elken’s blog

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悲報:マリオ・バロテッリ、フランスで散々差別されまくる

サッカーと差別の問題はなかなか解決しない。過激さがサッカーの魅力でもあるが、人種差別については21世紀の現代にふさわしくない問題だ。

特に未だに欧州では有色人種系選手に対する差別がはびこっている。

つい最近もマリオ・バロテッリがフランスリーグで差別的なヤジを浴びせられているという事が話題になった。インスタグラムに泣いているような表情の写真を投稿し意味深に訴えかける姿はフランスリーグの実態を象徴しているだろう。

先日の試合でも首を振りながら悲しげな表情でピッチを去った。

 

またプレミアリーグでも韓国代表ソン・フンミンがアジア人が海賊版DVDを売っているというイメージによってDVDチャントを食らった。日本人もこの問題とは無縁ではない。そういう欧州での差別の実態がサッカーを見ていると如実に伝わってくる。

比較的差別に対して厳しいイギリスやフランスですら差別されるのだからスペインやイタリアは散々な物だろう。

スペインでもエトーは猿まねコールをされたり、ネイマールダニエウ・アウベスはバナナを投げ込まれている。サッカーに置いてはトップスターですら有色人種である限り差別から逃れられない。

白人系であっても東欧系の選手はジプシーなどと侮辱される。

 

特にバロテッリはその悪童としてのイメージからどうしても攻撃的な野次を受けやすい。バロテッリに関する差別エピソードはもう何度も聞いて来た。子供の頃にイタリア社会で移民の捨て子として育ち、「なぜ手を洗っても自分は白くならないの?」と教師に尋ねたという悲しいエピソードもある。

フランスリーグでは娼婦の息子という欧州ではポピュラーな罵倒用語を浴びせられる。ガーナに出自を持つバロテッリはイタリアや、フランスでその憂き目に合ってきた。

本人が問題行動をしがちな問題児的な側面があるからなおさら批判されるのかもしれないが、それでもあまりにも差別に関するニュースが多い。同じ有色人種の人間として心が痛まずにはいられない。まだ有色人種への差別がこの世界には存在する。

バロテッリ

それゆえに差別に対して何度も発言を繰り返すバロテッリの行動に自分は賛同する。黙っていては永遠に差別され続ける。批判覚悟でも言わなければならない。黙って耐えることが解決になると思ってはいけない。もしかしたらさらに悪化するかもしれないが、その覚悟を持ってでも発言を繰り返さなければならない。

黙っている人間は良いように言われるだけである。

だから自分はバロテッリを応援したい。貧困と差別から這い上がった典型的なフットボーラーとしての姿にどこかシンパシーを感じる。今自分も貧困と戦う者の一人だ。何とか懸命にこの貧乏から這い上がりたい。貧しい生まれでも成功者になれるという事を夢見させてくれる貧困育ちのサッカー選手が好きな理由はそこにある。

どん底からでも夢は叶う、たとえ上手く行かない時期、誰にも見向きもされない時期が続いても耐え続けて成功を夢みる。貧乏から這い上がって見せるんだ、貧困者差別、底辺差別を乗り越えてみせるんだという意志がこの社会で生きていくためには必要だ。

 

そんな辛いとき、欧州の中の更にサッカーというガチガチの差別社会で戦い続けるバロテッリの姿は救いになる。貧困を乗り越え、そして今差別に勇敢に立ち向かおうとしている。その姿はかっこいい、世界中の人に夢を与える。同じように貧困や差別から這い上がろうとしている者にとってマリオ・バロテッリの存在はどれほど勇気をくれることだろうか。

バロテッリがいるから頑張れる、諦めずにいられる。

バロテッリ頑張れ!欧州とは遠い場所にいるしこの声も届かないが、地球の裏側にも応援している奴がいることが少しでも励みになってくれたらうれしい。この状況に負けずにまた華やかな舞台に舞い戻ってくれ。 

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