネイマールとプレー面でも人間性の部分でも相性も良く、ダニエウ・アウベスが去った後のブラジル人仲間という役割も果たすことができる。
まずこの補強に関して自分は素直に良い補強だと感じた。
ネイマールと相性が良い事はブラジル代表においても証明されており、双方フットサル経験者でもあるため芝の上でフットサルのようなプレーをする姿が見られるかもしれない。まるでフットサルを見ているようなシーンが今後バルセロナでも見られるのではないか。
コウチーニョのプレーを見れば明らかにフットサル経験者だということがわかるほどに、そのプレースタイルには特徴がある。
バルセロニスタの間で人気の補強候補としてデンマーク代表エリクセンが上げられていたが、リーガ・エスパニョーラで通用するようなテクニックという意味ではコウチーニョに分がある。エリクセンはバルセロナの伝説的選手でもあるミカエル・ラウドルップを彷彿とさせ熱望する声も多かったが、バルサやスペインサッカーに合うという意味ではコウチーニョの方が適正があるかもしれない。
コウチーニョまでチームに加われば前線が南米人選手ばかりになるが、バルセロニスタは創造的でテクニカルな選手を求めるためプレーが披露されれば誰もが歓迎するだろう。また最前線MSN南米トリオと相性が良いのはむしろそのポテンシャルを最大限に引き出す可能性も秘めている。
MSNから「南米ファンタスティック4」に進化すればレアル・マドリードから覇権を取り戻すことができるかもしれない。
またリヴァプールからの移籍といえばそのMSNのルイス・スアレスは非常に大きな活躍をし、期待以上の選手に成長した。
ルイス・スアレス移籍当初にバルセロナファンが言っていたこととして面白い物があり「アーセナルは大したことのない選手ばかり送りつけてきて文句ばかり言うがリバプールはそんなことをしない」というのが印象に残っている。
かつて三兄弟と呼ばれた縁もあり、バルセロナとリヴァプールは友好関係を築けている。
仮にコウチーニョがアーセナルの選手ならば不安しかないが、リヴァプールというのは好印象でもある。
バルセロナは今回移籍金を少し下げようとしているが、今後リヴァプールとの良い関係を維持するためにも要求通り満額違約金を支払ったほうが良いのではないだろうか。
バルセロニスタはアーセナルとリヴァプールならば圧倒的に後者の方が好きな人が多い。おそらくアーセナルサポーター側もバルセロナの事を好きではないはずだ。
シャビ「アーセナルはアンチフットボール」
ベンゲル「シャビは敬意を欠いている」
普段バルセロナの真似ばかりしているが、直接対決の時はアンチフットボールに徹するのだから哲学や美学のカケラもないのが彼らである。
そんな万年4位のクラブとは違いリヴァプールは優雅であり品格がある。仮にリヴァプールからの移籍が実現するならばコウチーニョはスアレスのように活躍できるかもしれない。
しかしここまでポジティブな予測ばかりしてきたが、唯一不安なのが本当にコウチーニョとMSNは共存することができるだろうかという事だ。
仮にメッシ、スアレス、ネイマールと共にコウチーニョを起用するのであれば4-3-3のインサイドハーフに配置されるのだろうか。それができるのかという不安もあり「イニエスタのような役割ができるはずだ」という考え方をカンテラ出身選手以外に期待することは難しい。
似たような例で言えばアルダ・トゥランのケースを想定する必要があるかもしれない。
自分はかつてアルダ・トゥランの移籍が決まったときに非常に大きな期待を寄せていたが、現実にはそれほど大きな活躍はできず毎年退団の可能性が取りざたされている。
バルセロナのインサイドハーフは非常に特殊でそう簡単に適応できるポジションではない。現にトゥランはインサイドハーフとしては適応できず、主力選手になることはできていない。バルセロナでトゥランが最も向いているポジションは前線のフォワードだが、ここにはもちろん有力な選手がいるためどの場所でも定位置を確立することができなかった。
