elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

FIFAで自分を選手にしてプレーしてる奴wwww

EAのFIFAシリーズKONAMIウイニングイレブンのようなサッカーゲームにはエディットでオリジナルの選手を作る機能が存在する。

サッカーに限らず多くのスポーツゲームにこのような機能は存在しており自分を選手として成長させていくようなサクセスモードやストーリーモードなども存在する。

 

自分はFIFAにおいてそういったモードをすることは無くほとんどCPU対戦、オンライン対戦ばかりをしていてこれまでオリジナル選手にはそれほど興味が無かった。

どうしても「作り物感」がしてしまいリアルを志向するサッカーゲームには合わない感覚があり、これまで自分は実在選手を重視してきた。

 

特にFIFAシリーズの場合その傾向は強くあまりオリジナル選手やエディット機能で楽しむような"和ゲー"的な楽しみ方は軽視されてきたし、ファンもあまり重視していない傾向がある。

あくまでFIFAは選手名やクラブ名の再現にこだわったリアルさが重要でありオリジナルのものでワイワイ楽しむような雰囲気ではない。

自分もFIFAを始めた当初はそういったエディット選手を作ったことがあるのだが最近ではほとんど使用していなかった。

ウイニングイレブンに比べてどうしてもエディットの幅が狭くおまけ機能として申し訳程度についているものでしかないのが現実である。チームのユニフォームまで多彩に作れるウイニングイレブンとは根本的にゲームの目的が違う。

 

しかし自分の中でこうした事情が変わったのが例のネイマールバルセロナ退団騒動である。ネイマールが退団したことで自分が良く使うバルセロナの左WGの選手が不在になり、かといってオリジナル補強で架空バルサを作りたいほど使いたい選手も見当たらなかったのだ。

自分は実在選手を良く使うクラブに移籍させること自体は良くあるため、本来ならばエデン・アザールでもゲームの中でバルサに加入させようと考えていたのだがこの時は既にACミランに移籍させていた。

更にコウチーニョに関しても補強に失敗しそれほどバルサで使いたい選手でもなかったので、こうなったらいっそのこと「自分」を作ってみようと考えた。

 

以前はこういった場合インサイドーハーフで玄人好みな感じの選手を作っていたのだが、今回は完全なる厨設定で思い切り能力を高めにした自分を完成させた。

ネイマールの不在を感じさせない高能力値の選手を自分として作り上げたのだ。

余り自分を選手として作る時スピードやパワーを遠慮して強化して来なかったが今回はそういった能力値を90越えで作り完全にバルセロナの11番の選手として見合う設定に置き換えた。

どうせ自己満足の妄想設定なのだから好きにしよう、そう考えてゲームの中の自分は総合能力値が87もあり一部の能力に関しては90後半に達している。

 

見た目に関してもFIFAのエディットの範囲内ではかなりかっこよく作っており、昨今のイケメン俳優レベルの容姿だと想像で補っている。

「ゲームの中の俺すげえええ!」と思いながらパラレルワールドの自分の設定をあれこれ考えてもいる。

パラレルワールドは現実のサッカー界と少し事情が異なっている。

例えば2014年にあったブラジルワールドカップでは惨敗せず日本代表はベスト8まで進出している。この立役者こそがまさに自分というイタい設定でプレーしている。

直前になってサプライズ枠で自分はザッケローニに選出されコートジボワール戦までは"史実"通りで出場せず1-2で負けている。

 

しかし0-0の引き分けに終わったギリシャ戦で自分は出場し2ゴールを決め、一躍南アフリカ大会の本田圭佑のようにヒーローになる。更に3戦目のコロンビア戦ではコロンビア代表にゴールを決め、ハメス・ロドリゲスが決めたようなゴールを自分がコロンビアに決めたという展開になっている。

その後のウルグアイ戦でも自分は活躍しベスト8に進出、しかしその後のブラジル戦で敗退するという独自の設定だ。

 

 

この結果自分はマンチェスター・シティへと移籍する。

実は既にスペインリーグのセビージャに在籍しており元から有力選手として期待されていたものの、出場機会はまばらでスタメンではなかった。しかしこの大会でのブレイクを切っ掛けにマンチェスター・シティに移籍し、2018年のロシアワールドカップにも日本代表で11番をつけて左サイドの不動のスタメンとして出場するという"設定"だ。

このロシア大会で日本代表は自分の活躍もありベスト4に進出、そしてバルセロナに移籍するという展開だ。

つまり今自分がFIFAでプレーしているのはワールドカップ後のシーズンという近未来が舞台になっている。

 

