悲報:OH MY GIRLヒョジョンさんの若作り、もう限界・・・
OH MY GIRLの新曲がちょっとクレイジーすぎて衝撃を受けている。
「バナナアレルギーモンキー」という曲は、バナナが食べられないお猿さんがバナナジュースを飲んで幸せになるという謎のストーリーを描いているらしいのだが、何よりその振り付けがかなり独特に仕上がっている。
そしてこの曲はOH MY GIRLのメンバーの中でユニットが作られ、ヒョジョン、ビニ、アリンの3人がこの曲を担当しているようだ。
たまに韓流はぶっ飛んだ曲を作るけれども今回のバナナアレルギーモンキーは今までのOH MY GIRLの中でも特に特徴的で、何と言ったらいいのだろうかとにかくちょっと見ていて恥ずかしくなるような作りになっている。
特に恥ずかしいのが、このいかにも女性アイドルらしいキャピキャピした曲に、なぜヒョジョンさんを採用したしというところだ。
もうすぐ24歳のヒョジョン(효정)にこれは結構キツい・・・というか、もうそろそろヒョジョンさんの若作りが限界に達してしまっている。
もうこれ完全に「お母さんと2人の娘」みたいな構図になっていて、アイドルというお仕事って大変なんだなとヒョジョンさんは体を張って伝えてくれている。よりによって最年少メンバーの2人と組ませられるヒョジョンさんが一番辛い環境にいるんだと感じた。
おばさんが頑張ってツインテールにする姿はなぜだか哀愁を誘う。
ビニとアリンは最年長メンバーが2人のために引き立て役をかってくれたことに感謝しなければならない!
ただそんなヒョジョンさん、OH MY GIRLの中で一番アイドルとして頑張っているような笑顔はアイドルを心から楽しんでいるようにも見える。
おもわず「さん付け」で呼びたくなるようなお母さんオーラを持つヒョジョンさんだが、どんな時も全力でアイドルをしている姿はミラクルを元気にさせてくれる。
実は内心この頑張るヒョジョンさんが一番アイドルしてるなぁと自分は思っているし、不思議な優しさがある。
ヒョジョンはとにかくアイドルとしての表情作りはどんな時も絶やさないサービス精神がある。
K-POPアイドルには珍しく身長が低いことも特徴で、小柄な体型ながら、その落ち着きと優しさでOH MY GIRLを引っ張っているし安心感をもたらしている。
若い子たちの中に1人だけいるようなお母さん役と言ったらいいのか、とにかくスナックのママさんみたいな落ち着きがあるのがヒョジョンさんの良いところだ。
本当はもしかしたらもっと年齢行っているのではないかと勘繰りたくなるぐらい、年齢以上に落ち着いて見えることがある。
この「ババァ無理すんな」感がヒョジョンさん最大の魅力であり、最年長メンバーでありながら年下のメンバーからもイジられるような大らかさの持ち合わせている。
もうこうなったらヒョジョンさんが何歳までアイドルを続けられるかというところを見守るのがミラクルの役割であり、「ヒョジョンさんじゅうはっさい」というネタが成立するぐらいまでやってもらいたくさえもある。
ヒョジョンさんの若作りはいつまで通用するのか、それもOH MY GIRLの見どころの一つかもしれない。
もし韓国語にハングルが無かったらどうなっていただろうか
韓国語と言えばまず真っ先にハングルが思い浮かぶだけでなく、韓国自体のイメージにもなっているほど象徴的な文字だ。
ハングルのデザインについては魅力的な文字だと考える人もいれば、禍々しい呪文のような文字だと考える人もいる。
そのように好みは分かれるがいずれにせよ韓国語、あるいは朝鮮語の個性になっていることは間違いない。
ハングルの歴史をさかのぼれば西暦1446年に公布された訓民正音に行き着き、その歴史は現代で使用されている文字としては比較的新しい。誰が考案したか、いつ作られたかという歴史が解明されており、「人工的な文字」として韓国人はそこに誇りを抱いていると言われている。
