韓国のアイドル衣装はなぜ可愛いのか
自分が韓国のアイドルが好きな理由の一つはその衣装の可愛さにある。
KARAや少女時代、そして最近はTWICEやBLAKPINKなどが可愛い衣装で特に女性人気を博している。
韓国の衣装だから独特な雰囲気があって、少し日本と違うところにエキゾチックさを感じるのが一つの理由として上げられる。ちょっと不思議な雰囲気があって、それがアイドルという異世界の存在を見るような感覚にさせてくれる。
見慣れてないから、自分のセンスと違うからこそ不思議な魅力を感じるのかもしれない。
韓国のハングル文字が韓国語を学習しようともやはり日本人には不思議なデザインの文字に見える理由かもしれない。
また最近の日本の女性アイドルはオタク文化に媚びすぎた衣装が多すぎて少し子供っぽく感じることがある、もちろんそれはそれでよいのだかAKB48系列に見慣れすぎると韓国のデザインが大人び入たスタイリッシュなものに見えることがある。
韓国のアイドル衣装はダンスに適した動きやすい形になっているので、ハイレベルなパフォーマンスと相まって尚更かっこよく見えるという理由もあるかもしれない。
着る人がスタイルにしてもダンス力にしても凄いから衣装も更によく見えるのだ。
例えばこれがAKB48のダンスが下手なメンバーが着ていても同じように見えるかと言えば、そうではないだろう。
また同じ派手さにしても韓国人の色彩センスは違うので、その雰囲気がエキゾチックに見えることもある。色彩センスに関しては個人的には日本のほうが好きだけれども、韓国の街並みの看板にあるようなド派手な雰囲気にも独特な魅力を感じる。
そして韓国にも制服コンセプトのデザインがあるが、これもやや日本と異なる。
元々韓国は制服デザインの自由化が進んでいる国であり、制服の値段が高くなりすぎているというのは有名な話である。それゆえに日本のアイドル衣装にありがちなコスプレ感のようなものが無い制服デザインが多い。自然に感じながらもアイドル衣装としての個性がある。
しかし逆に韓国人のほうも日本の制服デザインを見て「韓国にはない魅力がある」と感じるようなので、これはある種の隣の芝が青いという話に近い。
韓国の街並みにが日本と違う雰囲気に感じるように、韓国人もまた日本の街並みが美しいと感じるようだ。
また私服コンセプトのデザインも韓国は進んでいる。
韓国のファッションが古いという時代ではなくなっていて、かなりかっこいい衣装が多いことに気付かされる。
最近の日本のアイドルは一つの学校のクラスをイメージして、制服で統一していることが多いがそれが区別がつきにくいことがある。
一方で韓国は少人数制のアイドルが多いので衣装に区別をつけることが多い。
例えば少女時代のデビュー曲「少女時代」のMVで使われている私服コンセプトのデザインは自分が気に入っているデザインの一つで、10年前でも色あせない魅力がある。
アイドルにはアイドルらしい衣装という日本の考え方と、私服系デザインを多く取り入れる傾向にある韓国の違いなのではないかとも考えられる。
これはもちろん全てのガールズグループを比較したわけではないが、韓国にはファッション雑誌にありそうなオシャレなコーディネートが多い。
もちろん逆に絶対に韓国のアイドルには存在しないようなかっこいい衣装も日本のアイドルにはある。AKB48の「ハロウィンナイト」にあるようなコスプレ系の衣装はまだ韓国では発達していないので、コスプレ系ではまだ日本が強い。
どちらが良いかというわけでもないし一回交換してみるのも面白そうだ。
例えば韓流アイドルが日本アイドル風の衣装を着たらどうなるのかというのは一度見てみたい。
そして日本のアイドルも例えばTWICEの衣装を着てみたいかもしれないし、本当はそういったK-POPのようなダンスもやってみたいと思ってるかもしれない。
こういったアイドル文化が発達しているのは日本と韓国なので、その中でお互い微妙に違うところを探していくのも一つの楽しみになるだろう。