こんな馬鹿げた設定ではある物の、これが意外に楽しい。

チープなグラフィックではある物の自分の名前が使われていて、ゴールを決めたときなどはメッシやイニエスタスアレスと躍動する姿は笑いも感動もある。

「俺、メッシからめっちゃ祝ってもらってる!」とゲームの中で会ったことも無い憧れの人物とプレーするのは自己満足の妄想だと開き直れば驚くほど面白い。

自分で作った選手ながらいつの間にか愛着が沸いてきてイニエスタとのワンツーで左サイドを崩しカットインからシュートを決めたり逆サイドのメッシに的確にパスを通す姿などはあり得ないからこそ面白い。

 

「絶対俺こんなことできねぇだろ笑」というプレーもゲームの中なら自由だ。

寝る前に妄想の中でカンプ・ノウに立つ姿をゲームの中で再現できるのがFIFAの魅力でもある。

かつてネイマールを使ってプレーしていた時よりも自分が活躍する方がゲームでは楽しく、どうせ自分しかこのプレーは見ていないし妄想なら自由にできると割り切れば結構楽しい趣味になる。新しいFIFAシリーズの楽しみ方を見つけた感覚だ。

 

 

ちなみに日本代表でもプレーしているという設定があるのだが、こちらはゲーム以外での妄想も考えている。

このゲームの中のパラレルワールド上の自分は超絶イケメンで全盛期の内田篤人以上にアイドル的人気がありジャニーズとも交流があるという"設定"にしている。

VS嵐ネイマールクリスティアーノ・ロナウドが出演したときのようにキッキングスナイパーに出演し「嵐の皆さんの前なんで緊張しました」とポンコツぶりを披露してお茶の間にウケるという妄想もしている。

日本一チケットが獲りにくいと言われている嵐のコンサートに参加しても「コネチケ」とアラシックから批判されることは無い。なぜなら国民的英雄でありむしろ嵐のコンサートに来てくれるなんてと感謝されるほどのスーパースターという設定だからだ。

Sexy Zoneのコンサートに行くどころかむしろMCにまで出演し、ゴールパフォーマンスの時などはセクゾの振り付けも採用している。

 

妄想上の自分はゴールパフォーマンスでバク転、膝スライディング、トーレスのパフォーマンス、ジャニーズの振り付けなどを使い分けるという詳細な設定までしている。馬鹿馬鹿しい妄想ではある物の、こういうどうでもいい設定があることでリアルに感じられてプレーに身が入るという効果もある。

 

例えば何気なくCPUのレアル・マドリードと対戦する時も何度もやっていると慣れてしまうのが人間だが、「これは本物のクラシコで自分がずっと立ちたかった舞台で世界中に中継され日本中でも皆見ている」という妄想で補うといい意味で緊張感が持てる。

日本人がクラシコに出場することはまだ遠い未来の現実離れした世界だがこのFIFAの中では自分が本当に出場しているという感覚をどれだけ持てるかで楽しみが変わってくる。

サッカーゲーム

また自分のFIFAでは他のクラブの選手もパラレルワールドなので現実とは異なっている。例えばレアル・マドリードにはイブラヒモビッチが在籍しておりメスト・エジルは今もマドリーにいる。

更にACミランにも今も本田圭佑が在籍しており、代表ではチームメイトであるもののUEFAチャンピオンズリーグでは対戦するという設定でプレーしている。現実のミランは未だに低迷期を抜け出せず本田も退団しているが、このゲームの世界では名門として復活し本田は絶対的なエースとして君臨している。

またバルサにはヴェラッティも移籍しており、チームメイトとして個人的に親交もあるという設定でプレーしている。ヴェラッティからのロングボールをゲームの中の自分がトラップしてドリブルを開始するというのは様式美になっている。

 

よくサッカーの試合でも何気ない試合でも優勝争いやワールドカップ決勝だと思って全力でプレーすることが大事と言われている。

ゲームの世界ではどうしても何度もやり直せるためそういった緊張感を維持することが難しい。

特にオフラインのCPU対戦だと凄いクラブ同士で戦っているというありがたみが無くなってしまう、そういう時にこういった妄想はうってつけだ。

このゲームの中の自分は日本中、そして世界中で人気でジャッキー・チェンを超えるレベルのアジア人スターで、アジアNO1に選ばれるイケメンであり世界に最も影響力のある日本人だという設定で更にサッカーの実力も歴代アジア人選手最高峰で次期バロンドール候補でもある。

そう本気で言い聞かせてゲームをするとただの何気ないCPU対戦でもFIFAを始めたころのような新鮮な感覚を取り戻せる。

 

現実の自分とはあまりにかけ離れていて悲しい妄想と言えば悲しい妄想でしかない。

しかし開き直ればこれが意外と楽しく、妄想の中ならばどんな設定だって出来るから自由で良い。日々のつまらない生活の中でせめてゲームの中では自分を活躍させたい。

ゲームというのは元々現実にはできないことをするための物でもある。

その原点に立ち帰ったような自分という架空選手の活躍は最初はなんとなくネイマールの変わりに始めた物だったが今ではもっとも愛着のある選手になっている。

今日もゲームの中ではバルセロナの選手としてビッグマッチを戦い、メッシやイニエスタとプレーしている自分がいる。

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サッカーとチェスには似ている要素が存在する

サッカーはもちろん机上の空論ではなく、それは体を動かし汗を流すスポーツである。ボールが芝の上で行きかい、ぶつかり合う世界だ。

しかし不思議なことにその要素だけには留まらない奥深さがある。

よく「サッカーにはその国の国民性が不思議と現れる」と言われるが、いろんな文化や社会性、歴史的背景が反映されている側面はあり多角的視点で語れる面白さのようなものも存在する。