自分は彼らが主張するようにハングルが世界一優秀な文字だとまでは思わないが、確かに合理的な要素は存在することは認めている。世宗大王が考案されているとされているが、当時の科挙に合格した両班階級出身の官僚が創設しただけあって確かに理路整然とした作りになっている。
ハングルの文字としての特性を端的に言い表すならば「表音文字でありながら漢字の構造を持つ文字」と考えれば分かりやすいかもしれない。
元々李氏朝鮮自体が中国の影響下にあり、歴史的にも漢字文化圏に属してきたため当然ながら漢字の影響が見られる。
似た様な例で言えば日本語の表記に使われる平仮名や片仮名が、漢字から借用し簡略化した文字であることは日本人ならば誰もが習う事だ。
ハングルにも漢字に使われるデザインが多く使われており、漢字の素養がある人ならば実は非常に書きやすく読みやすい文字である。
そしてハングルと片仮名の最大の違いは、ハングルは構造面でも漢字的な要素があるという事にある。
漢字の偏や作りと言われる書き方、例えば「さんずい」や「しんにょう」と言ったものがハングルにも応用されている。
そのため一つの文字に最大で4つの音節を加えることが可能であり、少ない文字数で多くの表現が可能となる。
かつてツイッターの開発者が「日本語はチート」とツイートし、144文字における表現力が長けていることを指摘していたが、実は韓国語も同じようにツイッター向きの言語だと言える。
むしろ表音文字としてみた場合、日本語以上に短く表現できる場合も存在する。
日本語の場合漢字と併用して使っているので、基本的には平仮名と片仮名だけで表記しなければならないという状況はほとんど存在しないが、仮に表音文字限定で表記するとなればアルファベット程ではないが文字数は多くなる傾向にある。
例えば「日本」をひらがなで表記する場合「にっぽん」となり4文字を要するが、韓国語の場合「일본(イルボン)」の2文字となる。
また「大韓民国」についても日本語の場合、「だいかんみんこく」と8文字に飛躍するが대한민국(Dae han min guk)となり文字数では元の漢字表記と変わらない。
ただし日本語の場合、ごく普通に漢字表記を使うためわざわざ表音文字だけで表記する必要は限られているため、これが言語の表記法の優劣を表すわけでないことは留意しておかなければならない。
言語の優位性については、韓国語の発音が日本語より複雑であることは言語学的に事実であり、韓国人は日本語を勉強したときにその発音が簡単だと感じる人が多いようである。
確かにK-POPアイドルを見ていても、日本語が堪能なメンバーは多く、韓国人が習得しやすい言語であるという説には一定の信憑性がある。
確かに韓国語は日本人が勉強した場合、とても難解な発音があるのは真実だ。
しかし仮に「発音が複雑な言語は優秀な言語」という説が成立するのであれば、ギネスブックに世界で最も難しい発音がある言語として登録されたこともあるチェコ語が世界一優秀な言語になるだろう。
ポーランド語やウクライナ語も発音が難しいが、はたしてそれらの言語が優秀かどうかは分からない。
むしろ発音の面では比較的簡単な日本語が国際的に評価されている論文や著書は多く、日本文学は源氏物語の時代から始まり、川端康成と大江健三郎と2人のノーベル文学賞受賞者を輩出している。
そのため発音が難しい言語が優秀だという考え方は眉唾物だと言わざるを得ない。
このように言語にはそれぞれ長所と短所があり、そこに優劣をつけようとする考え方自体がナンセンスだ。
その一方で「主観」で判断した場合にはもちろん世界中のあらゆる言語にそれぞれの魅力が存在する。
ここでようやく韓国語にハングルが無かった場合どうなっていたかという本題に入ることになる。
もし仮に韓国語、朝鮮語にハングルが無かった場合、言語としての魅力や個性は今よりも限られた物であった可能性が高い。
