ポケモン対戦とサッカーの監督の関係
考えたことを支離滅裂に整理せず語っているので読みずらいだろうし
自分のたとえ話は自分が納得するためであって最初から理解させるための物じゃないので非常にわかりにくい。
例え=理解を助ける、という考えならもっとわかりやすい話を使うが、自分の場合あえて話を小難しくするために自己満足な例えを使う。
結局サッカーってどのリーグみてもビッグクラブが勝ってる。
Jリーグのようにビッグクラブ不在の0強リーグならばどこが優勝するかわからないがリーガ・エスパニョーラなんて典型的でバルサかマドリーのどっちか。
しばらく前はバレンシアなんかが優勝していた時代があったり、最近ではアトレティコ・マドリードが優勝し衝撃を与えた。
ただこのアトレティコの例はかなり例外的でポケモン対戦で同じことをしようとするのは不可能
その理由は後で説明したい
ワールドカップもチャンピオンズリーグも結局は強豪で分け合ってる。
つまりいい選手を大金をかけて揃えられるチーム、いい選手をそろえたチームが強いのである。
もうこれは特殊なケースを除いてサッカーでは普遍的な現象になっている。
そしてポケモン
結局は強いポケモン使ったほうがいい
強いポケモンをそろえたチームが強い。
強いポケモンをそろえれば絶対勝つというわけではない。
近年のマンチェスターユナイテッドを見ているとそれはわかる。
正直デイビッド・モイーズより自分の方がいい成績出せたと思う。
あのチームでCL出場権を逃すのはおかしい。
そしてこれはポケモンにも言えることで強いチームを作れば勝てるわけではない
だけど、これはそういうことじゃなくて優勝は結局強いチームじゃないとできないという事。
強いチームを使えば勝てるわけではないが、上位に行くにはやはり強いチームが必須に近い。
弱いチームで行ける人もいるけど、強いチーム使えばもっと上に行けるならそっちを選ぶのが大体の人の考え
ポケモンでいえばプレイング、サッカーでいえば指揮、采配、戦術指導
そういうので勝てるのって限度がある。
結局は強いものを使っている中級者に弱いものを使っている上級者が勝てるというレベルにしかならない。
それってもったいないことでそこまで勝てるなら強いもの使って上級者に勝てるようにした方がお得感がある。
結局弱いチーム使ってそこそこの成績出してもうわべの数字でしか判断されないわけでね。
サッカーなら中堅チームで優勝できなくてもチャンピオンズリーグ出場権獲得!のは凄いみたいになるけどポケモンの世界ってあまりそういう価値観ないしね
そもそもサッカーの世界では誰もがビッグクラブを指揮できるわけではないけど、ポケモンの世界は誰もが一流選手を指導できる。
お金かからないから誰でも強いポケモンだけは揃えられる。
レアル・ソシエダでELやCL出場圏内目指す!ってのはバルサやレアル以外の中堅チームが多いから成り立つわけでバルサやレアルばっかりのリーグだったら成り立たない。
ポケモンの世界ってみんな強いもの使うからバルサやレアルばかり
いうなればJリーグが0強ならポケモンの世界は逆に10強くらい列強がひしめいている世界。
弱いチーム使うメリットが自己満足以外ない。
だから結局似たようなチームが跋扈する。
ポケモンは結局数値と確率のやり取り
情熱やモチベーションで普段以上の力を出させるという事が難しい。
アトレティコ・マドリードが優勝したのは、レアル・マドリード、バルセロナに対抗できているのは情熱や統制、ハードワークがあったから。
労働力、団結力、やる気でエリートや金持ちを駆逐した。
だけどそれは人間を指揮しているからできること
ポケモンはゲームでありデータなのでアニメのサトシのように絆や「耐えるんだ」「交わせ!」という事ができない
ディエゴ・シメオネやサトシのようなやり方はポケモンの世界ではできない。
エリートクラブの上手い選手を貧乏クラブの選手が走りまくってファイトしまくって倒すというのが難しい。
ゲームの世界では数値が高い方がいい結果を出す。
強いポケモンは強い、弱いポケモンがやる気で勝つなんてことはできない。
ポケモンの世界ではみんな努力するし努力に限界があるし、皆天才をそろえる。
つまり努力値を完全に貯めるのは常識だし、人間とは違って努力量に制限があるし、みんな高個体値をそろえている。
モチベーション、労働力、努力で補うことができないとなればますます強いチームを使ったほうがいいとなる。