「サッカー哲学」という言葉で曖昧に表現することはあまり好きではないのだがフィロソフィーはこの競技において不可欠な要素だ。 

ある意味でその国のスポーツ環境から、社会構造、歴史文化、政治形態、カルチャー、国民性、その全てが反映される坩堝のような多様性がミックスされたコンテンツだともいえる。

例えば欧州にはカルチャーとしてチェスの文化が存在する、これは日本で言う将棋のようなものだ。

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この記事はそのサッカーとチェスの関係に触れた記事で非常に面白く、現在好調のレアル・ベティスの監督キケ・セティエンが高いチェスの実力を持つ愛好家だという事を記述している。こういうサッカー監督のプライベート事情というのは結構面白い話で、レーティング2000越えというのは相当強いなと驚きを感じた。

こういう欧州のリアルな情報を取材した記事は本当にサッカーファンとしてありがたく精読させてもらっている。

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前々から自分が感じていることとしてこういった頭脳系ボードゲームが好きな人は間違いなくサッカー観戦と相性がいいという事であり、自分自身チェスに最近情熱を抱かなくなったのはサッカーという代替以上の存在となる楽しみを見つけたことが大きいからでもある。

リアル厨二病時代はチェスを熱心にプレーしていた自分が今情熱を持っているのはフットボールで、将棋オタクやチェスオタク的な人たちがサッカーの魅力に気づいてくれたらなという思いもある。

数学好きのイビチャ・オシムが「サッカーに人生を吸い取られた」と語っていたが、自分自身サッカーに出会ってしまった"不幸な偶然"のせいでこのドラッグのような存在にある意味頭をおかしくさせられたのかもしれない。

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ボードゲームや数学だけでなく、軍事の指揮官や軍師に憧れる人もサッカーには間違いなくハマるだろう。

エルヴィン・ロンメル、グデーリアン、マンシュタインが好きな人はドイツ代表を見ればその精巧な電撃戦のような戦い方に魅了されるはずだ。

ナポレオン時代の天才指揮官ダヴーが好きならば、エル・ロコの変人ことマルセロ・ビエルサはその雰囲気にそっくりだ。ボードゲームファンや数学の美に魅了される人はもちろんのこと、軍事指揮官マニアは選手よりもチームの戦術や監督、アシスタントコーチの存在に惹かれるだろう。

 

欧州や南米の国々から名将や名指揮官が登場するのはチェス文化も反映されているのではないかと自分は考えている。日本においてサッカーといえば体育会系的なイメージがあるが、案外サッカーファンはそうじゃない人が多い。

日本のサッカーファンには最近のにわかアニメオタク的な人たちよりもコアでオタク気質というか考察気質の人が非常に多いと自分は感じている。マニアックな文化を求めるのであれば、かつてオタクの象徴だとされたが現在はにわか化しているアニメや声優よりもよほどサッカーの方がコアなファン層が多いと言える。

 

サッカーは当然スポーツでありリアルな現場が存在する、机上の空論ではない。

しかし同時にスポーツではない語り口を持った人も自分は必要だと考えている、なぜならばサッカーはその国の文化すべてが不思議と遠因となり反映される競技だからだ。

 

例えばゾーンディフェンスを考案したアリゴ・サッキは「騎手になるために馬になる必要はない」と語っており、自身のプロ選手経験がないという批判に応戦した。ジョゼ・モウリーニョもプロ経験が無い指揮官の代表格だ。

殊更にプロ経験ばかり重視すると新しい人材が出てこないのではないか、選手と指揮官であることは別だろう。名選手は名監督にあらず、それはサッカーでも同じだ。ディエゴ・マラドーナのフットボールマネージャーとしてのキャリアは散々たるものだった。

 

本田圭佑も自身のツイッターで現在のライセンス制度に異議を唱えているが、日本のサッカーファン全体として経験者であることをあまりにも特別視しており風通しが悪いような印象を抱かずにはいられない。

本田圭佑自身はもちろんプロサッカー選手であり日本代表の選手ではあるが、これまでサッカー経験が無かった将棋ファンや囲碁ファンが独特の視点でサッカーを語り始めたり、軍事マニア的な人が軍事理論を応用して戦術を語ることがあるならばそれは歓迎すべきことじゃないのかと自分は考えている。

 