もしかしたら今や中盤の能力を覚醒させて円熟期に差し掛かりつつあるメッシが中央からこの南米3人を操るプランもあるかもしれない。
いずれにせよポジションという概念にとらわれず南米4人が自由自在にプレーすることは想像に難くない。
仮に移籍が成立した場合バルベルデ新監督は、この豪華な南米4選手をどう起用するのかは興味深い。レアル・マドリードでジダンが行ったようなスター選手のローテーション路線を選ぶのか、それともアンチェロッティのように起用できる有力選手は全員共存させるという路線で行くのかは見どころとなる。
バルセロナならば浪漫重視で南米選手4人の同時起用に取り組んで見てほしくはあるが、移籍すら確定していない状況ではまだ時期尚早の予想ではある。
アンチェロッティ時代のディ・マリアのような起用法はヒントになる可能性があり、FIFAのようなゲームの中でしかできないというわけではないはずだ。
またMSNもシーズン通して常に万全ではないため、いざという時は最前線に加われるコウチーニョの存在は心強く、レアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘンのようなメガクラブと対等に渡り合うには同様の充実した戦力が必要になる。
ネイマールの残留の可能性が高くなり、コウチーニョまで移籍するかもしれないという展開は数日前とは大きく状況が違う。
期待をして夢を見るというのはシーズン前の特権でもある。
"南米ファンタスティック4"を要した新生バルセロナが再びサッカー界を席巻することを期待したい。
今の日本で一番人気のサッカー選手は誰なのか
今の日本サッカー界には絶対的なスター選手が存在しない。
例えばアルゼンチンならリオネル・メッシ、ポルトガルならクリスティアーノ・ロナウド、ブラジルならネイマール、少し前のイングランドならベッカムでフランスならジダンというようなわかりやすい国民的英雄が存在しない。
その国の代名詞となるような選手が今のサッカー日本代表には不在なため、誰か一人という具体的な人物を上げることは難しい。
そう考えたときもしかしたら日本で一番人気なのは海外サッカー選手の可能性もあるだろう。香川真司や本田圭佑が日本においてメッシやネイマール、ロナウドよりも人気だと断言する自信は無い。
また日本人からの人気と考えたとき男女問わず全ての世代で考えた場合、引退した選手やルックスの人気なども考慮しなければならない。
更に来年の2018ロシアワールドカップの成績や大会の展開次第ではその知名度や人気は大きく変わるだろう。たとえば南アフリカ大会直後ならば本田圭佑が問答無用の1位であり、ブラジル大会直後ならばハメス・ロドリゲスはサッカー選手人気トップ10に入る人気はあったかもしれない。
また現在の日本ということを考えた場合、そもそも今はサッカー選手の一般人気という物が存在しない。イニエスタやイブラヒモビッチ並のスター選手でも日本においては知名度が低く、現在は代表の成績もJリーグの盛り上がりも下火であり、個人の活躍においても突出した選手がいない。
現代の日本においてサッカーは好きな人だけが楽しんでいるスポーツになりかけている。
世間の流行とは関係なく常にサッカーを見ている層というのは実は少数派だと言える。
世間で騒がれるような活躍をしている選手はおらず、日本人サッカー選手は活躍していないという目線で見られていることは否めない。
「特に好きなサッカー選手はいない」というのが今のリアルな本音だろう。
やはりブラジルワールドカップとその翌年にあったアジアカップの連敗は日本のサッカー人気に大きく翳りを落としている。
更にJリーグがあまりメディアで取り上げてもらえない事も要因として重なり、海外サッカーも視聴できる人は限られている。また日本人は「世界で活躍する日本人スポーツ選手」か国内で盛り上がる競技の選手を好むため、外国人選手にそこまで興味がない。
