elken’s blog

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東京マルイ スナイパーライフルL96AWSインプレ

エアガンでスナイパーライフル使いを初めて見るならばやはり今最も有力な候補は東京マルイのL96AWSになる。

実銃の評価も高くイギリスが生み出した現代型スナイパーライフルの最高傑作ともいえる銃だ。イギリス軍以外にも採用されておりゲームや創作作品にも多く登場するL96はスナイパーライフルの王様と言っても過言ではない。お笑いアサルトライフルL85を作った国とは思えない完成度の高さがある。

そもそもイギリス軍の軍用兵器や武器自体全体的にも歴史的にも面白い物やイロモノが多いけどこのL96は非常に正統派で「イギリス人もたまにはちゃんと作ることがあるんだな」と思うような真面目な銃。軍事オタクにとってイギリス人は変な事をしたがる印象が強い。戦車にしても意味不明なものが多いしトンデモ兵器が多くて英国面とも言われる。それなのにこのL96シリーズは正統派のまともな銃で世界各国に輸出され正式採用の座を勝ち取っている。銃器大国のドイツも一部で採用しているし日本も特殊強襲部隊で採用している。ちゃんとやればイギリス人って凄い銃作れるんだなっていう証明のような狙撃銃だ。

L96

数々の戦場でも活躍しているL96

そのためさまざまなドキュメント映像や戦争報道でもこの銃を見かけることができる。世界中に輸出されており、世界中の戦地を経験してきたスナイパーライフルだ。


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そして東京マルイのエアガンでもこのL96をモデルにしたL96AWSが発売された。AWSはサップレッサー内臓モデルでありL96A1のいわば改良型のような存在になる。

東京マルイがそれまでに開発したボルトアクションエアーライフルはVSR-10シリーズがありマルイのボルトアクション型エアガンの改良型ともいえる位置づけになる。

VSR-10がマルイにおける初のエアスナイパーライフルだったにも関わらず非常に性能が高かったためこのL96製作発表の時は非常に期待されていた。VSR-10は完成度が高いが問題点もいくつかあったのでその改良が期待されていたのだ。

 

特に長年のボルトアクション型スナイパーライフルの問題点だったマガジンの位置はなかなかそれまで実銃の位置通りの位置に再現できずそれを隠すためにストック内に完全に収まりきる小型のマガジンしか作用されていなかった。しかし見てもわかるように東京マルイのL96AWSは大型マガジンが使用されている。これは従来のもう少し前目の位置だったら明らかに実銃とマガジンの場所が違うことがわかってしまうために今までどのボルトアクションエアガンでも採用されていなかった。

 

今回東京マルイがこの大型マガジンを採用したのそういった技術革新の意味合いもある。やっとのことで実銃の位置通りのマガジンがつかるようになったという喜びは大きかった。これだけでもVSR-10シリーズやGスペック、そして他メーカーのL96型エアガン以上に選ぶ価値があると言わざるを得ない。しかも金属製マガジンというのがかっこよくてこのマガジンを見てるだけでも面白い。


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更に一番手にしてみて思ったのが明らかに重量感が上がったなという事。

つくりがよくなったことの一番の証明は重量感にある。重量で言えばスコープ込で夢の4kg代。これが重すぎて疲れるという意見もあるけれど実銃の再現という事を考えれば絶対的に重い方がリアルだし、スカスカのVSR-10は正直リアリティがなかった。しかも当然ながら重い方が反動を吸収できるので射撃性能は安定する。だから自分はVSR-10のスペックの空き空間に重りを入れてむしろあえて重くしていた。鉛を入れていたので実銃より重くなっていた。それが今回L96AWSはかなり重くなっていて、かといって重すぎるわけでもなくむしろちょうどいい重量感だと思う。

ただやはり重いのでバイポッドは絶対あった方が良い。なくても代替できる方法はあってアナログだけども枕とかで支える方法もある。そっちの方が安定することは安定するけどかっこよくはないしどこでも使えるわけじゃない。そういう意味でバイポッドはあったほうがいいのかなと思う。