ただ本当に自分のプレイングを上げたいなら弱いチームを指揮する苦行を選ぶのもありというのが自分の考え。
現状のレートは捨てて配られたカードで戦うというのをやるのも面白い。
人生ってそれが欲しいっていってすぐにそろえられるわけではないし、常に環境や状況が自分にとって100%でもない。
たとえば将棋やチェスは駒はお互い同じもので行われる
だけど実際の戦争、そしてサッカーでは状況が完全に同じという事はない。
そんな綺麗に並べられて平等な条件でやらせてもらえる状況というのはない。
不利な状況でやらされたり、将棋の駒VSチェスの駒で戦わされることもある。
ドイツ軍の指揮官はドイツの兵器を使わなければならないし、イギリス軍の指揮官はイギリスの兵器で戦わなければならない。
チェスと将棋の駒で戦ったらどちらが有利になるかわからないが不利な方でもがんばらないといけないのがリアルな世界
現実ではなかなか気持ちよい状況、完全に環境が整えられた状況でやらせてもらえない。
サッカーでも選手が怪我していたり、移籍しちゃったりとかあるわけで欠けた状況でやることの方が多い
そっちのほうがリアルで「自分にとってベストなものをそろえたうえで戦う」というのはかなりゲーム的な考えだと思う。
そういう発想をしているとゲームでは強いけどリアルでは弱い指揮官になりかねない。
だから自分は仮にポケモンを再開することがあるならば、あまりポケモンをそろえるという事をやらずに現状あるチームでなんとかする「配られたカードで勝負する」という路線を取っていきたいと思う。
揃えてる時間で戦ったほうがいい。何かが足りないこともむしろリアル
自分にとって満足のいく条件がそろった状態じゃないとやる気出ないってのは現実じゃ通用しない考え。
自分のような意識高い系ゲーマーは「足りない状況で何とかする」という精神修行をポケモンに求める。
例えば恋愛というステージにおいて「容姿が優れている」ことは間違いなく強いカード
でもそれが欲しいからってすぐにそろえることはできないし、まず絶対揃えられない。
整形にも時間とお金がかかるし成功するとも限らないし、整形にだって限度がある。
ポケモンならガブリアスかガルーラ使うってなったらすぐに育てて使えるけど、現実者ガルーラやガブリアスをそろえることはできない。
その代りになるものをもってくるか、現状の物で工夫するしかない。
俺に三浦春馬の容姿があれば無双できるとか、佐藤勝利の顔があれば世の中を変えられるとか思っても無駄でしょ。
ポケモンの世界で勝てないのですぐ厨ポケ揃えます、っていう考えでやってるとリアルでは通用しない。
いや、ゲームだし現実で通用するためにやってるわけじゃないというのが普通の人間の考え。
ただ意識高い系ゲーマーとしては「配られたカードで勝負する」という苦行を自分に課したい。
ポケモン再開するなら、XY時代に育成したチームをちょっと変えるくらいにとどめたい。
ORASレート用に最強チームそろえるというのは、恋愛において三浦春馬や佐藤勝利の顔に整形するくらいのとんでもない行為であってそれは意識高い系ゲーマーとしては反則。
実際にできないことがゲームの世界ではできてしまう。
つまり「条件が整った気持ち良い状態で戦う」という願いがすぐに叶うのがゲームの世界
でも実際の世界じゃそんなに甘くない。
だからこそゲームの世界でも「配られたカードで勝負したい」
そしてこれはサッカーの世界でも同じ。
自分はポケモンにおいてサッカーの監督のようなことをしたい。
だれもがレアル・マドリードやバルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティのようにいい選手をそろえられない。
あの選手欲しいとかって言ってられない。
そういう弱小チーム、足りないチームでやりくりするのが有能監督。
まぁ強いチームを指揮するのが得意な人と、弱いチームを指揮するのが得意な人がいるので一概には言えない。
ペップ・グアルディオラなんて弱小チームで指揮したことがないので本当の実力は未知数
モウリーニョみたいにポルトやインテルでビッグイヤー獲得なんてことができるかは不明
逆にモイーズなんかは中堅クラブを上手く指導する能力は高いけど、状況が変化した金を使いまくれるし有能選手を指揮できるマンチェスター・ユナイテッド時代は散々だった。
相性はあると言えばある。
ブサメンでもモテてる人が、イケメンになったらもっとモテるのか?というと微妙
