elken’s blog

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本田圭佑には絶対にスペインに移籍してほしい

はたして本田圭佑の次の移籍先はどこになるだろうか。

今この報道で最も取りざたされているのがスペインリーグへの移籍である。

これまでアメリカMLS行きやJリーグ復帰が有力視されてきたが、ここにきて本田本人が欧州に拘る姿勢を見せているとの報道がされており水面下で何とか欧州での所属先を見つけようとしているようである。

 

その中でも以前から本田が興味を示していたリーガ・エスパニョーラ1部のクラブは今最も可能性が高い噂として語られている。本田圭佑の移籍話に慣れていたら案外こういう子とは決まらずに終わることを知っているし、ただCSKAモスクワからACミランへの移籍の時のように「フリーでの移籍」「スポンサー移籍」ということが組み合わさったときには期待以上の移籍が成立することも知っている。

今の所バンが有力視されているが、もしかしたらバレンシアへ移籍の可能性もあるんじゃないかとも自分は見ている。

 

受験で例えればAO入試のようなもので、実力で行けば本田圭佑は欧州以外のリーグが相応しいのだがサッカーの実力以外の面も本田圭佑は駆使するタイプである。

例えばバレンシアに持てる力を駆使して移籍したら、AO入試や推薦入試でMARCHあたりに滑り込むことに近い。結局受験が受かったもの勝ちなのと一緒で、移籍できたもの勝ちなのである。

AO入試でも推薦入試でもそれで受かって学歴という肩書が手に入れば世間は凄い人だと見てくれるし、スポンサー移籍でも所属クラブが有名ならば本田圭佑の引退後の活動の役に立ってくる。

 

チャンスがあって持っている能力をすべて駆使して結果を出すというのがサッカーの世界であり、逆オファーとかスポンサー移籍もやったもの勝ちでありすべてを駆使してかっこ悪くても結果を出すのが大事なのではないか。

決してかっこよく綺麗なやり方ではなくても、そうやってゴールを狙いに行く姿が本田の魅力でもある。

ギリギリスペイン1部のクラブに滑り込んで、戦う姿を個人的には物凄く見たい。その挑戦には凄く価値があると思うし、欧州にまだ拘ってると言うのを聞いて本田圭佑を見直した部分もある。

最近の本田はもうサッカー好きじゃないのかなと感じさせる部分があったり、どこかちょっと諦めてる部分もあるのかなと思っていたけど欧州でまだ戦う気があるならファンとしては凄く嬉しい。

個人的にも最近スペイン語を勉強しているため、本田がリーガエスパニョーラに所属するならば勉強の大きなモチベーションにもなるしいつか観戦しに行きたいとも思える。スペインに行く理由がもう一つできるしついでに柴崎当たりも1部に昇格してくれれば楽しみが増える。そんな個人的な事情に加えてやはり、一回はバルサと対戦する本田を見てみたいしもう一回レアル・マドリードと戦う姿もみて見たい。

 

本田と言えば世間的にはもう終わった選手扱いされてるが、レバンテでもバレンシアでも一花咲かせて手のひらを返させる姿をまだ期待している自分がいる。

ただバレンシアは今かなりボロボロらしく、名前だけで内実が酷いチームにはいったらACミラン時代の二の舞になる可能性もある。また選手個人の実力自体は非常にレベルが高いためスタメンで出られない可能性もある。

チームは上手く行ってないのに、選手のレベルだけはやたら高いチームというのはあってなかなかスタメンを奪えないことはサッカー界によくあるパターンだ。

逆にスペイン2部で独走して昇格を果たしたレバンテは組織としていいチームである可能性が高く、もしそこに奇跡的に滑り込めたら勢いに乗って来季のリーガ・エスパニョーラで旋風を巻き起こすチームの一員になれるかもしれない。

ほぼありえないことは百も承知だが、バレンシアを立て直して英雄になるパターンも見たいし、昇格クラブの勢いに乗って旋風巻き起こすレスター岡崎パターンも見てみたい。

 

仮にバレンシアを立て直したらACミラン時代の汚名を返上する大きなチャンスになる一方で二の舞のリスクもある。そもそもファンですらバレンシア移籍は厳しいと思っている。

ただレバンテはあり得そうだしレバンテ側も国際的な人気に活路を見出したいという事情もあるらしく可能性は高い。正直スペインのチームは予算がないところが多いため、スポンサー移籍は日本人が想像している以上に彼らにとってありがたい移籍でもある。

 

ファンとしてもそれでスペインでプレーする本田を見ることができれば満足であるし、移籍したもの勝ち、そしてしがみついて最後笑って終えられれば勝ちは勝ち。

本田自身も「ワールドカップは1年前が全てと言っても過言ではない」と言っていたように、最後の1年質の高い1年を過ごすことがもっとも大事であり本戦で結果を出して重要なゴールを決めれば全てチャラになる。

確かにブラジルワールドカップ後の3年は素晴らしい物とは言えなかったがラスト1年真剣にやって結果出せばすべてが報われる。受験と一緒で1年生、2年生の頃に成績良くても最後受からなかったら駄目で、逆にそれまで成績良くなくても3年生になって本気でラストスパートかけて受かればもうそれで勝ちになる。

むしろ過程が良くて普段評判のいい選手ほど本番何も結果を出せなかったりするし、思わぬメンバーが活躍するのもワールドカップである。

今は潜伏期間であり本田圭佑逆襲はこれから始まろうとしている。

逆襲を狙う時の本田は強い、終わったと思われているこの「金狼」が来年サプライズを起こすかもしれない。