elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

いつか夏目漱石『満韓ところどころ』を読みたい

麻雀の歴史について調べていたら日本で初めて麻雀について書いたのは夏目漱石だという事を知った。夏目漱石満州大韓帝国に旅行しに行った時に初めて見たらしい。

「四人で博奕を打っていた。(略)厚みも大きさも将棋の飛車角ぐらいに当る札を五六十枚ほど四人で分けて、それをいろいろに並べかえて勝負を決していた」

それが書かれているのがこの『満韓ところどころ』という随筆であるとのこと。

麻雀が明治や対象の日本に入り始めたころの麻雀の対戦とかアングラ感あってかっこいい

夏目漱石 満韓ところどころ

個人的にこの時代特有の言葉「満韓」という単語にワクワクする。韓国併合以前の状態、そして満州が戦略的にいつか手に入れなければならないという時代。満韓交換論や日露協商とかこの時の歴史用語もワクワクする。帝国主義が吹き荒れていて、同時に日本人が大陸への浪漫を抱いていた頃の言葉。満州大韓帝国だったころの韓国をまとめていう単語にまさに明治時代だなというのを感じる。

そういう明治のころの満韓への感覚が現れていそうなこの随筆。ぜひとも当時の時代の感覚や認識を知るために読んでみたい。まず旅を描いた作品というのはたいてい面白いし、自分も旅をした気になれる。憧憬を想像によって更に熱くする。

f:id:elken:20161208133355p:plain

そしてそうやって明治の浪漫、憧憬感を読んだ後、漱石がたどった旅程でぜひとも自分も旅をしてみたい。よく松尾芭蕉奥の細道の旅程を辿って旅する人いるけど自分はこの漱石の「明治大陸浪漫街道」を旅行してみたい。

公民館や古本屋、図書館にあるようなちょっと古い本にある満州の記述とかワクワクするんだよなぁ。

f:id:elken:20161208133821p:plain

近代化を歩む日本、そしてそこから見た満州や朝鮮という場所。日本近代文学の創始者夏目漱石の視点。すべてがワクワクする要素。大連、哈爾濱、奉天この辺りは歴史的なロマンを感じる地名。ぜひいつか漱石と同じ旅程で行ってみたい。そのためにはまずこの『満韓ところどころ』というタイトルからして明治近代化浪漫を感じる随筆を読んでみたいと思う。漱石が近代に抱いた複雑な思いとは何なのか。発展する近代、その中で見えてくる矛盾と一見華やかなように見える新しい文明

www.youtube.com

最近自分の中で更に満州への憧憬や浪漫というものが熱くなっている。大陸に新しい国を作ろうとした浪漫。壮大だった、あまりにも壮大だった。それは確かに失敗に終わったかもしれないがそういう大規模なことをやろうとする人たちがいた時代なんだなぁと。

その憧れがうまくいっていたらどんな国になっていたのか。

当時の大韓帝国を見てこの場所をこれから開発していこうと考えた人々の思い。そして次々と完成していく満州や新京。当時の満州国の建築は本土日本と比べても最先端の設備が導入され、国際色豊かな都市でもあったらしい。

f:id:elken:20161208133503p:plain

こういうマニアックな感性を理解してくれる人が増えたらなぁと思う。こういう旅情とかノスタルジーとか、旅心や憧憬みたいなものっていいよね。特に自分の同世代でこういう感性を理解する人間はほとんどいない。それは少し寂しいことだから自分がなんかそういうブログを作ってみようかなとも思ったりする。現状このブログの記事内でそういう記事を書いてるけどそういうのだけまとめたブログとかも面白そう。

いつか自分の人生が落ち着いたとき、そういう自分なりの感性や浪漫を集めた小説を書いてみたいかな。ブログでこういうこと書いてもどうしようもないしいつか自分がこの旅程で旅をして精神的にも成熟したら1つの小説を書きたいと思う。

浪漫、現実、近代・・・そういったものが何なのか21世紀のこの日本から見つめる小説を書いてみたい。