アニメ原作映画「心が叫びたがってるんだ」の実写化が決まり、その主演につとめることになった中島健人に今一部の人々が反発している。
そう、アニメや漫画の実写化の時に必ず現れる実写化叩きをする人々である。中島健人関連の記事となると、最近はそのここさけ実写化に関するものが多いが、ヤフコメではそう言った記事に「またジャニーズで実写化か」というような批判がすぐに浴びせられる。
どちらかというと中島健人本人への具体的な批判というよりも、とにかく実写化が気に食わない、ジャニーズが気に食わないというような批判であり仮に他のメンバーでも同じような批判をされていただろう。
「ジャニーズ事務所がこういった記事を書かせている」
「原作のイメージを大切にしたい人は見ない」
「実写化で喜ばれた作品はない」
「二十歳超えて年相応の役を与えられないのがジャニーズ」
「またゴリ押し」
などと評価は散々。まともなファンコメントにすら一斉にマイナス意見が付き、完全にジャニーズにとってはアウェーである。
更にジャニーズ出演関連の番組を記事にしたものにも「興味ない」「こんな番組を書いただけの記事需要があるの?」などとわざわざ言わなくてもいいことを書き込みにやってくるのだ。番組を見てなかった人にとってはそういう記事で情報を知ることもありありがたいのだが、必ずと言っていいほどそういう面倒なコメントが付く。
とにかくジャニーズが批判したくて仕方がない人の集まり、いやジャニーズに限らず何かを批判したくして仕方がない人たちがヤフコメに集まっている。もはやアレルギー反応のように一斉に批判を浴びせるのだ。
中島健人がこんな人たちの標的になってしまったことが悲しい。世の中知ろうともせずにただ「誰?」「またジャニーズ」と脊髄反射のように言う人がいくらでもいる。ガールズちゃんねるなんかにもよくいるのがこの手の輩だ。
「おまえが知らねぇことなんてどうでもいいから」とでも言いたいぐらい、知らない自慢をしたがる人が多い。そのことについて知らないということを立場として明記しなければならない時は知らない自慢にならないが、匿名の人間がただ一言「知らない」とだけ言う事になぜは「そこまでアピールしたがるのかがわからない」と思わずにはいられない。ジャニーズファンなら一度はそういう掲示板やニュースなどのコメントを見たことがあるだろう。ヤフコメ=ジャニーズアンチの巣窟、はっきりわかんだね。
有吉が「いるよねヤフーニュースにずっと文句ばかり言ってる人。そういう人たちはニュースしか話し相手がいない」といっていたがまさにヤフコメはそういう人間の巣窟である。
おそらく有吉も散々ヤフコメで叩かれてきたのだろう。
わざわざ言わなくてもいいような事をわざわざ書き込むのが彼らである。いち早くニュースにコメントして「そう思う」ボタンをどれだけ稼げるかを競っているのである。傍から見ればどうでもいいがやっている人にとってはすぐ反応が来て楽しいのである。
実は一時自分もヤフコメに書いていたことがあり、確かにすぐ反応が来ることは楽しかった。自分の意見が賛同されているという事が数字でわかるし匿名の為コメントも着やすい。
しかしこのコメントが厄介である。同意してる時は何も反応しないのに、くだらない指摘や中身のないしょうもない反論をしたい時だけ反応して来るのが彼らである。わざわざ指摘しなくてもいいような小さなミスにコメントして来るのだ。
ネットなんて文法的に正しい文章じゃなくてもいいのに、ちょっとの間違いをすると「正しい日本語の使い方」をわざわざ指摘して来る面倒な人がいる。
内容に関しても理論ではなく、ただ単に感情で気に食わなかったんだろうなという時だけ反論して来る人もいる。
とにかく変な奴に絡まれるのがヤフコメ。話が通じない上に自分の意見をゴリ押ししたがる。そんな民度の低さにあきれて自分はヤフニュースはコメントを見ないようになった。
そしてそんな奴らに絡まれてしまったのが中島健人なのである。中島健人に罪は一切ないし、彼らはおそらくなにもしらずに批判しているだろう。ただ批判したいだけなのだ。肯定する時は腰が重いのに、人の意見に反論する時だけは早い。
今回の「心が叫びたがってるんだ」の実写化に限ったことではないが、とにかく実写化に以上に拒否反応を示す人がいる。中にはその原作すら見ていない人までいる。「原作の世界観を大事にしたい」と言っておきながら自分が原作を見ていないのだから話にならない。
原作を本当に見てるファンが言うならばわかるが、それすら見ていないのにただ実写化を叩きたいだけの人や、実写化という言葉にアレルギー反応を引き起こす人間がわざわざコメントしにやってくる。
そして好意的なポジティブな意見にはすぐにマイナスを入れる。
中身がちゃんとある批判ならば意見としても受け入れられるが、いちいち言わなくてもいいような事を言わない時が済まない人がいるのがヤフコメ。まさに有吉の言うようにニュースしか話し相手がいないからそれでストレスを発散したいのである。
普段はおとなしいのに匿名の時や集団になったときだけ元気になって何かを批判する。
良いときはものすごく良くなければ反応しないが、悪いときは少し悪いだけでも脊髄反射のように反論する。
こういう人になってはいけないというお手本がまさにヤフコメ民である。とにかくあの場所では批判意見が注目を集めやすい。皆で集まって批判し合って一体感を味わいたいだけであり、批判する対象などなんでもいいのだ。この手の輩は批判する時や反論する時だけ生きがいいのである。
逆に考えれば、そういうしょうもない人間に批判されたというのは上手く行く予兆かもしれない。中島健人がそういう人たちが認めるような活躍をして手のひら返しをさせるぐらいに結果を出せば、彼らは自分の狭小な考え方が間違っていたことに気付くだろう。
実写化を批判しない時が済まない人の手のひらを返させるぐらいの活躍を期待したい。