elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

自称TWICE批評家が見る「What is Love?」感想

例のWhat is Love?が公開されてから、TWICEがこの曲で音楽番組に出演する機会も増えている。自分自身もう何度この曲を聴いたか覚えていないというほどで、もうすっかりこの曲に馴染んでいる。

 

この曲を一言で言えば「ジョンヨンペンのための曲」であり、ジョンヨンが好きな人にとってはたまらない曲かもしれない。

あとはミナの髪型がゆるふわな感じになっていて、ミナペンの方も喜んでいるのではないかなと勝手に予想している。

 

元々、初期のころのような若々しさを目指して作られたという事もありフレッシュ感は凄いし、アイドルらしい清楚のようなものがあり、リズミカルな部分もK-POPやTWICEらしい。

TIWCE恒例のダヒョンとチェヨンのラップもあり、どのメンバーが好きな人にとっても楽しめるのはさすがだと言える。

MVはジョンヨンのイケメンっぷりがヤバイし、様々な映画のパロディも含まれていて見ごたえがある。

 

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ただその一方で、どうしても過去の名曲と比べてしまうと「平均的」「及第点」といった印象を受ける。

確かにいい曲で実際何度も自分は聴いているが、じゃあ「TWICEの歴代最高はどの曲か」と聞かれたら多分「What is love?」は候補にも挙がらないだろう。

 

辛口になってしまうがやっぱりどうしても自分の中では「LIKEY」を見たときの衝撃に勝てる曲はまだ現れていない。

「TT」の切ない曲調や「うわはげ」の溢れ出るようなセンセーショナルな魅力にはどうしても及ばないと言わざるを得ない。

 

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もちろんこの曲は良い曲で、一番好きだという評価をする人もいるかもしれない。

単純に好みの問題なのでそこを否定するつもりは無いが、「もっとTWICEならできたかな」というのが正直な本音で、若干守りに入ったのではないかと勘繰ってしまう。

 

TWICEはもっと挑戦的になっても良いし、大胆な事をして欲しいという思いもある。

正直この曲を真似してみたいという人はそれほどいないのではないだろうか、ダンスを再現するならば他にもっと良い曲がある。

 

更に衣装が結構可愛い系アイドル寄りで、スタイリッシュなかっこよさは今回ちょっと抑え気味になっている。それはTWICEの良さとは若干違うような気もしてくるし、可愛いと言えば確かに可愛いで終わってしまう。

 

多分この曲を見て何かのブームになることはなく、振り返った時「TWICEの曲の中の一つ」というのが現実的な評価になっているだろう。

「TTポーズ」のような現象は、多分What is Love?からは生まれないだろうし、やや辛口かもしれないけれど「良くある感じ」だ。LIKEYのようにオリンピックの開幕式で流れるような曲でもない。

 

別の言い方をすれば、それは過去の曲があまりにも凄すぎたがゆえに、今求められるハードルがものすごく高くなっているという事でもある。

音楽をヒットさせるというのはとても難しい事であり、一度ヒット曲があったアーティストというのは絶対に過去と比べられる運命にある。

 

こうして辛口批評をしておきながら実際には何度も聴いているように、この曲自体は非常に良い仕上がりになっている。

ただ世の中のTWICEへの期待度はもっと大きい。

ONCEは過去にあまりにも素晴らしい曲を聴いて見てきたがゆえに、そう簡単な事では満足しないようになっているのかもしれない。

「What is Love?」は確かに凄く良い曲、だけどもっと良い曲が過去にある。

それだけ過去のTWICEが凄かったという事でもあるし、これから更に求められる基準は高くなっていく。偉大な過去を更新し続けることが求められるグループになったのがTWICEとも言える。

ただそこに追い付くことができるのがTWICEというグループであり、むしろ物語はこれからより華やかかつ面白い展開になっていくはずだ。