東大や京大の数学サークル所属の学生や数学オリンピック出場経験者がそれまで興味が無かったサッカーについて分析し始めたら、並のサッカー経験者よりよほど革新的な見方を出来るのではないか。

逆にその世界に長年居なかったがゆえに斬新な視点で考察できるのではないかという期待も自分にはある。これまでのサッカーファンには存在しなかったタイプの層をサッカー界に呼び寄せられないか、そしてそれをただ単に経験者ではないという理由だけで排斥することがあってはならない。

 

サッカーファンの問題点として過度にファン歴の長さを競い合う文化があったり未経験者や"にわか"を蔑視する風潮が強すぎる風潮があったりし、大衆コンテンツであるかのように見えて敷居が高い風通しの悪さがある事も事実だ。

南米の国々はサッカーが本当に大衆文化に根付いていて商店街のおばちゃんまでがサッカー評論家の一人になっており、地域のクラブの選手をスタメン全員覚えていて持論を語りつくす自由な議論文化の土壌が存在する。

 

イケメンだから応援している女性ファンにもなんとなく風当りが強いようにも感じるし「ガチ勢しか語れない雰囲気」みたいなものが漠然とあって、やや"敷居高いコンテンツ"になっている感は否めない。

新しい人材やファン層が参入しにくく、それまでサッカー畑にいた人しか語れないような風潮になってくると停滞の入り口になってしまう。コンテンツが衰退し新規参入者が増えない構造の背景には「初心者お断り」というガチ勢が占拠する状態が散見される。

 

そう言う意味であまりサッカーのイメージが無いボードゲームや対戦ゲーム系の戦術考察好きのマニア層のような人がこの競技に興味持てばどういう分析をするんだろうなという興味はある。

 

実際サッカー経験があって長年サッカー観戦している人ではなくそれまでほとんどサッカーファンではなかったものの、センター試験では余裕で数学の満点取れるという人がUEFAチャンピオンズリーグやFIFAワールドカップの決勝を観戦したらどういう視点で見るんだろうなというのは自分が常々考えていることの一つだ。

サッカー観戦に慣れてるとついつい常識的な観戦方法になりがちで初めてサッカーを見たときのような新鮮な感覚がなくなってしまう。そして権威ある人の見方を全てだと考えてしまい自分の意見を持たなくなる。

アリゴ・サッキの「騎手になるには馬になる必要はない」理論の応用で、選手を駒と考えるような冷徹な指揮官が実は求められているのではないか。

 

実際無慈悲世代を指導した吉武博文は数学教師だったという背景があり、冒頭のベティスの監督がチェスが好きだというのも他ジャンルのエッセンスがサッカーに新しい視点をもたらす可能性があるという証左だ。

イビチャ・オシムに数学的素養があることも良く知られている。

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将棋では羽生善治や升田幸三、チェスではガルリ・カスパロフやホセ・カパブランカの棋譜を詳細に理解する人やクラウゼヴィッツの戦争論やドイツ軍の電撃戦、ソ連軍の縦深攻撃を真に理論的に把握している人がサッカーを真剣に分析した場合新しい視点が生み出されるのではないかという期待が自分にはある。

正直に言えば自分はそこまで頭が良くない、それゆえに本当にIQの高い人がワールドカップで日本代表が勝てる戦術とは何かを議論したときにどんな視点を持ち考察するのかという好奇心を抱かずにはいられない。

 

今の日本サッカー界に必要とされているのはそういった聡明な層な人々なのではないか。

現代欧州サッカー界のトレンドはまさにそういう知的レベルの高い名将が分析して作り出している部分がある。

 

日本人はそういうコアな戦術考察が好きな人が多く、自然科学におけるノーベル賞の獲得数では21世紀に入ってから南米はもちろんのこと戦術大国のイタリアやスペイン、更にスポーツだけでなく科学大国でもあるドイツよりも多い。

これだけ頭いい国民がなぜサッカーでは先進的な見方ができないのか疑問はある。それはもちろんこの競技が机上の空論だけではないという側面があることは間違いないのだが、日本人の中で知的レベルの高い層がよりサッカーに関心を持てば更にレベルが高くなるのではないかという期待も自分の中には存在する。

 

www.soccer-king.jp

 

日本ではさすがにチェスプレイヤーが分析するサッカーの戦術考察はないが、プロ将棋棋士でサッカーファンだと言う人の記事を見かけたことがありこれもまた興味深い物だった。

観戦した試合の映像をその後想像するという話や、ベッカムのセンタリングやシャビ・エルナンデスのオーガナイザーとしての動きに着目した視点は将棋ファンではない自分でも面白いと感じさせられた。

 

チェスならばビショップの鋭い動きやルークの突破力、ナイトの不規則な動きがサッカーに例えられる。ビショップがカットイン系のウィンガーならば、ルークは直線的に突破しセンタリングを狙うサイドハーフだ。

