NEWSの増田貴久と言えばオタク趣味的なところがあるのはジャニーズファンの間で有名な話で、特にミニ四駆に対する思い入れは本当にオタクと言ってもいいレベルにあると言われている。
この度その「ミニ四駆」の人気が最近復活して生きているというニュース記事を見つけてとても興味深かった。ミニ四駆と言えば定期的にブームがやってきて結構息の長いホビーコンテンツでもある。
男子なら一度は現物を見たことがあるほど玩具の世界では金字塔のような存在だ。世代によってはブーム直撃、世代でなくても兄弟や上級生が持っていたりする。
更には再ブームが起きることによって新世代にも愛されているため、今や以前に比べて幅広いファン層が存在する。
記事の内容を要約
・最近ミニ四駆専用のコーナーがある「飲みヨンク」ができるバーが増えている。
・世代の違う人も話が合う社交場になっている。
・ミニ四駆ブームは過去に3回あり、2012年に「ジャパンカップ」が復活し人気が再燃した。
・かつてミニ四駆に熱狂した世代が親となり親子で参加している。
・スピード部門ではなくデザイン部門では女性にも人気がある。
・ベイブレードも人気が復活している。
少しホビー論の話をするとこういったコンテンツは競技人口が大事なこともあり、現代においては必然的にその分野の中で一番人気なシリーズが生き残る傾向が近年目立つようになっている。
これは街に例えれば市町村合併のような話で過疎化進む村からその地域では一番活気のある町に人口が集まることと似ている。
例えばロボット系の作品については『アーマードコア』や『ゾイド』が衰退し、結局ガンダムぐらいしか盛り上がっていないのでどうしてもガンダムに移行せざるを得ない事情がある。
これはカードゲームでは更に顕著で一昔前はTCGが乱立したが、結局競技人口が対戦相手を確保するためには何よりも大事なのでプレーヤーであり続けるには『遊戯王』や『デュエルモンスターズ』のような歴史の長いシリーズに移るしかない。『バトルスピリッツ』などもはやだれも覚えていないだろう。
おそらく『ミニ四駆』の人気が再燃しているのもリアルタイムで商業展開が行われている自動車系の玩具はミニ四駆がメジャーな選択肢になる構造があるのではないか。例えば『クラッシュギア』はもはや過去の作品であり今後も復活することが無いだろう。
自分はクラッシュギアのファンだったが今更クラッシュギアを再開しようとしても何も商業展開が行われていないので、どうしても最先端の物となるとクラッシュギアではなくミニ四駆がメジャーな選択肢になる。
クラッシュギア、バトルスピリッツ、ゾイドはそれぞれミニ四駆、遊戯王、ガンダムよりも歴史としては新しいがある一定の期間を過ぎると今度は古いものとなってしまう。
おそらく『妖怪ウォッチ』も一時は『ポケモン』より新しく子供たちにも人気があったが、将来的に生き残るのはポケモンの方になるだろう。
と、ついつい考察が進んでしまうのでござるが拙者決してオタクではござらんので。
ホビーアニメやホビー雑誌は男の浪漫でもあるのでどうしても話が弾んでしまうのでござるよ。
そう言う意味でまっすーこと増田貴久がミニ四駆にあれほど愛情があるというのは野郎から見て好感度が上がるし、増田のおかげで「タミヤ」を覚えてくれる女性ファンがいてくれた嬉しいという思いもある。
有名な話で言えばゴールデンボンバーの鬼龍院翔もタミヤが好きで、メーカーのロゴが入ったTシャツを良く来ている。
野郎からするとタミヤは神のようなものでタミヤの接着剤を買ったことがない男子0人説が提唱されてもおかしくはない。
そんな「ミニ四駆」と「タミヤ」が存在がまっすーのおかげで広まっていると思うとありがたいことだと思わずにはいられない。
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ジャニーズというのは意外とこういう男子っぽいエピソードが多くて、男子の集団なんだなと言うのが伝わってくるのが面白い。
Hey! Say! JUMPがサバゲー好きだったり、中島健人が遊戯王好きだったり、増田貴久がミニ四駆好きだったり、稲垣がモデルガンやプラモ好きだったり、櫻井翔がチェンジマンのチェンジペガサスが今でも好きだったり、ジャニーズもやっぱり男子である。
こういうの聞くと同性ファンとしては地味にうれしかったりするし、こういった彼らの男子トークにが女性ファン内だでは結構定着している話題になっていたりもするのが面白い。
櫻井翔ファンがチェンジペガサスの話覚えていたり中島健人ファンがブルーアイズホワイトドラゴンという固有名詞を覚えていたり、これもまたジャニーズのファン文化として面白い。
逆パターンも当然あって女性アイドルが好きなものを、男性ファンがそのアイドルきっかけで覚えるというのもある。例えば自分の場合『ポムポムプリン』を渡辺麻友きっかけで覚えたことがあって、こういうパターンは結構多いのかもしれない。
そして先ほどの記事にミニ四駆大会のデザイン部門では女性参加者が多いという情報があったけれども、もしかしたら増田担の方がいてもおかしくはない。それどころか女性がミニ四駆に興味を持つきっかけはそれこそ、金爆の鬼龍院かNEWSの増田貴久しかいない。
ただミニ四駆のブームは本当に凄まじい物がありいろんなところで隠れファンがいてその人経由で好きになっている人がかなり多く、その人たちがデザイン部門で独自に文化を育んでいるのかもしれない。
いずれにせよ男子にとって自分が子供の頃好きだったホビーがいつまでも盛り上がっていてほしいという浪漫は無くなることは無い。そんな少年の心を持つまっすーはこれからもミニ四駆を愛していくに違いない。