ノンスタイル井上がイケメンになったら今よりモテるとは単純には言えないだろうし、指原莉乃が美人になったら今より稼げるか?というのはある。
ブサメンだからモテた、ブサイクだから稼げた
そういう適応力があった。
モイーズも中堅チームだから頑張れたってのはあるかもしれない。
ペップが弱小チーム率いたら弱そうなのと同じ理屈で、顔しか取り柄のないアイドルがブスを売りにしてるアイドルの容姿になった全然売れないだろうしね。
得意、不得意がある、相性もある
ただポケモンの世界ではそうはいかない。
ポケモンで強いチームを指揮することが得意で、なおかつ強いチームをそろえられてるならそのやり方を続ければいいってわけにはいかない。
いや、ポケモンの世界における結果だけ考えるならばそのやりかたでもいい
だけどゲームをゲームとして終わらせるだけでなく他のことにも活用したいと思ってる意識高い系ゲーマーとしてはそれはナンセンス
ポケモンの世界では強いチームを簡単にそろえられるからそのやり方で通用する。
強者の戦い方ができる。
ただ実際の世界で恵まれた強いチームを指揮できできるかとか、チーム以前にまず自分自身の容姿などのスペックが高いかと言われたときにどうなるか。
実際の世界でも強いものを使えるならば、ゲームの世界でも強いものを使えばいい。
そういう恵まれた人間ならば強者の戦いができるが、誰もが強者であるとは限らない。
自分は実際大したことのない人間だから「弱いものを使わないといけない状況」に慣れておきたい。
最近すごく思う、弱いものを使わないといけない状況、心地よくない状況、楽しくない状況で結果を出さないといけないのが現実なんだなと。
だからゲームの世界で「配られたカードで勝負する」という事に慣れておきたい
本当のストライカーとかいい状況じゃなくても、良いチームじゃなくてもゴールを決める。良い時間じゃなくても、酷い試合でもとりあえずゴールしてる。
もっと簡単に言えば意識高い系としては逆境で力を発揮するような存在を目指したい。
例えば恋愛ならお金持ちになるというやり方もある。容姿を上げることには限界があるけど金なら増やすことができる。
ポケモンで零度スイクンを誰でも揃えることはできないけど普通の厨ポケなら頑張れば揃えられるのと似ている。
でも金持ちという条件をそろえるまでどれだけ時間がかかるんだって話でしょ。
サッカー選手も同じ、1年後もっとすごい選手になる、能力上がってるとか思ってもダメ。
結果出さないといけないのは今、その状況が揃うまで何も結果出さないでいることになる、能力揃ったら何とかなるというのを信じるだけの日々。
それって結局永遠にやってこない未来を信じているだけの状況
現状の能力で何とかする、それしかない。
それを続けているのが成長にもなるわけであって、能力やカードが揃えば何とかなるって言うのは甘い予想。
もちろん長期的な視野で能力を上げていくのは大事。
でも「いつかあがる」となんとなく思っていて今を戦うことを「まぁ今はトレーニング期間、いつか花が咲く」と軽く考えていては結局その未来は来ない。
自分はポケモンで厨ポケ使えばもっと強くなれるって思ってるけどそれも甘い予想だと思う。
ロベルト・バッジョ「今を戦えない者に次とか言う資格はない」
弱いチームでもなんとか抗ってやろう、工夫できることはないかと探す、そういうメンタリティがないと結局は戦えないタイプになる。
気持ちよくない状況、欲しいものが揃ってない状況でもなんとかファイトする、足りない状況でもとにかく実戦を経験する
そっちのほうが大事。
条件をそろえることに一生懸命になりすぎて実戦とは遠い、それは机上の空論そのもの。
とにかく意識高い系ゲーマー、現実を意識したゲーマーとしてはゲームを修行に使いたい。
例えば風来のシレンというゲーム。
昔だったら装備揃えまくってからもぐりたいとか、チート使ってとりあえず武器だけはてっとり早くそろえて俺TUEEEしたいとか思ってた。
素潜りをしようとしないタイプだった
でも意識高い系になった今は足りない状況で試行錯誤するということを楽しみたいと思っている。
たしかに武器をそろえる行為は楽しいし、そろえたときに満足感がある
でも実戦能力、ピンチへの対応力なんかは一切つかない。そろえることに満足しているのはただのコレクションでしかない
そうなってくると自分の気持ちよい状況でしか戦えない無能になる。