「ハングルが無い韓国語」を具体的にイメージしようと思うならば、ベトナム語を想像すれば分かりやすいだろう。
ベトナム語は元々漢字文化圏に属していたため漢字の影響を受けており、かつては「チュノム」と呼ばれるベトナムでローカライズされた文字が使われていたこともあった。
しかし今は基本的にアルファベットでの表記が主流になっており、それは伝統的な歴史上の文字の範疇を出ない。
主観ではあるがベトナム語と韓国語ならば後者の方がより個性的に見え、アルファベットにしたからといってその言語の人気が高まるかと言えばそう簡単ではない。
ただしベトナムは人口9000万人の人口大国でもあるので、ベトナム語は今最もアジアで需要のある言語の一つと言っても過言ではない。
また東アジア圏で独自の文字を持ちながら現在では西洋伝来の文字を採用している言語でいえばモンゴル語がその代表格だ。かつてはモンゴル文字が存在したが、今ではやはりキリル文字での表記が主流となっている。
ハングルが無い韓国語をより分かりやすく言えば、ローマ字で表記した日本語のようになっていた可能性もある。
敗戦直後、日本でもローマ字併記に転換するという運動が行われたことがあったがそれは現実化することが無かった。モンゴル語やベトナム語と異なり、日本語と韓国語はそれぞれ自国産の文字と漢字を併用する形を取った。
戦前に時間を戻すならば、当時の朝鮮にハングルという固有の文字が存在しなかった場合、おそらく現在の北海道地域で使われていたアイヌ語と同様に、片仮名がその表記に使われていたのではないかと自分は考えている。しかしながら当時の朝鮮にはハングルという独自の文字が存在したため、日本語の教育を除いてはある程度ハングルが尊重される場合もあった。
その後1945年に韓国と北朝鮮が日本から独立を果たし、いざ近代の朝鮮語をどう表記して行こうとなった時、ハングルが存在しなければ当時の為政者は大いに迷ったはずだ。
北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国の金日成はおそらく漢字表記を模索したのではないか。当時の北朝鮮は中華人民共和国と共産圏として同盟関係にあり、「簡体字」と呼ばれる簡略化された漢字をそのまま応用していた可能性が高い。
逆に当時の韓国は西側に属しており、初代大統領の李承晩はアメリカ留学経験者でもあるためシンガポールと同様にアルファベットを採用していたのではないかと考えられる。現在でも韓国と北朝鮮では元々同じ言語でありながら違いが存在しているが、ハングルが無かった場合、それぞれ漢字とアルファベットという別々の道を辿っていただろう。
北朝鮮は中国に近づき、韓国はシンガポールのようになっていたのではないだろうか。
「アジアNIES」という言葉のようにかつては新興国として肩を並べていた韓国とシンガポールは共通点が多い。
韓国は今も英語教育に力を入れており、仮にハングルが無かった場合はシンガポールのように産業化や国際化のために事実上の英語圏になっていたシナリオも想定できる。
ハングルがあったからこそ自国の言語を純化する方向に向かい、実際に韓国語の個性を確立することに成功したのも事実だ。例えば「海苔巻」を「キムバプ」にし、「カラオケ」を「ノレバン」にしたのが具体例だ。
ハングルがなければシンガポールやインドのように英語圏にはなっていたかもしれないが、その一方で現代の韓流文化は存在していなかっただろう。
韓流は存在しても「シンガポール流」は存在しないが、その一方でシンガポールは客観的に見れば日本を超えてアジアで最も先進的な地域となっている。
シンガポールには「シングリッシュ」と呼ばれる英語のピジン言語やクレオール言語のような言葉が存在するので、ある程度英語での意思疎通は可能である。
そのため国際化自体は非常に容易かったという側面は存在するが、逆に言えば日本文化や韓国文化のような国際的に愛好される文化を生み出すことはできていない。