あとは全体の剛性もしっかりしていてがっしり構えることができることができるのも魅力。この狙撃銃をしっかり構えてる感はVSRにはなかったストロングポイントだなと思う。実銃のデザインがいいからというのもあるけど非常に持ちやすくて使ってて楽しいし長時間撃ちつづけても疲れることが無い。

 


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命中精度に関しては間違いなく天下一品。

集弾性能に関しては抜群で箱出し状態でも何の問題もないしそのままサバゲーなどにも使えるレベルだし、お座敷シューターやお庭シューターでも楽しめる。東京マルイは元々命中精度に定評のあるメーカーでボルトアクションライフルがこれだけ命中精度が高い事は必然だった。

確かに本当の競技用モデルとかカスタムされたものに比べれば劣るけども正直そこまで気にすることもないし十分なほどの命中精度。上を目指しすぎるとキリがないし、そういう小さな差は気にしても意味がない物だし射撃性能というのはスペックだけの問題ではないのも事実。むしろ本人の射撃技術が一番重要。本人の練習次第であるしとにかく撃ち込んで自分の利き手のように慣らすことが大事。歴史上最高のスナイパーと言われるシモ・ヘイヘも必ずしも当時最高性能の狙撃銃を使っていたわけではなかった。性能も実力でカバーするのが一流の狙撃手。弘法筆を選ばずじゃないけどシモ・ヘイヘ銃を選ばず。弘法むしろ筆選んでたけどシモ・ヘイヘはいろんな銃で活躍してる。

とにかく何千発、何万発使い込む覚悟で練習することがスナイパーの世界では大事だし練習は裏切らない。

幸いにしてエアガンの世界はBB弾が安いしボルトアクション型エアガンはガスも電気もかからないので一回買えばほぼBB弾しかランニングコストがかからないというのも魅力。結構電動ガンやガスガン使ってると「充電してない」「ガス使うのもったいない」って思う機会が多くてなんだかんだでエアーコッキング型のほうが使う機会は多い。

それにL96AWSもここからカスタムは容易に行える。精密バレルも売ってるのでそれをカスタムして取り付けることは非常に簡単にできるし詳細な分解説明書も入ってるのでものすごく難しいというわけでもないしむしろそれが楽しみだったりする。それにもともと箱から出した状態だけで本当に十分な性能があるし前述のように本人の射撃技術に一番左右されると言っても過言ではない。


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HOPUPに関してもかかり過ぎない方が個人的には良いと思う。

かけ過ぎると命中精度が下がるのでVSR-10でも自分はあまりかけ過ぎないようにしていた。調整自体は凄く楽で個人の好みや天候などのコンディションに合わせて微調整ができる。それゆえにこのマルイのL96AWSのホップアップのかかり具合は精密射撃という観点に置いてはちょうどいいレベル。

 

そしてこのL96AWSはカスタム用のベースとしても使える。

ロシア軍のSV-98を再現できなくもないなと使ってみて思った。ロシア軍のSV-98は明らかにL96の影響を受けてるからSV-98をエアガンで再現しようとしたらこのL96AWSをカスタムしたほうが手っ取り早いかもしれない。

色を変えてマズルブレーキを装着するだけでも正直SV-98っぽくなりそうだしストックに関しては簡単に取り外しも可能。自作ストックをこの純正品ストックをベースにカスタムしてオリジナルで作れればSV98風エアガンも作れなくはないんじゃないかなと思うし、ストックだけ他者のエアガンがら流用してそれを何とかカスタムしてつけるとかも頑張ればできるかもしれない。そもそもSV98以外にも様々なカスタムモデルのベースになりそうだしカスタムベースとしてこのL96AWSをとらえるのも可能性があって面白い。箱出しで楽しむのもよし、それをベースにして少しずつカスタムするのもよし、はたまた完全に別の銃に作り替えるのもよしという形でいろいろと楽しめそうなエアガンなのではないだろうか。 


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