現実ではチートも使えないしそんなものを一生懸命揃えてるうちに年を取っていく。
不利な状況で戦う、足りない状況で戦う、そういうことに慣れていると実戦の機会も増えて結果を出せるようになる。
整った状況でしか戦う気にならないとチャンスってどんどん通り過ぎていく。
自分自身それをすごく痛感していて「もっと自分にとって仕掛けやすい状況が来るはず」と思っているうちにチャンスってどんどん過ぎ去っていく
こういうことがあってから「条件は自分にとってベストではない」という状況でもなんとか戦うことを意識するようになった。
チャンスって無限じゃないし、時間も無限じゃない。
だからもうとりあえず今あるもので何とかする、足りないものは根性で補うっていう考えにシフトしていった。
昔の自分は万全な状況じゃないとやる気出ないタイプだった。
勉強はエアコンのある部屋で~あの参考書欲しいわ~ってタイプだった。
他にもいろいろ条件を求めていた。
でもそれだと結局やる気ある状態で勉強する機会ってものすごく少なくなる。
結局勉強量は減り受験には落ちる。
コンディションが万全じゃなくてもとりあえず勉強するとか、今やれることをやるという根性があれば結果は変わっていたと思う。
そしてこれは受験以外にもいろいろ自分の人生の中である。
そういう経験もあって、自分が特に条件が整ってない状況での戦いを意識するようになった。
要介護じゃやっていけないというのを痛感して意識高い系へと変貌した。
昔は金持ちに生まれて容姿や運動神経もよくて、地頭もよければ俺の人生は~親が悪い、運が悪い、俺は恵まれてない、なんて言い訳していた。
でもいつまでもそんなことを言っていられない。
配られたカードで勝負するしかない。
恵まれた家庭、恵まれたフィジカル、周りの人間関係、自分の理解者が揃うとかいろんな条件を求めるってのはまさに要介護
介護がある条件じゃないと戦えないというのが昔の自分だった
とにかく整った条件を求めていた
当然そんなものはなく誰も助けてくれずふて腐れ、言い訳して、「俺に~があれば」とか「ないんだからできなくてもしかたないじゃないか」とうじうじしていた。
そういう自分がかっこ悪いと思ったのは厳しい状況で戦うサッカー選手やサッカー監督を見てからだった。
助けのない状況で何とかしないといけないし結果出さないといけない局面でものすごく多くある。
そんな状況で戦う選手を見てこういう戦いをがんばってやらなきゃいけないんだなと気づかされた。
まぁ悪く言えば、意識高い系としてこじらせはじめた原因でもある。
という事情もあり今後ポケモンを再開するならば自分は意識高い系として育成に時間かけないようでとにかく実戦でプレイングを磨きまくりたいと思う。
それで負けても、負けてる時間を耐えるのも人生修行。
それに耐えてる時間が「逆境で戦う忍耐力」の醸成を促す。
気持ちよくない状況を耐え続けてチャンスを待つ、何とかする能力を身に着ける。
そういう事が大事。
それでも勝てる者こそ真の実力者、ポケモンの有能さ頼みではなく指揮が有能という証明にもなる。
将棋の羽生善治とか飛車角落ちでも勝てる、ポケモンだって多少足りないものがあっても勝てると思う。
もう条件が整った状況でしかやる気にならないという昔の自分には戻らない。
あとサッカー監督とポケモントレーナーが似ているのは結局は最後選手やポケモン頼みという事。
完全に干渉することはできない。
技外すとか当てるとかも結局はポケモン頼み。
サッカーも選手がドリブル成功させるとかシュート決めるとかまでは関与できない。
全部自分のスキルが反映されるゲームとはそこが違う。
そしてサッカーは金持ちが強く、ポケモンは暇人が強い。
結局タイムかマネーという人生における重要な要素がからんでくる
サッカーは金満クラブが強くポケモンは暇人が強い構図
でもそれで結局は金か時間だろ!って諦めるのは間違い
サッカーでは金のない状況で金満相手に何とかすることが強さだし、ポケモンも少ない時間で暇人に抗うことが優秀さだと思う。
金がない人間が何とかする、時間がない人間が何とかする、恵まれた身体的要素がない人間が何とかする、環境に恵まれない人間が何とかする
今まで散々言ってきた「配られたカードで何とかする」ということが全てにおいて通じるメンタリティ
意識高い系としてはそこを極めていきたい
とにかく強い条件でしか行動できないというのは現実では通用しない。
弱い条件でも果敢に戦う強靭なメンタリティを身に着けていきたい。