韓国や北朝鮮が自国言語の純化運動に使う労力を、英語、あるいは中国語の普及に使っていれば国際化はできたかもしれない。
その一方でやはり自国の個性的な文化や伝統は失われていただろう。
ベトナム語やピンインで表記される中国語のように、アルファベットで表記されている韓国語は、確かに読みやすいかもしれないがその一方で魅力は半減する。
中国東北部、旧満州地域に多く在住している朝鮮族の人々や中央アジア地域の高麗人が使う朝鮮語を聞くと、確かに現代韓国語と共通する部分は多いが発音上は中国語の方言のように聞こえる場合がある。
それらの例を鑑みればハングルがあったからこそ中国語との違いを確立し、現代の韓流やK-POPのような文化を生み出せたという側面は事実だと言えそうだ。
文字が言語に与える影響はこうして考えてみれば非常に大きい。
日本語もローマ字表記ならば今日のような状態になっていたかはわからない。
アルファベットやローマ字で表記される韓国語、 それは確かに読みやすいがどこか淡白な印象を受ける。
もしハングルが韓国語に無ければ中国と日本語、そして英語が入り混じった限定的な地域の言語になっていたのかもしれない。
TWICEの日常:平均的日本人、韓国人、台湾人女性の会話
実はと言うと今ではTWICEのメンバー9人全員が完璧に見分けがつく自分も、最初に見たときは誰がどこの国出身なのかほとんど区別がつかなかった。
今でもTWICEを初めて見たときの衝撃は覚えているけれど、とにかくあの時の第一印象は「誰が日本人なんだ?」というものだった。
TWICEに興味を持った人ならば誰もが最初に通る関門だが、意外と区別が難しく初めは迷い戸惑う。
風の噂で日本人メンバーが3人、TWICEという韓国のアイドルグループで活躍しているという話は聞きつつも、そこまで興味はなかったのが正直なところかもしれない。
しかし本当に何気ないきっかけでKARAや少女時代が懐かしくなり、「さて最近の韓流K-POPでも見てみるかな」となった時に何気なく見たTWICEに衝撃を受けた。
今思えばダヒョンが全てのきっかけで、もしダヒョンがいなければ多分自分はTWICEを単なる最近のK-POPアイドルグループとして見過ごしていたかもしれない。
TWICE(트와이스)の面白さはやはり、その多国籍な文化にあるように思う。
一見すると日韓台という3カ国はそれぞれ対立し合っているように見えるがけれども、本質を見ればとても似ている"三人組"であり、世界中探してもここまで似ている3カ国というのは中々存在しない。
せいぜい「ベネルクス三国」と言われるオランダ、ルクセンブルク、ベルギーが思い浮かぶが、そこまで連帯感という物は感じない。
北欧のノルウェー、スウェーデン、デンマークも確かに3人組的な要素はあるし、ラトビア三国のエストニア、ラトビア、リトアニアという組み合わせも存在する。
しかしここで問題になるのは「経済規模」である。
アジアの先進国スリートップ日本、韓国、台湾からなるこの経済圏は、世界中探してもこの三国を超える組み合わせはほとんどないと言っても無理はない。
実は世界的な視点で見ても、「日韓台」ほど経済的にも人口的にも、そして文化や人種の面でもここまで均一性のとれた文化圏や経済圏というのは存在しないと言っても過言ではない。
まさにその日本、韓国、台湾の出身メンバーからなるのがTWICEであり、今のグローバル時代を象徴している多国籍アイドルグループとして人気を博している。
このTWICEきっかけで、隣国の文化を知ることができたり興味を持ったりしたという人は日本だけでなくもちろん韓国や台湾にも存在しており、「TWICE」という"共通言語"で今や国籍や海を越えて話すことができる。
例えばこの何気ない日本人、韓国人、台湾人の会話を是非とも見ていただきたい。