つまり「今の日本で一番人気があるサッカー選手」というのは圧倒的な人気選手がいない選択肢の中から強いて選ぶという状態に近い。
ブラジルワールドカップ前ならば本田圭佑や香川真司は高い人気があり、なでしこ人気が高かったころは引退前の澤穂希も女性票を集めていた。結婚前の内田篤人もカレンダーの売り上げがアイドルを含めても1位になっていた年があったが、今はこの選手が一番だと自信を持って言える選手はいない。
競技面以外のスター性や人気を持つ選手も存在せず、肝心の競技面でも圧倒的な活躍をしている選手がいない、そして代表も低迷しているためサッカーファン以外の人も認める明確な人気選手が存在しないことは当然と言える。
日本のスポーツ人気が細分化している時代に、更にサッカー選手の中でも人気が細分化している。
好きな人だけが応援していてそれぞれのファンが自分の応援してる選手は凄いと主張し合ってるが、世界基準で見た場合どんぐりの背比べでしかないのが現状だ。
無理にスターシステムで人気選手を作る必要はなく、スターは現れるものでもある。これも現実だと受け入れるしかない。
代表も個人選手も目に見える圧倒的な活躍をしていない以上、世間からの扱いが大きくないのは必然なのだろう。
むしろ現在の人気において言えば代表の選手ではなく三浦知良が全世代の人気を考えたときサッカー選手の中では1番だろう。
そして実際にそのようなデータもある。
三浦知良は同世代や更に上の世代にとって今も現役を貫いていることへの好感が高い上に、下の世代からも「カズさんはかっこいい」という人気があることは確かだ。
日本代表にいた頃を知らない世代からも人気があるサッカー選手は三浦知良だけといっても過言ではないだろう。基本的に日本人サッカー選手は代表を引退した場合世間からフェードアウトし名物解説者や芸能タレントになるしか道がないが、三浦知良はその例外だと言える。
キングカズは今も数多くのCMに出ており、最近では有名ユーチューバーとして知られるヒカキンの動画にも登場しているほどに知名度が高い。
現役でプレーしていることは同世代にとっても刺激になり、更に渋さが出始めたことでむしろかっこよくなっているのが人気の理由かもしれない。
これを結論とするならば「日本人の男女全ての世代における総合的な人気」ではキングカズこと三浦知良がサッカー選手人気1位だと判断するのが正解だと言える。
ただ小学生男子世代でスポーツに比較的興味がある層を対象とした場合メッシ、ネイマール、香川真司、本田圭佑あたりは強いだろう。
特に小学生男子のネイマール人気は特筆すべきものがあり、彼らの世代が惹きつけられる特別な魅力があるのかもしれない。
また本田圭佑も派手なルックスや言動から人気が高く、新成人が尊敬するスポーツ選手でトップ10に入ったというデータも存在する。
若い男性はネイマールと本田圭佑が好きな傾向があることは間違いない。
逆に若い女性に関しては正直なところ「人気選手不在」というのが実情だろう。
サッカー自体は男性がやっていたらかっこいいスポーツとして人気がある一方で、具体的な選手名で誰が人気かと言えば答えられる人はそう多くない。
少し前なら内田篤人は間違いなくトップだったが、怪我でしばらくの間現役から遠ざかっていたことと既婚者になったことが人気低下の要因になっている。
内田は南アフリカワールドカップ前のサッカー暗黒期ですら人気が高かった程根強い人気があり、シャルケ観戦ツアーへの応募者はほとんどが女性だった。
しかし怪我で代表から遠ざかり、更に結婚したことで急速に人気が低下していったことは否めない。もちろんこれはカレンダーランキング1位を獲っていた頃の全盛期と比較した場合であり、現在も高い人気があることは間違いない。
男性からすれば猶本光並のルックスに見えているのが、女性から見た場合の内田篤人だと考えればその人気にも納得がいく。
