elken’s blog

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イスラエルの武器って何かかっこいいよな

世間的には小国だと認識されているが実は極秘で軍事技術を開発していて隠れ軍事大国である、そういった国が好きな人はいないだろうか。

代表格で言えばまさにイスラエルであるし、スウェーデン、ベルギーなどもこの類に当てはまるだろう。とくにイスラエルは軍事ミリタリーファンから根強い支持を得るかっこいい武器が多い。

世界情勢で暗躍する国家であり核兵器を持っているかもっていないかというグレーゾーンを保ち、アメリカへの強い影響力を持つ。中東戦争で周りのアラブ諸国に囲まれながら独立をたもったという実戦の強さもあり、国民皆兵制度によって女性兵士も多く存在する。

まさに隠れた軍事国家がイスラエルだ。

ヘブライ語を使用し、ユダヤ人が集まってようやく勝ち取ったイスラエル人にとって念願だったシオン国家がまさにイスラエルである。国家が非常に独特なメロディで派手な軍歌のような曲ではなくこれまでのユダヤ人の苦難が伝わってくる曲だ。ダビデの星をデザインにあしらった国旗が有名でありまた象徴でもある。ユダヤ人は歴史的にも非常に優秀な人材が多く、その人材が開発したのがまさにイスラエルの武器である。

その中でも特に人気のイスラエル製武器ベスト5を上げるとするならばこの5つになるだろうか。

 

1:メルカバ戦車

まさにイスラエルの独立を勝ち取った英雄的な戦車と言っても過言ではない。アラブ諸国が使用していたソ連製の戦車に対して圧倒的な戦闘力を誇り中東戦争において活躍し今も現役の戦車だ。人口が少なく人命を重視しなければならないイスラエル軍の事情が反映され脱出がしやすい構造になっているのもお国柄が反映されている。

個人的にも現代戦車で最も好きな戦車がメルカバでありその独特な魅力のとりこになる戦車ファンは多い。どこか未来的なデザインがイスラエルらしさを醸し出している。MK1からMk4までのバリエーションがある。

2:デザートイーグル

自動拳銃最強と呼び声の高いハンドガンだ。ゲームや漫画などの創作にも引っ張りだこであり中高生を中心に絶大な人気を誇るIMI社の傑作銃だ。世界的にも非常に人気でありまさにイスラエルの象徴といってもいい。50口径を自動拳銃で再現したロマンあふれる拳銃でありハンドガンではデザートイーグルなら知っているという人も多い。

もはやハンドガンの領域を超えたアイコンなのがデザートイーグルだ。

3:UZI

これまたIMI社が開発したサブマシンガンであり独特なデザインをしている。特殊部隊用としてイスラエル以外でも開発されている。イスラエルの魅力はとにかく独自兵器を開発するところである。アメリカと親密な関係にあるが決して武器を輸入するだけでなく自国で武器を開発している。周りが敵だらけということもありいつでも武器が手に入るという状況でないことをイスラエルは認識している。

それゆえに自力で多くの兵器の開発に力を入れるのがイスラエルという国家だ。このUZIサブマシンガン界の最高傑作銃の1つであり軍事関係者からの評価は非常に高い。

4:ガリル

AK47の影響を受けたイスラエル製のアサルトライフルがガリルである。その一方で弾丸はNATO弾であり、西側と東側の融合という形に近い。イスラエル自体世界中からユダヤ人が集まったこともあり、東西問わず様々な技術が流入している。歴史的にも様々な民族が集まる場所でありイスラエルの武器群は多様性に富んだ独自の文化を持っている。そのためこのガリルも西側なのか東側なのか不思議な雰囲気をしている、そういった独特な雰囲気もイスラエル軍の魅力なのではないだろうか。

5:クラヴ・マガ

人間最後に頼れる武器は己の人体である。イスラエル軍は軍用格闘術として世界中の格闘技からノウハウを取り入れ完全に軍用の物として独自の獲得技術を作り上げた。

それがクラヴ・マガである。全格闘技中最強という呼び声も高くまさに実戦の為だけに作られた実戦専用の格闘技だ。戦いうづけなければならなかった、身を守らなければならなかったユダヤ人、イスラエルが生んだ文化背景を反映した格闘技術だと言える。

イスラエル

イスラエルというのはデリケートな問題でもある。現代でも反ユダヤ感情は世界中にあり、歴史的にも第二次世界大戦ホロコーストが起きた。更に皮肉なことに現代ヨーロッパでもっとも反ユダヤ感情が強いのは実はドイツではなくフランスである。

ユダヤ教の伝統的な衣装でフランスの街を歩いた映像があるがこれがとにかく罵声を浴びること浴びる事。反シオニズムは今も根深い問題なのである。

また日本ともかかわりが深い国だ。一般的に日本ではユダヤ人はIQが高い人々としてリスペクトされ教育熱心だと言われている。教育で培った物は奪われないというユダヤ人の伝統的な価値観がそこにはある。同じく教区熱心な日本人が彼らをリスペクトするのは必然と言える。更にユダヤ人側から見れば杉原千畝という事例もある。ドイツと同盟国だったことを彼らはどう思っているかわからないが少なくとも杉原千畝に関してはイスラエル政府から勲章をもらっているように評価されてはいる。

現代の日本、イスラエル関係に関してはそれほど関係が深いとは言えない。

しかしイスラエルのポテンシャルを考えたときに彼らの存在というのは無視できない存在なのではないだろうか。中東との関係もありつかず離れずの関係でここまでやってきたがその関係に大きな変化がもしかした今後起こりうるかもしれない。その時はこの不思議な軍事大国に注目が再び集まるだろう。