elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

自称Sexy Zone評論家が分析する他グループの現状

中島健人が語るように、ここ最近Sexy Zoneというグループがようやく世間に浸透して来たかなという印象を感じる。

今年の夏に24時間テレビを控え、今のセクゾはまさに坂の上の雲を目指して駆け上がっている状態なのかもしれない。

 

しかしそんなSexy Zoneがかつてメンバーが消滅しかけていたことは、今思えば考えられないような状況だった。

中には「今のセクシーゾーンは調子に乗っている」と考える人もいるかもしれないけど、聡マリが消えかけていた時代を知る一人としては、ここまで長かったという思いもある。

おそらくセクガルの方々、そしてもちろん男性ファンも含めて、今のSexy Zoneが本当に大変な時期を乗り越えてきたことを覚えているはずだ。

 

本当に松島聡とマリウス葉がグループにいなかったかのように扱われ、3人体制で別の路線を目指したほうが良いのではないかという時期があり、あの時に5人体制復活を懸命に求めていたファンの思いがようやく今報われようとしている。

『カラフル Eyes』で聡マリが戻ってきたときは思わず「おかえり」と思ったファンも多いのではないだろうか。

だからこそもし今のSexy Zoneが勢いがあると他グループの担当の方に思ってもらえるのであれば、それは本当に光栄なことで彼らの努力が嘘でなかったという証でもある。

 

そんなセクゾ担の自分から見てでは客観的に、他のグループがどう映っているかということも分析してみたい。

ジャニーズファンにとって他のグループやメンバーのファンがどう思っているかを知るというのは結構楽しい事であり、そして客観的な意見として参考になることもある。

普段から全てを見ているわけではないからこそ、現実的な視点を他グループのファンは持っていることが多い。自分自身、他G担の方々がどうSexy Zoneを見ているかについては非常に興味がある。

 

1:安定期に入っているグループ

・KinKi Kids

まず90年代にブレイクしたグループが今もこうして人気を維持していること自体が凄く、素直にキンキ担の熱量の凄さを感じる。

おそらくKinKi Kidsのファンは毎週『KinKi Kidsのブンブブーン』を見ることが習慣になっていて、「堂本兄弟のこの2人を見る時間が自分の幸せなんだよなぁ」と思っているに違いない。

なんだかんだで2人がずっと続けている事自体が奇跡で、Sexy Zoneファンとしては将来的に中島健人と菊池風磨のふまけんコンビまったりとした雰囲気でブンブブーンのような番組をやっていたらなと理想像のように考えることがある。

若かりし頃にまさに『硝子の少年』のように一時代を築き、『欲望のレイン』は中島と菊池がジュニア時代に担当させてもらった曲でもある。

 

堂本剛が聴覚の問題を乗り越え今こうして活動していることを考えると、KinKi Kidsにも大変な時期があったことがわかる。

ただとにかく、客観的に見ると「堂本兄弟の2人なんだかんだで楽しそうにやってるな」というのが第一印象で、これからもこの安心感のある組み合わせを見ていきたいと思う。

 

・TOKIO

とにかく「楽しそう」の一言に尽きる。

常識的に考えればこれからTOKIOが大ブレイクというわけにはいかないが、それはある意味「地元愛」のようなもので、TOKIO愛を持った人たちがマイルドヤンキー化しているグループだと言えそうだ。

地元でワイワイして楽しいならそれって十分幸せじゃんという感じのグループで、自分自身そんなTOKIOのマイヤン感が好きだったりする。ジャニーズの解散やメンバー脱退が相次ぐ時代に、鉄腕ダッシュで毎回メンバーが仕事であっても楽しそうにしてる感じを見れれば十分幸せだし、体育館でコンサートやっててもそれは何気ない日常の一コマとして安心感がある。

何気ない幸せが実は貴重な物であるということをTOKIOは体現しているのかもしれない。

 

・V6

「学校へ行こう」という番組が終了したのはもはや遥か昔の話で、このグループもこれから大きな目標に向かっていく時代ではない。

その一方で実は意外と若いファンが増えていたり、それぞれの活動が評価されたりして来ている。メンバーが年齢を重ねてからも活動の幅は広まるということを示していて、これからのジャニーズにとって新しいモデルや目標になる。

 