その一方で クリスティアーノ・ロナウドは実は日本女性のタイプではあまりないらしく、現役時代のデビット・ベッカムのような人気は無い。ロイスやダビド・シルバは人気になる可能性はあるが、そもそもこの2人を知っている時点でコアなサッカーファンの女性であり一般人気とは言い難い。
来年のワールドカップでイケメン特集が組まれれば女性人気の高い選手が現れるかもしれない。
また内田の後継者として柴崎岳は人気になる可能性があるが、言動が派手ではない事とそもそも代表に呼ばれていないことが知名度の低さの原因になっている。
大津祐樹、宮市亮、武藤嘉紀は一瞬人気があり代表に呼ばれたときは女性からの歓声も多く、セレッソ大阪は「セレ女」がいたときは山口蛍、扇原貴宏、柿谷曜一朗の三人組にも人気が集まっていた。
しかし大津はフェードアウトし、武藤はいいとこのお嬢様と結婚したため一瞬で人気が消え去った。宮市亮はプレー機会が少なく、武藤と同じく既婚者でもある。
これがまさに最大の問題で昨今の晩婚化とは対極であるかのようにサッカー選手はすぐに結婚する傾向にある。
ジャニーズの嵐の年齢でも結婚できないのにHey! Say! JUMPの年齢で結婚してるのがサッカー選手であることを考えればこの現象は不思議なことではない。
それが具体的な女性人気が高い選手が存在しない理由の一つなのかもしれない。
実はこれは男性も同じでバレーも木村沙織が結婚すれば人気が低下していくことを考えれば、異性のスポーツ選手は競技面以外に人気が左右されるのは当然なことでもある。
既婚女性からは長谷部誠が人気だったり、長友佑都も一時は謎人気が合ったりしたが後者はアモーレ以降不思議な方向に向かおうとしている。
サッカー選手の女性人気という意味ではなでしこジャパンが支持を集めていた時代があり、特に澤穂希は同性から尊敬される選手でもあり好感度も高かったが現在は引退している。その後なでしこジャパンは停滞しテレビ放映も少なくなり、現在ではこちらもスター選手不在となっている。
なでしこキャプテン! 夢は見るものではなく、かなえるもの (集英社みらい文庫)
今後仮に女性人気が沸騰するサッカー選手を上げるならば柴崎岳、南野拓実、小川航基らはイケメン選手として、そして中島翔哉は香川真司のような人気が出る可能性はある。
更に将来的には久保建英と中井卓大がフル代表に入るレベルの選手に成長すれば大きな人気を誇ることになるかもしれない。
この2人が代表で共闘する日がやってくれば状況は一変するだろう。
仮に久保建英がバルセロナに復帰し中井卓大がレアル・マドリードの主力として活躍すればサッカー人気が青天井になってもおかしくは無く、日本だけでなくアジア全体のスターとなる可能性さえ秘めている。
更に宮本恒靖が代表監督に就任しワールドカップで勝ち進めば視聴率が歴代の記録を超えてもおかしくはないだろう。
一見するとこういった女性人気や顔人気というのは競技面以外の話題に見えるかもしれないが、世の中のブームや流行は人口の半分を占める女性が作り出すためこういった要素は決して軽視してはいけない。
その世間の風潮によってまた新しい子供たちがサッカーを始めるかもしれないし、母親世代になった場合サッカーを選んでくれる可能性が高くなる。
更にもう一つ重要な要素があり高齢者層からの人気も実はこれから少子高齢化を迎える日本において軽視できない。
日本人のスポーツ選手人気ランキングを見たときに、全ての世代を対象にした時どうしてもサッカー選手は不利になる。
昔は日本でサッカーがマイナーだったことに加え高齢者が好む「さわやかで真面目な日本の若者」という理想に合う選手がサッカー界にはそれほど多く無いことも理由だ。
人口ピラミッドを考えた場合どうしても高齢者層というのはこれからもっとも影響力を持つ世代であり、彼らからの視聴率がメディアに取り上げられるかどうかを左右する現実は存在する。