また将棋は頭脳競技のように見えて相手棋士と向かい合うメンタル面も重要な直接勝負であるとも語っている。

駒が一つの典型的な役割をするわけではなく多様なタスクを果たすという戦術論が昭和初期から語られているという事も現代サッカー論に通じるものがある。

 

もちろんボードゲームとフットボールの間に一定の類似性が見られるからと言って同列に語ろうとしているわけではない。

最大の違いは選手個々人が意志を持つか、自由に操れる駒かというところにある。

具体例としてレアル・マドリードを指揮したラファエル・ベニテスは選手から一切支持を得られることも無く軽んじられて解任されてしまった。それはジネデイーヌ・ジダンと戦術論において決定的な違いがあったからというわけではなく、それはもっと人間的な話も関わってくる問題だったことは否めない。

 

選手が意志を持たない駒のように動けば指揮官は苦労しない、そこには監督としての人間性や実績も影響を持つ。

まさに様々な要因が複雑に絡み合い一つの要素では語れないところにサッカーという競技の持つ難しさが存在する。ボードゲームと同列に語れないからと言ってボードゲームの要素が無意味ではないと言うところにも面白さがあるし、そこには当然リアルなスポーツの現場が存在する。

一つの視点では語れずより多角的なアプローチが必要である、そこにサッカーの魅力や多様性というものが存在するのではないかと自分は考えている。

コンテンツの坩堝、文化やスポーツ界の多民族国家、それがまさにこの競技に相応しい言葉だ。

第三次韓流ブームのわりに韓国に旅行しにいく日本人が少ない理由

TWICEや防弾少年団のブームにみられるように、最近第三次韓流ブームが巻き起こっている。

その一方で同時に韓国では「日本旅行ブーム」ともなっており、なんと訪日した韓国人の人口の方が訪韓した日本人の3倍も多いという事態になっている。

人口比で考えれば更に日本に行く韓国人の方が多いとも考えられるので、本当に今韓国人が日本の観光収入に貢献してくれているとも言える。

様々な問題はあるのは事実だが大部分は良い観光客であり、そもそも日本が嫌いな韓国人はわざわざお金を使ってまで日本旅行には行かないだろう。

 

なぜこれほどまで韓国人が日本旅行に行くのかと言えばシンプルな理由として安いからであり、韓国人にとっての海外旅行デビューは日本が第一候補となっている。またリピーターも多く中には月数回の頻度で日本に行く韓国人もいるようだ。

 

アイドルでも例えばOH MY GIRLやBLACKPINKのメンバーが「ドンキホーテに行きたい」と語っていたり、実際にTWICEのメンバーがドンキホーテに訪れていたりするようになぜか韓国で有名になっている日本のスポットもあるようだ。

韓国内でも日本旅行記事が流行ったり、日本旅行を特集した動画が流行ったりしている。その映像を見ると「日本ってこんな綺麗な国だった?」と思うぐらいクオリティが高く、大阪が凄く綺麗な場所にさえ見えてくる。

もう今の時代、安いから韓国人が日本旅行に行くと言う時代になっているのだ。

 

韓国旅行

その一方で日本人が韓国に行くケースは第三次韓流ブームやK-POPブームだと言われている割には多いとは言えない。

これは端的に言えば日本人の国内志向が高まっている事と、もう韓国が安い旅行先ではなくなっている事が最大の理由だろう。

自分自身も韓国アイドルが好きなのでむしろ韓国に行ってみたいという憧れはあるが経済的な事情でなかなか実現することはできていない。

 

もう今の時代韓国というのは安いから行く国ではなく、事実上先進国に旅行しに行くような感覚に近い。

韓国のコンビニはアジアで一番物価が高いらしく、日本のコンビニで普通に買い物したほうが良いという時代になっている。わざわざ高い交通費を払って韓国に行って、アジアで一番高いコンビニで買い物をするというのは今の若い世代にとっては途方もない事なのである。

1980年代や冬ソナブームの頃のように、安いからとりあえず近場の韓国に日本人が行くという感覚ではなくなっており完全に立場が逆転してしまっている。

 

また「ぼったくり」も悪名高く、都市部では改善されているようだが実際にまだ地方ではぼったくりが存在しているということも日本人の韓国旅行への不安に拍車をかけている。

また李明博元大統領の竹島上陸以降、韓国に対する感情も悪化して韓流と同時に嫌韓も存在している。韓流やK-POPで韓国が好きになった人も多いが、ここ最近の政治問題で同時に韓国が嫌いになった人も多くプラスマイナスゼロのような状態になっているので訪韓日本人は思う程増えていない。

逆に親日国としての評判がある台湾に旅行する日本人は増えており、今は一昔前の韓国旅行ブームに変わって台湾旅行ブームの時代になっている。

 

更に付け加えれば旅行好きの中高年世代は既に韓国に行ったことがある人が多く、わざわざもう一度行く理由もないのが実情だ。

逆に韓国人は今の時代になって日本に行きやすくなり、行ったことが無いからこそ日本に行くようになっているという側面もある。

 