具体的な名前を言えばTWICEのサナ、ダヒョン、ツウィの3人がとても仲良く話している。
ここにはまるで国籍という壁を感じず、それぞれが本当に親しく話している。
「サナのコミュ力すげぇ」とか「ダヒョンの髪型おもしれぇ」とか、「ツウィ自然に笑ってる」とか、そういう細かいつっこみはともかく、とにかく全員楽しそうなんだよね。これが日韓台の近隣諸国のあるべき真の姿というか、こうした未来を思い描けばとても良いんじゃないかなとも思う。
似ているからこそ普段はとても小さな違いを探し出して対立しているけれども、実は一番共有できる物が多くて、理解し合いやすいのが日韓台だというのをサナ、ダヒョン、ツウィの3人が紛れもなく示している。
先入観さえなければ、本当はこうやってもっと普通に自然にできるんじゃないかなと思うし、むしろベストは3か国なんじゃないかなとTWICEを見ていて思う。
世界中探してもここまで相性の良い3か国というのは中々見つからない。
日本、韓国、台湾、世界最高の3人組はTWICEが示してくれている。
なぜか南米チリでも人気のTWICE モモへの歓声がヤバい
Music Bankという韓国の大手音楽番組の南米チリ公演に、TWICEも出演し根強いファンが現地にも存在することを印象付けている。
知らない間にTWICEがチリにも行っていたこと自体驚きだが、何よりも反響が凄く既にいくつもファンカメラ動画が上がっている。
南米と言えば実はアジア圏の文化への関心が高く、実際に自分も高校時代には少女時代が好きな南米の留学生を見たことがある。
特にチリは韓流人気が高いらしくMusic Bankという番組ごとツアーを行い、そこにTWICEも参加したという経緯のようだ。
例えばこのLIKEYの映像では、とにかく南米ファンの熱さが伝わってきてとても面白い。
皆歌詞や振り付けを覚えいて、盛り上がりどころが分かっていることが伝わってくる。
LIKEYと言えばダヒョンの「チャカマ チャカマ」のラップパートと、モモのダンスパートが最後に盛り上がりが最高潮に達する場面である。
そこで歓声が最高潮に達し盛り上がるのだが、モモのダンスパートの時の歓声がとにかく凄い!
やっぱり南米人はダンスが好きなのか、モモのダンススキルの高さは南米のファンにとって非常に魅力的に映るのかもしれない。LIKEYのようなテンポがリズミカルな曲はまさに南米人の好みに合うのだろう。
モモすげぇ!とこういう映像を見ると思うというか、ももりんって凄い人なんだなと改めて分かるのがこういうファンの反応だ。
平井さんは凄い(小学生並の感想)
それにしても南米ファンの情熱は凄い。
皆元気に歌っていて会場の熱気がとてつもない。
チリだけでなくブラジルからも来ていて、グローバル時代のアイドルのあり方を示している。
地球の裏側であってもネットの時代では人気は瞬く間に広がり、まさにモモのように日本人が韓国のグループで活躍してそれでスターになるという夢がそこにはある。
他の動画では曲が始まる前から「サナ!サナ!」と熱いコールをしているファンもおり、とにかく南米人の熱量は凄い。
もちろん韓国人メンバーのナヨンやジョンヨンもかっこよく、南米の女性のファッションアイコンにもなっているというのが現代の時代を象徴している。
南米と言えばまだ東洋人に対する偏見というのは現実に存在していて今も問題になることは多い。それがこうして文化をきっかけに変わっていくのであれば、アジアの音楽がこうして受け入れられるという事には大きな意味があるように思う。
ところでチリと言えば真っ先に思い浮かぶ人物がアレクシス・サンチェスとビダルの2人だ。世界で最も有名なチリ人はサッカーチリ代表の二大エースと言っても過言ではない。
残念ながらチリ代表はワールドカップ出場権を逃してしまったが、この公演に来ていたらそのショックも和らいでいたのではないか。
アイドルオタクとしてTWICEを熱心に応援するサンチェスとビダルを想像したらサッカーファン的にはなぜか笑えてくる。