日本の未来を託せると高齢者が感じるような爽やかな若者や頑張っている感のある若者というのが必要であり、森本貴幸のような坊主の選手が一人いても良いのかもしれない。岡崎慎司が潔くスキンヘッドにすれば一気に好感度も上がるだろう。
わりと真剣な話で高齢者は坊主の若者をものすごく好意的に見る傾向があり、甲子園に出場する坊主の野球部が未だに根強い人気があるのはそういった考え方が背景にあることが理由でもある。
甲子園が夏の風物詩として4年に1度しかないオリンピック期間中にもかかわらず毎年優遇されて放送されるのは、高齢者層の視聴率が非常に高いからでもありメディアに取り上げられることを考えたら彼らの存在は絶対に無視できない。
おじいちゃんの方は若いころ自分が坊主強制だったことがあり、おばあちゃんの方は自分の青春の頃に好きだった人が必然的に坊主だったためその頃を「最近の若者」に重ねている部分がある。
日本の高齢者は3500万人であり日本の人口の3分の1近く、更に日本の平均年齢は現在45歳を上回っている。
カナダの人口に匹敵する数の高齢者層がおり、もはや一国の規模の領域にある。
このような状況で高齢者層を軽視することはできないのは当然であり、視聴率や放送枠、市場経済を今最も左右するのが彼らでもある。
一人坊主の選手が日本代表にいるだけでこの3500万の内何割かの人がサッカーを見てくれるかもしれないと考えれば髪型は重要な要素だともいえる。
更にサッカーというスポーツは特定の世代のものだけではなく、世界の強豪国では子供からお年寄りまで話題にしている。ブラジルではペレが度々発言し、それが世界のニュースにもなるが日本にはこういった文化がまだ存在しない。
日本は世代間で文化や価値観が完全に断絶しており、サッカー強豪国のように子供とお年寄りでもサッカーの話題なら話が合うというようなことが無いのは少し寂しい事でもある。
そのためにも幅広い世代の人にも活躍が伝わる選手が現れることが望ましい。
そして時として競技面以外の好感度や話題性を持つ選手が必要になることもある。
もちろん偉大な選手ではあるが三浦知良が最も人気な選手、もしくは海外選手のほうが人気な可能性もあるという現状はやや日本サッカー界として停滞感がある。少し前まで人気だった選手も今は勢いが落ちてきている。
他のスポーツのようにもっと話題にされる選手やサッカーファン以外の人からも支持を集める選手が現れてほしいとも思うし、その時は新しい時代が到来するかもしれない。
来年のFIFAワールドカップでこの現状を打破する新しい選手が登場することを期待したい。
VS嵐に「ここさけチーム」で中島健人が出演
セクシー旋風がまた吹き荒れた.。
そんな印象を抱いた中島健人のVS嵐出演だった。
Sexy Zoneの中島健人と言えば実はグループとして過去にVS嵐に出演している。ちょうどジャニーズの派閥問題が新しい方向に向かい始めていた頃だったと思う。
それからしばらくの時を経て、今度は「ここさけチーム」として出演することになる。
映画「心が叫びたがっているんだ」の略称としての"ここさけ"主演者として、今回チームを率いる形でVS嵐に出演した。
まず今回の出演で面白かったのがテロップで「迷言連発で嵐も唖然」と書かれていたこと。もうケンティのネタキャラ化進行しすぎでしょ笑
ここさけTシャツも相まっていろいろシュールな光景が見れた。
中島健人といえばいい意味で意味不明な発言を連発する"面白ナルシスト"でもある。発言センスやお言葉の面白さはまさに最上級であり、もはやカルタや名言集でも発売したほうがいいのではないかという領域にある。
中島健人名言付き日めくりカレンダーが発売されたら迷わず毎年買うだろうね、という程にその言葉の面白さに自分は心酔している。松岡修造カレンダー並にヒットしてもおかしくはない笑
Sexy Zone中島健人という人間の真の面白さはその言葉選びや言語センスにある。
何を言うかわからない面白さは見ていてワクワクさせられる。
