elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

「Sexy Zoneたった3日間で人生は変わるのか」がガチで神回だった

安易に神回という言葉を使ってはいけないのかもしれない、しかし今回は間違いなく神回だったと言える。

Sexy Zone初の冠番組という触れ込みでファン待望の企画として今回放送されたのが、「Sexy Zoneたった3日間で人生は変わるのか」という番組だった。

 

正直なところ自分は楽しみにしていたものの、普通の感じの番組としてよくありがちな番宣企画なのかなと考えていた。

それが、それが全然違った。

 

なんというか「Sexy Zoneの5人全員やる時はやるアツい男たちなんだな」と改めて思ったというか、やっと待望の企画に全員が全力になっていて、見てる方としては最高だった。こういうアツさを求めていたんだよなぁっていう内容で、最後は思わず感動していた自分がいた。

 

菊池風磨が以前「最近のバラエティ番組はどこもガチが求められる」と言ってたけど、セクゾはガチで挑む姿勢は凄いしそれが伝わってきた。

その菊池風磨マリウス葉がやったのはクイズ番組で過去に2人が惨敗したことから復活するためのトレーニングをするみたいな内容で、風磨が「クイズ番組あれから見れなくなった」という段階からスタートする。

マリウス葉のほうも最下位で終わった番組があり、「笑い者にされていた」と番組のナレーションからイジられるような展開もあり、こうなったら東大のクイズ部とガチで3日間修行詰んで強くなるみたいな熱い展開が始まる。

 

やっぱり男はなぜか「修行」という言葉が好きなので、途中から菊池風磨がめちゃくちゃ熱くなってガチっていて、ついにはクイズが得意なやくみつるにスタジオで勝利するという展開になる。

勝った時ガチでマリウスが泣いていたし風磨も答えるたびにリアクションが熱くて、こういうガチな戦いを見たかった!

最近本気を出すことってかっこ悪いって風潮があるけど、本気な男はかっこいいってのがセクシーゾーンを見ていて思うなぁ。

 

更にここに至るまでの過程は本当に2人で頑張っていて、ご飯のおかずもクイズで取り合う展開とか、クイズの問題を暗記する展開などで2人とも真剣だった。

最初マリウス葉は漢字を読むことに苦戦して、テンション低い場面もあったけど、そのあと外国語が答えになる「語源問題」が実は得意だということに活路を見出して、苦手ながらも自分の特技を見つけて最終的には十分な戦力になっていた。

 

そして、その前にまず最初に佐藤勝利が笑い飯の2人とツッコミトレーニングをするという修行もこれまた面白かった!

今まで佐藤勝利のツッコミ結構面白いと思ってたけど、それはもっと自然体でやれる時の緩やかな雰囲気の時にメンバー間で発揮される物で、まだプロのものではやっぱりなかったのかもしれない。

最初予想以上にポンコツだったというか、ボケを拾うスピードまだまだ遅いんだなというところからスタートする。

最初の1日目は苦戦してたけど、そこから2日目からはガチで進化してきて、やっぱやる時はやる。

 

個人的に勝利君ポンコツすぎでしょと思ったのが、笑い飯が「Sexy Zoneを良く聞いてるよ」といってZONEのsecretbaseを歌うというボケを披露したときに「SPEED」さんと答えたり、「塩君でしょ」に対して「砂糖です」というべきところになぜか「勝利です」と言ったり、本当にこんな段階からスタートする。

むしろ逆にこの言い間違えは出川的で面白そうでもあるけど、それでも成長してついにはSexy ZoneのLIVEのMCで披露することになる。

そしてなぜか「ナダルか!」というツッコミを考えるのだが、正直意味不明で菊池風磨曰く会場ではスベっていたらしい笑

 

あと番組全体として菊池風磨のトーク回しは本当に上手いし、時々出てくるマリウス葉の不思議なコメントも面白い。本当にテレビ番組の作りやお笑い芸人を研究しているだけあって、菊池風磨は分かってるし上手い!

この番組、もしレギュラー化するなら風磨は絶対頼りになるなと思うし、内容見る限り作りもSexy Zoneファンのことをわかってる。絶対今回関わったスタッフさんの中にSexy Zoneファンがいると思う笑

実際セクゾってTV業界界に隠れファンが多いらしくて、こうやって仕事に真剣にやるところは少しずつ評価されてきているのかもしれない。

 

次に松島聡の度胸を身に着けるみたいな企画で、ドレッドヘアにしてデヴィ夫人に会いに行くというのも面白すぎた。

というより、もう松島聡はずっとあのドレッドヘアで行くべき!笑

聡君はNG無しと公言しているだけあって、今からドレッドヘアにしますって言われて一瞬戸惑うけどすぐに受け入れたところはすげぇ潔いな思った。

 

松島ファンは最初「聡君にそんな髪型は・・・」と思ってたかもしれないけど、徐々になんか「意外と似合ってね!?」ってなくるぐらい最後はフィットしてて笑いが止まらなかった。

デヴィ夫人に会う時も、さすが某番組の出川とデヴィ夫人の企画を見ているだけあって夫人のことを良く知っていてその知識を出すところとかは凄く良かったし、それで和やかになってたのは良かったなと思う。本当に連絡先も交換できたみたいだし、社交辞令の交換で終わらせるんじゃなくて続編とかその後の話にも聞いてみたいなぁと楽しみになった。

 

そしてラストは中島健人のバク転企画は凄かった、彼もまたアツい男の一人だ。

最初はバク転できない上に、その中でも高難易度の少年隊とV6の振り付けを3日間でやるというのは企画としては無謀で、実際にスタジオで披露したときは失敗に終わった。

ただあれをみて誰一人かっこ悪いと思う人はいないどころか、むしろよくこれやったなと思うし、半分できていたことは間違いない。

こけて地面に倒れ込んでもそこから立ち上がって一生懸命やるシーンはマジでかっこよかった。諦めないところがいいというか、失敗する姿なんて見せても良いんだよっていうのが勇気づけられるシーンだった。

あの完璧な中島健人ですら失敗するし、それでも諦めないってのは見てる人にとって勇気出る事で時にダサくてもいいし、「これからもバク転続けていきたい」って言ってたように続けることが大事なのかもしれない。

 

とにかく総じて全員手抜いてないし、本気でガチだったし凄く情熱を感じた。

バラエティ出るとSexy Zoneはやっぱり面白いし、上を目指していく情熱とかチャンスに対して真摯なところというのは見ていて好印象でとにかく本気度が高い。

正統派アイドルと見せかけて、バラエティ全力でやるアイドル、それがセクシーゾーンの熱い5人達だ。