elken’s blog

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実物大ユニコーンガンダム製作決定!

お台場の実物大ガンダムが展示終了したらしい。結局一度も見に行く機会がなく終わってしまった。ただ思ったのがRX78-2が実物大として展示され始めたのが2012年というのは意外と最近だという事。

個人的なイメージとしてはもっと昔からあったような印象だけど、わりと最近だというのは驚き。5年が長い事なのか短い事なのか。いつまでもあると思っていたものがなくなることもまた衝撃。

 

そして次に立てられるのはなんとユニコーンガンダム

個人的には次ストライクガンダムとか来そうだなと思ってたけど、ユニコーンに決まったらしい。さすがにSEEDは今そこまで勢いないのかなとも思うし、機動戦士ガンダムUC気を見てると興行面ではユニコーンが妥当のようにも思う。

自分自身実は機動戦士ガンダムUCは見てない。ガンプラのMGシナンジュは買って作ったことがあるけど、作品自体は見てない。ただものすごく評判が高いという事も知ってるし、今後ガンダムを流行らそうと思ったらユニコーンみたいな作風が受けるのかもしれない。結局宇宙世紀がコンテンツとしては強いし、子供向け考えずに既存層向けに作ったほうが結局新規ファンも呼び込みやすい。

無理に子供向けに作ったものがヒットせずに、既存層向けに作ったもの方が新規層にもヒットするというのことを示したのがUCだと思う。

 

そもそもガンダムファンが高齢化してきてるからもっと若者向けや子供向けに作るべきというのも眉唾もので、高齢化と言っても3,40代なわけで当然ながらお爺ちゃんというわけではない。むしろバリバリに社会の中核の年齢で収入があるし今後アニメというのは3,40代向けに作ったほうが採算が取れるかもしれない。5,60代も全然これから長生きする。むしろそういう世代の方が増えていくし、今の若者もいずれそうなる。

むしろ純粋な大人向けアニメがない少ない中で大人向けに特化することは得策ですらある。

もういっそのこと若者向けや子供向けというのをやめて、人生経験をして人生観や人生哲学のしっかりした年齢向けに作った高度な作品にしたほうがむしろ若者にもヒットするかもしれない。UCはそういう可能性を示したと思う。

コンテンツにおいて高齢化ファンが多い事ってあまりネガティブに捉えるべきでもない。高齢化=人生哲学をしっかり持ってるという事でもある。その点はポジティブだし、そういう視聴者層が多いという言う事を想定すれば思う存分高度な内容にできる。

正直ガンダムファンとしても最近の若者向けに作らない方が良いよなと思う。映像作品を頭使って考えて見る習慣が無かったり、頭空っぽで見れる日常アニメが見ることが好きな層を無理やり振り向かせようとしてしょぼい内容作られても困る。それが結局BFTだったわけだし鉄血だったわけで。

それよりはがっつり硬派なものを作った方が良い。これからはアニメも多様性の時代で、よりピンポイントな需要が求められる。もう万人がガンダムをみるわけじゃないし、ガンダムの魅力はよくわからないけどなんかすごいことをやってるという雰囲気にある。わかる人だけがわかればいいし、わからない人もそのわからない雰囲気を楽しむのがガンダムわかる人の割合を増やそうとか、わからせようとするということは同時にレベルを下げることでもある。

 

それよりは3,40代向けに作った方が良いとわりきるぐらいがいいし、それを理解できる10代20代も普通に存在する。むしろ最近の日常アニメやラノベ原作アニメ、なろう原作アニメ、声優重視アイドルアニメとかに嫌気がさしてる10代20代はいっぱいいる。

そういう層を取り込めば十分な勢力になる。10代20代みんながみんな今の日常系アニメが好きなわけじゃないし、背伸びして高度な作品を見たいというファンも多い。元々背伸びしてみるからガンダムは面白いわけで、無理にレベルを下げようとする昨今のガンダムの風潮は疑問に思う。

 

それをしなかったユニコーンは受けたし、逆にそれをやっちゃったBFTやAGEは叩かれまくった。ファンの高齢化を悪い事ととらえればいくら悲観しても先は見えない。逆にファンの高齢化をポジティブに考えればむしろ今のガンダムファンというのは理想的な環境ともいえる。ガクトや及川みっちー、稲垣メンバー、西川兄貴のようなファンが多い事って決して悪い事じゃない。

むしろ良いファンに恵まれてるのがガンダム。こういう環境があるならばもう一度ガンダムは流行ることができるはず。このユニコーンガンダム像をきっかけにもう一度ガンダムがブレイクしてほしいと切に思う。

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