相葉雅紀が「いちいちセクシーな奴には負けてられない」とイジり、櫻井翔が「さよならセクシーしたいよね」とその代名詞を使う。
前回のVS嵐出演でもSexyの渦を巻き起こし、もう何でもセクシーとつける流れになっていた。
「中島健人=いつもセクシーと言っている人」この認識で間違いない。
ジャニーさんの気まぐれで意味不明なグループ名をつけられたにもかかわらず、最大限にその魅力を引き出しているのが中島健人でもある。
セクシーゾーンというグループ名には賛否両論あるけども、殊この男、中島健人にとってはいわばこの言葉との邂逅は運命(さだめ)だったのかもしれない。
面白かったのが「セクシーサンキュー」という言葉の発祥が2013年だったというシーン
相葉雅紀「Sexyセンキューはいつ生まれたの?」
中島健人「2013年ですね」
櫻井翔「ちゃんと誕生の日があるんだ!」
更に中島健人イジりはこの後も続く。
実はこの前に「嵐のワクワク学校」という恒例の舞台で共演しており、ラジオでも「嵐さんと共演していろいろなことを学ばせてもらった」とSexy Zoneのメンバーは語っている。
嵐というグループは後輩グループにも親密で「緊張しないでいいから」とフレンドリーに接してくれて、凄く気遣いができる先輩として多くのメンバーが話している。
そんな嵐とSexy Zoneの関係性が実は裏にはあり、特に櫻井翔は昔から気にかけてくれている。何気ないシーンでもSexy Zoneのデビュー曲の振り付けを披露してくれて、中島健人がありがとうございますと手を合わせるシーンが後半に合ったことは密かな見どころだった。
また二宮和也はメールでのエピソードとして「凄く礼節を凄くわきまえている人だけど、メールの最後に突然セクシーサンキュー!とあって面白かった」と教えてくれたり、大野智が「礼儀正しすぎてなかなか大ちゃんと呼んでくれない」というワクワク学校関連の話も凄く面白かった。
前の出演の時と距離感が違っていたのはワクワク学校の共演があったからかもしれない。
そんな"後輩イジり"で面白かったのが松本潤の「アイツ折れねぇな」発言で、「鋼のメンタル」と紹介されていたシーンも地味ながら個人的には結構壺だった。
松潤と言えば今回ここさけ共演者の寛一郎とのエピソードで「俺10歳ぐらいのころから知ってて、小学校に送ったこともあるんだよ」という話が面白かった。
しかもその時サングラスをかけていて小学生から「あの人誰?」と思われていたらしい。この頃のMJといえばトガっていて、さすがあだ名が「キング」だった時期でもある。
ちなみにキングはこの日キッキングスナイパーで大活躍し嵐チームの需要な得点源にもなっていて、「やっぱキングかっけぇな」と松潤を見て思った。
そんなここさけ共演者の寛一郎は撮影中もケンティといちゃついており、あらぬ疑惑を芳根京子や石井杏奈からかけられているらしい笑
そしてこの競技で中島健人は全く活躍できず、前回出演時のVTRも出されて「サッカー部出身ですけどキーパーなんで・・・」と情けなく言い訳しつつも「キーパーもボールを蹴るだろ!」「なんだよあの優雅なあっさり蹴り笑」と突っ込まれていた。
どうやらケンティはこの競技が苦手なのかもしれない、むしろ後半のボーリングの方がよほど得意だった。現代サッカーにおいてキーパーは足元の技術も求められてるから、足でのボール扱いが苦手なことは言い訳にはならないぜ!笑
中島健人「俺の時代はノイアーではなくカーンだったから・・・・(小声)」
更に中島健人イジりで面白かったのが今回ビジュアル系バンドのhaderuという設定で出演していたロンブー淳で、実は違う局のテレビ番組でも度々共演していて縁がある。
「でたな、セクシーすべり!俺よく見てるんだよ」とロンブー淳にも中島健人の""迷言"を熟知しているのはうれしかった。もはやセクシーすべり扱いされるほど共演者には彼の意味不明な言語センスが定着している。ファンとしてはむしろ見ていて歓迎で、中島健人が独特の言葉を駆使して、それが面白い展開になることが見ていて楽しい。