そしてTWICEや防弾少年団をきっかけに韓国を好きになった若い世代は「行きたくても行けない」という時代になっており、日本国内にある韓流スポットで擬似的な韓国旅行を楽しんでいる。

韓国が日本に近く安い旅行先だった時代の感覚は完全に変わっており、今の時代韓国旅行というのは西欧の先進国に旅行しに行くぐらいのハードルの高さになっている。

済州島のような観光地は特に宿泊費が高いらしく、日本の若者にとっては完全に高価な旅行先であり手が届かないのが現実だ。

若者が軽々と海外旅行に行けた幸福な時代は既に終わっており、安いからとりあえず海外旅行でアジアに行くという時代ではない。

新装版 ソウルの練習問題【電子書籍】[ 関川夏央 ]

 

それでもいつか自分は韓国旅行に行きたいと思っている。

自分の好きなアイドルの出身地域に"聖地巡礼"のような形で行く事も予定しており、旅行記をいつか書いてみたいという夢もある。

行きたいところも多く、例えばソウルタワー、ロッテワールド、釜山港、韓国のコンビニとして有名なGS25などには憧れがある。何気ない街もハングルの看板の派手さが面白く、どことなく懐かしい雰囲気を感じさせるのが韓国だ。

ソウルはだいぶ行き着くされてる感もあるので、韓国の田舎町を巡ってみたいという思いもある。TWICEのダヒョンは城南市出身なので、ソウルから少し外してソンナムへの旅行も面白そうだ。OH MY GIRLのアリンは釜山出身なので釜山にも行ってみたい。

 

自分は『ソウルの練習問題』という本を読んだことがあり、それが韓国への旅情を抱くきっかけになった。1980年代のまだ韓流という言葉すらなくソウルオリンピックが開催されていない時代の旅行記であり、今とは違う韓国の姿に驚く。

自分が知らない時代に書かれた旅行記というのはどこか幻想めいてその旅が美しく感じる。

実はこのソウルオリピックの時が本当の第一次韓流ブームで、当時の話を読むと「韓流」という言葉がなかっただけで、それは韓流の始まりだった。

よく「日韓共催ワールドカップとヨン様ブームで韓国が知られるようになった」と言われるが、韓国が日本人に存在を知られるようになったのはパルパル88五輪のようだ。

 

当時ならではの情報が面白く軍事政権時代の名残で夜間外出禁止令が存在していたという話や、ソウル五輪で外国人が来客する機会が増えるのでいわゆる犬食料理のポシンタン屋が徐々に姿を消しているという情報が面白かったことを覚えている。ソウル駅ができたばかりでまだ鉄道が発達していない時代の話も面白く、実は当時は男性の方が韓国旅行に行っていた。

自分の父親も会社の旅行で韓国に行ったと語っており、ハサミで焼肉を切る姿や鉄の箸に驚いたという体験記を聞いたことがある。

 

最近ではむしろ韓国ならではのインスタ映えするスイートやカフェも発達しており、若者向けの旅行地にもなって来ている。

そしてソウルの練習問題の先見性が凄いのが「韓国旅行はいずれ若者のナウなスポットになる」と昭和の時代に予言しているところであり、その頃から韓流やK-POPのイメージも大きく変わってきた。

かつて海の砂浜にハングルが書かれた漂着物を見たときは謎めいた遠い国のように感じたが、今は鮮明な情報が伝わってくる時代になっている。

そんなイメージの変わった韓国に心惹かれる自分がいる、いつか行ってみたいと思いながら旅情を馳せずにはいられない。

 

韓国発のコスメが集合♪

TWICEのキューティセクシー湊崎紗夏の魅力

TWICEのキューティセクシー担当と言えば、日本人メンバーのサナこと湊崎紗夏(みなとざき さな)だ。

最近そんなサナの魅力に気づき始めている自分がいて、知れば知るほど面白いメンバーだと気付くようになってきた。

 

まずサナはそもそも韓国国内での人気も高く、今までの日本人のイメージが新しくなったと言われているほどに韓国でも評価が高いらしくTWICEのMVでも「チグルマニマニ シャシャシャ」と有名なフレーズも存在する。

更に韓国語の言い間違えで「チジュキンパ」と発したことは韓国の芸能界にも密かにブームになるほど広まっていて、日本人らしい魅力で活躍しているメンバーでもある。

 

有名な話で言えばTWICEの番組の時、ガスコンロで焼肉を食べているときに火が大きくなってしまったことがあった。その時に自分が食べることを優先せず真っ先に消したのがサナだったというのが韓国の掲示板で「周りに気が使える子」と絶賛されていたこともある。

 