ビダル「アレクシス、見ろ、あれが今流行りのTWICEだ。俺はジョンヨンが大好きなんだよ」
サンチェス「兄さんめっちゃTWICE見ると元気っすね」
ビダル「何がワールドカップだ、チリには彼女達さえ来てくれればいい」
サンチェス「自分も今マンUで友達出来なくて、いつも飯一人で食ってるんすよ。なんかこの子たち見てると元気出てきました」
ビダル「そうだろ、それが分かったなら俺の方なんて見てないでその視線をナヨンに向けるんだ。俺の方を見るのはサッカーの試合でパスを出すときだけでいい」
サンチェス「ハイ!」
そしてもう一つ南米ファンの面白い動画がこれで、オタクはどこでもオタクなのだというのが不思議と分かる。
Heart Shakerに合わせて陽気に歌う様子は、もはや「絶対に笑ってはいけない南米のTWICEファンの反応」というサブタイトルをつけても違和感がない!笑
それにしてもこの南米のONCEノリノリである。
地球の裏側のチリにもこれだけTWICEの情熱は広がっている。
どうやら想像している以上にTWICEの影響力は大きいようだ。
かつて少女時代がそうであったように、今TWICEがそのスターの階段を全力で駆け上がっている。
サッカー韓国代表VSポーランド代表の試合を見て思ったこと
今回の国際Aマッチデーにおいて日本代表がウクライナと試合をしていた裏で、韓国代表はポーランド代表と試合をしていた。
この組み合わせの試合は日本のサポーターにとっても見る価値がある試合である。
なぜならばポーランド代表は日本代表がワールドカップ本戦で対戦する国であり、韓国代表は同じアジア枠からの出場でもあるため参考にできる部分が存在するからだ。
フル映像が無いのでハイライトでの評価になってしまうことは前置きした上で、この試合は非常に見ごたえがあった。
まずポーランド代表については相変わらずレヴァンドフスキが要注意人物であり、当然ながら日本代表戦でも脅威となることは間違いない。
レヴァンドフスキとどう対峙するかというのはこの試合を見て少しはイメージしやすくなるかもしれないし、そもそもポーランド代表も日本戦を想定して今回韓国と試合を組んでいる。
非常に素早い攻撃で一発のクロスやスルーパスからチャンスを作り、少しでもレヴァンドフスキに通ればほぼ取り逃さないだろう。
先日のウクライナ戦は1-2の敗戦に終わったが、ポーランドに先制されてからどう立て直すかという視点で自分は見ていた。
この試合ではまずポーランドに2点先制されるが、韓国代表はそこから2点追い付き一時的に同点までたどり着いた。その後強烈なミドルシュートを決められて3-2で決着がついたが、2点をポーランド相手に取り返す得点力は見事だと言わざるを得ない。
日本代表に欲しいのもこういった得点力であり、欧州の強豪チームとこれだけ台頭に戦えている韓国代表は予選の時の停滞が嘘であったかのように着実に成長している。
まるで欧州のチーム同士が試合をしているかのような激しい試合となっており、今の韓国代表は欧州のレベルに達していると言っても過言ではない。
特にソン・フンミンはここに来てようやく代表にフィットし始め、本領を発揮する機会が増えている。
かつて本田圭佑が「個の力で韓国は次のステージに入ろうとしている」と語ったが、2点目のミドルシュートなどはまさにその個の力を表している。
日本代表のピークが予選突破を決めたオーストラリア戦ならば、そこから日本は停滞し、韓国は成長を続けているというのが現実的な評価だ。
韓国代表は日本が対戦するコロンビア代表にも勝利を収めており、見習うべきところは見習わなければならないはずだ。
韓国代表というのは日本よりワールドカップに参加している歴史が長く、その意味でも学ぶべきところは多い。
韓国はある意味で弱者の立場である事を恐れない力強さがあるように思う。
