elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

FIFAという最高のサッカーゲーム

最近はサッカーゲームも本当に発展してきてサッカーを見慣れてない人がパッと見ると本当のサッカーをやっているかのように見えるというのはよくあるあるだ。

グラフィックでは劣ると言われていたFIFAも最近ではウイイレに追い付いてきており、むしろ選手の3Dスキャンをやっていたり実際の動きのモーションデータをとったりしてリアルに近づけようとしている。

ルーニーが植毛をしたら次回からその植毛が再現されたというほどリアルなサッカーを再現することに徹底している。

 

自分はこのEA FIFAシリーズをやってかれこれもう5年ほどになる。サッカーゲームファンの中ではまだ浅い経歴だけどももう数年やり続けるほどはまっているしこれからもやっていくことは間違いない。

FIFA12をやったのが最初でその前年は3DSウイニングイレブンをやっていた。当時テレビゲームを持っていなかったというのもあって携帯ゲーム機でできるウイニングイレブンから始めたらドはまりして、PCでもできることを知ってFIFA12を買った。

その後身内がPS3を持っていたのでウイニングイレブン2013をやったがそれでももうウイイレに戻ることはできなかった。

FIFAのドリブルの質は高くドリブルが好きな自分にとってウイイレのドリブルはひたすらカクカクしていたしシュートもボールをシュートしたという気がしない。

よく言われるがウイイレからFIFAに移行することは多いがその逆はないということ。自分自身もまさにウイイレからの転向組である。

ウイニングイレブンは「ウイイレというゲーム」であり、FIFAサッカーゲームであるという事もよく言われる。

 

ただそもそも自分はFIFAサッカーゲームをしたことが無い人にやってほしいなと思っている。サッカーが少しでも好きならばFIFA程面白いゲームはない。FIFAをやったことがないけどサッカーはやっているという親戚の子供がいてその子供にFIFAをやらせたらあっという間にはまった。

しかもすでにサッカーセンスがあるから要領をつかむとすぐに上手くなった。

さらにサッカーのルールや内容をよくわかってないけどなんとなく代表戦は見る、ワールドカップは見るという人にもお勧めで一度FIFAをやると自然にサッカーの本質が見えてくる。そうすると現実のサッカーの試合を見ても「ここにパスを出せばいい」「ここのスペース使えるな」という事が見えてくるし、よくいわれるのがオフサイドを一番理解できるのはサッカーゲームだという事。サッカーゲームをやればオフサイドは感覚で理解できるようになる。

もちろん現実のサッカーと全てが一緒ではないが通じる部分はやはりあるし、初心者の内はむしろサッカーゲームのほうがサッカー観戦よりも楽しかったりする。サッカーの普及という意味でもFIFAは有効な手段なのではないかと思う。

 

自分がサッカーゲームをやり始めた当初はとにかく代表チームを使いまくっていた。ワールドカップが待ちきれないので自分でワールドカップを再現して日本代表を無理やり優勝させるなどのオリジナルプレーをしていたり、マイナーな国を強くしてみたりしていた。強豪国をもっと増やしたかったからオリジナルで強化するというやり方だ。

 

たとえばセルビア代表を仮想ユーゴスラビア代表にして能力値を上げたり、ロシア代表をもしソ連が今も続いていたらという設定でソ連代表にして強化したり、日本代表を3,4年後の日本代表という設定にして選手の能力を上げたりして本大会を再現使用していた。こういう設定もゲームの世界では自由自在である。

最近ではクラブチーム主体でやることが多く。好きな選手を好きなクラブに移籍させたりしてオリジナル要素で楽しむことが多い。特に今弱くなったACミランを全盛期のACミランという設定でビッグクラブから有名選手を連れてきたりして、ライバルのインテルにも凄い選手を入れたりしてオリジナルミラノダービーを作ったりすることもある。

 

またFIFAにはオンライン対戦や、選手として成長していくモードも存在するしカードを集めるモードもある。オンライン対戦と、CPUとの対戦がほとんどでそれ以外の機能はほとんど使ったことが無いが様々な遊び方も用意されているのがこのゲームの面白いところでもある。

更に最大のメリットは世界的に競技人口がかなり多い事でもある。有名選手もやっているし、日本でも最近FIFAユーザーは増えてきている。これからひょっとしたら世界的な競技になっていく可能性もあるし、FPSのようなプロ化も起こるかもしれない。

Eサッカー選手やEフットボールリーグというのが今後新しいトレンドになるかもしれない。

 

実際サッカーをやるとなると場所も道具も必要で、体力も必要。さらにやる相手という人脈も必要。食費維持のためのお金も必要で、通常食費を節約している人にとってわりと食費が増えることは負担だったりする。技術だけ練習しても体力が追い付いていなければならないし当然ながら肉体年齢というのは衰えていくし怪我のリスクもある。

サッカーをする場所そのものもなく、有料のフットサルコートに行かないといけなかったりする。土地がある田舎ではやる相手がおらず、やる相手がいる都会では土地がないというのが現実にサッカーをやる上で最大のジレンマでもある。更にそういったどこかのチームに所属してやる場合経験者が上手くてレベルについていけないこともある。高校サッカー経験者は弱小高校のベンチですら一般から見れば途方もなく凄い。一人で気楽にしようとおもったらリフティング練習や妄想ドリブルぐらいしかない。

 

更にユニフォーム代やスパイク代、飲料水代も必要だしフィジカル維持のための食費も必要になってくる。しかも多くの人が学校や仕事などで忙しい中サッカーをしていたら翌日に響く。

結局本気でサッカーをしようと思えばいろいろな負担が大きいし必要なものも多い。

そしてそういう負担がほとんどないのがサッカーゲームでもある。案外サッカーをリアルにしようと思えば大変な事って多いし誰でもその条件が揃えられるわけじゃない。元々体力がない人間にとっては走力を維持するだけでもものすごくエネルギーが必要だし、夏場にサッカーをやるととにかく飲み物が必要で仕方ないし人間関係もある。

 

もう少し日本でストリートサッカーが根付いていればそこらへんでサッカーをするという事が可能だが、日本ではほとんどがどこかに所属したりサークルにはいったりしないとサッカーができない。そうなると経験者が集まっていて初心者には難しい。

本当にガチの初心者だけが集まるサッカー環境というのはないし、公園で身内で即興でやるサッカーなども自分は前はやっていたけど今は環境が変わってほとんどその機会がない。そういうときに改めてこんな簡単にサッカーした気分になれるFIFAって楽だしありがたいなぁと思った。それに今更自分が本気でサッカーをやったところで何物にもなれない。限界がたかが知れてる。

 

でもFIFAだったら定期的に大会があるし、日本でユーザーが増えればこれからさらに大会も増えていくしオフ会のようなもので大会を開くこともできる。

将来的にそういう場所に参加することを主眼にやっていくという希望も湧いてくる。誰もが本格的なサッカー経験があるわけじゃない中で、FIFAというのは今後新しいサッカーに親しむきっかけやスタイルになっていくのではないだろうか。