サナ

そんなサナについて自分は最初全く違うイメージを抱いていた。

サナはもしかしたら見た目と性格が一番違う印象を受けるメンバーかもしれない。

まず見た目が凄くオシャレでスタイリッシュだったからもっと取っ付きにくいキャラクターなのかなと思っていたら、実は愛嬌たっぷりな面白いキャラだったという事に気付いたのだ。

わざわざ韓国に行って最先端のガールズグループとしてデビューするぐらいだから、ちょっとクールな感じで近づきがたいキャラなのかと思っていた時もあるしそれが最初に印象だった。

 

しかし実際にTWICEの番組や普段のメンバーとの交流を見てるとそんなことは決してなく、むしろ普通の大阪のかわいい子がバリバリの大阪弁で話してて一気に親近感が持つようになった。

韓国に長く住んでることもあって標準語だとちょっとカタコトっぽく聞こえることがあるけど、大阪弁だとガチでネイティブなところもサナの魅力だ。

「生き物は友達だけどセミだけは怖い」と言っているときの大阪弁は本当に普通にいる子そのものなのが可愛い!

 

最初の印象としては韓国に行ってるので正直あんまり日本人っぽくないのかなとちょっとは思ってたけど、実は本当に普通の日本人の子なんだなというエピソードは多い。

例えば日本の情報番組に出演してハリセンボン春菜と共演したことがある。

その時に「まさか真横で見れるとは思ってなかった」と素直に感動していて、本当に少し前まで普通に日本で暮らしていたんだなとその時自分は思った。

 

他にも韓国の番組でTogetherの読み方を韓国人のタレントが「トゥゲダー」と言ったときに、日本式は「トゥギャザー」だと言ったのを見て日本人あるあるだと一気に親しみがわいてきたことがある。

韓国語のテロップでカタカナで「ツゲザ」と書かれていた時は、言語ネタとして面白かったし日本でも韓国人の日本語の発音が独特な時は可愛いと感じることがある。例えば同じTWICEのダヒョンの日本語はいつ聞いても可愛いし面白い。

 

似た様な例で言えば同じく日本人メンバーのモモがCHEER UPの歌詞で「チョールジマ」というところを「ジョーリジマ」とZの発音っぽく言う事もネタにされていることも有名なエピソードの一つかもしれない。

一見韓国語がペラペラのように見えて結構韓国語でも日本人っぽさで出るんだなというのは面白いし、こういういろんな国のメンバーがいるからこその面白さがTWICEの魅力だ。

 

更に「キューティセクシー担当」というようにTWICE内のナルシストキャラを確立しているところも面白く、韓国のバラエティ番組にも上手く溶け込んでいる。

日本にもセクシーサンキュー中島健人がいるのでキューティセクシー湊崎紗夏とどっちが"セクシー対決"の勝者なのかという共演もいつか見てみたい。

 

ファッションの魅力としては髪色が明るい色の時と黒髪の時とではそれぞれ魅力が異なる。個人的には金髪や銀髪の時が好きで、日本の女子アイドルも金髪結構似合うんだなというのをサナは示していると思う。

韓国でもサナのメイクの仕方というのがよく調べられているらしく、ファッションアイコンにもなっているところがある。サナみたいになりたいという女の子が日本だけじゃなく韓国にもいっぱいいるというのはちょっと日本人として嬉しいことかもしれない。

性格もファッションも、そしてTWICEでのパフォーマンスもいいところが本当に多い。

それがキューティセクシー担当サナの魅力なのではないだろうか。

TWICEに日本人メンバーが在籍していることのメリットとは何か

TWICEと言えば韓国のグループでありながら日本人と台湾人のメンバーが在籍していることで知られている。

むしろその珍しさがこのグループが人気になっている要因の一つであり、これまでの韓流との大きな違いになっている。

例えば少女時代にはジェシカやティファニのように欧米風の名前で海外出身のメンバーがいたことがあるものの、在米韓国人や帰国子女だというケースが多かった。

 

いくつかの例は過去にある物の9人中3人が日本人、1人が台湾人といように半数が韓国人にとっては外国人というグループはほとんど例がない。

それどこから日本でも外国人メンバーが多いグループは過去にハロプロのグループに中国人メンバーがいたぐらいという例のように数が少ない。

 

ここでTWICEの外国人メンバーを一度整理してみたい。

日本人にとってはむしろ外国人というわけではないがTWICEの「助っ人外国人」としてミサモと呼ばれる3人の日本人がいる。

ミナ:兵庫県

サナ:大阪府

モモ:京都府

ツウィ:台湾

そしてジヒョ、ナヨン、ジョンヨン、ダヒョン、チェヨンの5人が韓国人メンバーである。

 

自分は日本人だからミサモの3人だけを応援しているというわけではなく、むしろダヒョンとチェヨンが好きで決して日本人だから凄いとかそういうことを思っているわけではもちろんない。

ただTWICEを見ていて思うのがいろんな国籍のメンバーが集まるとこれほど魅力的なグループになるのかという感動がある。

 

