TWICEは9人のメンバーから成り立っているというのが定説である。
韓国人メンバーの5人、日本人メンバーの3人、そして台湾人メンバー1人の合計9人から成り立っている。
元々はSIXTEENというオーディション番組で16人から始まっているが、最終的には9人でデビューして今日に至っている。
しかしそんなTWICEに幻の10人目のメンバーがいたことはあまり知られていない。
そんなはずはない、TWICEは9人だと思うかもしれない。
よくご覧いただきたい。
お分かりいただけただろうか・・・
左端からツウィ、モモ、チェヨン、ジヒョ、ナヨン、ジョンヨン、サナ、ダヒョン、ミナ、あれもう一人?
誰かいますねぇ・・・というかもはや女性ですらないんだよなぁ。
見るからに怪しい、一体この男は誰なんだ。
TWICEに謎の10人目の隠しキャラが存在していたなんて誰も予想していない。
実は彼こそがTWICE幻の10人目のメンバーであるジニョンである。
(まるでローゼンメイデンの第8ドールが実は麻生太郎だった説のようなノリ)
と、まぁそんなおふざけは置いといて、このパク・ジニョンさん結構な大物でTWICEの総合プロデューサーでもある。
JYPエンターテイメントのトップであり、過去には2PMやワンダーガールズといったK-POPを代表するグループを世に送り出している敏腕プロデューサーだ。
TWICEとパク・ジニョン氏のちょうど良い距離感というのは面白くメンバーからも親しまれていて、ファンからも頼りがいのあるプロデューサーとして信頼されている。
もはやTWICEのメンバーからいじられることもあり、パク・ジニョン氏のオーディションの時の物真似企画というものまで行われている。その審美眼と慧眼によってTWICEの9人を選び出し、この世に送り出した。
TWICEのオーディションの時の映像を見ると今と違った意外な姿が見れることも面白い。
仮に「三大苗字がパクのかっこいい韓国人」を上げるとするならばパク・チョンヒ、パク・ジニョン、パク・チソンを個人的には推したい。
朴正煕(パク・チョンヒ)は韓国の戦後発展の礎を築き、強力なリーダーシップで現代韓国を作り上げた傑出した大統領だ。漢江の奇跡として知られる高度経済成長は今のK-POPや韓国カルチャーに通じる社会の源流ともなっている、しかし韓国社会では言論弾圧もあったことなどから評価が二分されている。
パク・チソンはかつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍し、アジアのサッカー史に残る名選手として韓国で知らぬ者はいない英雄だ。
中田英寿がイタリアのセリエA史上最高のアジア人選手ならば、イングランドのプレミアリーグ史上最高のアジア人選手がパク・チソンだということに異論を投げかける人はほぼ存在しない。
そしてパク・ジニョンは韓国のエンターテイメント業界において偉大な足跡を残し、今はTWICEのプロデューサーとして知られている。
「JYP」というのは彼の名前をかたどった三文字であり、JYPエンターテイメントのグループが使用する曲にもこのフレーズが多く使われている。
そんな話はともかく、一周回るとなぜかこのパク・ジニョンさんがもはや一番かわいく見えてくる境地に達する。
実はTWICEで一番愛嬌のあるメンバーは幻の10人目のメンバーことジニョンだといっても過言ではないだろう。
なぜかパク・ジニョン氏は不思議な魅力があり、それゆえに慕われている。
自分自身もアーティストであるからこそ、そのセンスを発揮して素晴らしいエンターテイメントを世に送り出しているプロデューサーでもある。
TWICEの謎の10人目のメンバー、それは実は彼女ら9人を後ろから支える隠れた主役なのかもしれない。
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