そんな中島健人だけども実は「スベるかも」と不安に思っているようだ。
むしろそれを言うならば「中島健人というキャラクターはスベッってナンボでしょ」という思いもある。スベることまで含めて様式美であり、サッカーの一流フォワードでも試合中に何回も外す。
ドスベリ王子と言われてもいいから面白いことを果敢に言おうとしてほしいし、わけのわからないことを言っている中島健人という姿が魅力もなっている。
セクシーすべりアイドル、それが我らが中島師匠である。
そんなことを言えば自分も様々な局面でスベッてますよ。
本人が意味不明なことをいってスベるのであれば、ファンも堂々とわけのわからないことを言ってスベればいい。いや、むしろ弟子は師匠学んでスベるべき。
中島健人から学んだことは「スベることを恐れない」という精神かもしれない。守りに入って空気を読むと面白くない。
意味不明な奴だと思われることを怖がってはいけないし、世の中"わけのわからない奴"ほど面白い。その象徴が中島健人だとも言えるしその不可思議なキャラクターを求めている人は多い。
そんな今回のVS嵐出演で、最もかっこいいと思ったシーンが恒例の負けているゲストチームへの"ハンデ"を拒否したことだった。
中島健人「ハンデをもらうのはセクシーじゃない」
序盤明らかに躓き大差をつけられて負けが実質的に確定していたにもかかわらず、そのハンデを受け入れず最後のボンバーストライカーというボーリング競技に最後の命運をかけた。
この時の中島健人はこの絶望の状況下で本気で勝ちに行こうとしており、もしかしたらSexy Zoneというチームとして出演して敗退していた時のことも思い起こしていたのかもしれない。
「ハンデをもらって勝ってもうれしくない」という最後のプライドを感じたところに個人的には凄く中島健人らしさを感じた。今回のVS嵐出演で最も尊敬したシーンは間違いなく自分にとってこのシーンで、映画の主演を背負ってキャプテンとして出演してボロボロの状況下で最後のプライドを捨てなかったというのは滅茶苦茶かっこよかった。
美しく勝利すること以外真の栄光にはならない、そんな信念が伝わってきた。
美学に背いてまで勝つぐらいなら負けるとわかっていても潔く最後まで戦う、それが中島健人の哲学なのかもしれない。
言ってみればただ単なるバラエティ番組のお祭り企画なのかもしれない、ただそれでも背負ってる物を軽んじず本気で勝とうと挑んでいた姿勢はかっこよかったと思う。
最後のボーリング企画の時はマジになっててかなりかっこよさに磨きがかかってた。
キッキングスナイパーの時のミスを取り返そうと挑んで本気でガッツポーズしてた姿は、FIFAワールドカップでもそう簡単に見れる物ではなかったし中島健人が憧れるオリーバー・カーンやイケル・カシージャスがPKを阻止したときの気迫にも似たものを感じた。
最後外したシーンの本気の悔しがり方もスポーツの重要な試合でなければ見れないぐらい眼光が滲んでいたように思う。
多少大袈裟かもしれないけども、中島健人が自身の主演映画を背負って嵐という偉大なチームに挑んでいたことは少なくとも自分には伝わってきた。
こんな気迫を感じたというのは久しぶりなぐらいに鋭い目をしていたし、世界最高の舞台でもあの目つきを見れることはなかなかない。
中島健人の魅力はこういう本気になったときの顔の精悍さもあると思う。
全体の展開としては本人の面白さを嵐のメンバーに引き出してもらって、試合としても序盤のイジられ展開から最後逆転のチャンスがあるんじゃないかなという面白さがあって楽しかった。
また嵐に負けてしまったけども、本人としては「ここさけ2」で出る予定らしく三度参戦の機会がやってくるかもしれない。
その時はまた嵐のメンバーとセクシーな激闘と繰り広げてほしいなと楽しみにせずにはいられない!