例えば仮にミサモツ(ミナ、サナ、モモ、ツウィ)がいなかった場合、5人の韓国人でデビューしていたらほとんど韓国内でも注目されないグループになっていたかもしれない。

5人の韓国人アイドルグループといえばKARAが人気を博したことがあり個人的にもファンだった。ただ確かにジヒョはギュリのようなオーラがあるものの、この5人で大きなグループに慣れてたかというと疑問符が付く。

 

そして逆に日本人メンバーも韓国のグループにいることがメリットになっている部分がある。

例えばミサモの3人が日本のアイドルグループやダンスグループで人気になっていたかと言えばデビューできていなかったかもしれない。乃木坂46や欅坂46にいるイメージも沸かないし、E-girlsで活躍している姿も想像できない。

これだけの逸材が日本では埋もれていたかもしれない考えると、才能が評価され開花されるのは国によって左右されることがわかる。

 

間違いなくモモやサナ、ミナのダンススキルは超一流でキャラクターも抜群に面白い。ただ日本の芸能界はスキルが高い事や努力家であるだけでは評価されない難しさがある。

真面目にダンスの技術を磨くことで評価される韓国の芸能界というのは、ダンスやパフォーマンスを極めている人にとっては才能を発揮できる場所なのかもしれない。

 

更に日本人メンバーがいることで韓国人メンバーの魅力も上がり、それぞれの個性が際立つメリットもある。

仮に9人とも韓国人だったらメンバーが覚えられないしそれぞれの個性の判別をつけるのが難しくなるのは間違いない。自分少女時代の9人を把握しているものの、実際の所韓国人を9人覚えるのは難しかったり区別がつかなかったりする事はある。

TWICE

違う特色の国から集まってることで全員が飽きない存在になっているというのは面白いし、自分の国に重ねて見ることもできるのが魅力になっている。

自己投影をすると言っては変かもしれないけれども、日本人メンバーが韓国人メンバーと仲良くしてる時外国人の友達がいるような感覚になる時がある。

それはおそらく韓国人のファンも感じてることで、例えばジョンヨンとモモが一緒に焼肉食べてる姿を見て嬉しい気分にきっとなってると思う。

 

ちなみに自分が一番好きな組み合わせはダヒョンをサナオンニが可愛がってる時が一番癒される!

 

それで言えば台湾出身のツウィもTWICEが無かったら何をしていたのかなと考えると答えに困る。台湾アイドルがK-POPや韓流以上に人気になることは現在では難しく、ツウィ一人で有名になっていたかといえばそうではなかった可能性が高い。

 

例えばサッカーでマイナーなワールドカップに出場できない国にも凄い選手がいることがある。ウェールズ代表のベイルやガボン代表のオーバメヤンは間違いなく世界トップレベルのサッカー選手である。

いわばツウィはアイドル界のガレス・ベイルのような存在でTWICEというチームにいることで存在を輝かすことができている。

アイドルではまさに日本、韓国、台湾がトップの人材を育成しており、その連合チームがまさにTWICEになる。

 

だからサッカーファンとしてはサッカー強豪国の人ってこういう感覚なのかなと考えて見たりもする(サッカー詳しくない人すみません)

例えばレアル・マドリードはスペインのチームだけどエースはポルトガル人で、スペイン人だけでなくフランス人やイギリス人が活躍している。

バルセロナもスペインのチームだけどブラジル人、アルゼンチン人、ウルグアイ人がエースの3人だったことがある。

日本人メンバーが韓国のグループで活躍しているのはサッカーで、ポルトガル人やフランス人が持つ感覚なのかなと理解できた気がする。

 

つまりいろんな国の人が違う能力や特技を持ち合わせて一つのチームを作り上げるというのは素晴らしい!ということをTWICEを見ていて思う。

韓国人も自国のグループが流行って嬉しいし、韓国人メンバーにもスポットライトが当てられる。そして日本人も台湾人も海外で頑張ってることに尊敬したり憧れたりする。

TWICEのファンはもちろん日本、韓国、台湾以外にもいて自国出身のメンバーがいない国の方が大半でもある。

そう思うとこの今一番流行っていると言っても過言ではないガールズグループに自国の人がいるというのは、まさにバルセロナやレアル・マドリードに自国の選手がいるみたいなプレミア感がある。

 

バルセロナに日本人選手はいないけどTWICEには日本人がいる、みたいな喜びもあるしそれをきっかけに韓国人と台湾人のメンバーの事も知ることができる。

これって凄く良い事なんじゃないかなと思うし、実際自分も韓国人のイメージは大きく変わった。それは韓国人も思っていてミサモの3人を見て日本人のイメージが変わったという人は多い。

KARAや少女時代、東方神起の時には知ることができなかった韓国人メンバーの一面を見ることができたという意味で見ていてすごく面白いグループだなと思う。

そう考えるともしかしたらこのTWICEの活躍はもっと大きなものになっていくかもしれない。

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