特にここ最近V6メンバーの結婚報告が相次いでいて、「既婚者が多いグループ」という印象を感じる。

もういっそのこと、既婚者であることを売りにして既婚者の女性層や男性層を対象にした方がいいのではないかとも思う。

例えば"いのっち"こと井ノ原快彦は完全にパパタレ化していて、ママタレ芸能人が多い時代にパパタレ芸能人の集まりとしてV6は可能性があるようのではないだろうか。

世間的にママタレというのは注目されがちだが、意外とパパタレはまだ注目されていないが潜在的に需要がある。

ジャニーズの結婚に対して夢が崩れるという意見は十分に理解できるが、V6がこれから生き残っていくには「パパタレ」ということが大きな強みになるだろう。

 

・NEWS

このグループもまた難しい過去を乗り越え現在安定期を迎えつつある。

もはや「余り者」しかいないと批判されていた絶望的な状況から、少ないメンバーで今のNEWSを築き上げたことは賞賛する以外に他無い。

「雑草魂」という言葉があれば、それはNEWSのために存在する。

主力メンバーが抜けた後必ずしも主役でない人々が雑草魂という反骨心を持って、今日までNEWSを維持し続けてきたこと自体が奇跡だ。

一度負けた人々にもまだ可能性があるという事を彼らは今日も証明し続けている。

 

2:伸び悩んでいるグループ

・Kis-My-Ft2

あくまで客観的な印象であり、グループの事情を鑑みていない意見になってしまうかもしれない。

正直なところ、かつてキスマイが持っていた「イキの良さ」は徐々に減衰し、これから安定期に向かうグループであるかのように思う。

玉森裕太が20代後半に入り、「藤北」の北山宏光と藤ヶ谷太輔が30代になり若手の頃のような勢いを取り戻せというほうが難しいかもしれない。

その一方で舞祭組の4人はガツガツとしていて精神的には若手の勢いがある。

Kis-My-Ft2の良さは何よりも粋がろうとしている姿勢そのものだ。

今だからこそ『Everybody Go』の頃のよう情熱を取り戻してほしいし、この時代のチャンピオンを掴んでNo.1になってもらいたい。

 

・ジャニーズWEST

実はというとセクゾ担としては非常にジャニーズWESTを恐れていた時期がある。

もしかしたら追い付かれるのではないかという危機感があったことを今では告白することができるが、当時は本当にWESTに追い抜かれるのではないかというプレッシャーに押しつぶされそうだった。

 

しかし中間淳太が「昔はテッペンとらないと思ってたけど今は違う」という趣旨の発言をしており、今日が楽しければそれでいいという雰囲気が漂い始めている。

煽るような形になってしまうが、ジャニーズWESTはSexy Zoneに噛みつき追い付こうとしているくらいがちょうどいい。

「おまえらもっとグイグイ来る感じの暑苦しい奴らじゃなかったんかい」と若干寂しげに思う自分としては、白旗宣言をするにはまだ早すぎるとジャニーズ発破をかけたい。

 

・Hey! Say! JUMP

今のジャンプを例えるならば首都陥落目前まで攻め込んだが、そこから更に深部に辿り着けなかったという印象だ。今のHey! Say! JUMPの勢いが良い事を否定するつもりは無い一方で、「もっといけるはずだった」というのが本音かもしれない。

あともう一発何かがあれば確実に世間を席巻できたかもしれないが、あと一つ何かが足りない。

 

逆にもはや「Sexy Zoneのライバル」だと公言しても良い段階にある。

ジャニーズ間のライバル意識を盛り上げていかないと活気づかないという事もあるので、Sexy Zoneにとっては今ようやくジャンプの後姿が見えたという状況に近い。

「大国」としてのHey! Say! JUMPを、「小国」のSexy Zoneが追いつめる展開がまさに今起ころうとしている。

Hey! Say! JUMPファンには「Sexy Zoneはまだそんなレベルじゃない」と思っていてもらいたいし、Sexy Zoneファンとしては絶対に追い付きたいレベルでもある。

なぜならSexy ZoneはアジアNo.1を目指すグループであり、必然的に越えなければならない壁だからだ。

 

3:困難に直面しているグループ

・SMAP

このグループを一言で表現するならば「分断国家」という表現が適切だろう。

最近草なぎ剛が韓国に数日間暮らすというドキュメント番組を見て、そこで朝鮮半島の分断の現実を改めて思い知った。

 

