なでしこ、カナダに負けコースかなと思っていたらクイーン・マナドーナの同点弾で救われる。
確か前々回のロンドン五輪決勝アメリカ戦でも意地のゴールを返していたのが岩渕真奈だ。
リオ五輪はまさかのアジア予選敗退で参加していないのだ。
わけもわからず10代で末っ子として参加して、今回は28の年で参加というギャップだ。どうでもいいけど、岩渕のインタビューで毎回吹く自分がいる
同学年の自分としてはこういう喋り方の女子いたし、当時の芸能人もこんな喋り方してたのよ。いかにも馬鹿なゆとり女子っぽい喋り方が妙に懐かしいのよ笑
ぶっちーは宇佐美貴史ともタメとしてこの二人仲いいのよね。
スポーツの世界ではもう、おじさんおばさんのベテラン組として引っ張っていかないといけない年齢なんだなと。まぁ自分は活躍してないという意味で宇佐美貴史の哀愁に共感するわけだが
代表に呼ばれもしない宇佐美とエースの岩渕を同一視しては行けない以上に、自分と宇佐美を同一視してはいけない。一応宇佐美は既婚者で高収入なので、ゆとり世代上位0.1%に入る男だ笑
宇佐美はどんな思いで真奈ちゃんのゴール見てたんだろうね。ここから宇佐美が代表に這い上がる展開くるー?
ただ、もっと注目してほしいのはこの岩渕のゴールをアシストしたサイドバックの清水梨紗(25)選手だ。
この子は、昔は女性で若かったのもあって筋力無くて体全体で精一杯ロングボール蹴る姿が印象的だったけど、今は軽々蹴ってハードワークして可愛いし頼もしい。
幸薄美人な感じで泣きそうな顔してるときもあるけど、とにかくこの試合一所懸命プレーしていて、「なんなんだよこの試合、なでしこだらしねぇなぁ」と思ってたときもがむしゃらに走っていた。見た目は華奢で、病弱美人っぽいのに超タフなのがギャップ萌えだ。可愛くないおばさんほど病弱アピールしがちなのみると、病弱顔で力強い清水ちゃんは美しい。
清水梨紗は元々、地味な立ち位置から抜擢されてこの数年あれよあれよと不動のスタメンになっていったシンデレラだったからこそ、おじさんとしては見守る気分だったけど、筋力のグレードアップと技術の向上でこんな縦に鋭いアーリーの低弾道気味のフィードでアシストするまでになるとは、素晴らしい。
ところで「なでしこジャパンがオリンピック初戦でカナダに引き分け」と見るとしょぼく見えるかもしれないが大間違い。カナダは直近で五輪2大会連続銅メダルの強豪だ。移民の2世、3世が活躍してソリッドなプレースタイルを敷いてくるという意味では男子のベルギー代表に近い。
そしてなでしこはポゼッション主体で、ワールドカップ優勝経験があり、その後五輪銀メダルという経歴はスペインっぽい。
男子で言えば「スペインVSベルギーが1:1」並の豪華開幕戦だ。女子の世界では大正義アメリカがブラジルだ。
女子に関しては日本人は、男子におけるスペイン人並みの面持ちで見ていいだろう。それぐらい頼もしい自国の女子に感謝だ。
なでしこ、がんばえ〜キュアマナドーナカワイイ〜(プリキュア応援する時並みのモチベーション)
重大な訂正
録画で再び確認しましたがアシストしたのは清水梨紗選手ではなく長谷川唯選手ですた。更にいえばアーリー気味の低弾道でもありませんでした。興奮していたので勘違いしていましたことをお詫びします。
ただ清水からのパスで長谷川唯がロングフィードをするので、高倉監督が唯ちゃんを右サイドにした采配はずばり的中。同じポニーテールの二人が右サイドの縦関係なので遠目では似すぎていた。