elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

麻雀やってるシーンって情緒や雰囲気あるよね

麻雀というのは4人で囲んでやる中国発祥のボードゲームで日本でも行われている。中国では麻将と呼ばれる。自分はこの麻雀最大の魅力は何よりも雰囲気にあるのではないかと思っている。

 

ルールとか運要素の強い駆け引きなども勿論魅力ではあるけども個人的に一番好きなのは何よりもその雰囲気。おじさん仲間が仲間呼んで麻雀卓を囲んで昔話でもしながらやってるのもいいし、昔の大学生が深夜まで徹夜マージャン、通称徹マンをしていたり雀荘に入り浸ったりという雰囲気も好き。

また本場中国の路上でやってる感じとか路上麻雀みたいなのもかっこいい。そういう空間含めて麻雀なんじゃないかなと思う。なんだかんだ言って中華の雰囲気って情緒あるし、日本の雀荘の雰囲気とかも面白そう。

アカギみたいな賭け麻雀が本当にあったかどうかはわからないし体験したこともないけどそういう文化的なものも含めて麻雀だなと思う。

実は自分自身あまりルールを把握してるわけじゃない。難しい役の名前とか麻雀牌の名前を覚えるだけでももう難しい。でもわかってなくてもなんとなくその雰囲気が風情あってかっこいいしその空間や部屋にいてみたいなとは感じる。

そもそもボードゲームってそういう雰囲気込みで面白いと思う部分はある。真剣に戦ってる感じもいいし仲間内でワイワイやってる感もいい。

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例えばこうやって中国のおじいちゃんおばあちゃんが普通に文化としてやってる感じも好き。日本の銭湯や将棋倶楽部みたいな場所でお爺ちゃんたちが将棋やってる雰囲気が情緒あるよなぁって感じるのと同じで中国でこんな感じで麻将してる雰囲気超雰囲気あるなぁと思う。

オンライン対戦も勿論いいはいいけどこういうボードゲームって生身で面と向かってやるから面白いのかもしれないと思う。そういう何気ない街の風景の一角感が好き。なんというか昭和の雰囲気みたいなのが感じられるのが情緒あるし、今失われつつある文化だから何かそういった旅情や懐古心みたいなものをくすぐるのかもしれない。

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そしてこういう清の時代っぽさもいい。日清戦争がはじまる前ぐらいの時代にこうやって行われてたんだなぁとか思うと旅情が沸いてくるし、夏目漱石も「満韓ところどころ」で清にいって麻雀を初めて見たときのことを記している。

後はやはり日本では創作物としても人気。

アカギや咲-saki-ぎゅわんぶらあ自己中心派、そして何と言ってもレジェンド中のレジェンドの麻雀放浪記はかっこいい。雀聖と言われていたとかかっこよすぎるよね。そういう賭け麻雀みたいなことをしてた時代の雰囲気とかがかっこいいなと思う。阿佐田哲也が生きた時代、どんな麻雀が実際に行われていたのだろうかと想像を膨らますと情緒あるなぁと感じる。

個人的にはその中でも特にアカギが好き。アカギの雰囲気昭和っぽくてなんか憧れるよなぁ。結局こうやってルールとかよくわかってないけどそういう雰囲気で惹かれるのがこういったボードゲームだよね。オンライン対戦とかCPU対戦はちょっとやってみたけどよくわからなかったけど、多分仲間を集めて身内でワイワイやりながらやるとすごく楽しいんだろうなぁ。そういう機会があったらルールも真剣に覚えようとするかも。そしていつか徹夜麻雀なるものをやってみたい。仲間内で徹マンとかなんか憧れるなぁ。

とにかく麻雀って4人でやる物だし運要素も大きいから、経験者相手にも勝てる試合が普通にあるというのがいいよね。普通のボードゲームだったら勝ちようがないし駒落ちでやってもなんか情けないしそもそも仲間内でワイワイやる時にあまり戦略とか真剣に考えすぎるのも疲れる部分はある。

それゆえに麻雀というのは仲間内でプレーするゲームとして人気があるのかもしれない。雰囲気もいいし4人同時にやれるし運要素が大きく意識低くやれる。多分戦略性がガチガチのゲームだったら友達同士では向いてないよね。ある意味真の時代からあるスマブラみたいなものが麻雀なのかもしれない。

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