そしてその分断問題というのはまさに今のSMAPに当てはまるのではないかと感じた。

その番組で登場したのが「失郷民(シリャンミン)」という言葉だが、これはかつて北朝鮮で暮らしていたが朝鮮戦争によって韓国に住まざるをえなかった人々を指す。

同じ民族だった人々が別々の国で会えずに過ごす、それはまさしくSMAPとそのグループを愛する人々の姿に重なる。

北朝鮮と韓国のどちらに生きるか、そしてSMAPを脱退した側と残った側のどちらについていくのか、その複雑なジレンマは一致する。

 

・KAT-TUN

今更説明不要かもしれないがメンバーの半数が脱退した崩壊状態から、充電期間を乗り越えてようやく活動を再開した。

もはやKAT-TUNが全盛期のように世間を圧倒するようなことはあり得ないだろう。

それよりも重要なことは個々のメンバーが確実に活躍の範囲を広げることだ。

 

例えば亀梨和也は今や野球好きとして、野球ファンから支持されており、「カッメだけはジャニーズで認める」という男性も多い。

また上田竜也はボクシングへの情熱は本物であり、これから格闘技を活躍の舞台にできるかもしれない。

俳優の香川照之はその過剰なまでのボクシング熱を武器に、試合の実況まで務めるほどであり、「ジャニーズ界の香川照之」として上田竜也には十分な可能性があるように思う。

ボクシングのコラムを書いたり、副音声などで実況をすれば十分の活躍の場があるのではないだろうか。ボクシング界を救うつもりで香川照之と共に活躍していけば上田竜也の未来は明るいはずだ。

 

・関ジャニ∞

ここに来て主力メンバーの脱退という想定もしていなかった悲劇に見舞われたグループだ。

しかし自分は全く悲観していない、なぜなら一人が抜けたぐらいでこのグループがくたばるとは思えないからだろう。

 

関ジャニ、この関西の奴らはとにかくものすごく熱い、そして困難を何度も乗り越えてきたグループなので今更落ち込むことは無い。むしろ関ジャニの歴史は不遇という言葉に彩られている。

だからこそ今更この苦難ぐらいで打ち負かされるようなグループではないはずだ。

関ジャニ∞は強い、いくどとなく困難に打ち勝ちここまでやってきた彼らが今更この程度でくたばるはずがあるだろうか、いやない。

 

・嵐

SMAP解散以降、嵐に天下の時代が訪れるのではないかと期待していたが自分たちでその可能性をふいにしてしまった。正直、ジャニーズを引っ張っていくはずの嵐がここまで自分たちで問題を困難にしてしまったことに呆れるジャニーズファンは多いだろう。

「嵐、何やってんだよ」というのがジャニーズファン全体の本音だ。

 

4:夢に向かっていくグループ

・SixTONES

この6人は今Jrの中で一番やる気があり勢いがある。

最近ジャニーズがユーチューブチャンネルを開設したことが話題になっているけれども、いっそのこと「ユーチューバー集団」として世間に知られる存在になってほしい。

KAT-TUNの後継者になるというよりも、ジャニーズ初のユーチューバー軍団として世間を席巻するべきだ。熱いエネルギーに溢れているこの6人を応援せずにはいられない。

とにかく何でもいいからどんどん挑戦してほしいし、勢いだけでやりきっていく熱さを感じたい。

 

・HiHi Jets&東京B少年

ジャニーズらしさ、そしてフレッシュ感を感じるグループであり、東京オリンピックを目指す未来がある。

現段階では未知数、しかし大きな可能性と野心がある。

あらゆることができる年代でもあり、同時に変革を求められている年代でもある。

2020年代という新時代に向かいつつあるグループとして新しい価値観を打ち出してもらいたい。

 

もしかしたらまだあのグループについて語っていないという事があるかもしれないし、見当違いなことを言っているかもしれない。

しかし自分はとにかく「ジャニーズにもっと盛り上がってほしい!」ということが一番の新年であり、その情熱はそう簡単には誰にも負ける気が無い。

松岡修造が「もっと熱くなれよ!」というノリで、自分はジャニーズに熱すぎる情熱を期待したい。