elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

中島健人と岸優太を見に実写化ニセコイにいってきた

もはや藤原竜也の後継者なのではないかというぐらい、やたら実写化のイメージがある中島健人がこの度ニセコイの実写化の主演を果たし、よく宣伝も流れている。

番宣出演でもテレビコマーシャルでも結構面白そうでつい先日見に行ってきたので、その感想をネタバレがない範囲内で書いてみたい。

 

ちなみに自分はニセコイの原作もアニメもみたことがなく、いわゆる実写化映画をジャニーズタレント目的で見に行くというパターンだったのだが、結論から言えばそんなファンでも前準備なしに十分楽しめた!

というか映画きっかけでニセコイに興味持ったといっても過言ではない笑

 

しかも主演の中島健人自信は原作のファンで、公開前からも原作ファンに認めてもらいたいと語っていたり、原作のシーンの画像を部屋にはって練習したりと思い入れは強い。

実写化の仕事に関しては原作を再現することに重きをおき、体型も雰囲気も撮影前から作り込み、似てると思ってもらえることが目標だともよく話しているので、まさに実写化のプロフェッショナルだ。

 

「ニセコイファンの皆さんはヒロインのほうが好きかもしれないけど、僕は楽のよさも再現しきりたい。」

そう中島氏は語る。

 

ただ自分は原作はまだ知らないので、あくまで中島健人ファンの視点でこの映画を表現すると「セクチャン時代のおふざけケンティーが見れた」という感じで、ラブホリというかエレガントなだけじゃないはっちゃけた姿が見れて楽しかった。

なんというか昔ながらの王道ラブコメや暴力ヒロインに付き合わされて、ギャグっぽくひどい目に合う姿が最高で一部は既にコマーシャルに流れている通り。

どたばたコメディの雰囲気で、素直に面白くて見ることができたし、あっという間に時間がすぎた。

ニセコイという漫画自体、ジャンプのラブコメ漫画で最長の連載記録を持つ作品なので映画の時間に収めることはとても難しいながらも、うまく見切れる内容にまとまっていたのでとても見やすかった。

 

そしてもう一人面白かったのは何といってもキンプリの岸優太に尽きる!

というかこの映画、実は中島健人映画の振りをした「岸優太映画」と言っても過言じゃないくらい終始岸が面白すぎた笑

全体の雰囲気としては、後半感動というかイイハナシダナー!となっていきクライマックスの展開は最高だったものの、常に岸が面白いのがいいアクセントになっていた。

とにかく岸優太の存在感が癖が強すぎて、もう最高。

あとクロード役のDAIGOもいいキャラで、意外とケンティーファンよりこの二人目当ての人が結構見に来てそうな気もする。

特にロミオとジュリエットの文化祭劇のシーンは詳しくはお伝えできないものの、岸のいいキャラが爆発してて個人的に一推しの場面!

 

女性陣では中条あやみは超はまり役だったと思うし、原作ファンが見ても結構納得が行きそうなくらい好演だったと思う。正直普段の中条あやみをそこまで知らなかったので、なんとなく最近のおしゃれなモデルだと思っていたら全然イメージが違ったというか、ノリノリでアニメキャラを演じてたし、金髪と赤リボンと派手な制服という現実離れした姿がそこまで違和感がなかった。

ぐるナイとVS嵐で知ったぐらいだったの、中条あやみのポテンシャルは相当凄いと今回ニセコイを見て思った。

 

最初、中条あやみがハーフだと知らなかったけどむしろ、金髪にしたら普通にイギリス人じゃんというぐらいこの役の設定に合ってたし、長身なのも一昔前の王道暴力ツンデレヒロインっぽくて本当にはまり役だったと思う。

ついでに島崎遥香もなかなかいいキャラで、何気にAKB卒でそこそこ女優業が上手くいってるなと思ったので、ぱるるファン向けにもおすすめというか、登場人物とにかく全員面白くていいキャラだった!

ぱるる自身も原作への強い思い入れがあり地毛をキャラクターに合わせて染めていて、博多弁の演技も中々様になっていたりと、ちょうどいい感じのアニメ実写映画感があったように思う。

 

最後にニセコイ番宣関連の出演では前述にちょっと触れた通りVS嵐とぐるナイが面白くて「今年はセクシーを言い過ぎたのでこの番組では封印する」という場面があったり、「ケンティー落ちないでくれよ!セクシーサンキュー!」という陽キャファンの応援があったりと笑わせてもらったセクシーな年だった。

ドロ刑が終わってちょっぴり中島健人ロスになってる方は、ぜひこのニセコイでケンティー的平常運転を見て冬の寒さを吹き飛ばしてはどうだろうか。