サッカーに置いては昔からワールドカップに参加している古参の伝統国でもあるため、弱者であることや厳しい組に入れられることに彼らは慣れている。
ワールドカップというのは周りが厳しい国であって当たり前という前提から入っているので、過度に恐れることが無い。
韓国という国自体がそもそも歴史的に様々な脅威に晒されてきただけでなく、現在進行形で続いているため強者に立ち向かうというファイティングスピリットのような物は非常に強い。
韓国が今回在籍しているグループはドイツ、メキシコ、スウェーデンがいる「死の組」となっており、常識で考えれば突破は絶望的だ。
昨年末の組み合分け抽選でも、最後の日本と韓国が残り、かろうじて日本は最悪の組を避けることができたが韓国はその組に入ることになった。
今になって冷静に考えれば日本が入ったコロンビア、ポーランド、セネガルという組も十分に厳しいが韓国が対面している状況はさらに難易度が高い。
今回自分は韓国に同情的な部分もあり、実は今回応援するチームの一つに韓国代表を入れている。
そもそも韓国がグループリーグを突破する時は日本も突破するという法則があるので日韓ともに活躍することが理想的だ。
ドイツ代表が1位突破することはほぼ既定事項だが、今の韓国代表を見ているとメキシコとスウェーデンとの2位争いには十分可能性があるように見える。
正直アジアのサッカーファンとしては、スウェーデンやメキシコがグループリーグを突破したところであまり関係が無いというのも本音だ。
逆に同じ東アジアの韓国がこの難しい組で勝ち抜ければ、まだアジア人にもサッカーの世界で可能性があるという希望を抱くことができる。
また韓国は近い国なのでワールドカップの盛り上がりが高まれば日本に波及するというポジティブな要素もある。
元々韓国は伝統的にサッカーが人気な国でもあり、特にプレミアリーグのファンは非常に多い。そして何よりロンドン五輪での銅メダル獲得や、ソン・フンミンの活躍もあり今サッカー熱が非常に高い。
更にこのポーランド戦の試合を見て、この赤と黒の韓国代表のユニフォームがかっこいいなと思って調べたところ、どこかで見覚えのある顔を発見する。
分かる人ならわかるかもしれないが、この女性、あのRed Velvetのスルギなのだ。
韓国で今最も勢いのあるガールズグループと言えば、Red Velvetでありその中でも特にスルギは人気が高く実際にNIKEの韓国代表関連の広告にもこのように登場している。
もちろん日韓戦になれば日本代表を応援するが、今回の自分はK-POP的にも、そしてアジアサッカー的にも韓国代表に期待を寄せている。
韓国代表が勝てば自分の好きなK-POPアイドルのメンバーが喜ぶと思えば、負けてほしいとは思えない。
日本代表と韓国代表のどちらもグループリーグを勝ち抜けば、TWICEのメンバーは盛り上がるだろうなとか想像すると不思議と今回は応援寄りだ。
2010年の時は当時のKARAがサッカーをイメージした曲を発表していたが、今回もワールドカップに合わせたようなアイドルの活動が見られるかもしれない。
ちなみに韓国語でサッカーは「チュック(축구)」と呼ばれており、「足球」を韓国語読みした発音となっている。
なぜ韓国でサッカーが人気なのかと言えば、それは日本統治時代に「支配者である日本人に勝つ事の出来るスポーツだったから」という説もあり非常に歴史は長い。
韓国の元大統領である全斗煥がアマチュアのゴールキーパーだったというエピソードもあり、戦前から国民的なスポーツでもある。
戦前は日本に立ち向かうスポーツであり、戦後は世界に立ち向かうためのスポーツが韓国におけるサッカーでもあった。
だからこそ強者に立ち向かうというメンタリティにどこか見習う事の出来る要素があるのではないか。
今回非常に厳しい組に入った韓国だが、彼らの闘争心や反骨心に負けないように、そして競い合うように日本代表にも上を目指してもらいたい。